Theatreの記事一覧
2012.02.24 The Bee @ SOHO Theatre
2010.11.13 春琴2回目、およびバービカン情報
2010.11.10 春琴のレヴュー
2010.11.07 春琴2010年ロンドン公演初日の雑感
2010.10.02 本條秀太さんのフリー・コンサート@バービカン
2010.11.13 春琴2回目、およびバービカン情報
2010.11.10 春琴のレヴュー
2010.11.07 春琴2010年ロンドン公演初日の雑感
2010.10.02 本條秀太さんのフリー・コンサート@バービカン
The Bee @ SOHO Theatre
2012.02.24
今日、24日から東京で始まった野田秀樹演出の「THE BEE」を、ロンドンの初日、1月24日に観た。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120223/k10013223311000.html
朝日新聞の報道でニュー・ヨークで上演されて大好評で、ロンドンにも来るという記事を偶然読んだので、早めにチケットを購入できたのは幸運だった。が。
中身を知らないまま舞台を観ることは多くのひとが経験していることだし、当たり外れは常にある。そうわかっていても、この舞台は、僕個人の問題にすぎないけど、ただ一つのことがどうしても受け入れられず、結果としてどんよりした気分で家路についた。
別の日に舞台をご覧になったかんとくさんの感想。出演者たちの熱演、そして舞台のことをとてもわかりやすく、鮮明に書かれている。
http://blog.goo.ne.jp/bigupset39/e/504e77d59947e7dcd42cafdb91f171b6
何がだめだったかというと、主人公のIdoが人質の子供の指を切り落とす(振りをする)場面。大人の俳優が演じていると視覚で確認でき、頭で「これは舞台」と理解してなお、子供の指を切り落とすという演技がどうしても生理的に受け入れられなかった。それだけ、俳優たちの演技に説得力があったということだが、2度、3度と繰り返されると、舞台の意図を理解しようとする思考プロセスよりも、暴力をふるってでもその残虐行為をやめさせたいという不条理な気分が勝ってしまった。
かんとくさんがこの場面を的確に表現している。
>残虐行為でさえ、ルーティン化すると淡々と日常のなかに溶け込んでしまう様子
僕の前の列に座っていた外国人カップルは、一度目、そして二度目には目を背けていたものの3度目、4度目になると「またか」という感じで肩をすくめただけだった。
野田秀樹が意図した「暴力による報復の連鎖を批判する」という点は、成功したと言えるのだろう。しかしながら、ことイギリスに限れば、テロ・戦争への恐怖が、自国内から他国へと移っているように感じる現在、今回の舞台を、イギリスの観客たちに自分たちの生活と関連づけてみることを可能とさせるほどの普遍性を持っていたかどうかは、僕には判断できない。
演劇初心者レヴェルのときにこのような気分を経験すると次の舞台を観る気が萎んでしまう。が、舞台を観てからひと月が経過し、俳優たちが生み出したあの熱気を思い出している。次はもっとシンプルな舞台を観に行きたい。
2010年に観た、「ムサシ」の感想。
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1196.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120223/k10013223311000.html
朝日新聞の報道でニュー・ヨークで上演されて大好評で、ロンドンにも来るという記事を偶然読んだので、早めにチケットを購入できたのは幸運だった。が。
中身を知らないまま舞台を観ることは多くのひとが経験していることだし、当たり外れは常にある。そうわかっていても、この舞台は、僕個人の問題にすぎないけど、ただ一つのことがどうしても受け入れられず、結果としてどんよりした気分で家路についた。
別の日に舞台をご覧になったかんとくさんの感想。出演者たちの熱演、そして舞台のことをとてもわかりやすく、鮮明に書かれている。
http://blog.goo.ne.jp/bigupset39/e/504e77d59947e7dcd42cafdb91f171b6
何がだめだったかというと、主人公のIdoが人質の子供の指を切り落とす(振りをする)場面。大人の俳優が演じていると視覚で確認でき、頭で「これは舞台」と理解してなお、子供の指を切り落とすという演技がどうしても生理的に受け入れられなかった。それだけ、俳優たちの演技に説得力があったということだが、2度、3度と繰り返されると、舞台の意図を理解しようとする思考プロセスよりも、暴力をふるってでもその残虐行為をやめさせたいという不条理な気分が勝ってしまった。
かんとくさんがこの場面を的確に表現している。
>残虐行為でさえ、ルーティン化すると淡々と日常のなかに溶け込んでしまう様子
僕の前の列に座っていた外国人カップルは、一度目、そして二度目には目を背けていたものの3度目、4度目になると「またか」という感じで肩をすくめただけだった。
野田秀樹が意図した「暴力による報復の連鎖を批判する」という点は、成功したと言えるのだろう。しかしながら、ことイギリスに限れば、テロ・戦争への恐怖が、自国内から他国へと移っているように感じる現在、今回の舞台を、イギリスの観客たちに自分たちの生活と関連づけてみることを可能とさせるほどの普遍性を持っていたかどうかは、僕には判断できない。
