LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
Home未分類 | Dance | Sylvie Guillem | Royal Ballet | Royal Opera | Counselling | Sightseeing | Overseas Travel | Life in London(Good) | Life in London(Bad) | Japan (Nihon) | Bartoli | Royal Families | British English | Gardens | Songs | Psychology | Babysitting | Politics | Multiculture | Society | Writing Jobs | About this blog | Opera Ballet | News | Arts | Food | 07/Jul/2005 | Job Hunting | Written In English | Life in London (so so) | Speak to myself | Photo(s) of the day | The Daily Telegraph | The Guardian | BBC | Other sources | BrokenBritain | Frog/ Kaeru | Theatre | Books | 11Mar11 | Stage | Stamps | Transport | Summer London 2012 | Weather | Okinawa | War is crime | Christoph Prégardien | Cats | Referendum 23rd June | Brexit | Mental Health 

2001年11月の記事一覧

千尋とハリー

2001.11.23
親愛なる皆さん

 今日は、日本は連休ですね。和食が食べたい。

 この間はさかしらなことを書いてしまったので、少し反省。で、口直しに、今朝新聞で見つけた記事を。先日産経のウェブで「千と千尋の神隠し」が海外でも公開される、という記事を見たので多分出るだろうと思っていたらデイリー・テレグラフに、「ハリー・ポッター」との比較で紹介されました。売上の記録から始まって、内容も上手に紹介してあります。ヨーロッパではフランスでの公開が決まったようですが、イギリスはまだ。今月上旬、ロンドンでは過去の宮崎作品が公開されて評判だったそうなので、早く公開されないかな、と思っています。ファンタジー系では「指輪物語」も公開されるそうですね。ただ、記事の最後に東京では「指輪」の原作のストックは少ない、と書いてありましたが、僕が書店でアルバイトしていたウン十年前ですらかなり売れていてストックが切れるなんて余りなかったと記憶しています。問題は、これが文庫になっていなくて、単価が高い、ということでしょう、多分。

 ハリー・ポッターは、翻訳が出た当時に読んで、ちょっと自分の趣味ではなかったんですが、映画に関してはここでいうまでもなく大評判のようで。既に2作目の制作も開始された、との記事をどこかで読んだ気がしますが、確かに急いだほうがいいでしょう。なぜなら、主役をやったラドクリフ君のプレミア上映のときにとられて写真を見たんですが、既に少年から青年になりかけている感じで、広告の彼とは別人のようでした。あの丸眼鏡の影響も大きいと思いますが。

 もうひとつ、同じくデイリー・テレグラフに出ていたんですが、作者のローリングが、映画の大成功による喧騒から逃れるために、スコットランドに邸宅を買ったそうです。イギリスの文化がお好きな方はご存知かもしれませんが、プリンス・ボニー・チャールズの逸話や、詩人のロバート・バーンズにゆかりの深い、スコットランド南部のボーダーズと呼ばれているあたりです。天井が高そうな家で、ちょっと覗いてみたいです。

 最近よく見かける、ちょっと面白い広告。現在まで3種類見ました。カミラ・パーカー・ボウルズ(チャールズの愛人)と思しき女性がウェディング・ドレスの試着をしている横に、カール・ラガーフェルド、と思しき男性が例の扇子で口を隠している。サッチャー元首相、と思しき女性が、監獄の中で、ジェフリー・アーチャー、と思しき男性の手を握りながら慰めている。で、今朝見たのが、ブレア夫妻と思しきカップルの後姿で、シャーリーがトニーのお尻をむんずと掴んでいる。シュウェップスの広告でした。



「千と千尋の神隠し」はイギリスでは2003年に漸く公開されました。批評家の評判は良かったんですが、観客動員は驚くほどではなかったようです。周りのイギリス人で見に行った皆さんの感想は「ファンタスティック!!」、が多かったですが。
スポンサーサイト

