LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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Royal Balletの記事一覧

ロイヤル・バレエ:アシュトン・トリプル・ビル

2017.06.09
Yanowsky and Sir Dowell
(ヤナウスキィとアンソニィ・ダウエル)

6月7日、サドラーズでスコティッシュ・バレエによるプレルジョカージュのバレエがあったから、バレエ・ファンはどちらへ行こうか煩悶したかもしれない。ロイヤル・バレエのプリンシパル、ゼナイダ・ヤナウスキィのロイヤル・バレエからの引退公演を観た。

The Dream / Symphonic Variations / Marguerite and Armand
http://www.roh.org.uk/mixed-programmes/the-dream-symphonic-variations-marguerite-and-armand

Frederick Ashton was Founder Choreographer of The Royal Ballet. His works define the English style of ballet – characterized most notably by precise, fleet footwork, sensuous épaulement (the way the shoulders are held) and gorgeous line of delicate simplicity. His many works for the Company are arguably its greatest legacy.

The Royal Ballet celebrates this heritage through a mixed programme of three of Ashton’s most loved – and most characteristic – works. The Dream (1964) is an enchanting adaptation of Shakespeare’s A Midsummer Night’s Dream to music by Mendelssohn. Symphonic Variations (1946) is Ashton’s first masterpiece, and a breathtaking, abstract work on the beauty of pure movement. Marguerite and Armand (1963), inspired by the celebrated dance partnership between Margot Fonteyn and Rudolf Nureyev, is a tragic love story of great lyric beauty.


 ドリーム。何度も、何度も、「薀蓄たれの周りからけむたがれる、昔だけを美化するバレエ・ファンになってはいけない」と自戒するにもかかわらず、まだ達観できない。マックレィは素晴らしかった。高田茜さんも良かった。でも、高田さん、技術的にはとても安定している、いやプリンシパルの波動を感じるのだけど、同じ日本人である僕が言って全く説得力がないことはわかっていても、なんだか「イングリッシュネス」がもう少し濃かったらなと。

 シンフォニック・ヴァリエイションズ。振付として、とても好きな作品。もちろん踊るダンサーの資質にもよるが、何度観ても、飽きない。それどころか何度観ても、感動が新たになる。ヌニェス、また眉間にしわを寄せて踊っていたので、表情は見ないで踊りを集注して観た。オシポワや、フランチェスカ・ヘイワードへの注目が高いが、ヌニェスはロイヤル・バレエの古典バレエへの評価を維持できるプリマ・バレリーナの風格。
 ムンタギロフ。彼のバレエとしての踊りをまともに観たのは、先日のミックス・ビル(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-2892.html)。今回の舞台でわかったのは、本当に、上手だ。上半身の強靭なしなやかさは、他の二人の男性ダンサーよりも技術的に、そしてダンサーとして才能がずっと高いことを鮮明に感じた。彼はおそらく古典バレエの方が向いているのだろうけど、フォーサイスの「イン・ザ・ミドル」や、少なくともバランシーンの「放蕩息子」でも観たい。どちらもロイヤル・バレエは長いこと上演していないから、そろそろ取り上げて欲しい。

 Marguerite and Armand。アシュトンの傑作とは思えない。でも、多くの女性ダンサーが踊りたがる。ドラマティックだからだろうか。カンパニィがこれの上演を決めたので、ではこれで幕引きを、とヤナウスキィは考えたのかもしれないが、コメディエンヌとして類い稀な存在感を表現できる彼女には幸福な笑いに満ちた演目が良かった。
 愚痴はさておき踊りよりも、皆さんの演技に集中した。演技力の高いヤナウスキィやエイヴィスと並ぶと、ヴェテランとはいえ、ロベルト・ボッレからは「客演」の印象がぬぐいきれなかった。さらに、踊りを間違ったというのではないが、所々、下半身の動きがとても硬くて、今夜は振付を追うだけで精一杯、とういう印象を何度か持った。自分だけかなと思っていたら、カーテン・コールの時に、ボッレへの痛烈なブーイングが聞こえた。

 プリンシパル・ダンサーの引退公演ということで、フラワーシャワーがあり、特に男性ダンサーからの花束に喜ぶヤナウスキィの笑顔がとても輝いていた。

カーテンコールの写真
https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/albums/72157684826388115

 労いの言葉を送るオヘア監督の信じると、もしかしたらなんらかの形でロイヤルの舞台に戻ることもあるかもしれない。工事で閉鎖中のリンベリィ劇場が再開すれば、彼女が踊りたいと思う新作で戻ってくることがあることを期待する。

 これまでのいくつかの引退、もしくは最後のロンドンの舞台。

ダーシー・バッセル
http://www.chacott-jp.com/magazine/world-report/from-london/london0707a.html

ベリンダ・ハトレィ
http://www.chacott-jp.com/magazine/world-report/from-london/london0707b.html

モニカ・メイソン
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1713.html

リアン・ベンジャミン
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1967.html

シルヴィ・ギエム
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-2480.html

吉田 都
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1187.html

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ミックス・ビル:ロイヤル・バレエ

2017.06.02
5月25日、ロイヤル・バレエによるミックス・ビルを観てきた。

The Vertiginous Thrill of Exactitude / Tarantella / Strapless / Symphonic Dances
http://www.roh.org.uk/mixed-programmes/the-vertiginous-thrill-of-exactitude-tarantella-strapless-symphonic-dances

The breathtaking skill and artistry of the dancers of The Royal Ballet are the driving force of this mixed programme, which includes two miniature masterpieces from William Forsythe and George Balanchine, the first revival of Christopher Wheeldon’s narrative ballet Strapless and the world premiere of Symphonic Dances, a new abstract ballet by Liam Scarlett.

