LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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2003年04月の記事一覧

ロンドン最新バス

2003.04.18
 こんにちは、東京もロンドンもいい天気。今年の夏はロンドンも東京並に熱帯夜に悩まされたりして。

 以前書いた、ロンドンの新しいタイプのバスに初めて乗ったので。ヨーロッパの他の都市、もしくは世界中どこでもあるのかもしれませんが、現在、僕が知る限り4路線で、蛇腹で二つの車体をつなげたバスがロンドンを走っています。MaryleboneーDeptford 間、PaddingtonーLewisham 間、WaterlooとVictoriaの間、4つ目はもしかしたら僕の想像かも、ちょっと自信がないです。前者2路線の共通点は、走行距離が長い。お手元にロンドンの地図があったら確かめてみてください。
 車体以外に何処が違うかというと、現金での運賃支払いは出来ない、というところでしょう。事前にカルネか、一日乗車券を購入しておかなければなりません。車内も綺麗だし、ダブルデッカー(新旧ともに)と比べて広々としている感じがします。残念ながら、空調設備はついていないようでした。一日乗車券は2ポンド、ロンドン全域のバスを一日中つかえるので、新しいバスに乗って、行ったことのない地域に、というのもロンドンに来た折にいいのではないかと思います。車掌が居る、古いタイプのダブルデッカーだと、停留所でなくても降りることが出来て便利ですが。
 で、変なところ。車体前方の運転主席のそばの他に、乗降口は後方に二箇所あります。そこでは、チケットもっていなくても、乗り降り自由。誰も見咎めることもなく。更に、僕はロンドン中心地、ゾーン1のみの定期なので、運転手に見せた上で「何処まで」と言ったにもかかわらず、完璧に無視。彼らにとって会社が如何に利益を上げるのかは全く関係なく、自分の賃金さえあれば善いんだろうな、なんて考えも飛躍してしまいました。これが、例えばパリだと、車体後方の乗降口のそばにもチケットの読み取り機がついていて、誰に言われるでもなく皆さんチケットを入れているし、時折私服の検査官が抜き打ちで乗り込んできて、チケットの有無を確認したり。ロンドンでもたまに検査官が乗り込んできますが、滅多に見たことないです。「公共」という言葉の意味が、国によって違うのかな、なんて思います。

 その「公共交通機関」の一つ、鉄道のメインの駅、パディントンはやはりこの週末4日間、閉鎖されるそうです。こんな春の行楽シーズンのど真ん中に、しかもデヴォン、コーンウォール、ドーセット、ウェールズなどイギリスの風光明媚な地域への出発点を閉じるなんて。

 卒論の書きなおし作業が思った以上の仕事量で、ちょっと逃避してみました。



2004年に入って、この「Bendy Bus」が走る路線が着実に増えています。まだ暫くはダブルデッカーも有るでしょうが、10年後にはロンドンからダブルデッカーがなくなっているかもしれません。
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4月の原稿

2003.04.17
親愛なる皆さん

 こんにちは、お健やかにお過ごしのことと思います。

 今月の原稿は、一度没なりかけたんですが、折角だから掲載しようということで復活しました。順にざっと読んで頂ければすぐに判ると思いますが、これを書きたかったのは「セメレ」の為でなく「アルミダ」を書きたかったからです。忘れもしない去年の6月の初め、新聞で偶然見かけたチューリッヒ・オペラによるチィチェーリア・バルトリ主演の「アルミダ」。数秒後にはロイヤル・フェスティヴァル・ホールのホームページで予約を完了していました。これがあったから去年のあの辛い時期も乗り切ったのに。
 なのに今年の1月手紙が届き、指揮のニコラス・アーノンクールにドクターストップが掛かったから、という理由でキャンセル。でもですね。4月7日はそのアーノンクールがバッハの演奏会を同じホールでやったんです。ということから類推すると、主役のバルトリがキャンセルしたからとしか思えません。彼女、結構直前のキャンセルが多いらしく、メトロポリタン歌劇場は暫く彼女を使わない方針らしいです。でもやっぱり彼女のオペラ、聞きたかった。ちなみに、現在ロンドンで次のソロCDを録音中。内容はサリエリのアリアらしいですが、どんなだか全くわかりません。
 日本への予定は今のところないそうですが、バルトリがもし日本でリサイタルを開いたら、大枚はたいてでも是非、行ってください。昨年の11月、偶然手に入ったチケットで彼女のソロ・コンサートに行きました。そこで、伝説のカストラート、ファリネッリの兄が彼の為に作ったアリアを歌ったんですが、どんな言語でも言い表せないほどの美しい声を聞きました。両隣のおばさんが、身じろぎせず、涙も拭かずに聞き入っていたくらいです。ロンドンでは10月と12月にコンサートがあるそうです。行きたい。

