LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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2002年09月の記事一覧

バッキンガム、書き忘れ

2002.09.28
もう一つ。

 既にご存知の通り、今年はエリザベス女王の即位50年のゴールデンジュビリー。今年は一部屋に過去50年、各国から贈られたプレゼントの一部が公開されていました。

 やはり、お国柄というのは如実に出るもんですね。なんだこりゃ、と思ったのは畳いちじょう分は優にありそうな巨大なバッタの模型。アフリカからかな、と理由もなく考えていたら、フランスから。ワインクーラーだそうです。羽根を開けて使うんでしょうが、女王が使ったとは思えませんでした。アメリカ、何というべきか、カウボーイブーツ。ダナ・キャランとかラルフ・ローレンにドレスでもデザインさせたほうが気が利いていると思うんですけど。

 産油国は、軒並み、ゴールド、ゴールド、ゴールド。そしてセイシェルからは貝殻、これもまたお国柄。

 閑話休題。10月2日、ロンドンはまたもや地下鉄のストに見舞われる予定です。学校、実質初日なんですが、歩いていくことになりそうです。
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バッキンガム宮殿

2002.09.28
 おはようございます。素晴らしい天気の続くロンドンから、いつも長いメールです。

 当初、ウィンザー上の火災後の復旧工事の費用捻出のために5年間の期間限定だったバッキンガム宮殿の夏季公開は今年もありました。今年は、既に8歳の女の子と、友人と一緒に2回行ったんですが、どうしても朝行ってみたくて、一人でまた行ってきました。

 朝一番の入場の目論見は大当たり。入り地口近辺でのろのろ動くイギリス人・アメリカ人のご高齢のグループを掻き分け、1階(日本風だと2階)へ続く階段を上りきったとき、そこは、まるで僕のためだけにある空間でした。係員以外、誰もいないんですから。たった一人で部屋の真ん中に立ち、四方を見回し天井を見上げ、出来ることならカーペットに寝転びたかったです。天気も素晴らしく庭に面した部屋の窓が開け放たれていたので部屋の空気も澱みなく、なんか「ローマの休日」の最後の王宮の場面に遭遇したような気分でした。

 庭に面した幾つかの部屋もまた素晴らしいものでした。ダイニング・ルームの大きなテーブルの上には、当然本物の白薔薇と白百合がたくさんいけられ、その百合の芳しい香りが部屋に溢れ、窓の外にはよく手入れされた庭の芝生と池が広がり、羨ましい、というよりも疲れたらいつでも来てボーっと出来ればな、とそんな思いでいっぱいになりました。たった一人ですから、本当に静かだったし。静かにまわりたいのであれば、やはり朝一番か、夕方最後がいいそうです。

 係員も朝いちだと余裕があるらしく、話し掛けると嬉しそうだったので、いろいろ聞いてみました。まず、なぜ、写真撮影が駄目なのか。予想通り「セキュリティのため」、とのことですが、ここまで一般に公開していたら余り現実味はないかな、と思います。テロを警戒しているとのことでしたが、彼等にとってテロとはIRAだそうです。あと、写真を許可したら、渋滞して仕方ないでしょうね。庭に立っている係りの方々に、彼等は庭の奥まで行っていいのかと聞いたら、彼等も庭の奥まで入り込むことは許されていないそうです。端っこからとはいえ、庭の木立と池越しに見える宮殿は綺麗です。

 一番聞きたかったのは、ここのアルバイトはどうやれば申し込めるのか。初夏に新聞の求人欄に募集広告が出るそうなので、来年、是非、トライしたいです。上手くいって、将来、履歴書に「バッキンガム宮殿でアルバイトしていました」、なんて書きたいです。

