LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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2004年07月の記事一覧

シュトラウスのオペラとウルトラセヴン

2004.07.29
 原稿、メール双方で書きましたが、今夏の「ナクソス島のアリアドネ」は、ロイヤルがアメリカ人ソプラノ歌手、デボラ・ヴォイトを袖にしたことで批評家筋はほぼ全員が、ヴォイトの代りにアリアドネを唄ったドイツ人ソプラノ、アンネ・シュヴァネヴィルムスが「今回の一番よくない点」と酷評していました。が、このオペラ自体が大好きなことも有りますが、出来に関しては、何の不満もないどころか、凄く楽しみました。話を進める前に、指揮は大御所のコリン・デイヴィス(素晴らしい指揮でした)、ツェルビネッタを同じくシュトラウスの「アラベラ」でも驚異のコロラチューラを披露したディアナ・ダムラウ、一幕(プロローグ)のみの作曲家に、いまや売れっ子、アメリカ人メゾ・ソプラノのスーザン・グレアムなどなど、女性陣はほぼ全員が素晴らしかったです。

 重箱をつつく所から。唯一気になったのが、グレアムがピアスを外し忘れていたこと。それと、このプロダクション、舞台セットが大掛かりで、セット交換のために休憩が通常より長い40分。が、観にいった日は、マネージャー曰く「The set of the Prologue refused to be removed」、つまり何かが起きてセットの交換が出来なかった、と。でも、返金したくないので、オペラはこのまま続きます、とのこと。オリジナルでは、後半の「Opera」の部分はギリシア神話の世界が舞台なっています。新しいプロダクションなので神話の趣はほぼ全くないんですが、それでもあの素晴らしい歌の数々がまるで地下のメーキャップルームみたいな所で唄われるのは、ちょっとな、と思っていたんですが。脱線します。いつもじゃないですけど、何かが起こる日にロイヤルにいる気がします。キンリーサイドが骨折した日(魔笛)、コジョカルが捻挫した日(マノン)、コボーが捻挫した日(眠り)。
 そんなトラブルが有ったからでしょう、歌手の皆さんのテンションが非常に高まったようで、ささくれ立った神経が新緑に包まれていくような、そんな爽快感を感じた夜でした。2002年のこのプロダクションの初演時、実は全く駄目でした。というのも、ツェルビネッタを唄うはすだったフランス人ソプラノ歌手、ナタリー・デッセイがキャンセル、代りの方がキャリアから見てコロラチューラの役をそれほどやっていないのが明白でした。で、実際もCDで聞きまくっていた往年のリタ・ライヒのほうがずっとまし、というくらいの出来だったので。今回は、若手の中で一番実力のあるダムラウで聞けて本当によかったです。
 それとですね。大雑把に言うと、アリアドネのお付の女性、のような役が有ります。3人います。このうちの一人を、イギリス人メゾのクリスティーン・ライスが唄いました。ライスさん、どう見ても妊娠7、8ヶ月、いやもしかしたら臨月だったかも。時折、眉間にしわを寄せて、お腹をさするのが演技なのか本当なのかわからず、見ていてはらはらしちゃいました。でも、歌は説得力に溢れた美しさでした。ちなみに、今シーズンのロイヤルは、妊婦の方が大活躍。「サムソンとデリラ」でデリラを歌った方は妊娠7ヶ月、「ムツェンスク郡のマクベス夫人」の主役を唄ったスウェーデン人ソプラノの方も同じくらい。あんな血飛沫にまみれた役、胎教にいいのかどうか、心配です。

