LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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未分類の記事一覧

揺れ動いた2017年

2017.12.25
TheQueen25thDec2017.jpg

恒例、エリザベス女王によるクリスマス・メッセイジが流れた。


https://www.youtube.com/watch?v=IjTBcqpl2kc

Queen pays tribute to Grenfell Tower survivors in Christmas speech
https://www.theguardian.com/politics/2017/dec/25/queen-pays-tribute-to-grenfell-tower-survivors-in-christmas-speech

Meghan Markle joins royal family for Christmas Day service
https://www.theguardian.com/uk-news/2017/dec/25/meghan-markle-joins-royal-family-for-christmas-day-service

 政治家が政治家として機能しなかった2017年、イギリスに限っては、エリザベス女王の存在感が増したように思う。しかし、それでも社会の安定には程遠い。2018年、イギリス、日本、そして世界はどこへ向かうのだろう。

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原 寿雄さん、逝去

2017.12.06
スクリーンショット 2017-12-06 9.15.44

元共同通信編集主幹の原氏が死去
https://this.kiji.is/311029589377893473?c=39546741839462401

原寿雄さん死去 ジャーナリスト、元共同通信編集主幹
http://www.asahi.com/articles/ASKD65KFMKD6UTIL039.html

 隣の部屋で仕事して居た時、近いけど、遠い存在だった。近寄りがたいということではない。多弁な人ではなかったように記憶してるいるが、話を聞くのはとても面白かった。

 ご冥福を祈ります。

署名の締め切りが11月7日に

2017.11.02
[追記:11月5日]
目標が200、000人に増えたが、当初の150、000人には到達できたようだ。何かが変わることを願う。

スクリーンショット 2017-11-02 6.23.26

現在、イングランドでの犯罪者の更生について学んでいる(これについての質問は一切受け付けない)。座間の事件、相模原の犯罪についても思うことがあるのと同じく、猫を虐待したこの容疑者に適切な判断・更生が下されるために、ぜひ、署名をお願いします。

 2017年11月2日現在、必要なのは、5000署名です。

https://www.change.org/p/imprisonment-sentence-to-animal-abusers-who-pour-boiling-water-and-burn-to-death

動物を無差別に虐待する者には厳罰を

2017.10.13
[追記2:2017年10月28日]
https://www.change.org/p/imprisonment-sentence-to-animal-abusers-who-pour-boiling-water-and-burn-to-death
目標まで、あと8000人の署名!!!


[追記:2017年10月23日]
あと、12000人の署名が必要!!!

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https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/37360195950/in/dateposted/

この猫の表情を忘れることができず、この数日、怒りと悲しみでほとんど眠れていない。

大矢誠裁判へ紙の署名で「実刑を!」嘆願書~拡散希望
http://nekonihikare.blog97.fc2.com/blog-entry-1612.html

埼玉県、猫虐待事件を描いた映像 静かな物語から伝わる悲惨さ
https://grapee.jp/402005

 普段、このようなオンライン嘆願の効果には疑問を感じている。しかし、この、猫たちへの残虐行為をした人物が、ほぼ全く罰せられないかもしれないことに、黙ってなどいられない。

日本語版
https://www.change.org/p/%E7%8C%AB%E3%81%AB%E7%86%B1%E6%B9%AF%E3%82%92%E3%81%8B%E3%81%91-%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%81%A7%E7%84%BC%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%97%E3%81%A6%E8%99%90%E5%BE%85%E6%AD%BB%E3%81%95%E3%81%9B%E3%81%9F-%E5%A4%A7%E7%9F%A2%E8%AA%A0%E5%AE%B9%E7%96%91%E8%80%85%E3%82%92%E5%AE%9F%E5%88%91%E5%88%A4%E6%B1%BA%E3%81%AB

English
https://www.change.org/p/imprisonment-sentence-to-animal-abusers-who-pour-boiling-water-and-burn-to-death

 僕個人の専門領域(イギリス国内で他の日本人がいるか不明)がシフトしていることもあるので、この「犯罪者」のリスク・アセスメントは絶対にやらなければならないと確信する。動物たちへの危険だけではない、地域への危険をはらんでいる。

 意味をなさないこととわかっていても、殺された猫たちを助けられなかったことが、悔しい。とても、悔しい。

ブログの更新について

2017.08.21
書く必要はないと思ったのだが、幾人かの読んでくださっている人から心配いただくメイルが届いたので。ありがとうございます。

 ブログを始めて10年。飽きたわけではない。ただ、僕が書く必要があるのだろうかと思うことが最近ある。特に、2016年の国民投票以降のイギリスは、多くのことで目立つ存在になっているからだろう、BBCやニューズ・ウィークなどが日本語へ翻訳する報道の本数、種類、そして速度が格段に向上している。そのようなメディアに張り合うつもりは全くないし、また、後追いするようなことを書く必要を感じない。