The title of Forsythe’s The Vertiginous Thrill of Exactitude says it all – a breathtaking, blistering work set to the final movement of Schubert’s ‘Great’ Symphony, in which the musicality and technique of the five dancers are pushed to their limits. There’s the same sense of virtuoso display in Balanchine’s Tarantella, a pas de deux bursting with wit and swagger. Wheeldon’s Strapless explores hypocrisy, ambition and desire, and features a brilliant ballerina role at its centre; The Guardian called it ‘a superb piece of stagecraft’ at the 2016 premiere. Closing the mixed programme is Symphonic Dances, a new abstract work from Liam Scarlett, Artist in Residence at The Royal Ballet and a choreographer in demand around the world.


スクリーンショット 2017-06-02 16.07.02

ロイヤル・バレエのフリッカー
https://www.flickr.com/photos/royaloperahouse/albums/72157682069142070/with/34750710345/

 ウィリアム・フォーサイスの「精密な不安定なスリル」が上演されるのは、10年以上ぶりではないかと思う。僕が観た25日で15回目の上演。故ロス・ストレットン氏が監督だったときかな。前回、僕が観た時は吉田都さんが爽やかな笑顔で踊っていたはず。吉田さんがフォーサイスを踊るという意表が新鮮だった。

 15分間というとても短い振付だが、ダンサーの皆さんへの体力、そして技術の負担はかなりのものだと思う。始まってすぐ、5人が並んで踊っている時に、マックレィムンタギロフの動きがシンクロでも、ミラーリングでもなかったように見えたので間違ったのかと思いつつ。でも、フォーサイスの振付だとたとえ間違いだったとしても、自信を持って間違いだと指摘できない振付なのがフォーサイスらしいなと。

 マックレィ、そして高田茜さんはフォーサイスを踊っても違和感ないだろうと思っていた。意外だったのは、ヌニェスムンタギロフ。いい踊りだった。どこかの批評で、「ムンタギロフは何を踊ってもプリンスのよう」というのは的確な表現だと思う。

 「タランテラ」がロイヤル・バレエのレパートリーに入るのは今回が初めて。たしか、数年前の何かのガラ公演で、マックレィと誰かが踊ったのを観たことがある。溌剌とした踊りで目に爽やか。僕にはそれ以上でも、それ以下でもない振付。

 世界中で人気の「アリス」、そして「冬物語」のときからずっと思っていて、今回もまたその思いを強くしたのは、ウィールドンが「ナラティブ・バレエ」と強調する振付は、僕が観たいバレエではない。

 「ストラップレス」は、昨秋の世界初演の時は散々な結果に終わり、批評を読むと今回のために手を入れたらしい。しかし、バレエでもなければ、良質のダンス・シアターでもないもとても中途半場な舞台。物語をなぞるだけの振付は、僕は「ナラティヴ」ではないと思う。

 余計なこと。準主役の医者の役を踊った平野さんのメイク。数年前のユーロヴィジョンで優勝したコンチタ・ヴルストのようだった。

 リアム・スカーレットが6月7日の舞台でロイヤル・バレエから引退するゼナイダ・ヤナウスキィのために振り付けた「シンフォニック・ダンシズ」。ネガティヴなことから書くと、ラフマニノの音楽を活かすためだったのかもしれないが、長かった。中盤の男性コールドの部分が半分だったら、集中力は途切れなかっただろう。

 ウィールドンとの差をはっきり感じたことは、物語のないモダン・バレエと観られるであろう「シンフォニック・ダンシズ」の方が、饒舌に物語っていた。ヤナウスキィの存在は、あたかもギリシャ神話のアモラルな女神のよう。クレジットから察すると脚本は無いようだが、始まりから終わりまで舞台の上では忘れられていた神話が現代に蘇る、そんな雰囲気を強く感じることができた。僕には、物語がなくても、結果としてドラマになる振付の方が「ナラティヴ」。

 ヤナウスキィの引退後、ロイヤル・バレエのアクター・バレエ・ダンサーは、エドワード・ワトソンだけくらいかな。それほど、ヤナウスキィの存在は、ロイヤル・バレエという技術的なバレエより、ドラマを舞台に立ち上がらせるバレエ団の中ではダントツの存在。

 今夜から始まるアシュトン・トリプル・ビル

http://www.roh.org.uk/mixed-programmes/the-dream-symphonic-variations-marguerite-and-armand

 「マルガリートとアルマン」を選んだのはカンパニィだろうし、それを最後の舞台にしたいのはわかる。でも、これ、個人的にはそれほど好きな振付ではない。ギエムが踊った時ですら、振付に強く惹きつけられなかった。もはや叶わない希望であることはわかっているが、ヤナウスキィには、同じアシュトンなら「エニグマ・ヴァリエイション」で最後の美しさを見たかった。あの振付での、感情の細やかな機微を鮮明、そして豊かに描き出せる彼女の踊りを再び観たかった。ファンの無い物ねだりは世の常。

ヤナウスキィの舞台の感想
田園のひと月
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-2355.html

ウォーム・アップ・クラス
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-735.html

ラ・バヤデール
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-563.html

ニンバス
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-592.html

スティーヴン・マックレィのインタヴュー@イヴニング・スタンダード

2016.02.27
日本時間の今日の午前から、ロイヤル・バレエによる日本公演(6月)のチケットの一般発売が始まったそう。友人によると、スティーヴン・マックレィの人気がことのほか高いらしい。ということで、数日前にイヴニング・スタンダード紙に掲載された彼のインタヴュー。ダーシー・バッセルの引退後はロイヤル・バレエのダンサーのインタヴューが一般新聞に掲載される頻度が少なくなったようだし、シルヴィ・ギエムの引退後は、バレエが記事になることも少なくなりつつあるように感じる最近。

Steven McRae: With ballet I’m like a superhero and each jump is a power move
http://www.standard.co.uk/goingout/theatre/with-ballet-i-m-like-a-superhero-and-each-jump-is-a-power-move-a3188916.html

2015年4月、「リーズの結婚」のカーテンコール写真
https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/albums/72157651739486578

ロイヤル・バレエ新作、「フランケンシュタイン
http://www.roh.org.uk/productions/frankenstein-by-liam-scarlett

ロイヤル・バレエ:La Fille mal gardée(リーズの結婚)

2015.04.26
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カーテン・コールの写真
https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157651739486578/

