LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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2003年01月の記事一覧

これが、地下鉄の実態

2003.01.30
親愛なる皆さん

 こんにちは。昨日からロンドン、およびイギリスのほぼ全土を寒波が覆っているようで、朝方はちょっと吹雪いていました。雨よりはまし。

 さて、何度も書いている地下鉄。昨日のThe Evening Standard に、個人的にかなり衝撃を受ける写真が掲載されました。事故を起こしたセントラル・ラインでなく、北行きのヴィクトリアラインのヴィクトリア駅構内の線路の補強が木材と捻じ曲がった釘によるという証拠写真です。
http://www.thisislondon.com/news/articles/3163599?source=PA
ここのLook here too! というところをクリックすると写真が見れます。
 誤解の無いように書いておくと、3年過ぎて、友人もできたし、未だ英語はジャングリッシュと批判されながらも、ロンドンでの生活は面白いです。本当に機会があれば働くか、働きながら専門の勉強を、ということも考えます。が、地下鉄を含む公共の交通機関だけはどうにかして欲しい。昨日、学校に行く用がありサークルラインを使おうと思っていたら、蕎麦屋の「今でました」と同じくらい信用できない「信号故障」、ということで殆ど動かず。諦めて載ったバスでは、車掌と運転手が途中で客の前で大声で罵りあうしまつ(もしくは、何故かいつもこんなバスに乗る羽目になるのか)。何でこんなんで、ロンドンは成り立っているのか、不思議です。皆さんの周りで、ここ数週間のうちにロンドンに来られる方がいたら、歩きやすい靴と、軽くて丈夫な雨具は必須です。

 閑話休題。オナシスの孫娘が昨日の水曜日に18歳の誕生日を迎え£2.5ビリオンだか£1.8ビリオンだかの遺産を受け継いだそう。「私はこの目で、私が受け継いだ全ての遺産を確かめる」、と宣言したそうです。羨ましい、というよりも、こんな世界がまだあるんだな、というのが実感です。世界には叶姉妹なんか足元にも及ばない位の資産を持った若い方(ヒルトン姉妹とかトランプの娘)がいます。まるで、「華麗なるギャッツビー」とクリスティーの資産がらみの殺人事件を思い出す一方で、貧富の差は確実に存在しているのを感じます。

 試験が終わったので、アマゾンで買ったテキストをマーケットにのせたら既に2冊も売れました。やはり、お金は大切。
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1月にあったこと

2003.01.29
 こんにちは、日本は暖冬予報が外れて寒いそうですね。昨日公園で、早くもスノードロップが咲いているのを見つけましたが、ロンドンも春が来るまでが、まだ長いです。

 今月も変なこと、興味深いことがいろいろ起きていますが、中でもコンピューターに頼りっぱなしの身で、かなり気になったのが、児童ポルノサイトへのアクセス容疑による有名人の逮捕。ロック界のカリスマ、ピート・タウンシェンドの言い訳は情け無かったですが、初期の報道の中で、アメリカのある機関が違法サイトにアクセスしている人間の情報を手に入れ、それが元でたくさんの有名人がいるのが判った、というのがありました。「違法サイト」だからかもしれないけど、結局、インターネットを飛び交っている個人情報は、警察や司法が勝手に介入できるようになっているような気がして。日本の「住基」ネットへの報道もいつものごとく「喉もと過ぎれば」で最近はニュースを見ませんが、どんどん管理社会への流れが知らないうちに出来つつあるような気がして怖いです。

 日本でも大きく報道された、先週土曜日の地下鉄の事故。なんと、昨夜の段階で、原因の徹底検証の為、事故を起こした車両はそのまま駅構内に、セントラル・ラインは、今後2週間から3週間運転中止。追い討ちを掛けるように、今日からまたもや消防士のストで、一番近い駅が閉鎖。今週は急ぎの用事が無くて本当によかった。
 セントラル・ラインって、東京でいえば、中央線みたいな感じですかね。それが3週間も止まるなんて。実は、大学に行くのに、本来ならばサークル・ラインかハマースミス・ラインで一本なんですが、これがよく遅れるので代わりにセントラルをよく使っているんです。本当に他人事じゃないし、3週間で全く安全になるのなら文句は無いですが、全く期待できません。BBCのレポーターが身分を隠してロンドン地下鉄の保安セクションで5週間働いたそうですが、あまりの内部の無軌道振りに唖然としたそうです。偶然、ロンドン地下鉄のマーケティング部門で働く人と知り合ったんですが、その肩書きが、「マーケティング・マネージャー:トラベルタイム」、時刻表が存在しない地下鉄に、こんな部門必要あるのか、ちょっと不思議。文化の違いというのは、あまりに大きいです。