演劇初心者レヴェルのときにこのような気分を経験すると次の舞台を観る気が萎んでしまう。が、舞台を観てからひと月が経過し、俳優たちが生み出したあの熱気を思い出している。次はもっとシンプルな舞台を観に行きたい。
2010年に観た、「ムサシ」の感想。
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1196.html
春琴2回目、およびバービカン情報
2010.11.13
8日に、春琴を再び観劇。この日は、それなり日本文化に親しんでいる二人のイギリス人の友人と一緒。彼らの感想を含めて、感想を箇条書きで。
☆友人二人、WとY双方が痛く気に入ったのが、ナレイター役の立石涼子さんの声。勝手に解釈すると、どうやら気が休まるらしいアルトだからとのこと。イギリスにはアルトやメゾ・ソプラノに著名なオペラ歌手が多いようだから、その系統がすきなのかな、と。
☆そのナレイションの内容が、初日(11月4日)から変更されていた部分があった。個人的には、ナレイションの終わり方は前回のほうが好きだが、11月8日の終わり方は初日より丁寧に練られた印象だった。その変更は、ガーディアンのレヴューの、
But the virtue of the story is that its meaning is left open.
に呼応している。
☆Wによる、「嫉妬って、表現の違いはあるけれど、どの文化でもあるのね」は、春琴の佐助への態度をまさに言い当てている。
☆今回のロンドン公演で、レヴューで一人の俳優だけを取り上げて評価するということがないのは、舞台上の俳優たちが生み出すアンサンブルに瑕がないということなのではないかと想像する。日本的といえば日本的だが、今回の舞台は一人の俳優にだけ頼っているものではないと強く感じた。
☆ロンドン公演2回目にして、ロンドナーの多くがこの舞台をコンテンポラリィな舞台とより鮮明に意識しだしたように思う。もう一度くらい、ロンドン公演があってもいいなと。
☆パリでも、チケットの売れ行きは上々らしい。劇場のウェブの解説(英語!)を読むと、コンプリシテの舞台だから、というの大きな売りのよう。舞台が始まって、演者にフランスでどのような評価がくだされるのか興味津々。
☆今回の「春琴」の再演を含めて、昨年と今年はロンドンで日本の舞台を多く観ることができた。2009年は春琴、KABUKI十二夜(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1039.html、http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-995.html)。今年は、MUSASHI(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1196.html)、歌舞伎(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1214.html)と春琴の再演。東京では演劇や歌舞伎なんて観たことなかったけど、ロンドンにいるうまみを満喫している気がする。

(タイムズから。£1−も払ったんだから使っても良いかなと。今回の再演の舞台からなのかは不明)
この秋、バービカンは日本文化にどっぷり浸っている。ギャラリーではファッションの大変素晴らしい展示。そして映画も北野武や黒澤明の作品を多く上映している。その中で異彩を放っていた、そして居るのが溝口健二監督による「瀧の白糸」。
10月24日に、イギリス在住の日本人女性弁士と、イギリス人女性による琴の伴奏つきで上映されたのを見た。全然興味がないまま、イギリス人の友人に引きずられるようにして観にいったのだが、もう、吃驚。こんな素晴らしい心理劇が、無声映画の時代に日本で作られていたなんてまったく知らなかった。溝口監督の作品は、ほかに「山椒大夫」と「雨月物語」も上映されたけど、売り切れ御礼になったのはこの「瀧の白糸」だけ。あまりの反響に、急遽2011年1月23日の再上映が決まりチケットももう手元にあるのだけど、バービカンの予定からは削除されている。興味のある方は、こまめに確認してみてください。
文化予算が大幅、というか悲劇的というほど削減されるイギリスの文化施設のほぼすべてが同様の行動に出ているが、バービカンもメンバーシップを三段階に分ける新しい制度を導入した。したからイエロォ、オレンジ、レッド。既存会員は自動的にオレンジになっているが、最高ランクのレッド・メンバー(年会費、£100−)になってみてはとの誘いが来る。レッドの売りのひとつは、新しくあつらえた、レッド会員だけが使える専用ラウンジ、レッド・ルーム。春琴を観にいった日に、上演前に試してみた。
込んでいなければ雰囲気は結構良い。ワインも値段の割にはいけるし、何より会員証を提示すれば飲食費が少し割引になる。£100−をはらって、このVIPルームを元が取れるほど使う気になるかどうかは、これからのプログラムしだい。
☆友人二人、WとY双方が痛く気に入ったのが、ナレイター役の立石涼子さんの声。勝手に解釈すると、どうやら気が休まるらしいアルトだからとのこと。イギリスにはアルトやメゾ・ソプラノに著名なオペラ歌手が多いようだから、その系統がすきなのかな、と。
☆そのナレイションの内容が、初日(11月4日)から変更されていた部分があった。個人的には、ナレイションの終わり方は前回のほうが好きだが、11月8日の終わり方は初日より丁寧に練られた印象だった。その変更は、ガーディアンのレヴューの、
But the virtue of the story is that its meaning is left open.