 4月23日、ロイヤル・バレエの「リーズの結婚」を観てきた。どの世代でも楽しめるバレエだから、何度上演されても楽しい演目。今回もロール・デビュウが幾つかあり、評価が高い。当初はあるプリンシパルが踊る日を除きほぼ完売だったので忙しいから諦めようと思っていたのだが、今回の上演の目玉、ナタリア・オシポワが踊る5月5日の最前列の真ん中からちょっと左側の席が取れてしまった。が、その日はサドラーズでイヴェントがあるのでどうしようかと思っていある日、彼女のロール・デビュウの日、4月23日の最前列ど真ん中がリターンされていたので即クリック。

 オシポワが踊る日は、どのような演目でもまるでお祭り騒ぎ状態のようにチケットが売り切れて行く。が、どのような振り付けでも彼女にあっている、訳ではないということがだんだんと判って来た。今回、フレデリック・アシュトンの代表作の一つであり、ロイヤル・バレエにとっても重要なこの演目でオシポワがどのように踊るのか興味津々だった。

 舞台に登場して来た表情を双眼鏡で観て、さすがのオシポワもかなり緊張しているのが感じられた。今シーズン、彼女の「白鳥」を観た友人が、「ボリショイのような派手な動きを押さえてロイヤルの様式に合わせようとしているよう」な印象を持ったとのこと。さすがに技術は盤石なオシポワ、動きに硬さは感じられなかったが、小物が多いこの演目、特にリボンに手こずっていたのは、ご愛嬌という所だろう。

 コーラスを演じたスティーヴン・マックレィとのパートナリングは良かったと思う。特に、第一幕、収穫の場でリボンをつかんだまま友人達の動きによって回転する場面。その緊張の回転が始まる2、3秒前にオシポワの唇がマックレィに何か伝えるように動いた。どうやら軸が少し傾いていたようで、それをマックレィにとっさに伝え、彼が素早く、しかもさりげなくオシポワの軸を修正したのには感心した。あの場面、既に片足で立ち、上げている足を下ろさなければ体勢を整えることは難しかっただろう。

 実際、舞台を通して二人で踊る場面は素晴らしかった。しかし、彼女のソロ・ヴァリエイションになると、オシポワの動きが「雑」に思える場面が何度かあった。そこは勢いよく腕を動かすのではなく、もう少しふんわりとした動きで0.5秒の「タメ」があれば可憐に見えただろうにと。シャキシャキした動きだけよりも、シャープな振り付けの中にも柔和さを感じられるのがリーズの踊りではないか、というのが吉田都さんの踊りとの比較。

 マックレィは、一言、素晴らしかった。技術的には、現在のロイヤル・バレエの男性プリンシパルの中ではダントツだろう。演技もヴェテランとしての余裕があり、観たいと思う男性ダンサーがまだ居ることにほっとした。

 脇を固めたキャラクターもいつものように素晴らしく、楽しい舞台だった。今回の舞台を観て強く感じたのは、「リーズの結婚」そのものが発する魅力。ロイヤル・オペラ・ハウスのライヴ上映の日本語サイトに書かれているように、この演目にはバレエの動きだけでなく、イギリス伝統の踊りの要素が強く組み込まれている。こんな感じの踊り。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1987.html

 もちろん、主役を踊るダンサー達の踊りが素晴らしくなければだが、イギリスらしいのどかで朗らか、少し物悲しく、でも最後は暖かい笑いで終わるというのがこの踊りの最大の魅力だと思う。

 日本では、5月6日にライヴ上映される予定。

http://t-joy.net/roh_2014/

 余談。4月23日の舞台は、アウディがスポンサーになっていてロイヤル・オペラ・ハウスの前に車が止められていた。

https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/16631250143/

 クラッシュ・ルームで派手なファンクションがあったようで、受付の物々しさからロシアの金持ちが何かやっているのかと思っていた。男性手洗いで手を洗っている時に隣でささっと手を洗った初老の男性の横顔は、ブライアン・フェリィだった。手洗いで尋ねるのもなんだと思い、フォワイエで誰かを待っている彼に近づき、偶然気がついたように、「Excuse me, are you Mr Brian Ferry?」と訊いた。さすがに歳相応の皺があったが、返事を聞くまでもなく、真正面から見たらあの「ブライアン・フェリィ」だった。ヘー、バレエを観るんだと思いながら、クラッシュ・ルームの方に階段を上がって行く彼を見送り、振り向くとそこにはコリン・ファース。映画俳優をロイヤル・オペラ・ハウスで観かけるなんてほとんどないから思わずじっと見つめてしまったら、睨み返されたので、僕の中で彼の評価は一気に下がった。

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The Mad Hatter's Tea Party@Linbury Studio Theatre

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(ロイヤル・オペラ・ハウスのフリッカァから、https://www.flickr.com/photos/royaloperahouse/sets/72157649293564589/

願いもむなしく、今年のクリスマス・年末シーズンのリンベリィは新作の「The Mad Hatter's Tea Party」。

http://www.roh.org.uk/productions/the-mad-hatters-tea-party-by-various

ZooNation burst onto the stage with their family Christmas show, a wonderfully wacky take on the madcap characters of Lewis Carroll's Alice's Adventures in Wonderland.

物語
Young psychotherapist Ernest has just started his first job, at the Institution for Extremely Normal Behaviour. He's assigned to the patients in West Wing Ward W – all of whom claim to come from a place called Wonderland. Ernest disrupts the ward's never-ending tea party to insist on a 'T for Therapy’ party, which no one may leave until they're all properly normal.

But slowly and surely, as the tea party goes on, Ernest seems to become more and more like the inmates he is meant to be treating.


バックグラウンド
ZooNation creates irresistible narrative hip hop dance theatre and has won nationwide acclaim with its hugely popular shows, including Into the Hoods and Some Like it Hip Hop. Playfully drawing on everything from Shakespeare to Sondheim, Artistic Director Kate Prince and her company present brilliantly exuberant dance adventures overflowing with energy and wit.