 で、タイトル。今回「薔薇の騎士」、「アラベラ」、「アリアドネ」を連続で観て、リヒャルト・シュトラウスのオペラを聴くたびに感じていたことが漸く自分の中ではっきりしました。確か、ウルトラセヴンの主題歌が流れているときの背景って、ぐちゃぐちゃになった絵具がヴィデオの逆回しでもとに戻っていくものだったと記憶しています。最後に元に戻るけど、その間にも、なんだかこの方向で見るとこの文字が隠されてるのか、それともあの文字か、という感じで、一瞬全体像が垣間見える。最後に図が元通りになると、「やっぱりこの図だったのか」、とある種のカタルシスのような。
 シュトラウスのオペラを聞いていると、前半、美しいアリアの後ろにそっと主旋律が隠されていたり、ふっとある旋律が表面に出てきて、「なんだったのかな」と思っている間にまた消えてしまう。それが最後に全て差し出されたとき、新しい何かを観ているような、美しく懐かしいものが自分の掌に戻ってきたような、そんな感じがするんです。こんな例えしか出来ないから、「思考プロセスが変」、といわれるんでしょうけど、自分の中では素晴らしい例えだと思っています。
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Mallorca紀行

2004.07.29
たった一月前のことなのに、その後の波乱に満ちた日々ですっかり記憶の片隅状態です。

 今回泊まったのは、地図上ではマヨルカの丁度てっぺん部分に当る、Soller とPort de Sollerの間辺りです。添付の写真は、Palmaから戻る時に列車の窓から撮影したSollerの全景です。マヨルカの北部は、そう高くはないですが、急峻な岩山が連なり、場所によっては、家屋が崖にへばりつくように建てられています。しかし、景色は絶品。マイケル・ダグラスとキャサリン・ゼタ・ジョーンズが豪華なヴィラを所有するヴァルデモサは本当に美しい村で、最近では特にイギリスのセレブが競ってヴィラを購入しているらしいです。

 Soller、Port de Sollerは特別に美しいとか必見の歴史的建築があるわけではないんですが、のんびりしていて、試験の直後だったので生き返りました。それと岩山に囲まれている為でしょう、携帯電話が余り機能せず、久しぶりに携帯の音から開放された一週間でした。
 Soller、Port de Sollerの間は、以前送りましたが路面電車が走っていて、これは観光客には人気の的です。それと、SollerとPalmaの間は日に5往復、列車が走っています。この列車がまた古い車両が良く手入れされていて風情がある上に、Sollerを出発してからの30分間の景色が本当に美しいです。岩山の間をうねるように走っていくのでトンネルを抜けるたびに違った景色が目の前に広がります。行ったことはありませんが、ニューメキシコやアリゾナの風景って、こんなのかな、なんて思いました。

 最近自分でも自覚しているんですが、どうやら味覚がイギリスの水準まで下がってしまっています。なので、マヨルカにいる間に食べた全ての食事の美味しいこと。ほぼ、魚介中心でしたが、たこ、烏賊、鰹、鮪、鯖、海老、なんかでかい貝、何でかしらないけどドーヴァー・ソールなどなど。白米が食べたかった。1日だけ行った、Port de Pollenca。前回行ったときに入り浸った所ですが、ここで通いつめたモンテネグロというレストラン、今回も行って吃驚。ランチのセットメニューが、グラスワイン、ミネラルウォーターのミニボトル、前菜、メイン、デザート、コーヒーがついて一人8ユーロ。5ポンド強、ということは千円ちょい。信じられない。おなかいっぱい、しかも前回もいたウェーターに僕のことを無理やり思い出させたら(彼の苗字がMuriyoで僕のがMoriyaというので3年前に盛り上がったんです)、食後酒はサーヴィス。お仕着せじゃないサーヴィスって、気持ちいいです。
 Soller とPort de Pollencaの間は直線ではそんなにないんですが、道路が山岳地帯を縦断する為に、約1時間ちょいかかります。が、これまた景色が絶品。光り輝くこの世の果て、絶望と希望が共存しているような、そんな所にたどり着いた感じがしました。
 それと今回はPalmaもじっくり歩きました。靴に目がない方が行ってはいけないところです。8月は、スペイン王室の皆さんが休暇を過ごすのが恒例だそう。今回は新婚の皇太子夫妻が来るということで、警戒が厳重になるらしいです。