に呼応している。
☆Wによる、「嫉妬って、表現の違いはあるけれど、どの文化でもあるのね」は、春琴の佐助への態度をまさに言い当てている。
☆今回のロンドン公演で、レヴューで一人の俳優だけを取り上げて評価するということがないのは、舞台上の俳優たちが生み出すアンサンブルに瑕がないということなのではないかと想像する。日本的といえば日本的だが、今回の舞台は一人の俳優にだけ頼っているものではないと強く感じた。
☆ロンドン公演2回目にして、ロンドナーの多くがこの舞台をコンテンポラリィな舞台とより鮮明に意識しだしたように思う。もう一度くらい、ロンドン公演があってもいいなと。
☆パリでも、チケットの売れ行きは上々らしい。劇場のウェブの解説(英語!)を読むと、コンプリシテの舞台だから、というの大きな売りのよう。舞台が始まって、演者にフランスでどのような評価がくだされるのか興味津々。
☆今回の「春琴」の再演を含めて、昨年と今年はロンドンで日本の舞台を多く観ることができた。2009年は春琴、KABUKI十二夜(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1039.html、http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-995.html)。今年は、MUSASHI(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1196.html)、歌舞伎(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1214.html)と春琴の再演。東京では演劇や歌舞伎なんて観たことなかったけど、ロンドンにいるうまみを満喫している気がする。

(タイムズから。£1−も払ったんだから使っても良いかなと。今回の再演の舞台からなのかは不明)
この秋、バービカンは日本文化にどっぷり浸っている。ギャラリーではファッションの大変素晴らしい展示。そして映画も北野武や黒澤明の作品を多く上映している。その中で異彩を放っていた、そして居るのが溝口健二監督による「瀧の白糸」。
10月24日に、イギリス在住の日本人女性弁士と、イギリス人女性による琴の伴奏つきで上映されたのを見た。全然興味がないまま、イギリス人の友人に引きずられるようにして観にいったのだが、もう、吃驚。こんな素晴らしい心理劇が、無声映画の時代に日本で作られていたなんてまったく知らなかった。溝口監督の作品は、ほかに「山椒大夫」と「雨月物語」も上映されたけど、売り切れ御礼になったのはこの「瀧の白糸」だけ。あまりの反響に、急遽2011年1月23日の再上映が決まりチケットももう手元にあるのだけど、バービカンの予定からは削除されている。興味のある方は、こまめに確認してみてください。
文化予算が大幅、というか悲劇的というほど削減されるイギリスの文化施設のほぼすべてが同様の行動に出ているが、バービカンもメンバーシップを三段階に分ける新しい制度を導入した。したからイエロォ、オレンジ、レッド。既存会員は自動的にオレンジになっているが、最高ランクのレッド・メンバー(年会費、£100−)になってみてはとの誘いが来る。レッドの売りのひとつは、新しくあつらえた、レッド会員だけが使える専用ラウンジ、レッド・ルーム。春琴を観にいった日に、上演前に試してみた。
込んでいなければ雰囲気は結構良い。ワインも値段の割にはいけるし、何より会員証を提示すれば飲食費が少し割引になる。£100−をはらって、このVIPルームを元が取れるほど使う気になるかどうかは、これからのプログラムしだい。
春琴のレヴュー
2010.11.10
春琴のレヴューがほぼ出揃った。面白いことに、どれも4つ星。インディペンデントのレヴューはあらすじ紹介の域を出ていない。個人の推測の域を出ないけど、この変化は、2009年の公演以降、日本文化への理解が「異国趣味」から「成熟した文化」という視点に移行してきたからではないかなと。
Shun-Kin – review
Michael Billington
guardian.co.uk, Wednesday 10 November 2010 22.15 GMT
http://www.guardian.co.uk/stage/2010/nov/10/shun-kin-review
Complicite's version of a 1933 Japanese story by Jun'ichir¯o Tanizaki was coolly received when first shown nearly two years ago. I don't know why. Simon McBurney's production is one of the company's finest achievements. It offers a compelling portrait of sadomasochistic love, is full of moral ambivalence and is staged with miraculous delicacy and wit.