Their new family Christmas show, The Mad Hatter's Tea Party, taps into the heady nonsense of Lewis Carroll's much-loved world in an interactive show perfect for all the family. ZooNation brings together regular collaborators Ben Stones, with his innovative set designs, and the musical team Josh Cohen and DJ Walde.


 レヴューはほとんどが星三つ。理由は、前半の構成が緩い。「不思議の国のアリス」の主要キャラクターを、イングランド北部のある精神関連の施設で暮らしているという設定は予想していたより面白かった。多重人格っぽいアリスとか、ウサギはOCDに苦しみ(家族向けなんだから、子供がOCDなんて知っているわけないじゃん)、チェシャ猫はかなり深く境界線。ダンサー達の熱演で楽しめたのだが、他方、説明的要素をくどいとも感じた。

 後半は踊りの連続で、それはそれで普段は縁の少ないヒップ・ホップ・ダンスの技に目を奪われたが、僕の趣味ではないことも確認。まず、身体能力の凄まじさには驚くが、美しいとは感じられない。見ていて感じたのは、ヒップ・ホップ・ダンスってどこか、おもちゃを買って欲しいとだだをこねまくる子供の姿に重なる。
 もう一つ、後半の舞台設定。ティー・パーティーの設定で、ダンサー達は長い長方形のテイブルの上で代わる代わる踊る。この「テイブルの上で延々と踊る」というのが、僕の狭いかもしれない道徳観に引っかかってしまった。

 会場は大いに盛り上がった。ズーネイションはサドラーズの公演で知名度を上げたこともあるし、また、ロイヤル・バレエ本体が「アリス」を上演している相乗効果もあったのだろう、早々に完売。しかし、ほぼ毎日のようにリターンがでているようなので、興味のある方は、こまめに確認。

 イギリス時間、12月18日午後6時50分から、舞台の様子がロイヤル・オペラ・ハウスのウェブ、もしくはYTのアカウントでライヴで観ることができる。

The Mad Hatter’s Tea Party to be live streamed for free on 18 December 2014
http://www.roh.org.uk/news/the-mad-hatters-tea-party-to-be-live-streamed-for-free-on-18-december-2014

 今回も感じたことだが、リンベリィは様々な試みを観る側が楽しめる本当に面白い劇場空間。幸運にも最前列をリターンで購入できたので、ネガティヴなことを書き連ねたが、目の前で繰り広げられるダンサーの踊りを文字通り手を伸ばせば触れられる距離で観られたのは楽しかった。

 願いもむなしくと書いたのは、ウィリアム・タケットの作品が戻って来て欲しかった。これの再演を熱望しているのだけど。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-969.html

Frederick Ashton Mixed Programme@ロイヤル・バレエ

2014.11.12
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(ロイヤル・オペラ・ハウスのフリッカァーから拝借)

Frederick Ashton Mixed Programme
https://www.flickr.com/photos/royaloperahouse/sets/72157648905559052/

タイムズの文化欄だったと思うが、ロイヤル・バレエの現在の監督、ケヴィン・オヘア氏はフレデリック・アシュトンの振り付けを演目に入れることにとても熱心であるとのこと。とても喜ばしいこと。先月末から始まり、好評なアシュトン・ミクスト・ビルを昨晩観てきた。

The works of Frederick Ashton (1904–88) define the English style, exemplified by The Royal Ballet. Ashton's choreography is unique for its elegance, wit and refinement, and the huge body of work he created for the Company is one of his greatest legacies. In its current mixed programme The Royal Ballet brings together four of Ashton's most celebrated masterpieces.

Scènes de ballet radiates sophisticated elegance in its setting of Stravinsky's witty and energetic neoclassical score. Five Brahms Waltzes in the Manner of Isadora Duncan is an impassioned and distinctive homage to the American dancer who was one of Ashton's guiding influences. Symphonic Variations is a cornerstone in the Ashton style, rejoicing in graceful purity of line and movement. And A Month in the Country, one of Ashton's last works, is his poignant dramatic masterpiece, perfectly capturing the elegiac mood of Turgenev's play in an all-Chopin score.


 「イサドラ・ダンカン」は、確かアシュトン生誕100年のシーズンのあるプログラムで、タマラ・ロホが踊って話題になった。その時も全く印象に残らなかったし、今回もまた印象が薄かった。

 「バレエの情景」は、これもまたアシュトン・イヤーの時に吉田都さんとアリーナ・コジョカルが踊ったのを観たはず。吉田さん曰く(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1191.html)踊るのがとても難しいとのことで、昨晩のメイン・キャスト、サラ・ラムは美しいながら、たまにふっ、と流れが止まってしまう瞬間があった。

 今回のプログラムで観たかったのは、「シンフォニック・ヴァリエイションズ」と「田園のひと月」。

Symphonic Variations

Marianela Nunez
Yasmine Naghdi
Yuhui Choe

Reece Clarke
James Hay
Tristan Dyer


 個人的に最後に観たのはこのとき(http://www.chacott-jp.com/magazine/world-report/from-london/london0707b.html)。このあと1度だけ上演されたような記憶があるが、印象に残っていないのでがっかりしたのだろうと思う。

 今回はヌニェスにとって初めてではないかと思うが、素晴らしかった。さすが、現在のロイヤルのトップ・プリンシパル。技術が素晴らしいヌニェスは、「リーズの結婚」以外ではあまりアシュトンの振り付けで目だつことはないように思う。今回は、プリンシパルのオーラとでも言おうか、とても静かで、自信に満ちたステイジ・プレゼンスが印象に残った。


A Month in the Country

Zenaida Yanowsky: Natalia Petrova
Rupert Pennefather: Beliaev


 今回、ナタリアはヤナウスキィとオーシポワのダブル。オーシポワがこの役をどう踊るのか興味があったのだが、ヤナウスキィの持ち味が存分に発揮されるこの役をどうしても彼女で観たかった。選択は間違っていなかった。

