LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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Sightseeingの記事一覧

倫敦湿地帯公園:London Wetland Centre

2017.06.07
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(巣を作ろうとしていたつがい。なんという鳥だかは知らないが、濃いー顔)

いつ知ったのかはもはや思い出せないが、ロンドンの南西部にロンドン・ウェットランド・センターという場所があることは知っていた。が、遠くはないものの(ハマースミスからバス、徒歩で20分ほど)なかなか良い機会がなかった。先週の土曜日、午前中に全てが終わり、天気が良かったので行ってみた。

http://www.wwt.org.uk/wetland-centres/london/

似たような写真ばかりだが
https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/collections/72157682426034501/

 僕にとってマイナスに感じた点を先に書く。湿地帯の中を突っ切って歩けることを期待していたのだが、鳥の生活環境の保全のためであろう、ワイルドな湿地帯を歩き回る、というのは施設内でもかなり限られている。

 それを除けば、天気が良かったこともあり、初夏の日光と爽やかな風を浴びて歩くのはとても気持ちよかった。また、鳥を眺めて面白いかなと思っていたのだが、ずっと眺めていると鳥によって行動パターンが違ったり、営巣しているつがいとそれにちょっかいを出す他の鳥との間の攻防が結構スリリングで楽しかった。

 バードウォッチャーの皆さんが持ち歩いていたカメラの凄さ。とてつもなく長く、そして重そうなレンズを厭わず心頭滅却して鳥だけをみているあのストイックな振る舞い。自分のことを差し置くことはできないが、入園者は中高年が多いだろうと思っていた。しかし、家族連れも多く、ロンドン市内の中ではとても拓けている空間でちょっとした自然観察ができることが人気の一因かな。

 バードウォッチャーでなければしょっちゅう行く必要はないかなとは思う。湿地帯の上に広がる青空を見ながら、開放感に浸りたいのであれば、ここは最適な場所だろう。

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欧州でのテロ等に対する注意喚起(在英国大使館)

2017.05.24
大使館から送られてきたメイルを転載。

英国にお住まいの皆様及び当地旅行者の皆様へ  在英国日本国大使館

今般,外務省は欧州でのテロ等に対する注意喚起を発出しましたので,以下の通りお知らせします。

英国政府は,マンチェスターでのテロ事件を受け,テロ脅威レベルを5段階中最高位の「critical」(危機的。テロ攻撃が差し迫っているとされるレベル)に引き上げました。これに伴い,警察と軍が連携し,英国内各所の警備が強化されますが,6月8日に総選挙が予定されていることもあり,不測の事態に巻き込まれることのないようにこれまで以上に注意してください。


<以下,スポット情報>

欧州でのテロ等に対する注意喚起

【ポイント】
○夏にかけて,スポーツ大会,音楽フェスティバル,独立記念日を祝う行事などのイベントが各地で予定され,また,ベルギーでのNATO首脳会議,イタリアでのG7サミットなどの国際会議や,英仏での選挙も予定されています。
○これらイベントに参加する人を狙ったテロに注意してください。また,これらイベントのための警備のため手薄となった他の都市でテロが実行される可能性もありますので,この点にも注意してください。
○最新情報の入手に努め,テロの標的となりやすい場所を訪れる際には,安全確保に十分注意を払ってください。情報収集には「たびレジ」を活用してください。

【本文】
1 5月22日,英国マンチェスターでのテロでは80名を越える死傷者が発生しました。それ以前も,スウェーデン(ストックホルム),ロシア(サンクトペテルブルク),英国(ロンドン),ドイツ(ベルリン)等でテロが発生しています。

2 5月27日から6月27日頃までは,イスラム教のラマダン及びラマダン明けの祭りがあります。また,欧州では,これから夏にかけて,スポーツ大会,音楽フェスティバル,独立記念日を祝う行事などのイベントが各地で予定され,また,ベルギーでのNATO首脳会議(5/25),イタリアでのG7サミット(5/26,27)などの国際会議や,英(6/8)仏(6/11,18)での選挙も予定されています。
 ネット上では,銃器や爆弾の使用に加え,車両の突入やナイフによる殺傷といった実行が比較的容易な方法により,屋外で行われる集会や行事,あるいはナイトクラブや映画館などの混雑した閉鎖空間を狙ってテロを実行する呼びかけがなされ,これに実際に応じテロを実行したと見られるケースが続いています。また,国際会議等のための警備のため手薄となった他の都市でテロが実行される可能性が懸念されます。