日本文化

2001.11.19
親愛なる皆さん

 おはようございます。いかがお過ごしでしょうか?秋の訪れとともにめっきりあごひげに混じる白いのが増えてきました。

 昨日、土曜日、多分今年イギリスで開かれている日本文化紹介の一環であろう「鼓童」のコンサートに行ってきました。知り合いが連れて行ってくれたので、文句を言うのは罰当たりのような気がします。が、彼らが日本の伝統芸能を紹介している、という風に考えられているのであれば、納得できません。そんな、パフォーマンスでした。偏見でしょうが、彼らの態度に「ここまで日本文化を消化、もしくは昇華したんだから理解してくれるでしょ」、そんな観客への甘えを感じました。
繰り返しますが、偏見です。日本人、および団体が日本文化を海外に紹介するとき、「本当の日本文化はどうせ理解できないだろうから、判るようにやってあげなきゃ」、という驕りを常に感じます。逆に日本文化は唯一無二、という気はありませんが、そんなに迎合してどうする、と思います。理解してもらえなかったらそれまでなんだし。
で、昨夜心底観ていて嫌だったのは、彼らが沖縄の小さな太鼓を叩きながら、「ちょっと待て、そんな踊り沖縄の人が本当にしたのか」、と突っ込みの二つも入れたくなるようなへんてこな踊り。それと、女性二人が、多分田楽を表現したかったであろう、でもどうしても「へなへな動いている」ようにしか見えない踊り。なんだか、プリミティヴな感覚が全く欠落していたし、期待していた三味線は腰砕けだし、多分、二度と見ないでしょう。場内の反応は、凄かったです。拍手、鳴り止まず、でした。ああもう書いていて、やっぱり罰当たりな気がする。

 日本文化を紹介するのはまだ続いていて、大英博物館の神道展はもうすぐ終わりますが、来週からロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで、初期の浮世絵展が始まります。でも僕が望むのは、誰かに、「上々台風」をロンドンにつれてきてほしい。

 話し変わって、27日に、36歳になります。カード、ください。「おまえからもらったことがない」、そういう方は是非、誕生日をお知らせください。まず今年はクリスマスカード、次回の誕生日からカードを送ります。カードを送るのは、楽しい。生きがいのひとつです。これでまた、いて座の評判を落とすかな、とも思いますが、最近、誕生日を迎えるのを楽しく感じます。

いまだ、バレエ三昧

2001.11.18
親愛なる皆さん

 おはようございます。先日、学業のためには「オペラ、バレエだのは削らなくては」、と書いておきながら、書くずっと前に購入していたロイヤル・バレエの「ドン・キホーテ」。

 はっきり言って、評判は今ひとつです。個々のプリンシパル・ダンサーの資質は素晴らしいと思うんですが、組み合わせがどうも。僕はファースト・キャストのタマラ・ロホと、ヨハン・コボーのペアと、アリーナ・コジョカルとアンヘル・コレーラでみました(ええ、2回行きました)。ロホとコレーラの組み合わせ観たかったです、どちらもスパニアードですからね。コボーは、端正すぎ、コジョカルは大絶賛ですが、僕には顔が幼すぎ。それと、コジョカル、19歳にしてプリンシパル・ダンサーになっただけあって、技術的には素晴らしいのですが、お手本通り、という感じでスリルにかけます。ロホは、バランスはどうやら不得手のようですが、回転がすばらしい、その点コレーラも批評家から、「こんなに同じ回転の中で速度を変えるなんて見たことない」、と絶賛されていました。デモでも、やっぱり、現在遠く日本縦断興行中のギエムによる「ドン・キホーテ」を見たかったです。

 ロイヤルは相変わらず男性ダンサー不足に悩まされているようで、22日から始まるジョン・クランコ振り付けの「オネーギン」の主役の一人が数年前に出て行ったアダム・クーパー。でも、この演目に関しては期待が高まっているようです。去年のロイヤル・バレエの話題はロホが独占していましたが、今年はコジョカルですね。来年の6月に日本に行くそうですから、どうぞご期待のほどを。そうそう、吉田都さんは、相変わらず評価、高いです。