Tanizaki's tale reconstructs a true story from 19th-century Japan. It revolves around the relationship between the domineering Shun-kin, an Osaka merchant's blind daughter, and the devoted Sasuke, who learns from her the art of playing the stringed "shamisen", and who becomes her lifelong servant and secret lover. So intense is his passion, in fact, that when Shun-kin suffers a facial disfigurement, he performs an astonishing act of self-sacrifice. But the virtue of the story is that its meaning is left open. It can be seen as the ultimate triumph of masochistic ardour, as a study in the reversal of traditional Japanese gender roles or as an attack on a hierarchial society now eroded by industrial modernisation.
By using multiple narrators, McBurney allows for every possibility. He also turns a story filled with cruelty and violence into an object of aesthetic pleasure. The domineering Shun-kin is brilliantly represented first by a petulant puppet, then by a masked female actor, and finally by one of the puppeteers. The staging conjures a vanished world with refined simplicity: poles become waving branches, flapping papers turn into soaring larks and Honjoh Hidetaro's shamisen music even evokes the horrific act. The piece is enthralling.
Shun-Kin – review
Michael Billington
guardian.co.uk, Wednesday 10 November 2010 22.15 GMT
http://www.guardian.co.uk/stage/2010/nov/10/shun-kin-review
Complicite's version of a 1933 Japanese story by Jun'ichir¯o Tanizaki was coolly received when first shown nearly two years ago. I don't know why. Simon McBurney's production is one of the company's finest achievements. It offers a compelling portrait of sadomasochistic love, is full of moral ambivalence and is staged with miraculous delicacy and wit.
Tanizaki's tale reconstructs a true story from 19th-century Japan. It revolves around the relationship between the domineering Shun-kin, an Osaka merchant's blind daughter, and the devoted Sasuke, who learns from her the art of playing the stringed "shamisen", and who becomes her lifelong servant and secret lover. So intense is his passion, in fact, that when Shun-kin suffers a facial disfigurement, he performs an astonishing act of self-sacrifice. But the virtue of the story is that its meaning is left open. It can be seen as the ultimate triumph of masochistic ardour, as a study in the reversal of traditional Japanese gender roles or as an attack on a hierarchial society now eroded by industrial modernisation.
By using multiple narrators, McBurney allows for every possibility. He also turns a story filled with cruelty and violence into an object of aesthetic pleasure. The domineering Shun-kin is brilliantly represented first by a petulant puppet, then by a masked female actor, and finally by one of the puppeteers. The staging conjures a vanished world with refined simplicity: poles become waving branches, flapping papers turn into soaring larks and Honjoh Hidetaro's shamisen music even evokes the horrific act. The piece is enthralling.