 卒論の下書きが戻され、ほぼ8割書き直し。教官曰く、「論理的には合っているし、大変面白い結果だけど、これではまだアマチュアレヴェル、頑張ってね」、だそうです。否定されたわけじゃないし、書き直せばいいんですけど、結構楽観していたので、ちょっとその作業量の多さに、虚をつかれた感じです。

 来週はロンドンに居りませんので、皆さんに読むことを強要することもないはず。お元気で。

Why English is so hard to learn

2003.04.14
Dear All,

Hello, I hope all of you are well.

A friend of mine whom I always ask to correct my English sent this funny mail to me. He wrote, [Do not worry we are sometimes confused to speak our mother tongue]. I suppose he would encourage me.
Any rate, I hope you all will be amused to read them and please take care of yourself,

Best regards,
Moriya
· The bandage was wound around the wound.
· The farm was used to produce produce.
· The dump was so full that it had to refuse more refuse.
· We must polish the Polish furniture.
· He would lead if he could get the lead out.
· The soldier decided to desert his dessert in the desert.
· As there is no time like the present, he thought it time to present the present.
· A bass (fish) was painted on the head of the bass drum.
· I did not object to the object.
· The insurance was invalid for the invalid.
· They were too close to the door to close it.
· There was a row among the oarsmen about how to row.
· The buck does funny things when the does are present.
· A seamstress and a sewer fell down into a sewer line.
· To help with the planting, the farmer taught his sow to sow.
· The wind was too strong to wind the sail.
· After a number of injections my jaw grew number.
· Upon seeing the tear in the painting I shed a tear.
· I had to subject the subject to a series of tests.
· How can I intimate this to my most intimate friend?

Let's face it English is a crazy language. There is no egg in eggplant nor ham in hamburger, neither apple nor pine in pineapple. English muffins weren't invented in England nor French fries in France. Sweetmeats are sweet but not meat, while sweetbreads, which aren't sweet, are meat. If we explore its paradoxes, we find that quicksand can work slowly, boxing rings are square and a guinea pig is neither from Guinea nor a pig.

Why is it that writers write but fingers don't fing, grocers don't groce and hammers don't ham? If the plural of tooth is teeth, why isn't the plural of booth beeth? One goose, two geese so, one moose but not two meese? You can make amends but not one amend. If teachers taught, why haven't preachers praught?
It's odd that people recite at a play and play at a recital, have noses that run and feet that smell. How can a slim chance and a fat chance be the same, while a wise man and a wise guy are opposites? You fill in a form by filling it out and an alarm goes on by going off.
English was invented by people, not computers, and reflects the creativity of the human race which, of course, is not a race at all. That is why when the stars are out they are visible but when the lights are out they are invisible.

A foreigner, having just arrived in England to perfect his English, saw a poster which read: "Hamlet - pronounced success". He wept and returned home.



これは、イギリス人の友人から送られてきた のをそのまま転送したもので受けました。これを辞書なしで完璧に理解、発音できる方、そのままイギリスに住めます。

足の長いお母さん

2003.04.13
親愛なる皆さん

 おはようございます。東京とロンドン、天気が入れ替わったのでは、というくらい美しい朝です。

 今朝のサンデー・タイムズに出ていた記事。お母さんの足の長さと、生まれたばかりの赤ん坊の体重、その後の発育に密接な関係があるんだそうです。1センチ長いと、22.1グラム体重が重いとのこと。ブリストル大学の発表とあるから、デマではないような。研究のきっかけは、ここ数年続いていた、スーパー・モデルや足が長い女優の相次ぐ出産だそうです。面白い研究ですけど、じゃあ、生む前に足を長くします、というわけには行きませんからね。