 今週の金曜日は「春節」の前夜祭で、テムズに掛かるミレニアム・ブリッジを使ってセント・ポール側から向こう岸のテイト・モダンへの大掛かりな花火が予定されているそうです。東京でも報道されるのではないでしょうか。もうすぐ、立春だし、春遠からじ。

筆記試験、終わり(残りは6月)

2003.01.24
親愛なる皆さん

 長いメールは、忘れた頃にやってくる、ということです。

 試験の愚痴なんか迷惑だろうと思いつつ、もしかしたらイギリス留学を考えている方もいるかな、ということで。まず、2週間で4回の筆記試験は、本当にきつかったです。結局12月13日にタームが終わった直後からノートを作って覚える、ということしかやってきませんでしたが、これが大変。覚えられない。統計学を除く3つは、8問質問があり3つを答える、ということになっています。一つの質問の中に二つの領域にまたがるものがあったりと結局、一つの試験の為には最低でも4つの領域を押さえなければならなかったりと、縮み行く脳髄をフル活用した一月でした。なぜだか声に出すと結構覚えられるので、この2週間は台所で大声を出して勉強していました。

 で、実際の試験では、与えられる時間は2時間。大体どの講師も「一問につき大体800字は書くように」、なんていってくるんです。単純計算で一問につき40分。が、質問を理解し、エッセイの構成を考えていると実質35分くらい、しかも構成を考えても実際にはすらすら書けるなんてことは今の僕にはありえません。結局3つの試験で最後の質問は結論まで到達できませんでした。悔しい。あと30分あれば書けたのに、って遠吠えに響かないことを祈りつつ。更に、「今学期はアドヴァンス・レヴェルなんだから講義のノートそのままじゃ駄目、専門誌からの引用を必ず入れること」、なんて。入れましたけどね、中には脈絡なく使ったものもあります。今回はプレッシャーも半端でなく、生まれて始めて緊張で眠れない、なんてこともありました。いつもは縁起なんて担がないんですが、今回は何故だか席の番号が「42」、「113」、「149」、とまあ偶然でしょうけど、気になりました。

 いいことも、ありました。統計学の定義に関する質問の構成が少し変わり書ききれなかったんですが、一応全部に何らかの答えを書けたし、多分、これ以上統計学に悩まされることはないでしょう。やはり共通一次世代だからか、計算式を覚えるのは楽でした。この日の席番が「42」だったんですが、終わった後に試験が始まる前に買っておいたキットカットの袋を開けたら20ポンドがあたっていて、苦あれば楽ありですね。どの試験もブリリアントなスコアが取れるとは思っていませんが、受かりたいです。

 クリスマス・カード、年賀状、メールを送ってくださった皆さん、ありがとうございました。本当に励まされました。卒業プロジェクトがあるとはいえ、暫くはほんの少しのんびり出来そうなので、改めてメールを書きます。元気ですが、ひげに混じる白いのが急に増えつつあるような気がする、最近です。そうそう、アンケートをお願いした皆さん、近いうちにまたメールを送ります。

今月は二つ

2003.01.24
 こんにちは、皆さんお元気のことと思います。日本は寒いようですね。ロンドンで迎える4度目の1月、かなり天気はいいです。

 試験の愚痴は他に置いておくとして、今日、今月2本目の原稿が掲載されました。校正の方が掲載されたものです。編集の方が熊川と吉田さんの写真を手に入れようと努力されたんですが、駄目でした。前の「マノン」同様、面白いプログラムなので、書いていて楽しかったです。最近は原稿料も滞りなく払われるので、3月はちょっと嬉しいな、っと。ここ暫くは本業の勉強でむちゃくちゃな日々を過ごしていたので、書ける時に3つくらい先に渡していたのがよかったようです。が、来月掲載の予定だったあるマイナーなオペラ、現在ぞっこんのチェチーリア・バルトリが出るので張り切って書いたんですが、キャンセル、お蔵入りになるかどうか、編集の方と相談中。

 BR:Zを10部ゲットしたので、バレエが好きだろうな、と思われる方に恣意的に送ります。

 試験が終わって一息。来週、ちょっと悲しいお別れ(恋愛沙汰ではないです、念のため)があるのが辛いですが、至って元気にしております。近況をかねてでした。日本ではインフルエンザが猛威を振るっているそうですね。どうか、ご自愛のほどを。


チューリッヒ・オペラによる一晩限りの「アルミダ(ハイド)」について書いたけど、コンサートがキャンセル。

たかが1インチの雪で

2003.01.10
 おはようございます。昨日の12年ぶりの雪が残るロンドンです。

 で、お察しの通り、愚痴です。図書館はしまる。鉄道は大混乱、あまり止まらないヒースロー・エキスプレスも止まる。そして、地下鉄。止まりまくり、遅れまくり。ご存知の方も多いと思いますが、ロンドン中心のゾーン1以外では、結構地下鉄は地上を走っています。そこで、「信号が凍った」、「ポイントがこおちゃったから」、だなんて言い訳、彼らは恥ずかしくないんでしょう。たった2センチですよ。今日学校で会ったポーロンド人のクラスメートも、「信じられない」、を連発していました。試験前のストレス発散の口実になりましたが。