 目を見張るような技術で鳥肌が立つということは無い。しかし、恋に焦がれるナタリアの心の機微をあれほど華麗に、繊細に踊れるバレエ・ダンサーは、今のロイヤルでは彼女だけではないかと思う。以下は6年前の感想。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-765.html

 来年、多くのバレエ・ダンサーにとって節目となる40歳になる彼女。先月末には「マノン」を踊り、来年の「白鳥の湖」にキャストされている。技巧的な技術で抜きん出ていないヤナウスキィ(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1330.html)が、どうしてオデット・オディールを踊るのか?引退を前に、自分の中で記念になる振り付けを踊りたいのかと勘ぐってしまう。

 前述のタイムズによると、2015年秋以降もオヘア監督はアシュトンを取り上げるつもりとのこと。実現しそうも無いが、僕が観てみたいのは、「ウェディング・ブーケhttp://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-341.html)」、「田園のひと月」、そして「エニグマ・ヴァリエイションズ」を順に上演するプログラム。この三つを通して観ると、バレエが人々の心のひだを震わせられる芸術だということが判ると確信している。

The Dream mixed bill@ロイヤル・バレエ

2014.06.18
スクリーンショット 2014-06-18 16.03.05
(ロビンスのコンサートでのカーテンコール、右からガートサイド、モレラ、カスバートソン、5月31日)

https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157644899193276/

今シーズン、ロイヤル・バレエのオペラ・ハウスでの最終演目はフレデリック・アシュトンの「ドリーム」、アラステア・マリオットの新作「コネクトコム」、そしてジェローム・ロビンスの「コンサート(もしくは、コンチェルト)」。

 初日と最終日に観た。マリオットの新作は全く期待していなかったが、その期待をしていない所から更に遥かに奈落の底へ見えなくなるほどの出来だった。あのような振り付けは、マリオットよりも数段上のマックグレガーが観客が既に驚かなくなるほど創作しているのだから取り組むだけ無駄だったと思う。

 ということで、残る2作品のみ期待していたし、振り付け自体、古くささなどみじんも感じないほど、素晴らしいものだった。気になったのは、キャストの「薄さ」。「ドリーム」も「コンサート」も主役はプリンシパルが踊ったのだが、これまでの2作品の舞台では準主役はファースト・ソロイストが踊った役にランクが下のダンサーばかりがキャストされていた。ヌニェスもヤナウスキィも出演していなくて、幾人かのプリンシパルは既に夏休みなのかなと。

 フレデリック・アシュトンの「ドリーム」はちょうど50年前に発表された。ということで、初日カーテンコールでは、世界初演の二人、シブリィとダウエルが登場。

https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/14292385146/

 この二人に指導されてオベロンを踊ったスティーヴン・マックレィのできは素晴らしかった。妖精の女王は初日がロベルタ・マルケス、最終日はラウラ・モレラ。どちらも役不足という感は否めなかった。

 ロビンスのコンサートは「ドリーム」よりも数年早く創作された、コミカルな小品。純粋なバレエとはいえないが、このようなクスリと笑える作品は、数年毎にプログラムに入れて欲しいもの。名前が知られている割には内容を知らない人も多いようなので、映像。



https://www.youtube.com/watch?v=jO0mC_FSw6M

 夢見がちな女性を初日はカスバートソン、最終日はサラ・ラムで観た。夫婦役は両日ともラウラ・モレラとベネット・ガートサイド。ロイヤル・バレエのダンサー達の芸達者ぶりをたっぷりと魅せてもらった。カスバートソンの天然なコメディエンヌぶりは僕にとっては新鮮な驚きだった。ラムの、どこかのねじが緩んでいると思わせる斜め上を夢見る表情の豊かさ。
 本当はヤナウスキィで観たかったこの役。彼女なら素晴らしい表現だったろうとは思いつつも、カスバートソンもラムも自然なコメディエンヌで楽しい舞台だった。ロイヤル・バレエでの前回の上演は13年前、この役をギエムが踊った。幸運にもその舞台を2度観たはず。あの時点で既に天空の人だったギエムにこのような役を振るかと思いつつ、今回同様、会場が暖かい笑いに包まれた。

 リサイタルを楽しむ、仲の悪い、倦怠期とおぼしき夫婦を演じたモレラとガートサイド。このようないぶし銀のようなダンサーなくしてバレエ・カンパニィは成り立つはずがない、そう確信するほどの迫真の演技。大いに笑わせてもらった。次回は13年も待たずに観たいものだ。

concert.jpg
(テレグラフから拝借)

 フレデリック・アシュトンの「田園のひと月」が新しいシーズンに上演される。そのセカンド・キャストがオーシポワ。購入したけど、「冗談?」という驚きを消せない。

カルロス・アコスタ、古典バレエを踊るのは後2シーズンだけ

2014.05.27
イギリスでは、各新聞社が主催するブック・フェスティヴァルが盛ん。そのうちの一つ、デイリィ・テレグラフ系のヘイ・フェスティヴァルでロイヤル・バレエのプリンシパル・ゲスト・アーティストのカルロス・アコスタが、「古典バレエを踊るのは後2シーズン」と語ったそう。

Carlos Acosta: I'm retiring from ballet
http://www.telegraph.co.uk/culture/hay-festival/10855436/Carlos-Acosta-Im-retiring-from-ballet.html
(最近、テレグラフが嫌なのは、今回のようにヘッドラインが無意味にセンセイショナルになることが多いから)

Carlos Acosta has announced that he will retire from classical ballet with a "swan song" production of Carmen.

Acosta, the world-renowned dancer, said he would make his final appearance in classical ballet in two years' time.

In September 2015, he will choreograph and star in an entirely new production of Carmen to Bizet's music for the Royal Ballet. At the end of the 2015/16 season he plans to retire from classical ballet – though he will continue to perform in more contemporary works.


2015年の9月にカルロス・アコスタはロイヤル・バレエに、新作バレエ「カルメン」を振り付ける。そしてそのシーズンをもって「古典バレエ」からは引退するが、コンテンポラリィ・ダンスは続ける。

He later confirmed he is already working on the choreography for Carmen at the Royal Ballet in the autumn of 2015. He will alternate the male roles of Don Jose and the toreador Escamillo, rivals for the love of Carmen. The production will not be traditional but modern and direct, he said.