 日本からだと遠く感じる上に、宿の手配などが面倒くさそうですが、ヴィラを一週間借りることが出来れば、前後ロンドンに泊まって、というのも可能だと思います。

 資料を整理していたら(今後のことも考えて身辺を身軽に)これまで訪れたレストランのカードが幾つか出てきたので、近いうちに書きたいです。

あれこれ

2004.07.29
親愛なる皆さん

 おはようございます。ロンドンも、この週末は晴れるそう、というか今日からかなりの晴天。やっと、夏。

 進路については、自分でもどうしたいのか、まだ確実に決めることが出来ない状況でして。それでも、コースオーガナイザーとの話し合いでわかったことは、1)英語、2)思考プロセスがちょっと変わっている。この二つが複雑に絡み合っていて、大きな障害になっていると。自分でも自覚している所が、また厄介で。英語については、「喋る前に頭で翻訳してから」、という段階は既に脱しています。問題は、日本語の文法にかなり影響されていること。言うまでもなく、英語の場合、主動詞は文の前のほうに置くのが一般的。日本語は、文の最後。話に熱中してくると、僕の英語は日本語の文法に則ったものになっているんです。つまり、目的語、もしくは名詞節を先に持ってきてしまうんです。2)に関してはいい訳ですが、口から話が出始めたときには、既に頭の中では結論まで到達していて、説明が間をすっ飛ばして終わってしまう、と。間抜けな感じですが、いざ、自分がカウンセラーになれたとき、この状況はクライアントにとっては迷惑どころか、何の解決にもなりません。クラスメートの皆さんが、今でも相談に乗ってくれるので、何とか。
 
 久しぶりだと、あれもこれも書きたいのですが、直近の話題を幾つか。何らかの媒体で報道されていると思うんですが、イングランド・フットボールチームの監督、エリクソンさんは6年来の恋人、ナンシー・デロリオさんと別れた、と。その報道と同じ日に、新しい恋人として、フットボール協会の秘書と付き合っていると報道された所までは、報道も同情的だったんですが、なんとその秘書の方、協会のチーフ・エグゼクティヴとも付き合っていたことが発覚。現在、エリクソンのその役員は解雇の危機に、協会は秘書を解雇すると、セクシャル・ハラスメントで莫大な慰謝料を請求される裁判で負ける確率が高いそうで。本業よりも、忙しそう。

 今日のイヴニング・スタンダード紙から。元祖スーパーモデルの一人、クラウディア・シィファーさんは現在妊娠中。それが理由かどうかは定かでないですが、彼女と旦那は、2週間ごとに、自分たちの愛車、レンジ・ローヴァー(1,400万円)の洗車をプロに頼んでいるそうで。そのお値段1回につき約24,000円、年間約60万だそうです。住んでいる世界が違う。

 昨日のスタンダードから。以前にも書いた記憶がありますが、過去40年にわたってロンドンを走破してきた車掌がいるタイプのダブルデッカーバス(Routemasterというそうです)、大雑把な予定らしいですが、2005年までにほぼ使われなくなるそうです。となると、意味なく古いものにこだわるイギリス人は、新しいバスの難点ばかりをあげつらっていますが。僕は、まず運転手のモラル、乗客のモラル双方の向上を図るべきではないかと。ちなみに、コンジェスチョン・チャージで一般車の乗り入れが減ったのはいいんですが、オックスフォード・ストリートは、バスで溢れていてまるで那覇の国際通り並の混雑です。

