LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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2002年12月の記事一覧

さいころ

2002.12.31
 こんにちは、それと大多数の皆さん、新年明けましておめでとうございます。2003年もくどく、長いメールをどしどし出せるよう、健康には気をつけるつもりです。

 さて、これを書かずして2002年が終わらない。覚えていらっしゃる方も居るかもしれませんが、夏に面倒を見た女の子のお母さんが、漸く29日に出産しました。陣痛が始まったらその女の子の面倒を見て欲しいと頼まれていたので、電話があるまで一緒に居て、生まれてすぐに病院まで一緒に行きました。これが驚きの連続。日本の状況を知らないんですが、生まれて一時間もしないうちに家族以外の人間が赤ん坊を抱いていい、という状況に驚きました。まして生まれて一時間たっていない赤ん坊なんて見るのも初めてで、写真をばしばし撮りまくってしまいました。父親も撮り捲っていたので、多分問題、無いんでしょう、イギリスでは。丁度いい機会だから、昨年、発達心理学の初歩で習ったことを試しちゃいました。それは、生まれてすぐの赤ん坊の手のひらに指とか棒状のものを置くと手のひらを握る、という反射行動で、テキストの通り僕の指を置くと同時にやんわりと握り締める状況に、改めて納得しました。父親も、不思議そうに同じ事をしていました。もう一つ、生まれて30時間くらいの赤ん坊は、既に顔を識別できる、ということは試せませんでした。

 にしてもあまりにも、日本で聞きかじっていた状況と違うんで驚いてばかりでした。一通り会話も済んだところでお母さんの面倒を観ていた看護婦さんが来てあっさり、「もう、帰る?」と聞いたのに驚き、壁に貼ってある母乳の上げ方の指示書は、「何時間おきなんて深刻に考えないで、スキンシップを楽しんでね」、ってな感じでした。日本って、凄くシリアスだったような気がするんですが。心配なのは、他人事ですけど、その9歳の女の子。今まで王女のように育てられ、急に出てきた強力なライヴァルに平常心で居られるとはとても思えません。やはり兄弟は、歳が近いほうがよさそうですね。最近、本当に周りに子供が多くて、児童心理学も面白く感じてきました。

 で、タイトル。クリスマス当日、その家族のところでクリスマスディナーをご馳走になりました。お約束通り、クリスマス・クラッカーを引っ張り、今回は中からさいころで遊ぶおもちゃが出てきたところで、どうせ知らないだろうと思いつつ女の子に、「さいころの目の1の裏は幾つ?」、と尋ねました。やはり知らなかったので、両面の和は必ず「7」になるんだ、と説明した途端、テーブルの反対側から「知らなかった」、と両親の驚きの声。もしかしてイギリス人はこのことを知らないのかと思って、10人に聞いたら8人が知りませんでした。これって、ギャンブルに使う道具の違い、ひいては文化の違いなんですかね。今、一人でこの発見に盛り上がっています。

 2003年が、いい年になるといいですね。
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忙中、暇を作りました

2002.12.18
 こんにちは。数日ちょっと暖かい日が続いたんですが、昨日からまた冷え込んでいるロンドンです。

 まず、ささやかなお願いが。先日もチラッと書来ましたが、原稿のお手伝いをしたものがもうすぐでます。ご存知の方もいらっしゃると思います。BR:Zという朝日新聞社発行の、月刊イギリス情報誌(毎月28日発売)で、1月号の特集が「英国バレエ」、それの半分弱くらいの元原稿を書きました。僕の元原稿はネガティヴな方向だったのに、編集の方はそれを見事にポジティヴな方向に昇華し、読み応えがあると思います。ロイヤルバレエの吉田都さんと佐々木洋平さんのインタヴューも掲載されるそうです。もし、爆発的に売れたら、原稿料が出るかなー、なんて。一部500円、買ってください。

 お馬鹿な話題を一つ。先週の日曜日、大衆紙Mail on Sunday の一面に載ったニュース。英王室の次期を担うであろうハリー王子のDNAを鑑定すべく、綺麗な女の子を彼に近づけて、髪の毛を奪うたくらみがあった、とのこと。なぜなら、彼の父親がチャールズではないかもしれない、との根拠の無い噂がいつまでたってもあるからだそうです。他のメディアが後を追っていないようなので、信憑性はありませんが、くだらない。折角母親の遺志を次いで地雷撤去のキャンペーンなどに参加したいと表明している彼を応援する方がよっぽど生産性があると思います。

 毎日試験勉強。思うことは、努力しても叶わないことが、人生では多々ある、ということ。まあ、まだ時間はありますが。明日は、統計学の教師に時間を割いてもらっていますので、少しは理解できるよう、祈っています。

ステレオタイプ

2002.12.13
 おはようございます。昨日最後のエッセイを無事、提出、怪しくなりかけていたプロジェクト担当の教授との関係もやや改善・修復され、ちょっと安心。なのに、今朝は腹が立つ記事を見つけたので。

 今朝のThe Dairy Telegraph に、東京のある出版社で働いているイギリス人女性の就職インタヴュー、職場の環境、東京での暮らし振りに関する記事が出ていました。ルーシーさんの事件があって、まだ、イギリス人の、というか外国人の日本に対するイメージ、翻って日本人の外国人に対する姿勢って、10年前と全く変わっていないんだな、とイギリス人に腹がたち、日本に腹がたち、結果的に自分に腹を立てました。