In his stage appearance when he was asked for advice for the next generation, who will follow in his footsteps, he told them to work hard and find their passion. "Dream big and work hard," he said.


 既に「カルメン」の振り付けには着手しているらしい。アコスタ自身、ドン・ホセだけを自身が踊るだけでなく、エスカミリョも踊るよう。

 若いダンサーへの助言として、ネットでは削除されている、でも本紙には書かれていたのは、若い世代のダンサー達は、アコスタがバレエ・ダンサーとして活動し始めた頃と比べて、「邪魔」が多いと。例として、スマートフォンやFB等のSNSによってバレエに集中できていないと。更に、お金や名声がすぐにもたらされることを期待しすぎていると。

 ロイヤル・バレエがカルロス・アコスタと契約しなければ、アコスタの踊りを観る機会、更に言えば彼を観たいと思うようになったかどうか。その点を考えると、アンソニィ・ダウエル卿が彼をロイヤル・バレエに入団させたのは素晴らしいことだったと、今、更に思う。幾つかのアコスタの舞台の感想。

ドンQ
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-2079.html

リーズの結婚
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1166.html

Rushes: Fragments of a Lost Story(これはもう一度観たい)
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-766.html

冬の物語@ロイヤル・バレエ

2014.04.11
スクリーンショット 2014-04-11 18.20.44
(初日のカーテンコール。ヤナウスキィが本当に素晴らしかった)

ロイヤル・バレエの新作全幕バレエ、「The Winter's Tale」を世界初演の4月10日に観てきました。

http://www.roh.org.uk/productions/the-winters-tale-by-christopher-wheeldon

 振り付けとしての評価が急上昇中のクリストファー・ウィールドンの新作。彼の作品は、僕には当たり外れの幅が大きいです。前回の「アリス」は駄目でした。でも、今回はもしかしたらと期待したのですが、再び駄目でした。

https://www.flickr.com/photos/royaloperahouse/sets/72157643746941923/

https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157643780944395/

Prologue

Two kings separated as children are reunited in adulthood. One king, Leontes of Sicilia, marries Hermione, giving her a beautiful emerald. They have a son, Mamilllius, and are blissfully happy. The other king, Polixenes of Bohemia, visits the court of Leontes. He is delighted to be reunited with his old friend and stays for nine months. By the time of his departure, Hermione is about to give birth to her second child.

Act I

The court of Sicilia

It is the day of Polixenes’ departure. The Bohemian court say goodbye to their Sicilian friends. At Hermione’s request, Polixenes agrees to stay on another week. In a flash of jealousy, Leontes becomes convinced that his wife has been unfaithful and is carrying Polixenes’ child. Jealousy turns to rage and he attacks Polixenes, who flees back
to Bohemia. Leontes publicly accuses Hermione of adultery and treason, then has her arrested. This so distresses Mamillius that he falls seriously ill.
 In prison, Hermione has given birth to a daughter. The head of her household, Paulina, brings the newborn to Leontes, hoping to convince him that the baby is his daughter. Instead, Leontes violently rejects the child, then orders Paulina’s husband Antigonus to abandon the baby in a remote place. Antigonus sets sail into a brewing storm with the baby and some treasure, including the emerald once given to Hermione by Leontes. Hermione is brought to trial and pleads her innocence. Leontes, now quite mad, refuses to believe her. Dazed and feverish, Mamillius enters the courtroom and, upon witnessing the unfolding tragedy, he collapses and dies from distress. Seeing the death of her child, Hermione too collapses dead and is taken away. Only now does Leontes realize the disastrous consequences of his terrible mistake.

The shores of Bohemia

Battling the storm, Antigonus struggles ashore to abandon the baby princess. As he leaves, he is pursued and killed by a wild bear. His ship, waiting at sea, is smashed to pieces on the rocks. As day breaks, a shepherd and his son Clown discover the baby girl and the treasure.

Act II

A hillside in Bohemia. Sixteen years later.

Perdita, the abandoned daughter of King Leontes and Queen Hermione, has been raised by the shepherd who found her. She dances beneath the great tree with her love, Prince Florizel, the son of Polixenes, whom the other villagers know only as a shepherd boy. The villagers arrive for the annual springtime festival. King Polixenes, who has heard that his son has been cavorting with a shepherdess, sends his steward to spy on the young prince. When the steward confirms his suspicions, Polixenes is enraged, and demands to see for himself.

 At the festival, Perdita is to be crowned May Queen. In honour of the occasion, Father Shepherd presents her with the emerald necklace he found with her on the beach. Polixenes and his steward arrive in disguise, keen to see what Florizel is up to. On witnessing Florizel’s engagement to a mere shepherdess, Polixenes reveals himself. He is furious with Florizel, and condemns Perdita and her family to death. They all flee by boat to Sicilia, pursued by Polixenes.

Act III

A clifftop in Sicilia

King Leontes mourns by the clifftop graves of his wife and son, watched over by Paulina. Perdita and Florizel’s ship approaches Sicilia.

The palace in Sicilia

Perdita and Florizel appeal to Leontes to allow their union, and to intercede with the enraged Polixenes on their behalf. Leontes is taken with the likeness of Florizel to Polixenes. He agrees to help the young couple, who remind him of his lost children. Polixenes arrives and Leontes tries to reason with him, but he violently handles Perdita, revealing the emerald. The long lost Princess of Sicilia is miraculously alive and the two kings are reunited. The Palace celebrates the wedding of Florizel and Perdita. As the festivities die down, Leontes is led by Paulina to see a new statue of Hermione. Deeply remorseful, he kneels at its base. Suddenly, the statue comes to life – it is Hermione, who is alive and has been kept in hiding by Paulina for 16 years. She embraces Leontes, and the family is reunited.