3 以上を踏まえ,以下のテロ対策をお願いします。
(1)最新の関連情報の入手に努める。
(2)以下の場所がテロの標的となりやすいことを十分認識する。
観光施設,観光地周辺の道路,記念日・祝祭日等のイベント会場,レストラン,ホテル,ショッピングモール,スーパーマーケット,ナイトクラブ,映画館等人が多く集まる施設,教会・モスク等宗教関係施設,公共交通機関,政府関連施設(特に軍,警察,治安関係施設)等。
(3)上記(2)の場所を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる,できるだけ滞在時間を短くする等の注意に加え,その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う。
【車両突入の場合】
●ガードレールや街灯などの遮へい物がない歩道などでは危険が増す。
【コンサート会場,スポーツの競技場等の閉鎖空間】
●会場には時間より早めに入る,終了後はある程度時間を置いてから退出するなど,人混みを避けるよう努める。
●セキュリティの確保されていない会場の外側や出入口付近は危険であり,こうした場所での人だまりや行列は避けるようにする。
【爆弾,銃器を用いたテロに遭遇した場合】
●爆発,銃撃の音を聞いたらその場に伏せるなど直ちに低い姿勢をとる。
●頑丈なものの陰に隠れる。
●周囲を確認し,可能であれば,銃撃音等から離れるよう,速やかに,低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。閉鎖空間の場合,出入口に殺到すると将棋倒しなどの二次的な被害に遭うこともあり,注意が必要。

4 在留届の提出または,「たびレジ」への登録を必ず実施してください。
3ヶ月以上海外に滞在する方は在留届の提出を,3ヶ月未満の場合は「たびレジ」への登録を必ず実施してください。(「たびレジ」の登録: http://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/)渡航先の最新安全情報や,緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができます。また,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

5 外務省のテロ対策パンフレットも併せてお読みください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)

注)最近の主なテロ事件等(以下,すべて現地時間)
【2017年】
○英国:マンチェスターのコンサート会場における爆弾テロ事件(5月22日)
○スウェーデン:ストックホルム市内におけるトラック突入テロ事件(4月7日)
○ロシア:サンクトペテルブルク市内地下鉄での爆発事件(4月3日)
○英国:ロンドン市内のウェストミンスター橋及び国会議事堂でのテロ事件(3月22日)
○フランス:パリ・オルリー空港での武器奪取事件(3月18日)
○フランス:ルーブル美術館での襲撃事件(2月3日)
【2016年】
○ドイツ:ベルリンのクリスマス・マーケットへの車両突入事件(12月19日)
○ドイツ:アンスバッハの野外音楽祭での爆弾テロ事件(7月24日)
○ドイツ:ヴュルツブルク近郊の近距離列車における乗客襲撃テロ事件(7月18日)
○フランス:ニースでの花火の見物客に対するトラック突入によるテロ事件(7月14日)
○ベルギー:ブリュッセルの地下鉄,空港での銃撃・自爆テロ事件(3月22日)
【2015年】
○フランス:パリでの国立競技場,レストラン,コンサートホールを狙った同時多発テロ事件(11月13日)

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903


(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
○外務省 海外安全ホームページ:

http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp(携帯版) (了)

ペインテッド・ホールの天井画を観られる機会:旧王立海軍学校

2017.05.24
Painted Hall lion
(今回の修復の足場ができるまで、修復技術者も存在を知らなかったらしいライオン)

グリニッヂにある旧王立海軍学校ペインテッド・ホールの天井画が、修復作業のための足場を組むことで間近で観られる機会がある、というのは昨年から何度かメディアが報道していたので知っていた。しかし、いつから始まるのかを追っていなかった。先週、英国ニュースダイジェストで体験記事が掲載され、早速観てきた。

旧王立海軍学校「ペインテッド・ホール」天井ツアー
http://www.news-digest.co.uk/news/listing/events/16380-painted-hall-ceiling-tours.html

