LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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07/Jul/2005の記事一覧

その後のロンドン(エリア限定ですが)

2005.07.11
昨日、本日とロンドンは晴天に恵まれ、夕焼けが本当に美しいです。木曜日に起きたことが、現実であったことを忘れそうなほどです。

 日常生活は徐々に元に戻りつつあるようです。エリザベス女王のメッセージをはじめ多くの方が言っているように「テロに屈しない為にも、普段の生活を続ける」、そんな感じです。
 ただ、地下鉄の復旧のめどが立っていないのは、厳しいです。こちらで暮らしている皆さんにも、同じく旅行者の皆さんにとっても大変だと思います。今日(7月10日)現在、サークル・ラインは全面運休、ロンドン東のリヴァプール・ストリート駅からゾーン1の北側を通ってロンドンの西、パディントン駅に行くハマースミス&シティ・ラインもその間で運休。更に、トンネルの損傷が激しくて作業が難航しているらしいピカデリー・ラインは、ゾーン1内の路線の復旧は全くめどが立っていないようです。サークル・ラインの運休がこんなにも不便だったなんて。二度と、「サークル・ラインなんかいらない」、なんて言いません。
 他の地下鉄はきちんと走っていますし、被害から逃れたロンドン南部ではさほどの不便はないようです。が、旅行者の観点から考えると、とても不便なことになっています。何故か?ヒースロー空港に行くための交通機関に到達するのが困難になっているんです。
 ヒースロー・エキスプレスに乗る為には、パディントン駅まで行かなければなりません。現在、パディントン駅に通常通りに乗り入れている地下鉄はベーカールー・ラインのみ。ロンドン中心部の高級ホテルに宿泊しているのであればさほどの問題ではないですが、ロンドン東部のホテルに宿泊していると、今の所パディントン駅に到達する為にはタクシーか、バスを乗り継ぐしか有りません。ヒースローへの利便性からピカデリー・ライン沿い、特にロンドン北東部に宿泊していようものなら、そのためには、これまたバスを乗り継いでなんとかハイド・パーク・コーナー駅(ここら通常運転)までたどり着く必要があります。
 暮らしているのであれば、バスの乗り継ぎはさほど難しくないでしょう。土曜日にハロッズにお土産を買いに行ったときも帰りは、まず82番に乗ってベーカー・ストリートまで、そこから205番か30番に乗り換えて、で、エンジェルで56番か4番だな、と。5年も暮らせば、です。旅行で来られている方には難しいでしょう。金曜日にフラットに戻る途中、ユーストン駅のそばのバス停で乗り継ぎを待っていたとき、女性二人が疲れきった感じで歩いていたので、道に迷ったのか尋ねたらパディントン駅までの行き方が判らない、と。
 地下鉄をあてにしていた皆さんには、この状況は大変だと思います。なので、皆さんの周りで、この夏ロンドンに来られる予定の方、バスの乗り継ぎ方法をしっかりシミュレイションしたほうがいいかもしれません。それと、時間は掛かります。

 脅すようですが。土曜日に、メトロポリタン・ラインに乗っていたとき、ファリンドン駅で突然作業服に身を固めた地下鉄職員の皆さんがどっと乗り込んできました。緊急ではなくて、この状況における通常の巡回だったようです。が、「そこからどいてください」、といわれ今まで自分が座っていた座席を引っ剥がして色々みているのを間近に見ていたら心臓がバクバクしてしまいました。

 目下の悩みは、木曜日、どうやってヒースローに到達するか?
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くぐり抜けました

2005.07.09
親愛なる皆さん

 おはようございます。皆さんからのメール、更に電話、本当にありがとうございます。嬉しかったです。

 昨年のマドリードでのテロが他人事のようだったので、ロンドンではこんなこと起こらないと思っていました。亡くなられた方、愛する家族を突然このような暴力で失った皆さんのことを思うといたたまれません。

 月曜、木曜、金曜日に仕事(パート・タイム)をしている所は、西行きのサークル・ラインが爆発されたEdgware Road駅から徒歩2分。9時半からなので、元会社で働いていたとき同様、遅くとも10分前には到着しているようにしているので、駅にはいつもその西行きのサークル・ラインかハマースミス・ラインで9時15分には着くようにしています。
 が、7日の朝は、以前お世話になった(今でもお世話になっています)友人から日本に帰る前に朝ご飯でも、と言うことでいつもより1時間早く駅に到着していました。ありがちな「もしも」の話ですが、友人のところで朝ご飯を食べることになって居なかったら、巻き込まれていたのかな、と。
 でも、実際このことに気付いたのはもっと後。仕事先で聞いていたラジオのニュースが時間を追うごとに緊迫したものになってきたので、10時4分に朝食をご馳走してくれた友人にメッセージを残し安否を確認。その直後にその友人から携帯電話にメッセージが入ったので、かけなおそうとしたら、既に携帯電話はオーヴァー・フローで、通常の通話はできなくなっていました。緊急時の連絡の困難さを経験したのは初めてです。
 そうこうしているうちに、通話は出来なくても、テキスト・メッセージは送れる事が判ったので、次々に友人関係に送信。特に、ロンドン大学に留学中の元同僚が住んでいる寮が、バスが爆発したラッセル・スクウェアその場所。で、東京の家族に電話したら、日本でもロンドンで何かが起きていると大きく報道されていると。ふと、仕事先の前を通っているエッジウェア・ロード駅とパディントン駅を結ぶ主要道路に目を向けると、普段は一方通行の道路が双方向になり、更に溢れんばかりの多勢の人が歩いているのみて、「何かがおかしい」、と。
 あとは、皆さんもご存知のとおりです。パトカー、救急車がひっきりなしに走り、ヘリコプターが飛び交い。地下鉄は全線封鎖、鉄道の主要な駅も、多分ロンドン・ブリッジ駅以外は午後半ばまで閉鎖され、また、ロンドン市内に入ろうとする車の流れも遮断されたようです。バスは夕方になって復旧しましたが、地下鉄は復旧のめどが立っておらず、歩いて帰ることも考えました。が、丁度その帰るルートが、爆発が起きた駅やエリアのそばを通るのが最短ルート。更に、夕刊紙でエッジウェア・ロード駅で爆弾が破裂した時間(午前9時17分)が自分のいつもの通勤時間ということを知り、血だらけの男性が呆然とその駅の前に立ち尽くす写真を見たら、流石に気が怯んでしまいました。そこに友人から連絡があって、今日は泊まっていきなさい、と。徒歩で1時間半くらいだとはいえ、こんな状況でロンドン中心部、且つ爆発があった西の端から、爆弾騒ぎの中心地のそばにあるフラット(本当に近いんです)に帰るなんてとんでもない、と。ということでご好意に甘え、返事が遅くなりました。
 いつも、無神論者(Agnostic)といっていますし、そのスタンスに変わりはないです。が、今回初めて、feeling as if somethone lets me live、という感じです。こちらでもよく言われていますが、テロに屈しない為にも、we must not stop our life.

 一日経って思うんですが、憎しみは平和をもたらさないですね。だって、今、自分がテロリストに対して本当に憎いと思っていますから。

 再びですが、皆さんからの多くのメール、電話、本当にありがとうございました。本来なら、一通一通きちんと返事を書くべきなのは重々承知していますが、とりあえず無事なことだけを。
 来週、東京に帰った折、またお世話になります。

 ありがとうございました。
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