 これから勉強です。図書館に行ってきます。



いまやロホもコジョカルもロイヤル・バレエの看板スター。彼女達が踊る全幕物はだいたい完売しています。

ポール・マッカートニー

2001.11.15
親愛なる皆さん

 おはようございます。なんだかむちゃくちゃな世界ですが、それでも21世紀最初の一年が終わるんですね。早い。

 タイトル、話としては他愛ないんですが、まあ、もしかしたら驚く方もいらっしゃるかな、と思いまして。今日、ほぼ丸一日次回のエッセイをせっせと図書館で書き上げた帰り、前に住んでいた近くのメリルボーン・ハイ・ストリートのスタバに入りました。丁度、目の前に、やや細身の初老の男性が居て、なんだか店員が浮き足立っているようでしたが、こちらは脳髄を振り絞ったあとだったので、全く気にしませんでした。注文を終わらせたその男性がおもむろに僕のほうを振り返った約2秒間、なんだか知っている感じおっさんだな、と思ったら、マッカートニーでした。先方も、GAPのCAPを目深にかぶり、うつろな目をした日本人と思しき男にたじろいだようでしたが、何を思ったか、How ya ? と聞いてきたので、とりあえず、I am fine といってそれで終わり。彼はフィアンセと一緒に、時間をつぶしていたみたいです。

 数週間前、この通りのスープ屋で、オアシスのノエル・ギャラガーがWaitrose (高級スーパー)の袋を下げて彼女と歩いているのを見たし、マドンナもマンションを買ったそうで、この通り、最近面白いです。

 ということで、お騒がせしました。


見事に別れましたね。

現在のイギリス、どうなんでしょう?

2001.11.03
親愛なる皆さん

 おはようございます。続けざまにメールを出してしまい、恐縮です。一回目の締め切りをクリアしてほっとしているのと、次の課題がどうしても面白く感じられず、逃避です。ちなみに「言葉は生まれつきか?」。小学校以来、「口から生まれてきた」と言われてきましたので、考えたことないです、こんなこと。

 さて、メールへの返事で、狂牛病と、テロの影響は街中にあるのかどうか、という質問を頂きましたので、ごく私的な感想を。

 狂牛病に関しては、正直、イギリス国内は安全だと思っています。現在イギリス国内で話題になるのはBSEの患者が出たときくらいな感じですし。1994年から毎年イギリスに来てその都度肉を食べていましたから、感染しているかもしれない、していないかもしれないし。まして、危ない部分は限られていますからね。間違った報道がされることのほうが、今は怖いと思います。で、そういう恐怖感を取り除くために、いい本があります。「The Okinawa Program」、なぜ沖縄のおじいやおばあが元気なのか、というまじめな本らしいですが、同時に食生活を見直すきっかけにもなっているようです。まだ現物を見ていないんですが、僕として日本人よりイギリス人こそ読むべきだと思います。こちらの高齢の方々は、本当にふけて見えますから。翻訳は今月、日本でも発売されるそうです。

 テロの影響、自分で身を守るしかないでしょうね。現在住んでいるところは、地下鉄の駅からの道沿い、ほぼ中東系の方々が経営されている店ばかりで、正直、夜はちょびっと怖いです。まあ、危なさそうなところには行かない、夜遅くまで出歩かない、これが原則でしょう。何が怖いって、地下鉄です。最近、駅構内で警官をよく見かけますが、彼らが居るからといって、危険物を持ちこもうと思えば、何の障害もないですから。ついでに深いですから、何か起きたら逃げられないでしょう。セキュリティは厳しくなっているようですけど。
2週間前、ジュビリーラインに乗っていたとき、カナリーワーフ(新しい金融街みたいなところです)の駅で20分くらい止まったんです。アナウンスでは信号故障、といっていたんですが、そのときの状況を後日知り合いに話したところ、「あなたが原因だったんじゃないの?」、といわれました。実はそのとき、ケーキの箱を隣の席においていて、新聞を読んでいたんです。気がついたら、車両の外から駅職員が少々不安げに「その箱はおまえのか?」と言いたげに箱と僕を交互に指差していました。どうやら危険物と思われたようです。緊張感が足らない。気をつけます。



2001年の9月から、ロンドン・ギルドホール大学(現在は、ロンドン・メトロポリタン・ユニヴァーシティ)で、既に何らかの学位を持っている一般人向けの心理学コースの通い始めた。これが思っていた以上に大変で、すっかり間があいてしまった。
Society    ↑Top
Template by まるぼろらいと

Copyright ©LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン All Rights Reserved.