駆け巡るゴシップ

2004.07.19
親愛なる皆さん

 おはようございます。東京の暑さは凄まじいようですが、新潟・福井の豪雨もひどいですね。ロンドンは、気まぐれに日が差しますが、相変わらず秋のような天気です。

http://www.timesonline.co.uk/newspaper/0,,2763-1182448,00.html
 ゼフィレッリがマリア・カラスの為に1964年に演出し、以来ロイヤルで延々と、ほぼ毎年上演されてきた「トスカ」の最終公演のレヴューを読みたくて購入したタイムズに、上記の記事がありました。驚いたと同時に、これもまた宮内庁の雅子さんへの嫌がらせか、と思ってしまいます。でも、こんな噂、日本では既に常識なんでしょうか?元会社の皆さんには、懐かしい、というか「まだこの肩書き(天皇のご学友)を使うか」という方のコメントが出ていて、興味深いのではないかと。でも、この方のコメント、日本で紹介されたらかなり反感を買うでしょうね。
 マヨルカに行ったとき、読めもしないのに「HOLA」マガジン(Hello!のスペイン語版)を購入したのは、表紙にスペイン皇太子夫妻の写真があったから。ヨハネ・パウロ2世を訪問したときの写真でした。記事の中に、夫婦そろって、奥さんの実家のガーデンパーティーにカジュアルな服装で参加したときのがあったんですが、雅子さんがこんな状況にあったらこんな苦労はしなくて済んだろうに、と。知り合いが、奥さんのレティシアさんの職業スマイルが気になると返事をくれましたが、このパーティーの写真では、彼女のお父さんが「写真を撮られている」との雰囲気があからさまで。それと、デンマークのメアリー皇太子妃が、旦那、義理の両親と一緒にグリーンランドになんかのセレモニーで行くときの写真もあったんですが、これまた形式ばっていなくて。小泉首相がいつもの如く、何も考えずに明日にでも、「女性天皇もあり」にしたらいいのに。
 もう一つの噂に行く前に。先週のThe Sunday Telegraphに叶姉妹のインタヴューがありました。豪華見開き写真(銀座4丁目の交差点)に本文4ページ。インタヴューのクォリティは脇に置いておいて、キャプションには笑ってしまいました。「彼女たちはどこからきたのか?」、「彼女たちはいったい何をしているのか?」。誰も答えられないでしょう。お姉さんの肌、あれは人間の肌ではないですね。なんか、人体標本にエナメルが貼り付けてある感じがしました。

 もう一つの噂はクラッシク音楽の業界にある程度詳しくないと面白みにかけるかもしれませんが。既にナイトの称号を授与され、イギリスを代表する指揮者、サイモン・ラトルが、昨年のグラインドボーンでのプロダクションの一つ、モーツァルトの「イドメネオ」で共演したチェコ出身の美貌のメゾ・ソプラノ、マグダレナ・コジェナーと不倫関係にある、とのこと。すでにラトルは、ロンドンの家を出てしまっているそうです。

 最後、今日のテレグラフから。日本では、大学生が分数や少数の計算が出来ない、という報道が前からされていたと思います。イギリスでも、同様の状況が起きているそうです。数学や英語の補習授業が必須になっている大学が増えつづけているそうです。

Holidaymaker(観光客)気質

2004.07.16
 こんにちは、東京の最高気温を調べたら、本当に暑そう。ロンドンは、来週晴れが戻ってくるらしいですが、どうなることか。

 イギリスの「ポニートレッキング」の存亡の記事が掲載された日に、同じくテレグラフに掲載されたイギリス人観光客が海外に行った時に、同国人に会ったときの気分の調査結果に、バブルの頃のによく言われた日本人と同じ印象をもちました。
市場調査会社が1000人を対象にした結果らしいですが、3人に一人は、海外のリゾートでイギリス人に会うのは嫌で、7人に一人が、他の国の観光客に会うのが嫌だと。じゃ、どこ行くの?、と。でも、調査を実質担当した女性のコメントによると、海外に行って、洗練されたフランス人、ドイツ人、ロシア人に囲まれると、「自分は特別なリゾートに来たんだ」、と満足するんだそうです。それでもやることは、どこへ行っても、レストランでは英語のメニューを要求する、とのこと。
 旅行会社のThomas Cookは自分たちの調査結果は、もっとポジティヴだと。海外で同国人に会って友人になると、その関係は長続きする、と反論しています。が、記事が触れているんですが、昨年のギリシアでの乱痴気騒ぎ、先月ポルトガルでのユーロ2004開催時にフーリガンによって引き起こされた混乱により、イギリス人観光客の評判は今ひとつ。
 更に追い討ち、というかイギリス人にも自虐趣味があるんだと思ってしまったんですが、ウェブ専門のExpedia.co.ukの調査結果では、イギリス人は、訪れた国の言葉を話す・勉強する意欲に欠け、態度も悪い、と。ちょっと驚いたのは、一番評判がいいのはドイツ人。確かに、チップについてはかなり渋いそうですが、言葉を話そうとする努力が評価されたらしいとのこと。アメリカ人は日本人を抜いて、よくお金を使ってくれるそうです。が、これはちょっと頷けません。現在、円もポンド、ユーロに対して下がってきていますが、ドルの弱さはそれ以上。そんなに使わないと思うんですが。
 イギリスに来て、結構あちこちに行って学んだことは、笑顔とちょっとしたプレゼントで、かなり雰囲気が変わること。プレゼントがいつも効果を発揮するとは限りませんが、先日行ったマヨルカでは、素晴らしい効果が。行く前日、元同僚の方とロンドンで会い、お願いしておいたMeijiの「たけのこの里」(一番好きなチョコレートのお菓子)をどっさり頂きました。Sさん、ありがとうございました。パルマ空港でレンタカーを借りる際、同行の友人の一人が、「あの日本のチョコレートを早く!」といったので、友人に差し出し、彼はカウンター内の女性に手渡した数分後、借りるはずだったエアコンなしのちょっと窮屈だったらしい車は、値段そのままで2段階アップグレード、エアコン付き、しかもかなりゆったりした車に変わっていました。マヨルカの人が、「たけのこの里」を見たことはないでしょうからね。