 来週から新学期が始まり、特に来年の1月までは、このようなメールを書いていてはいけないのかもしれません。倒れない程度に。ではでは。

勉強が本格的になる前に

2002.09.25
親愛なる皆さん

 で始まるメールは後回しにしていると友人から言われましたが、懲りません。お元気でお過ごしのことと思います。

 来週から新学期が始まる前に、小さいことを。まず、図書館、The British Library。素晴らしいです。今日も資料漁りと、スーパーヴァイザーに手紙を書き直してもらい、パスの更新をしてきました。その更新なんですが、今回は手紙も問題なく、担当の、一人だけびしっとピンストライプのスーツを着込んだ親父がにこりともせずに作業を進め、また写真とるんだろうなと思ってタオルでてかったおでこをぬぐっていたら、あっさりパスが出され、そこには前回撮られた僕の写真。驚いちゃいけないのかもしれませんが、データベースにきちんとストアしているんです。こんな素晴らしい機関、この国ではそう滅多にお目にかかれないので、感動してしまいました。で、使い始めてからこちらの知り合いに「いい図書館だよね」、というと、結構羨ましがられます。やはり、きちんとした研究者・リサーチャーで無いとパスを取得するのは難しいようです。大学院のマスター・ドクターコースに在籍していると5年のパスが出るそうです。

 今日の午後8時、日本時間午前4時から、ロンドンの地下鉄は24時間のストライキ。労働組合にはシンパシーを持っていますが、彼等のやり方は姑息過ぎて、全く同情しません。これがまだ続くということで、かなり労働党政権、労働党出身のケン・リヴィングストン、ロンドン市長への風当たりが強くなっているようです。

 ロンドンに来られる方のために。ロンドンでバスを乗りこなすのは、僕は結構難しいと思っています。判りづらいのは、繁華街などでは、一つのバス停に同じ方向に行く幾つかのバスが止まるので、まずそれを確認すること。更に、同時に2台、もしくは3台のバスがバス停に到着し、自分が乗りたいバスが最後尾に居る場合、そのバスがバス停の前まで来てお客を乗せる、ということは決して期待してはいけません。乗りたかったら、自分で最後尾にまで行き、乗り込みましょう。さもないと、乗れません。多くの運転手は、バス停から離れて止まっても、そこで一度止まったら、もう一度移動してまで止まる、ということは自分の義務とは思っていないようです。きちんとバス停で待っていると、永遠にバスに乗れない、そんなことが起こるのがロンドンです。


最近では、バスの運転手のマナーもかなり良くなってきた感じ。

ロンドンにもし来られる方のために

2002.09.20
結局三つになってしまいました。でも、これは少し役に立つ情報かな、と思います。

 今までもことあるごとに地下鉄の愚痴を書いていましたが、現在、状況は悪くなる一方です。地図でみると、サークルラインは北側で、ハマースミス・シティラインとメトロポリタン・ライン、南側でディストリクト・ラインと同じ線路を走ります。これがラッシュ時になると、止まりまくりです。どの路線も空調が無いので、蒸し風呂状態。通学路が丁度この路線で、何も無ければ20分の距離が、時に2時間掛かることもあります。

 で、本題。現在、エスカレーターの工事などが頻繁に行われているんですが、その状況で、とても信じられないことがおきています。北行きのベーカルー・ラインとジュビリー・ラインがベーカー・ストリート駅に平日は止まらない。ベーカー・ストリート駅は、観光客も通勤客の乗り降りも多い駅で週末ならまだしも、平日使えないだなんて信じられません。予定では、工事終了が来年、2003年の夏。エスカレーターの改修工事とは、そんなに複雑、かつ難しいものなんでしょうか?つい最近見つけたのは、マーケットなどで有名なカムデン駅、降りるお客さんだけしか使えないんだそうです。週末だけなのか、平日だけなのかは確認しなかったんですが、ここも結構乗降の多い駅のはず。

 更に、ユーロスターの駅を現在のウォータールー駅から、セント・パンクラス駅に移す工事のため、ベーカー・ストリート駅とファリンドン駅の間が閉鎖されるため、ロンドン北部に住んでいる方が週末にロンドン東部に行くのに大回りをしなければならない状況になっています。こんな状況で、地下鉄の組合は、来週ストをするらしい上に、来月は消防士のストがあるらしく、火事がおきたら困るから、これに乗じて更にストをするらしいとの報道には、呆れるばかりです。

 秋のロンドン、どんどん暗くなっていくし、湿ってくるし、来られる方もそう多くはいらっしゃらないと思います。が、来られる方、どうか、どうか足を鍛えてきてください。


特に地下鉄に対する愚痴は、始まったら止まりません。ロンドナーは「ロンドンの地下鉄は古いから仕方ないよ。東京のように駅員に押し込められることが無いだけましだろ」、などといいます。が、ロンドンのラッシュアワーは、さほど東京と変わりません。逆に、ラッシュアワーに限って、電車が遅れるんだから。カムデンは,週末だけでした。