 タイムズを買ったのは、ロイヤルバレエの「ヌレエフ追悼」の総合レヴューを読みたかったので。シルヴィ・ギエムが構成した映像がバレエの邪魔をする、というのがどの批評家からも槍玉に挙げられていました。それが判っていたので、映像は殆ど無視してパフォーマンスだけを観ていたので、僕は満足でした。が、批評家は「坊主にくけりゃ」の如くパリ・オペラ座からのゲスト、ロラン・イレールによる、ロンドンでは、もしくはロイヤルでは滅多に見ることの出来ない素晴らしいソロを「長すぎる」だの、ギエムの久しぶりの古典を無視するなど。批評家の意見なんて、聴衆には関係ない感じです。バレエに関心なくても、今年の夏の東京公演で、ギエムがもし古典を踊るなら、絶対に見るべきです。ロンドンじゃ、多分もう見られないですから。

 一つ説明を。バレエやオペラ、高い席で観ている訳ではないです。一昨年などは安い席がとりづらかったんですが、今シーズンは殆ど先行予約で自分で買える範囲の安めの席が買えました。どうやらチケットの売上が落ちているようで、売れるのは有名なオペラやバレエばかり。ただ、ロイヤルばかりではないようす。先日も、バービカン(ロンドン中心にある文化ホール)から来シーズンの案内が届きました。そこでは、幾ら以上先行予約でチケットを購入してくれたら、今回は分割払いを受け付けますとか。ロイヤルも、先行予約時のみですが、「家族割引」とか「学生割引」(年齢制限があるので僕は利用できません)を導入したりと、こんなところで、景気悪くなっていることを実感します。たまにウィグモア・ホールというところでもコンサートを見ます。このホールがウェストミンスター区にあり、僕がその区域に住んでいるので、たまに10%の割引を受けられます。

 最後に、最近、テレグラフ紙はどうやら日本への関心を高めているようす。お墓の話題とか、人工の指の話題に続き、昨日、小さな扱いでしたが皆さんも多分ご存知のニュースが。「80歳の強盗、84歳から265ポンドを奪う」。


ロイヤルオペラハウスの「家族割引」はどうやらなくなったようです。代わりに、最近はフレンズ会員の先行予約時に、演目を組み合わせたパッケージ予約で割引を受けることが出来ます。

ヌレエフ追悼

2003.04.13
親愛なる皆さん、つうかバレエの情報を受け取っても構わないであろう皆さん

 昨夜、金曜日、久々にわくわくしながら待っていたロイヤルバレエの「ヌレエフ追悼」を観てきました。

 順番に。しょっ端は、急に決まったイレク・ムハメドフが振付し、自分で踊った短いソロ。ロシア系の方がソロを踊るとなんでこんなに単調なんだか、といった感じでした。太ったし。

 すぐにバランシーンの「アポロ」。これは新聞の批評が、誰が踊ったかでかなり割れました。昨夜はカルロス・アコスタ。彼に関しては、別に不満はないです。女性は、ダーシー・バッセル、マリアネラ・ヌニェス、マーラ・ガレアッツィ。さすがバッセル、プリンシパルになりたてのヌニェスにない優雅な、且つしっかりした踊りを披露していました。問題はヌニェス。昨年の後半くらいから、急にふっくらしてきて、いい踊りをしているのに、それが緩慢に見えてしまいます。彼女を見る度に思い出すのが東野圭吾の推理小説「眠りの森」。バレエ団で起きた殺人事件を扱ったものですが、中で登場人物に、ローザンヌ・コンクールで優勝した女性が、有名になるとは限らない、なぜなら、その後体に丸みが出てきてそれがもとで諦める人がいるから、と語らせています。これが本当なのかどうかは知りませんが、彼女を見ていると納得しちゃいます。

 中間のヌレエフに縁のプログラム、これが批評家の餌食でした。ダンサーが踊っている後ろのスクリーンに映るヌレエフの姿に、気が散って。数年前にデンマーク・ロイヤルから移籍してきたヨハン・コボーが、素晴らしいラ・シルフィードを踊っている後ろでヌレエフとフォンティーンのドンキのパドドゥの映像だなんて。その映像を無視すればパフォーマンスの水準は高かったです。シルヴィ・ギエムとパリ・オペラ座バレエのロラン・イレールのIn the middle, somewhat elevated 、ラ・シルフィード、イレールのソロ(パリ・オペラ座のモダンを観たい)など。で、熊川ですが、「海賊」のソロ、踊っていたのはものの2分くらい、でもフラッシュの凄まじいこと。他のロイヤルの男性陣と比べると技術は流石でしたが、他の演技を見たかったです。