写真
https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/albums/72157681108499064

https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/albums/72157681360331932

 ツアーの詳細は記事を読んでいただければほぼわかる。4月から始まったばかりで、まだそれほど混んではいないようだが、夏の観光シーズンには予約は必須になるだろう。また、9月下旬から10月にかけてツアーは一旦休止となるが、そのあとは現在、観ることができない場所が解放されるそうなので、9月前に見て、さらに10月以降再び参加すると、多くのものが観れるとのこと。この修復プロジェクトは、現在、欧州圏内で最大のもので、完了後の天井画の一般公開は2019年を予定しているとのこと。

 足場を組むまで3ヶ月。また、その足場を組む作業を始める前に床の増強工事をしたそうなので、簡単なプロジェクトではない。

 有り体に言えば、天井に近づいて観る天井画は、近すぎて見辛い。しかし、それぞれの部分のディテイルを観られるのはやはり素晴らしい。参加して体感したことは、まず、カメラは高感度が望ましい。暗がりと照明が交錯していて、感度の調節が難しかった。ガイドの説明は、絵の背景を知る上でとても役に立つ。しかし、細かい部分までしっかりと理解したい、でも英語に自信がないという方は英語が堪能な友人と一緒に行くのがいいかなと思う。下の写真は、ニュースダイジェストの記事にある、いたずら。

Painted Hall

 この日食は、歴史上、本当にあった日食だそうだ。

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 僕は絵画を見るのは好きだが、芸術作品の修復に関しては全く知識がない。今回のツアーで、Conservationはいたんだ芸術作品の復元であって、色を足したり等の新たに手を加える、ということではないとのこと。ロンドンの今年のイヴェントとしては見応え、そして体験のし甲斐があるイヴェントだと思う。

チャーターハウス:400年ぶりに開かれたロンドンの歴史

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(2017年2月14日)

最近、頻繁に行かなければならない「Charterhouse」という名がつく場所。来歴はあるのだろうと思いつつ、調べることはなかった。突然、先月、以下のニュースが報道された。

Charterhouse in London opens to public for first time in 400 years
https://www.theguardian.com/uk-news/2017/jan/26/charterhouse-london-opens-to-public-first-time-400-years

The Charterhouse
http://www.thecharterhouse.org/

 修道院だったり、学校だったりしたそうで、現在は、60代以上で資金的に困難な状況にある皆さんのシェア・ハウス、24時間対応のケア・ホーム、そしてフラットの賃貸もやっている様だ。

 無料で見学できるのは、ミュージアムとチャペル。

https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/albums/72157680348964825

 ウェブにでている庭や、居住エリアへは、有料のガイド・ツアーに参加すると見学ができるとのこと。ロンドンに10年以上住んでは居るが、シティの周辺は、エア・ポケット的に中世の面影に満ちた場所が点在していて、迷子にはならないが、目的地にたどり着くのに結構時間がかかることがある。「都市」としてのロンドンの歴史を知りたいのであれば、迷いながらも興味深い通りに遭遇できる地域だ。

さよなら、恐竜:自然史博物館

2017.01.01
diplodocus.jpg
(自然史博物館のサイトから無断拝借)

今日のオブザーヴァ紙から。

Dippy’s last days: diplodocus leaves London after 112 years for farewell UK tour
https://www.theguardian.com/science/2017/jan/01/dippy-diplodocus-london-tour-replica-dinosaur-whale-natural-history-museum

 ロンドンのナイツブリッジ地区にある自然史博物館と言えば、訪れた人が必ず目にする恐竜の骨格標本。その展示が終わるとのこと。博物館でこの標本を実際に観られるのは、記事から判断するに、今週の火曜日1月3日までの様だ。1月5日は、標本が展示されているホールは閉鎖される。

Diplodocus : this is your life
http://www.nhm.ac.uk/discover/diplodocus-this-is-your-life.html

 解体するようにはデザインされていないとのことで、解体、そして清掃には時間がかかるのだろう。まだ日程の詳細情報が自然史博物館のサイトで発表されていないが、イギリス各地での展示は2018年からで、化石の発掘や発見で知られるジュラシック・コーストを抱えるドーセットでの展示はある様だ。

