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LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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イギリス鉄道遅延の理由:冬の太陽がまぶしくて

2016.01.13
“We know that sometimes it seems that if it is not leaves on the line or snow on the track then it is some other weather issue. But actually glare this morning made it impossible for some drivers to see the full length of their train in their mirrors before leaving stations.

When this happens they have to get out and check to ensure everybody has got on or off the train safely before they can move. This can take a little more time but thankfully for all it doesn’t happen very often.”


 今朝の太陽光がまぶしくて、駅を離れる前の安全確認を、運転集が自席から鏡を使ってできなかった。そのような時は、運転手席から外に出て列車の安全確認をしなければならず、その為に遅延が生じた。

Wrong kind of sunlight delays Southeastern trains in London
http://www.theguardian.com/uk-news/2016/jan/12/wrong-kind-of-sunlight-delays-southeastern-trains-london

 記事の最後の説明は、安全確認の視点からは当然のこと。また、この時期のロンドン(そしてイギリス)で、晴れた日の早朝の陽光はとてもまぶしい。更に、一冬、イギリス人家庭で暮らしたことがあれば経験している人が多いはずなことは、一般家庭内の電灯の暗さ。ずっと以前聞いた話は、イギリスでは明るい電灯のもとで本を読むと目が悪くなるといわれるとか。

 しかし、そのような環境の差を差し引いても、冬の朝の太陽の位置が低いことは、昨日になって初めて判ったことではない。また、プラットホームに運転手に安全を知らせる他の職員は居なかったのか?

 日本に里帰りしていて、日本で経験した不満を家族、友人達にぶちまけたが、それでもイギリスの方が更にその上を行っているのだろうかと。

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Comment

- ハマちゃん

プラットホームに人を置けるだけの予算が無いのではないでしょうか。
冬の当地は太陽の位置が常に低く、常に眩しい(晴れていれば)状態で
その中で運転する自分には、これ、凄くよく分かります。
2016.01.19 Tue 10:28 URL [ Edit ]

- 守屋

ハマちゃん さん

 だから労働組合はストを行使して、利益追求のためだけに安全策を犠牲にして人員削減を強行する会社に、抵抗しているんです。

 ストがあると、労働組合はストライキで社会に無用な混乱をもたらすと非難されます。でも、労働組合が声を上げなければ、このよう安全維持策は利潤追求の御旗の下では足蹴にされ、結果、鉄道の利用者が被害を被ることになりかねないと。
2016.01.19 Tue 15:02 URL [ Edit ]

- ハマちゃん

自分が鉄道ストに巻き込まれる状況というのが殆ど無いので、深く考えたことが無かったのですが、全くその通りですね。
だけど、運賃は日本と比べるともの凄く割高に感じるんですが、その収益は一体何に使われてるんですかね、安全維持策には回されないのだとしたら…?
2016.01.19 Tue 17:09 URL [ Edit ]

- 守屋

ハマちゃん さん

 株主様への還元と、役員達の自己誉めボーナス(人件費をターゲットに合う形で大幅に削減したからとか)に費やされるのだと思います。
2016.01.19 Tue 21:50 URL [ Edit ]

- ハマちゃん

そんなに、長期的視点が持てないものなのか。
事故が起こり安全対策が疎かだったとなれば株主に見放されるのに。
ま、トップは金貰えてトンズラするのか。
2016.01.20 Wed 06:34 URL [ Edit ]

- 守屋

ハマちゃん さん

 到達すべき「ターゲット」を否定はしないです。でも、「人件費を大幅に下げた」からとか、「支出をこれだけ切り下げた」、だからご褒美のボーナスを手にするのは当然という「必要な支出を抑えたことへの「ターゲット至上主義」がまかり通る間は、何も変わらないと思います。
2016.01.20 Wed 07:00 URL [ Edit ]

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