 金融関係のヘッドハンティングはまた別次元の話なんでしょうが、今でも日本は女性が就職の面接を受けるときにスカートをはいていないといけないんですか?お辞儀が45度なんて、誰がイギリス人に強制するんですか?記事の最後では、日本に居る西洋人の男性の殆どは日本人女性にしか興味が無いから(Japanese Only, 略してJOとよぶそうです)恋愛は期待できないとのこと。あんた、何しに東京に行ったの?あとこれって、国際的にセクハラのような気もするんですが。

 もう一つ気になったのは、彼女の雇い主(SHACHO)が、頻繁に付加疑問で質問してくるのが気になると。個人的に、相手に同意を求めながら自分のことばかり話す方というのが嫌いで、日本に居た頃は「私って、こんな人間じゃない?」と聞かれて、「そんなこと知らん」と突き放して喧嘩を売ったこともあり、ロンドンでも相手が会話の中にうんざりするほど「you know?!, you know?!」といれて思わず「no, I do not know」といってしばしば会話が止まることも。

 こういった記事に必ず、ある言葉が繰り返されます。GAIJIN、ご存知の方も居ると思いますが、この言葉、日本人が外国人を差別する象徴の言葉として、世界中に広まっています。皆さん、使わないでくださいね。

 支離滅裂。でも、日本に居る外国人の方も、似たような経験をされていると思います。文化の差は、思っている以上に広く埋めるのは難しいようです。

 週末は勉強しないで、クリスマス・カードの発送をして過ごします。皆さん、にぎやかな12月をお過ごしください。

こんなことを勉強しています

2002.12.08
 おはようございます。日本冬の味覚が懐かしいです。

 日本の大学は後期試験がもうすぐですが、こちらは前期の試験が来年の1月の後半にあります。日程が今週発表されましたが、まるで学生をいじめるような、厳しい物。で、試験が近くなると各講義で、対策と傾向の説明があり、講義によっては過去の試験でどんな問題が出されたかを教えてくれます。今年は、学生からの要望があったということで過去3年間の試験問題をCDロムに入れて1ポンドで販売。買いました。

 ということで、今年の1月の試験問題です。この4つを僕は受けます。全く同じ試験がでるわけもないですが、勉強の方向性は出てきます。ちなみに悪夢はYP227で、何方か、模範解答を日本語でいいですから送っていただけると、嬉しいです。好きな講義ですけど、答えるのが難しいのがYP276。これは、皆さんにとっても面白い内容だと思います。

 話し変わって。イングランドフットボールチーム監督のスヴェン氏のイタリア人ガールフレンドの写真を見たことはありますか?Nancy Dell'Olio さん。一言、豪華。唇がデザイナーの、ドナテラ・ヴェルサーチェくらいインパクトがあり、更にお召し物も豪華。彼女が何かのパーティーに出るたびに、翌日の全国紙にさえその豪華な衣装が報道されます。決して嫌味でなく、僕はあの豪華なお顔と豪華な衣装の組み合わせを見ると、訳もなく、ストレスが解消されます。

 ストレス解消のために、いくら丼、鉄火丼、天丼とうな丼が食べたい。後ひれかつ丼。


結局この二人は、2004年の夏に別れてしまいました。ナンシーさんからの爆弾発言がなく、偉い。と思ったら、どうやらくっついたり、離れたりをたのしんでいるようですね。

12月の原稿

2002.12.04
親愛なる皆さん

 こんにちは、お元気でお過ごしのことと思います。ロンドン、日によって、かなり冷え込むようになりました。

 もう、くたくたです。先週は精神的な疲れのピーク、それが完全に消えないうちに、久しぶりに結構きつい腰痛に襲われ、今回は日本で買った高価な痛み止めも利かず、アメリカ人鍼灸師のお世話になりました。そんな弱気な所に、最初のリサーチ・レポートでは数学以外ではとったことがない低い点に打ちのめされ、少し、踏んだりけったりの心境です。そしたら、今日は、漸く卒業プロジェクトの承認が、学内の倫理委員会から出され、ほっと一息、でもそのまもなく最後のレポートとプロジェクトの準備です。

 と言いつつ、昨夜は吉田都さんの「白鳥の湖」を観てきました。腰が痛かったのでやめようかと思ったんですが、荒んだ気分には美しいものが必要ですから。にしてもロイヤル・バレエ、女性の採用基準を、パリ・オペラ座くらいに厳しくして欲しいものです。かなり目立つ役を踊った一人の女性、大袈裟にいえば、肩幅が吉田さんの3倍くらい(誇張しています)ありました。「がっちりした白鳥」、なんて、観たいですか?僕は、観たくないです。

 今月は、ちょっと背伸びしてオペラについて書いたんですが、かなり直しが入りました。掲載誌の方針で、初心者にいちから教えるつもり、ということになったからです。今月は、もう一つあるところで、原稿のお手伝いをしています。残念ながら、原稿料は出ないそうでが、名前が出るそうです。本業にしたい心理学の先行きが未だ不透明ですから、蒔ける種は、蒔けるときに出来るだけ蒔いておこうかと。

 久しぶりに、「逆玉に乗って、楽な生活がしたい」、昔職場でよく叫んでいたフレーズが頭の中でこだましている日々です。

 皆さん、お元気で。


確か、原稿はモーツァルトの「魔笛」だったはず。
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