 オブザーヴァ紙軒時によると、この骨格標本は、カーネギーによる寄付とのこと。今もフィランソロピスとはたくさん居るが、カーネギーと較べるととても小さく見えるし、トランプがカーネギーの精神を理解できているとはとても思えない。

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(自然史博物館のサイトから無断拝借)

イギリスの郵便番号の読み方

2016.08.14
観光客が増えて、道に迷っている、特に子供連れ家族や高齢と見える人には声をかけるようにしている。ロンドンはテロの危険性を除けば安全だと思うけど、地図を広げて公道の真ん中で立ち往生していたら、それは鴨。

 スマフォやタブレットが普及してグーグル・マップのおかげでよほどのことが無ければロンドンでは道に迷うことは無いはずだが、ここ数年の間によく遭遇する観光客が迷う情報の一つが、イギリスの郵便番号の読み方。

 イギリスの郵便番号は、おそらく世界では少数派だと思われる(他に思いつくのはカナダとオランダくらい)、数字とアルファベットの組み合わせ。例えば、バッキンガム宮殿の郵便番号は、SW1A 1AA。イギリスに来てグーグル・マップ等に郵便番号を入力する場合、どうでも良いことかもしれないけど、ま、覚えておけば役に立つかもという法則は、右側は常に数字・アルファベット・アルファベットの組み合わせであること。

 左側は、僕の知る範囲ではアルファベットと数字の組み合わせで2組、3組、4組の組み合わせがあリ、最初は必ずアルファベット。そして後ろの3つは常に3桁。例えば、ロンドン北部のある地域の郵便番号が「N122XX(これが本当にあるかどうは知らない)」と教えられたとする。ロンドンには「N1」も「N12」も存在する。この郵便番号の正確な読み方は、「N12 2XX」であり、「N1 22XX」ではない。

 イギリスの郵便番号情報は、とても正確だと思う。他方、組み合わせのルールを知らないと、たまにだが、目的地からかけ離れた場所へ行ってしまうこともあり得る。

[追記]
日本って、凄いなと思う。こんな情報がある。

http://ja.youbianku.com/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9

ロンドンをテムズ川から眺める

2016.08.10
天気が良くて公園の芝生が乾いているロンドン。来週は熱波が来るらしい。午前中の天気が素晴らしく、午後になって「久しぶりにテムズ川をボートで下ってみるか」と思い立ち、エンバンクメントからグリニッヂへ。テムズ・クリッバー(ロンドン交通局の情報だと、彼らはリヴァー・バスと呼んでいる)を利用するのは久しぶり。オイスター・カードに充分なトップ・アップ(クレディット)かPay-as-you-goで£20−クレディットがあれば、オイスターのタッチ・インとタッチ・アウトで利用が可能になっていた。

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https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/albums/72157671108253550

 観光シーズンまっただ中、天気は良好だったので、予想以上に混雑していた。グリニッヂで降りて、でも公演の超常まで登る意欲は無かったので、ペインテッド・ホールへ。

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https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/albums/72157672135711266

 システィーナと較べてはいけないのだろうけど、これはこれで素晴らしいと思う。戻りはカナリィ・ワーフから地下鉄でと思ったのだが、カナリィ・ワーフから135番、205番のバスを乗り継いで帰宅。時間はかかったが、バス2本でロンドンを縦断して帰宅できる。時間はかかるが、バスに乗って知らないロンドンの風景を見るのは楽しい。

ロンドン観光準備のPros and Cons

2016.03.23
友人家族がロンドンを訪れた。楽しみだった10数年ぶりの再会は予想を遥かに上回る嬉しさだった。同時に、ロンドン到着を前に僕から提供した情報が必ずしも最善ではないことも判った。他の人達の助けになるか判らないので、参考程度として。

 ロンドン滞在の必携アイテムは、Oyster Card。来訪者が一人程度なら予備のカードを常備しているので、それを利用してもらうことは可能だが、家族となると人数分のカードまでは手が回らない。僕としては多くの人が到着するであろうヒースロー空港で購入するのが一番簡単だろうと思っている。しかし、以前、ヴィジター用のオイスター・カードを到着前に購入することもできると聞かされた、もしくは読んだので友人にはこのリンクを送っておいた。