 もう一つ、傲慢と捉えられても良いと思っているのは、僕は議論をふっかけられるために、誰ともわからない、僕が書いていることを理解する意思が希薄と感じられる人の遊び場を提供したくない。スパム・メイルは全く来ない。代わりに、不愉快、もしくは理不尽なメイルは頻繁に届いている。僕自身の衰退する日本語を棚に上げてまで言いたいことは、「しかし」、「でも」、「ていうか」、「てか」等の否定で始まる日本語を、自分の「場」でどうして読まなければならないのか。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-2799.html

 数ヶ月前、NHSからは引退した、Cognitive Analytic Therapyのヴェテラン・セラピストの女性と話す機会があった。彼女いわく、「私は30年前に、診療の場だけでなく、日常生活でもbutをできるだけ使わないように決めたのよ。とても難しいことです。30年経ってもまだ、気をぬくとbutを使ってしまうのよ」。

 CBTの診療の中で、気づいていない(もしくは気づきたくない)、患者の生活に密着する二つの矛盾を「and」でつなげることによって、その矛盾を浮かび上がらせるという段階がある。

 どちらも普通の単語だが、コミュニケイションにもたらす影響は大きい。

 自分が何をブログに書きたいのかはわかっているので、ゆっくりペイスを上げていくつもり。コメントを受け付けないポストは増えるかもしれない。

歩きスマフォは殺人予備罪にすべきだ

2017.07.18
No call or text is worth your life. #ItCanWait

https://www.youtube.com/watch?v=8crvXJJNxbQ

 最近、日によっては10キロ以上歩くことがある。通行人の8割がスマフォをいじりながら歩いている。

 歩きスマフォしていて勝手に怪我する連中のことなど何とも思わない。しかし、この愚かどもたちがスマフォに夢中になって周囲を見ることができずに、視覚障害者、歩行に困難がある人、お年寄り、乳幼児を連れた家族づれに突っ込み、突っ込まれた人々の命がその愚かどもに奪われたら、それは殺人。事故ではない、殺人

 言い訳、言い逃れは、無し。最低でも、執行猶予なしで10年の刑期にするべきだ。

二都物語:東京、ロンドン from the point of Monocle

2017.06.30
今日、ポストされた渋谷陽一さんのブログ。

英情報誌「モノクル」が選ぶ世界の住み良い都市ランキングで、東京が3年連続で1位に。
https://rockinon.com/blog/shibuya/163072

 先週の土曜日、ウィークエンドFTに掲載された、モノクル編集長のコラム。

Why Tokyo’s tourism boom is a barometer for Europe’s health
https://www.ft.com/content/2a9ef780-5724-11e7-80b6-9bfa4c1f83d2

While Tokyo is a regular stop on my travels and I’m used to the sense of security, I must admit I felt a sense of relief when I arrived on Wednesday. Where my behaviour in London or Paris or Munich is to scan my surroundings and pay attention to possible escapes, I walked out of Haneda without a worry. Within hours I could feel my shoulders had dropped to a more relaxed level, and once on the streets of Shibuya I felt “old school” — without that nagging “what if someone blows themselves up in front of me” feeling. In short “normal” versus “new normal”.

Back in Europe’s capitals, it does not look set to be a summer of record room rates for hotels. Just as Tokyo and Japan in general suffered after the earthquake and tsunami of 2011 as business people and their families relocated and tourists stayed away, the same story risks playing out in Europe’s hospitality and travel industry — or at least such is the perspective from east Asia.

Japanese carriers are looking at redeploying aircraft and focusing on Asia and North America as bookings slow to Europe. “It’s over for the Japanese when it comes to Europe. You can really forget it for the next couple of seasons,” said the public relations executive. “Some of it is fuelled by the travel agencies but there’s also the issue that companies are putting blanket travel bans of visits to Europe. If you’re an airline and you rely on 10 to 12 Japanese corporates to fill your planes, it means a definite downsizing of aircraft or reduction of frequency.”

The Tokyo bounceback, despite the threat of earthquakes, is a reminder that cities with the right spirit can stage a speedy recovery. Europe’s cities will in time surely bounce back. But while Europe’s leaders have spent a lot of time talking about how “the terrorists aren’t winning”, in terms of visitor numbers from specific markets, it may in the short term prove easy to argue otherwise.