Choreography
Christopher Wheeldon
Music
Joby Talbot
Designs
Bob Crowley
Lighting design
Natasha Katz
Silk Effects Designer
Basil Twist
Projection Designer
Daniel Brodie

Conductor
David Briskin
Hermione
Lauren Cuthbertson
Leontes
Edward Watson
Perdita
Sarah Lamb
Florizel
Steven McRae
Paulina
Zenaida Yanowsky
Polixenes
Federico Bonelli


 最も駄目だったのは、第1幕、臨月のハーマイオンが夫の護衛にとても暴力的に扱われる場面。ハーマイオンを演じたカスバートソンが実際には妊娠している訳ではないとは判っていても、視覚から得られる情報だけで既に心は閉じました。現実世界で嫌というほど毎日知らされている暴力を舞台で再び観たいなんて思いません。君も振付家なのであれば、別のもっと創造的な振り付けで表現してみせて欲しい。

 第2幕はずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと躍動感あふれる踊りが延々と。飽きました。あれほどダンサー達が全速力で舞台を跳躍しているのに、全く心に響きませんでした。ただ踊っているだけで前後の物語と関連性がとても弱かったです。

 そんな気分でも、「ハッピィ・エンドらしい第3幕の最後には、涙が自然に流れてしまうようなすばらしいパ・ド・ドゥがあるに違いない」と期待していました。涙は流れなかったし、主役二人の踊りかなりあっさりでしたが、ヤナウスキィの心理表現が筆舌に尽くせないほどの美しさ。

 舞台セットの質はとても素晴らしいものでした。でも、シチリアが舞台の第1幕のセットの一部が、ドイツロマン派のカスパー・ダフィト・フリードリヒなのはなぜ?第2幕、ボヘミアとのことでしたが、僕にはまるでサマルカンドかどこかの中央アジア?、という印象。
 事前情報で、ウィールドンは「吟遊詩人(バード)の世界」を強調していました。シルクロード時代の商人のような衣装の楽団が演奏する音楽は、時代設定がいつなのか全く見失いました。

 良かった点。ロイヤル・バレエのプリンシパル・ダンサーの皆さんの素晴らしさ。カスバートソンを表現者として観たのは初めてかも。エドワード・ワトソンの素晴らしさは今更何も言う必要もないほど。そしてゼナイダ・ヤナウスキィ。彼女が居なかったら、心理的葛藤の振り付けの深みが激減していたことでしょう。

 レヴューは激賞なので、僕のような意見は少数でしょう。今後、ウィールドンが「ナラティヴ・バレエ」を強調する時には、その作品は見ないだろうと思います。

ロイヤル・バレエ、2014/15シーズンの演目発表

2014.03.31
シンフォニック・ヴァリエイションズ」がやっと。「田園のひと月」に、どうかシルヴィ・ギエムが出演しますように。クリスマスが「くるみ」でも「シンデレラ」でもなく「アリス」ね。ズーネイションホーフェス・シェヒターがでることで、サドラーズへの影響が心配。ちなみに、サドラーズの演目発表は5月2週目とのこと。

Details of The Royal Ballet's 2014/15 Season have been announced.
http://www.roh.org.uk/news/ballet-and-dance-201415

BalletBoyz theTALENT (Linbury Studio Theatre)

Former Royal Ballet dancers Michael Nunn and William Trevitt and their award-winning troupe come to the Linbury Studio Theatre for the first time, with an all-new programme.

16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 September at 7.45pm

Manon
By Kenneth MacMillan
Music: Jules Massenet, orchestrated by Martin Yates

Kenneth MacMillan’s acclaimed tragic ballet is a modern masterpiece.

26 September at 7.30pm; 27 September at 12.30pm; 30 September at 1pm
1 | 7 | 8 | 9 | 10 | 13 | 15 | 16† | 25 | 29 October at 7.30pm; 4 October at 2pm and 7pm; 5 October at 12 noon; 11 October at 12.30pm
1 November at 7pm

† Live cinema relay

Scènes de ballet / Five Brahms Waltzes in the Manner of Isadora Duncan / Symphonic Variations / A Month in the Country
By Frederick Ashton
Music: Igor Stravinsky / Johannes Brahms / Cèsar Franck / Fryderyk Chopin

The Royal Ballet celebrates its Founder Choreographer, Frederick Ashton, with a mixed programme of some of his finest works.

18 October at 7pm; 22 | 28 October at 7.30pm
4 | 5 | 11 | 12 November at 7.30pm

Ceremony of Innocence / The Age of Anxiety / Aeternum
By Kim Brandstrup / NEW Liam Scarlett / Christopher Wheeldon
Music: Benjamin Britten / Leonard Bernstein / Benjamin Britten

A Scarlett world premiere and two recent works by Brandstrup and Wheeldon: contemporary ballet at its finest.

7 | 13 | 14 | 17 November at 7.30pm; 8 November at 2pm and 7pm

Cassandra NEW (Linbury Studio Theatre)
By Ludovic Ondiviela
Music: Ana Silvera

Choreographer Ludovic Ondiviela and singer songwriter Ana Silvera present a poignant exploration of what it is to be described as mad.

30 | 31 October at 7.45pm
1 November at 2pm

Mapping / Document / Christopher Bruce (Linbury Studio Theatre)
By Darshan Singh Bhuller / Ivgi & Greben / NEW Christopher Bruce
Phoenix Dance Theatre

Phoenix Dance Theatre presents a mixed programme including a Christopher Bruce premiere and works by Darshan Singh Bhuller and the choreographic duo Ivgi & Grebem.

25 | 26 | 27 | 28 | 29 November at 7.45pm

Don Quixote
By Carlos Acosta after Marius Petipa
Music: Ludwig Minkus, arranged and orchestrated by Martin Yates

Carlos Acosta’s exuberant production of this classic tale of friendship, love and loyalty is bursting with joie de vivre.