Visitor Oyster card
https://tfl.gov.uk/travel-information/visiting-london/visitor-oyster-card

 友人はロンドン到着前に購入、カードを僕の住所に送るように手配した。ロンドン交通局からは購入の際の照会番号は届いたのだが、配達のトラッキング・ナンバーが友人に送られてこなかった。怪しいなと思った予想は的中して届かなかった。

 パディントン駅にあるヴィジター・センターで払い戻しを交渉してそれは受け付けられたのだが、ヴィジター・カードの利便の一つである子供割引は、ロンドンで購入した場合、適用されない。窓口の係員に、それなら紙のカードを鉄道会社の切符売り場で購入すればと教えてもらったようで、滞在中はそれで問題はなかった。で、友人の体験から僕が思うそれぞれのメリット、デメリットを。

[オイスター・カード]
メリット:必要であればトップ・アップが可能。テムズ・クリッパーで割引料金が適用される。トップ・アップしてあればエミレイツ・ケイブルカーの利用が割引。

デメリット:ヴィジター・カードだと7日間利用の料金は適用されないようだ。ロンドンに到着してから購入する場合、デポジットは£5−、また居住者でない場合は子供料金が適用されないようだ。ヴィジター・カードにかかる£3−は払い戻しされない。ヴィジター・カードが届かない時の解約の手続き。

[7日間のゾーン1・2パス]
メリット:デポジット、なし。ゾーン内であれば、残額を気にする必要はない。子供料金あり。

デメリット:ゾーンを超える利用になると、その度に、窓口で不足額を払うか、事前に精算しておく。テムズ・クリッパーやケイブルカーの利用の際は割引にはならない。購入の際には写真が必要。

 15歳未満の子供が居る家族連れだとヴィジター・カードの方が使い勝手が良いかもしれないが、配達されないリスクは常にある。友人の子供達をO2ドーム(ゾーン3)に連れて行ったときどうなるかと思ったが、改札で課金されなかった。いい加減なロンドン交通局。

 以前も書いた記憶があるが、大人だけでロンドンにフルで4日滞在するのであれば、ロンドン到着後にゾーン1・2のオイスター・カードを購入し、£10−、もしくは£20−を更にクレディットしておくのが最も手軽だと思う。

 宿泊費が高いロンドン。家族連れで一週間の滞在ということで、友人は初めてAirBnBを利用した。落胆したそうだ。詐欺ではなかったようだが、説明と現実の落差が大きかったとのこと。イギリスの新聞で目にするAirBnBについての報道は好ましくないことの方が多いので、予約の際は気をつけた方が良いだろう。

 WiFiアクセス、大変だったようだ。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-2609.html

 不思議だ。これだけ多くの人がスマートフォンやタブレットに海外で旅行や仕事に頼る時代になってなお、自国以外でのWiFiアクセスのなんと難しいこと。誰もがアクセスできるWiFiで個人情報が漏れたら困るというのは、どの環境で個人情報をインプットするかを判断するのは個人の責任であることを自覚すれば良いだけ。

 ロンドンでWiFiへのアクセスを探すのであれば、著名なホテルやスタバ、美術館等で試してみてはどうかと思う。

ロンドンの自画自賛:ヴェネツィアに勝った、そうで

2016.03.13
数日前のガーディアンで、ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート自然史博物館科学博物館への2015年度の合計入館者数が、ヴェネツィアを訪れた観光客の数を抜いたぞ、という見出しの記事があった。

Three London museums totalled more visitors than Venice in 2015
http://www.theguardian.com/business/2016/mar/07/three-london-museums-totalled-more-visitors-than-venice-in-2015

 こんな比較に引っ張りだされてヴェネツィアもいい迷惑ではないかと思う。

In St Mark’s Square and the Grand Canal, Venice has some of the world’s recognisable tourist attractions. But the Italian city was eclipsed in terms of visitor numbers last year by just three London museums – the Victoria and Albert, Natural History Museum and Science Museum.

London’s popularity, combined with the relative weakness of the pound making UK holidays less expensive, has helped to produce a bumper year for tourism across the country, with a record 124.4 million visitors (domestic as well as overseas) flocking to top attractions.