 この人のコラム、今回のようにツボにハマると面白いの。しかし、大体は僕の生活からはかけ離れた豪華な社会のことや、「このレストランは秘密にしておこう」という感じでマニュピレイトな印象を持つことの方が多い。

 先週のコラムに書かれているように、恐れはしないが外出の際に気が抜けない、というのはとても共感する。テロに巻き込まれるなんてこと、毎日起きているわけではないとわかっていても、「あの角を曲がったら、何か起きるのかな」という無意識の気構えは常にある。

 日本の政治家は、「テロが起きたら」と国民の恐怖心を煽ることに腐心しているようだが、起きていない。日本の体面を気にするのであれば、原発を全廃することが海外から日本を訪れる観光客の恐怖心を減らすことになるだろう。

 ランキングは、日本では今でも公共の施設内で喫煙できることを考慮していないと確信する。でなければ、東京が1位なんてことはありえない。

UK heart disease deaths fall by over 20% since indoor smoking ban
https://www.theguardian.com/society/2017/jun/25/uk-heart-disease-deaths-fall-by-over-20-since-indoor-smoking-ban

休息を取る消防士:イギリスと日本の差

2017.06.15
LondonFireFighters.jpeg

24時間以上もかかった消火作業の合間に交代で休息を取る、ロンドンの消防士たち。誰が、彼らを非難できよう。日本だけは、非難が出てくるのだろう。

消防士を悩ませる過度なクレーム スーパーへの駐車で苦情など
http://news.livedoor.com/article/detail/13004667/

消防士(消防団員)が消防車でうどん店に立ち寄り注意される事案が発生 ネットでは苦情に批判殺到
https://matome.naver.jp/odai/2149319041083821501

ロンドンにおける、安全対策強化の一例:ロイヤル・オペラ・ハウス

2017.05.24
As you will soon be attending a performance or event at the Royal Opera House we would like to draw your attention to some changes to our security measures in light of the tragic events in Manchester and the raised UK security threat level.

You will notice an increased security presence at the Royal Opera House and we will take time to search all bags on entry. You can help us to make sure that this has as little impact on your visit as possible by doing the following:

Please plan your journey and arrive as early as possible

Please avoid bringing any bags with you

If a bag is absolutely necessary, no bag larger than a small handbag please

If you do have large bags, we kindly ask you to make alternative arrangements for their storage

Please be patient with our staff as they check you into the building

Your safety is paramount to us and your understanding greatly appreciated as we go through this difficult time.

We look forward to seeing you at the Royal Opera House for what will still be a wonderful experience.

Yours sincerely

Alex Beard CBE

Chief Executive


 暖かくなってきているので、大きな鞄を持ち込む必要は避けられるだろうから、所持品は最小限で。セキュリティ・チェックで揉め事になると、チケットを持っていてもロイヤル・オペラ・ハウスは入場を拒否できることを忘れずに。

ロンドン・テロのあとのイギリス出入国時の注意事項

2017.03.22
現在、イギリス時間2017年3月22日、午後7時。

 今日の午後に起きた、ロンドンでのテロ事件(ほぼテロで確定)により、警察官一人と民間人2人が犠牲になっている模様。

[注意:記事の冒頭の映像には事件現場の場面がある。大きな衝撃を受ける人が居るかもしれないので、観る時は他の人と一緒に観るようにして欲しい]

Parliament attack: police hunt for clues after five dead in 'sick and depraved' incident
https://www.theguardian.com/uk-news/2017/mar/22/parliament-attack-police-officer-four-dead-westminster

 事件の解明はこれから。春休みを利用してこれからイギリスへ来られる予定の皆さんへ、入国時、そして日本への帰国時に注意をしておいた方が良いであろうことを幾つか。

 まず、イギリスでの滞在先の情報は、必ず家族、もしくは勤務先に伝えておくこと。普段であれば、個人の休暇の予定を勤務先に伝えることにまで僕は踏み込まないが、このような状況では何かが起きてから消息をつかめない状況は避けるべき。

 イギリスへの飛行機が日本からの直行便、もしくはヨーロッパ各国を経由してではない場合、空港でのセキュリティ・チェックに時間がかかる可能性が大きい。

UK bans laptops and tablets on flights from six Middle East countries
https://www.theguardian.com/world/2017/mar/21/uk-set-to-ban-laptops-on-flights-from-middle-east-countries

Nothing larger than smartphone allowed in cabins on planes from Turkey, Lebanon, Jordan, Egypt, Tunisia and Saudi Arabia

 日本からの経由便で考えられるのは、トルコとサウディ・アラビアからだろうか。これらの国からの経由便でイギリスへ入国するとき、パスポート・コントロールで不信を引きつけるような言動は避ける。

 入国の理由は、「観光」。たとえ日本人観光客でも、「友人に会うため」は、特に現状では決して言わない。

 とりわけロンドン市内では、混雑する場所は極力避ける。また、大きな荷物を持って出歩かない方が良いだろう。道に迷ったら、できるだけ警察官を探して彼らに尋ねる。警察官は通常2人組でパトロールしている。

 出国時、直行便、経由便どちらも普段よりも余裕を持って空港に向かう方が良いだろう。手荷物検査の超混雑は想像に難くない。また、今更だが、手荷物には飛行機内で使う必要のない物は入れない。

 大切なのは、日本を出発する前に、旅行代理店、航空会社、外務省に注意事項を確認しておく。

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