 で、最後はライモンダ。怪我でずっと休んでいたジョナサン・コープが意地ででていたけど、彼の引退は近いですな。肩のあたりの筋肉がごっそり落ちていた感じでした。丁度彼のインタヴューが雑誌にでていて、この秋からのシーズンは、できるだけ古典は踊らない、モダンを踊っていきたいとのこと。「眠り」を踊るのもこの春が最後になるだろうと語っていますが、怪我で踊らずじまい。ロメジュリも踊りたくないそうです。でも、この夜の主役はシルヴィ・ギエム。来シーズンの演目を見ても彼女がいつ、何を踊るのか全く判らず、これが最後かな、と思いながら見ていました。技術がどうのよりもそのオーラの違い。例えスポットライトがなくても自分で光り輝いて舞台を一人で作りあげる、そんなオーラでした。絶対踊らないだろうけど、もう一度彼女の「白鳥」を見たい。ちなみに、ギエムのロイヤルとの次回の契約延長は2005年の1月、丁度彼女が40歳になるときです。延長はないでしょうね。

 長々と。ギエムを見るためだけに、東京に帰りたい。


その後、ギエムはロイヤル・バレエとの契約を延長して、2004/05のシーズンも在籍しています。嬉しいです。でも、2007年のシーズンには戻ってくれないようです。悲しい。

試験結果

2003.04.12
親愛なる皆さん

 こんにちは。桜が終わると、藤の季節。藤棚の下でくまん蜂の羽音を聞きながら食べた柏餅が懐かしいです。

 今日、大学に行ったら、漸く最後まで残っていた試験の結果が発表されていました。平均は[C]、もしくは Lowere Second になります。これで成績優秀者への奨学金も夢と散りました。

 そんなことはさておき、やはりアドヴァンス・レヴェルになると、むずいです。正直、平均でUpper Second は無理だけど、一つくらい取れるかなと思っていたんですが、結果は逆、ひとつ Third というのを取ってしまって、他のひとつでカヴァーした結果です。この成績、大学院を目指す人にはかなり重要で、インタヴューが善くても成績がLower Second だと進学できないことの方が多いそうです。トルコ系イギリス人の気さくな女の子はOccupational Psychology を目指しているんですが、今回は平均で届かなかったそうで、願書を取り下げるかどうか、本気で悩んでいるくらいです。脱線します。先日、彼女に「どうして話し掛けようと思ったわけ?」、と尋ねたところ、以下のような返事。「いつも最前列に座って、且つ私が着たことも、着る勇気もない真っ赤、ピンク、オレンジのシャツを着ている人がどんな人だか見てみたかった」んだそうです。最後の試験のとき、地が赤で、ブーゲンビリアが飛び散っているアロハを着ていこうかな、と。
 
 前にも書きましたが、2時間で3問のエッセイタイプの答案を書くのは、かなりきついです。イギリスの大学で勉強することを選んだわけですから、「英語がわかりません」なんていいません、つうか、いえません。が、やはり書く速さは一朝一夕にはどうにもしがたいです。ということで、昨日、コースオーガナイザーの教授にあって、「来月の試験のとき、2時間半、ください」、と質問してみました。別にこの質問したから成績がもっと悪くなるとか、そんなこと全くないですからね。I have nothing to lose. 教授曰く、「そういう判断は僕達はできない。なので、Helpoffice for the Dyslexic に行ってみなさい」、とのこと。Dyslexiaは「失読症」とか訳されていて、どうも日本語の響きだと重いんですが、結構クラスに居るし、彼等もまったく気にする風もなく、このあたりも日本との違いを感じるところです。来週行ってみて「日本人だから2時間半ください」、とお願いしてきます。勿論、時間が伸びたからといって成績がよくなることにつながらない、ということは承知しています。

 卒論は、下書きを水曜日に提出しました。知り合いに英語を見てもらう時間がなくてそのことが気になりますが、自画自賛、善く書けたと思うようにしています。他の分野の論文がどういうスタイルをとるのか判りませんが、心理学の論文にはあれこれややこしいルールがあります。全て過去形で書かないといけないところ、など。まぁ、来週、担当教官からどういうフィードバックをもらえるやら、です。

 数年ぶりに熊川と吉田都さんと共演をロイヤル・バレエで観れるはずだったのに、彼女が怪我で降板してしまって、ファンの方は残念なことでしょう。僕は、いつもの如く、ギエムが踊れば文句はないです。

心理学を勉強した後は?!