Blockbuster exhibitions such as Alexander McQueen: Savage Beauty at the V&A combined with late-night openings and membership events were driving interest from “a younger and culturally curious” new audience, according to Bernard Donoghue, the director of the Association of Leading Visitor Attractions (Alva).


 記事の中で書かれている1億2千4百万人という数が延べなのかは判らないが、数の上では確かに凄いと思う。個人的には、昨年はマックウィーンのブロックバスター以外に印象に残る展覧会がなかったので、およそ1200万人もの見学者がV&A、自然史、科学博物館に訪れたのか理由は判らない。自然史博物館はもしかすると、「パディンドン・ベア」の映画(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-2392.html)の影響もあるのかな。

 出ては消え、消えては出て来るイギリスの博物館や美術館の入場を有料にする議論。文化施設が観光客を集める大きな要因の一つであるなら、有料化は観光客誘致にはマイナス要因になるだろう。

 今年の夏以降、来年の前半にかけて、ロンドンの美術館業界では大きな話題が続く。テムズ河畔に立つテイト・モダンの新しい建物が6月にオープン。

New building
http://www.tate.org.uk/visit/tate-modern/new-tate-modern/building

Tate Modern's Olympic-sized expansion to open in June 2016
http://www.theguardian.com/artanddesign/2015/sep/22/tate-moderns-olympic-sized-expansion-to-open-in-june-2016

 そのテイト・モダンの話題の展覧会は、ジョージア・オキーフ

Georgia O’Keeffe
http://www.tate.org.uk/whats-on/tate-modern/exhibition/georgia-okeeffe

Flowers or vaginas? Georgia O’Keeffe Tate show to challenge sexual cliches
http://www.theguardian.com/artanddesign/2016/mar/01/georgia-okeeffe-show-at-tate-modern-to-challenge-outdated-views-of-artist

 更に、モダンにかなり水をあけられているテイト・ブリテンでは、来年そうそう、デイヴィッド・ホックニィの大回顧展。

David Hockney
http://www.tate.org.uk/whats-on/tate-britain/exhibition/david-hockney

David Hockney show will be one of Tate Britain's biggest ever
http://www.theguardian.com/artanddesign/2016/feb/22/david-hockney-show-one-tate-britains-biggest-ever

 報道を斜め読みした所、ホックニィ自身は過去のことよりも、現在進行形の作品に集中したいそうだ。この展示はテイトの後、ニュー・ヨーク、そしてパリのポンピドーでも開催される予定とのこと。オキーフとホックニィなら、テイトのメンバーシップを再び購入するのはvalue for moneyだと思う。

 外観の工事はほぼ終了したようだが、未だに開館の予定が明らかになっていない新しいデザイン・ミュージアムは、2016年内の移動を目指しているようだ。

http://newdesignmuseum.tumblr.com/

2012年9月18日の写真。
https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/albums/72157631566266261

 コンラン卿は元気だろうか。

2015年、イングランドとウェイルズのクリスマス休日

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https://www.gov.uk/bank-holidays

 2015年のクリスマス休日まであと10日足らずでこのようなことを書いてもあまり役に立たないかもしれないが。今年は、バンク・ホリディ(イギリスの祝日みたいな日)にあたるボクシング・ディ(12月26日)が土曜日なので、イングランドとウェイルズでは12月28日、月曜日が振替で休日なる。ということは、イギリスではとても珍しいことに(冬だから嬉しくない人も居るだろうけど)4連休となる。

12月25日(金曜日):クリスマス・ディ
12月26日(土曜日):ボクシング・ディ
12月27日(日曜日)
12月28日(月曜日):振替休日


 この期間にロンドンを訪れる予定の皆さんは既に調べていると思うが、美術館、博物館、劇場の休館日・休演日はしっかり調べておいた方が良いだろう。路頭に迷っても、ロンドン中心域であれば、最近は、クリスマス・ディでも営業しているファスト・フードの店は有る。

 12月25日は公共交通機関が全て止まるので、静かなロンドンを歩き回るには一年で最良の日。雪が降ると今年は困るのだが、でも、降って欲しい気もする。

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