 閑話休題。今日、2ヶ月前に書いておいた「マノン」の記事が掲載されました。大好きな演目だから、かなり大袈裟に書いたつもりだったんですが、いつもと同じく、「もっと具体的に書いてください」、とのお達しがありました。でも、掲載されたものを手にとると、やはり嬉しいです。次は、4月に熊川哲也が客演するプログラムについて書く予定です。それとBR:Zですが、もしかしたら朝日新聞の販売店で手に入るかもしれません。

 今日は、寒かったとはいえ、綺麗な青空が続き、改めてロンドンは晴天の下でその美しさを発揮する街だと思いました。知人によれば、その4月の特別公演、盛り上がっているようですね。今週いっぱい、ロイヤルオペラハウスのホームページから先行予約できるはずです。多分、熊川と吉田都さんが共演する日は、先行予約で売り切れることでしょう。

 来週の月曜から、とうとう筆記試験の本番。とにかく、受かりたい、それだけです。



心理学のコースで大変だったのは、なんと言っても筆記試験。大学によってやり方は違うが、ロンドン・メトロポリタン大学の場合、一科目2時間で3問に答えなければならない。理想としては一問につき、1000字くらいのエッセイタイプの回答だけど、1問500字がいい所。元同僚の一人は、試験前になると英語書きまくって、筆記速度を上げたとか。

将来への布石

2003.01.07
親愛なる皆さん

 おはようございます。日本も寒波に見舞われているようですが、ロンドン、および北西ヨーロッパもかなり荒れています。

 朝日新聞社発行(ということになっていますが編集は別)のBR:Zという月刊のイギリス情報誌に「英国バレエ」の特集の元原稿を書いたことはお知らせしましたが、どうやら発行されました。現物が手元に送られてこないのでどうなったか思ったんですが、ロンドン支局長のお宅で漸く現物を見、友人がゲットしてくれてやっとのんびり読みました。字数が限られている上に、バレエ教室の情報なども入るのでかなり削ることになる、とはいわれていたんですが、かなり削られています。一つ目が僕の原稿。二つ目、三つ目が編集され掲載されたものです。改めて読み比べると、僕の原稿はちょっとネガティヴ。書いた時の気分の所為でしょう。

 日本でも手に入るはずなんですが、どうやら大きな書店でないと無さそうです。表紙は、ロイヤルバレエのプリンシパルダンサー、吉田都さんがニジンスキーの「火の鳥」を演じているものです。本当に名前もちょっぴりとしかでていませんが、お時間のあるときに書店で聞いてみてください。ありえないでしょうけど、もし爆発的に売れたら、原稿料が出るかな、なんて。



出来れば、吉田さんのインタヴューもやりたかったです。一度、ロイヤル・オペラ・ハウスで、バルトリのロイヤルオペラデビューの夜に話し掛けたことがありますが、本当に綺麗な方です。

新年の話題は明るく?!

2003.01.06
親愛なる皆さん

 おはようございます、かつ、新年明けましておめでとうございます。

 新年早々、コンピューターが壊れ、筆記試験目前のこの時期、精神的にかなり堪えました。最初はデータがほぼ消えることを覚悟していたんですが、結局根本的に直せなかったから、ということでこのように皆さんにメールを送れます。お騒がせした皆さん、お心遣いありがとうございました。

 新年の話題、といってもそう面白そうな話題なんて無いだろうな、と思っていたら、今日のThe Sunday Telegraph にデンマークのマルガレーテ女王のインタヴューが出ていました。日本だと「共同会見」なんてお仕着せの会見しかないですが、天と地ほどの差がありました。まず、使われていた写真はすっぴん、煙草を吸いながら足を組む、普通のおばさんって感じでした。が、やはり中身は面白い。結婚生活を問われて、「What is probably wrong today is that we expect a marriage or relationship to be happy and successful all the time. Marriage is like the weather. It changes.」

 質問する方も度胸があるけど、答える方も立派。確かに一般論ですけど、こんなこと日本はおろか、エリザベス女王もさすがにいわないでしょうね。ヨーロッパの王室の中で、これほど安定している王室も無い、ということで、インタヴューの趣旨はどうしてこれだけの支持を得ていられるのか、を尋ねるということでした。インタヴューの最後は、I am the Queen of Denmark. It is as simple as that. ゆるぎない。かなり、会ってみたくなっちゃいました。

 本年もまた、よろしくお付き合いのほどを。
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