春琴2010年ロンドン公演初日の雑感
2010.11.07

(2009年ロンドン公演のテレグラフの記事から拝借)
先週の木曜日、11月4日にバービカン・シアターで「春琴」の初日を観てきた。具に書いている時間の余裕がないので、ごく個人的に感じたことを箇条書きで。
☆どこがと尋ねられても具体的には答えられないけど、2009年のロンドン公演と比べると全体の印象として「イギリス色」が強まっている印象を持った。あえて例を挙げると、隠美的表現が隠美とはいえないほど直球の場面が散見された。
☆瑞木健太郎さんの役回りにかなりの変更。
☆ナレイターの部分が前回よりも冗長。説明的過ぎるような印象。
☆本條秀太さんの音楽が増えている。
☆バランスを崩しているということでは決してないが、深津絵里さんの、とりわけ中盤以降の演技・気迫は一段、突き抜けていた。すでにやり慣れている役を、丁寧になぞってみましたという緩みは一切なかった。
☆舞台の進行とシンクロする映像が多用されていたような。
☆壮年期の佐助の描かれ方からは、とても説得力のある静かさを感じた。
☆前半はイギリス人の観客から失笑が漏れる場面が何度かあったが、後半は、彼らが舞台で展開する春琴と佐助の物語に入り込んでいたように感じた。後半は、言葉の壁が取っ払われたようだった。
初日の観客層は、日本人の観客はかなり少なく2割くらいといったところ。この状況は、なんだか訳もなく嬉しかった。前回の公演時、各新聞のクリティクのレヴューは結構辛らつなものがあったものの、口コミで評判が伝わったらしく、最後の数日はほぼ完売したと聞いている。見逃したイギリスの演劇ファンが待っていたということなのかもしれない。
上に挙げた点を感じたものの、舞台は素晴らしかった。前回観たから今回はパスという方には、「舞台は一期一会」ということを改めて伝えたい。
ロンドン公演が10回なら、凱旋になる東京公演は20回くらいあってもいいだろうに、12回だけということですでに完売で買い逃した人も多いらしい。人づてに聞いた話なので確証はないが、インターネットのオークション・サイトでは世田谷パブリックでのチケットが悲しいことに高値で売買されているとのこと。
そのような状況から見ると、ロンドンにいる演劇ファンは、殊にこの「春琴」の公演をチケットを買えるかどうをやきもきしないで観られることは幸運だと思う。ロンドン公演は、来週の土曜日11月13日まで。
本條秀太さんのフリー・コンサート@バービカン
2010.10.02
2009年1月から2月にかけてロンドンのバービカン・シアターで上演された「Shun−kin」が11月に再び同劇場で上演される。
で、ロンドン公演最終日の前日、11月12日に本條秀太さんのフリー・コンサートが催される。
Pre-show concert
Fri 12 Nov, 6.15 - 6.45pm
Honjoh Hidetaro: The Shamisen
Barbican Theatre
Offering a rare opportunity to hear the traditional Japanese Shamisen played live, Honjoh Hidetaro returns to the Barbican this autumn. Honjoh is an acclaimed Shamisen Master and composer of the haunting soundtrack to Complicite and Setagaya Public Theatre’s Shun-kin.
Admission is free, but please reserve your place by calling Box Office on 0844 848 3395 or email preshowconcert@barbican.org.uk
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-988.html
(前回の模様)
バービカン側の説明にあるように、事前予約をお忘れなく。三味線を聴いたことがなくても、楽しめると思います。
本條さんのサイトの公演予定情報によると、今回はロンドンを皮切りに、パリ、東京、台北と続く長期公演。前回のロンドン公演の後、イギリスのダンス・シーンの先頭を走るアクラム・ハーンが2009年に最も印象に残った舞台のひとつと評価していた(はず)ので、お見逃しなく。

(本條さんのウェブから借用)
で、ロンドン公演最終日の前日、11月12日に本條秀太さんのフリー・コンサートが催される。
Pre-show concert
Fri 12 Nov, 6.15 - 6.45pm
Honjoh Hidetaro: The Shamisen
Barbican Theatre
Offering a rare opportunity to hear the traditional Japanese Shamisen played live, Honjoh Hidetaro returns to the Barbican this autumn. Honjoh is an acclaimed Shamisen Master and composer of the haunting soundtrack to Complicite and Setagaya Public Theatre’s Shun-kin.
Admission is free, but please reserve your place by calling Box Office on 0844 848 3395 or email preshowconcert@barbican.org.uk
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-988.html
(前回の模様)
バービカン側の説明にあるように、事前予約をお忘れなく。三味線を聴いたことがなくても、楽しめると思います。
本條さんのサイトの公演予定情報によると、今回はロンドンを皮切りに、パリ、東京、台北と続く長期公演。前回のロンドン公演の後、イギリスのダンス・シーンの先頭を走るアクラム・ハーンが2009年に最も印象に残った舞台のひとつと評価していた(はず)ので、お見逃しなく。

(本條さんのウェブから借用)