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25 | 27 | 28 November at 7.30pm
12 | 15 December at 7.30pm; 20 December at 1.30pm and 7pm; 29 December at 7pm; 30 December at 12.30pm
3 January at 1.30pm and 7pm; 5 | 7 | 8 | 14 | 19 | 21 | 22 January at 7.30pm

Alice’s Adventures in Wonderland
By Christopher Wheeldon
Music: Joby Talbot, orchestrated by Christopher Austin and Joby Talbot

Follow Alice down the rabbit hole in Christopher Wheeldon’s thrillingly entertaining ballet.

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1900.html

6 December at 1.30pm and 7pm; 10 | 16† December at 7.30pm; 19 December at 2pm and 7.30pm; 22 December at 12.30pm; 23 December at 1.30pm and 7pm; 24 December at 12 noon; 27 December at 1.30pm and 7pm; 31 December at 12 noon and 5pm
10 January at 7pm; 12 | 15 | 16 January at 7.30pm

Welcome Performance for Families on 10 January at 1.30pm

† Live cinema relay

The Mad Hatter’s T Party NEW (Linbury Studio Theatre)
ZooNation


ZooNation burst onto the stage with their family Christmas show, a wonderfully wacky take on the madcap characters of Lewis Carroll’s Alice’s Adventures in Wonderland.

Previews: 6 December at 12.30pm and 5pm; 8 December at 7pm

9 | 10 | 11 | 12 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 December at 7pm; 13 | 20 | 22 | 23 | 27 December at 12.30pm and 5pm; 24 | 31 December at 12.30pm; 28 December at 2pm; 29 | 30 December at 5pm
2 | 3 January at 12.30pm and 5pm



Winter Season

Onegin
By John Cranko
Music: Kurt-Heinz Stolze after Pyotr Il’yich Tchaikovsky

John Cranko’s adaptation of Pushkin’s verse-novel, set to music by Tchaikovsky, trembles with emotional charge.

24 January at 2pm and 7pm; 27 | 28 | 30 January at 7.30pm; 31 January at 12.30pm
2 | 4 February at 7.30pm; 7 February at 12.30pm; 11 February at 2.30pm and 7.30pm; 16 | 18 February at 7.30pm; 27 February at 2.30pm and 7.30pm

Swan Lake
By Marius Petipa and Lev Ivanov, additional choreography by Frederick Ashton and David Bintley
Music: Pyotr Il’yich Tchaikovsky

Anthony Dowell’s production of the greatest romantic ballet draws upon the opulence of 1890s Russia.

10 | 13 February at 7.30pm; 14 February at 7pm; 19 February at 2pm and 7.30pm; 21 February at 1.30pm and 7pm
13 | 16 | 17† | 18 | 19 | 25 | 26 March at 7.30pm; 14 March at 12.30pm; 21 March at 1.30pm and 7pm
2 | 7 | 9 April at 7.30pm

† Live cinema relay

London International Mime Festival (Linbury Studio Theatre)

The acclaimed annual festival returns to the Linbury Studio Theatre.

TBC January

Murmur / Inked (Linbury Studio Theatre)
By Aakash Odedra

Aakash Odedra dances an exhilarating mixed programme, created in collaboration with choreographers Lewis Major and Damien Jalet.

23 | 24 January at 7.45pm

Draft Works (Linbury Studio Theatre)
By The Royal Ballet

Dancers from within the ranks of The Royal Ballet create and perform experimental new works.

24 | 26 February at 7.45pm

Ballet Black (Linbury Studio Theatre)

The award-winning company presents a dynamic mixed programme from leading choreographers.

10 | 11 | 12 | 13 | 14 February at 7.45pm



Spring Season

The Bayadère Project (Linbury Studio Theatre)
By Shobana Jeyasingh
Music: Gabriel Prokofiev

In a new Royal Opera House commission Shobana Jeyasingh reimagines Marius Petipa’s India-set classical ballet.

25 | 26 | 27 | 28 March at 7.45pm

The Four Temperaments / Hofesh Shechter / Song of the Earth
By George Balanchine / NEW Hofesh Shechter / Kenneth MacMillan
Music: Paul Hindemith / TBC / Gustav Mahler

Masterpieces by Balanchine and MacMillan frame a world premiere from Hofesh Shechter in The Royal Ballet’s thrilling mixed programme.

27 | 30 March at 7.30pm
8 | 10 | 14 April at 7.30pm

La Fille mal gardèe
By Frederick Ashton
Music: Ferdinand Hérold, arranged and orchestrated by John Lanchbery

Frederick Ashton’s joyful ballet contains some of his most brilliant choreography.

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16 | 21 | 22 | 23 | 24 | 28 | 29 April at 7.30pm; 26 April at 3pm
2 May at 2pm and 7pm; 5† May at 7.30pm

† Live cinema relay



Summer Season

Woolf Works NEW
By Wayne McGregor
Music: Max Richter

Royal Ballet Resident Choreographer Wayne McGregor presents his first full-length ballet for the Company.

11 | 13 | 14 | 15 | 20 | 21 | 26 May at 7.30pm; 23 May at 12 noon

Afternoon of a Faun / In the Night / Song of the Earth
By Jerome Robbins / Kenneth MacMillan
Music: Claude Debussy / Fryderyk Chopin / Gustav Mahler

The Royal Ballet’s mixed programme brings together two of Jerome Robbins’s masterpieces with MacMillan’s powerful depiction of love and loss.

29 May at 7.30pm; 30 May at 12.30pm
1 | 4 June at 7.30pm

Welcome Performance for Families on 29 May at 1.30pm

The Architect / mixed programme (Linbury Studio Theatre)
By Kenneth Tindall / NEW TBC
Northern Ballet

One of the UK’s leading touring companies visits the Linbury Studio Theatre with a mixed programme.

The Elves and the Shoemaker
By Daniel de Andrade

Northern Ballet presents new children’s ballet from its award-winning series Short Ballets for Small People.

TBC May

Springboard (Linbury Studio Theatre)

Rambert School of Ballet and Contemporary Dance; Verve; Ballet Central; Dutch National Ballet

1 | 2 | 3 | 5 | 6 June at 7.45pm



The Royal Ballet School Summer Performances

12 July at 12 noon (main stage) | TBC July (Linbury Studio Theatre)
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