2003.04.12
 どうも、ついで、と言ってはなんですが、一般的に心理学を学部レヴェルで学んだあとにどんなことがあるかをかいつまんで。

 以前、日本の知り合いから聞いた話に似ているんですが、やはり学部卒程度だと、専門職にすぐにはつけないそうです。ということでどうするかというと、大学院を目指します。フロイト、ユングなどの系列や社会心理学なども勿論人気がありますが、資本主義社会の中の心理学、という観点からだとこんなのが現在の主流のようです。Occupational Psychology, Forensic Psychology, Health Psychology, Counselling Psychology, Clinical Psychology, Educational Psychology. 最後のエデュケイショナルは教職の資格を持っていないと駄目だそうです。他の四つ、日本語でどう訳さるのか、全くわかりません。Forensicはどうやら犯罪に関係が深いようですが、詳細はよく判りません。

 このなかでもオキュペイショナル、カウンセリング、クリニカルは人気が高いんですが、どれもこれも終わらせるのにフルタイムでも早くて2年から3年は掛かります。クリニカルにはマスター・コースはなく、ドクター・コースのみなんですが、応募する前に少なくとも2年間の病院でのアシスタント・サイコロジストとしての実地経験が要求されるのが普通らしく、終わらせるのに最短で5年です。どのコースかはその人の将来設計次第ですが、共通しているのは高度な専門性を要求されていることですね。知り合いの企業弁護士の話では、オキュペイショナル・サイコロジストの需要が増えて来つつあるそうです。何をするのか尋ねたら、要するにコンサルタントみたいな存在だそうです。企業の中のどこに問題があるかなど、中心は人材を如何に活用するか、または切り捨てるか、というのが仕事のようです。
 カウンセリング・コースの基本は、院によって中心となる理論は違ってきますが、三つの理論を学んだ上で彼方此方で研修する、といったところでしょうか。中には、刑務所でのカウンセリングというのもあり、スリリングだなと。 
クリニカルは、病院で働くことが多いですが、薬の処方などは出来ません。なので、精神医学関係との二人三脚の活動が中心になるようです。もの凄く需要が高く、なりたい人も沢山いるのに、何故だかお給料はもの凄く安いです。

 話し変わって。多分こんな折ですから、イギリスに来られる方など居ないと思いますが。来週のイースターの週末、セントラルロンドン西部のパディントン駅、イギリス南西部への出発点です、が信号改修工事で3日だったか、4日だったか閉鎖されるそうです。こんな大きな駅、いくらイースターだからって完全閉鎖なんてあり、と思ってみても、これがイギリス。これに伴い、ヒースローエクスプレスも走らないので、個人旅行の方、ヒースローからはタクシー、バス、地下鉄のみです。

 真冬に戻ったような寒さのロンドンですが、若葉の輝くばかりの新鮮な緑を見ていると、気が和みます。

言うべきことは言わないと

2003.04.03
親愛なる皆さん
 
 おはようございます。今日はまた晴れ。冬が戻ったような寒さですが、天気が良いから例えボンドストリート駅がぼや騒ぎで閉鎖されても我慢できます。

 図書館に8時間ちょっと篭って帰ってきたので、すぐ寝ようかと思ったのですが、小市民的な喜びがあって。

 イギリスに数あるスーパーの中でも、Waitroseはその高級感、品揃えのよさを売りにしています。高いけど、特にオーガニック食品は余裕があればいつでも買いたいくらいです。特に最近お気に入りはPink Ladyという林檎のオーガニックヴァージョン。それはさておき、先週の土曜日29日に、昨年、ロンドンのベスト・ストリートに選ばれたらしいMarylebone High Streetにある店に買い物に行きました、気分転換に。ぷらぷらしていて、「そうだ、シーザーサラダのドレッシングを買おうかな」、と思い立って、棚に行き、一番安いWaitroseブランドのドレッシングを手にとり、習慣にしている賞味期限を見たら、「Best used before 19th Feb,2003」。これだけ間違いかと思ったら手にとった他の3本も賞味期限切れでした。棚には全部で20本くらいあったでしょうか。全部見るほど暇ではなかったので、カスタマー・サーヴィス・カウンターに行って、親切(お節介?)にも教えてあげました。で、帰宅してから、何の気なしに手紙でも出してみようかな、とまた思い立ち、事情を書いて月曜日に投函しました。そしたら、今日(水曜日)、お詫びの手紙と一緒に、10ポンドのお買い物券が届いていました。嘘書いていないし、あれは全てが賞味期限切れだったからこそ届いたんだと思います。やはり、この国では主張しないと。