高値で回る国

2002.09.19
 おはようございます。再来週から学校が始まりますので、しばらくはお時間を割いていただくことも無いかな、と思っていますが。

 さて、昨日の朝日新聞に、こんなタイトルでこの夏短気語学留学した記者の感想が出ていました。そりゃ驚くでしょう。全く当てにならない地下鉄の初乗りが1ポンド50、しかも来週またストがあるとか。昨日のイヴニング・スタンダードでは、東京と京都を除いて(何で京都だかわかりませんが)、ロンドンの外食はパリ、ニューヨークよりも高いなど。今日の新聞では、ただでさえ高い牛乳なのに、農家はもっと高くするために、スーパーへの流通を止めるとか。街中はブランドの袋を持った人で溢れて居るし。

 まもなくこちらに来て3年ですが、何でこんなに景気がよく見えるのか本当に不思議です。先日は、Royal bank of Scotland から僕宛に、「VISAのプラティナムカードをもちませんか」なんてダイレクトメールが届くし。絶対にこの国の経済はおかしい。実質経済が本当に潤っているのなら、留学生の学費をもっと減らして欲しいです。ついでに、火曜日に今シーズン初めてロイヤル・オペラ・ハウスに行ったんですが、そこでも幕間に売られているアイスクリームが、容量が増えていないのに、5割も値上げになっていました。

 と言いつつ、これからは学校がまたメインになり、暫くは Social Life とは無縁になりそうです。それが本分なんですけどね。

 ではでは。季節の変わり目、どうかご自愛のほどを。
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大英図書館

2002.09.19
いつも読んで下さっているであろう皆さん

 おはようございます。東京もそろそろ秋らしいですが、ロンドンは既に秋、朝夕は言うに及ばず、昼間でも麻の半そでシャツでは寒いです。

 大英図書館(イギリスの方はこう呼ばれている事を知っているんですかね)、本名、The British Library の利用が漸く認められ、今週の月曜日から、卒業リサーチの資料を漁っています。何を大袈裟な、と思われる方もいらっしゃると思いますし、現に僕も行くまで、利用するのに結構ハードルがあるのは知りませんでした。

 スーパーヴァイザーからの手紙を携え、パスを取得するためのフォームを書き込み、「簡単じゃん」と思ったのもつかの間、偶然対応してくれた日本人の受付の方から、「この手紙では、パスを発行できません」、とのご宣託。僕のコースは管轄は大学院、実際は大学、ということで身分はundergraduate になり、その場合、最終年しか利用を認めないことになっているそうです。その表記が無いから駄目、といわれたんですが、そこは日本語で和やかに、なんとか一ヶ月のパスを発行してもらいました。

 で、この国に来て、初めて物事がスムーズに進んでいる機関に来た気がします。まずすることは、リーディング・ルームに行って机を確保し、その番号を控えます。次に、オンライン検索の端末で自分が読みたい書籍・雑誌を検索し、見つけたらリクエスト、その際、自分の机の番号も入力します。で、実際にカウンターで受け取るまでに1時間掛かるんですが、それはわかっていれば時間の潰しは幾らでも。学校の図書館に無いレアな雑誌、ロンドン大学の図書館にすらない日本の心理学のジャーナル(勿論英語です)などなど。オンライン検索で見つからなくても、質問コーナーに行くと、親切に調べてくれて、探していた雑誌は全てありました。他の場所に保管しているものは取り寄せに48時間かかるそうです。

 一つ、ネガティヴなことを書くと、コピーが高いのと、制約がかなりあることです。いずれも、書籍・雑誌の保管の為だと思いますが。コピー1枚、20ペンス、学校だと5ペンス。既に、40ポンドも使っていて、更に40ポンド使いそうです。コピーは、本が傷まないように、ページごと。つまりA5の雑誌を両開きにしてA4でとってはいけないんです。

 明日、昨日リクエストしておいた、超レアな雑誌のコピーをとった後は、今度はそれらを読む番です。
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