 更に、先週、ロイヤルバレエの来シーズンのプログラムが発表され、最初の演目「ラ・バヤデール」が10月から11月にかけて上演されます。ロイヤルバレエの中でもいつでも大絶賛のアリーナ・コジョカルが11月1日と5日に踊ると発表されていました。でも確か、彼女は11月1日には東京の新国立劇場で「マノン」を踊るはず。ええ、ダブっていました。早速ロイヤルにメールを送りました。ダブルブッキングじゃないですか?、と。ついでに、自分を売り込む為に「月いちでロイヤルバレエとオペラのレヴューを書いています」。ライター云々に関しては完璧に無視されましたが、ダブルブッキングに関しては、ロイヤルの情報が正しいとの返事が来ました。新国立劇場、どうするんでしょうか?

 明日は、また卒論の準備。金曜日は社会心理学のコースワークの提出、と成績に結びついているかどうかは別にして、よく食らいついているもんだと思います。早く、食えるようになりたいです。


これまでに、コジョカルは新国立劇場への客演予定が2回ありました。その2回ともキャンセル。相性が悪いんじゃないかと、気を揉んでいます。

卒論

2003.04.02
親愛なる皆さん

 おはようございます。3月は殆ど雨らしい雨が降らなかったんですが、今日は久しぶりの雨。

 日本で大学生をやっていたとき、卒論は選択科目だったので、自分の性格を考慮の上やりませんでした。ということで今回初めて卒論を書いています。なんか、卒論って、締め切りの前夜まで徹夜を続けてフラフラになって提出するイメージを持っていたんですが、下書きを出せといわれ、しかし、下書きを見るのは一人の学生につき一回だけとのこと。且つ、来週からイースター休暇だから、9日の午後5時までに下書きを出してね、と担当教官からの仰せ。焦っても仕方ないんですけど、焦ります。でも、この下書きを終わらせ、フィードバックを貰えば締め切り前に慌てることもないだろう、と気楽にも思えます。

 問題が二つ。現実的な問題は、分析ソフト(SPSS)と日本製のワードの相性が悪いようで、保存してもむちゃくちゃなレイアウトになることがしばしば。卒論をやっている日本人は僕ともう一人居るんですが、彼女も同じ問題を抱えているようです。これは何とかしないと。個人的な問題。アンケートをやってもらった方は覚えていると思いますが、日本人の自己批判性を取り上げています。で、関連文献はその方面のものばかりですが、ほぼ全てが「日本人はネガティヴだ」との結論付け。確かに肯ける点もありますが、反面もの凄く反発しています。問題は、卒論は感想文ではないですから、感情的な反論を入れてはいけないんですよね。論理的な反駁をしたい、そのためには、感情に流されないようにしないと。

 思わずじっくり読んだのが、先日のThe Sunday Telegraph。日本の面白い話題をまた取り上げていました。今度は、やくざ稼業から足を洗った方に、人工の指を作る女性の特集。2月の「一緒のお墓に入りたがらない主婦」のことといい、誰が特集を組んでいるんだか。この指を作ることは、やくざの皆さんに限らず、事故で指を失った方の社会復帰にもつながると思うし、その技術は世界に誇れることだと思います。なんか、こう前向きに捉えられる記事を読むのは楽しいです。一つだけ、「大阪はやくざの本拠地」、という紹介は関西出身の方には納得いかないだろうな、と。

 今朝の新聞では、ファッション関係者の投票によるおしゃれな男性は誰、の結果が出ていました。皆さんの予想にたがわず、一位はベッカムでした。

 桜の写真を送ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。試験結果、二つ発表されました。卒論で挽回しないと、かなりまずい結果でした。でも、落ち込んでいられません。
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