 最後はちょっと自慢。8年前に行ったイギリス最西端のシリー諸島。イギリス人にとっても憧れの地。そこで宿泊したホテルが、海辺のホテルベスト10に選ばれていました。www.stmartinshotel.co.uk このときは、ヒースローの税関で「日本人がこの島を知っているはずがない」、と難癖をつけられ入国するのにかなり時間を要しましたが、島巡りが好きで一人になりたい人にはうってつけです。
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4時間の価値

2004.07.15
親愛なる皆さん

 こんにちは、日本の皆さんは暑さが大変なようですが、イギリスを含む北西ヨーロッパは、既に秋です、って毎年書いてる感じですが。

 先週、5日から11日にかけて、「これ以上何も起きないでほしい!!」と叫びたくなるくらい、生活面・精神面共にトラブルてんこもりだったんですが、生活に密接したトラブルをご紹介。

 別に難しいことを書いたわけじゃないので手紙を読んで頂ければ、一目瞭然です。こちらで利用しているシティバンクが僕の小切手を勝手にキャンセルした挙句、それを僕に知らせなかったので、知らずにクレジット・カードの払いに使った僕は超過料金を払う羽目になったと。たった2行で説明できますが、そこにたどり着くまでに、トータルでかかった時間は恐らく5時間以上でしょうか。
 春先から、本当にウェブにアクセスする際のトラブルが続き、こと小切手にいたって電話してからが、怒りで沸騰しそうなことは数知れず。でも、落ちたとはいえ、カウンセリング・コースのおかげ、結構怒りをコントロールしつつ。でも、コール・センターの担当者は、本当に何の為にいるのか、と。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、最近イギリスの幾つかの大企業は、コール・センターを人権費の安いインドにシフトしています。だから、というわけじゃないんですが、話が噛み合わないし、こちらの緊張感も伝わらないしで。
 9日は、オックスフォード・ストリート支店のカスタマー・サポートの女性も必死に担当者を探し出そうとしてくれたんですが、見つけ出すだけでゆうに40分以上かかりました。こちらは彼女に対して怒っているわけではないので、笑顔でいましたけど、漸く見つかった担当者が、どうやら「なんでお客に知らせなきゃいけないのか?」という発言をするに及んで、爆発まで後5ミリくらいでした。そこで、彼女が支店のマネージャー(若い)に連絡して、彼が直接僕と話すことになり、後はさくさく、っと。ご迷惑をおかけした、ということであっという間に100ポンド払ってくれることになりました。まだ、もらっていませんが。イギリスでは、はんこや稟議書なしで、マネージャー・クラスにはこんな裁量があるんだ、と変に感心しました。
 手紙は、完璧にしたいので、現在友人に推敲を依頼中。本当に、クレームの手紙の書き方はどんどん上手くなってきている気がする。言うべきことは言わないと。それと記録を取る、これは重要ですね。

 昨日のテレグラフの記事。人のことは言えませんが、現在のクレーム社会の影響を被り、保険料金が高騰し、イギリス国内の乗馬・ポニートレッキングを企画する会社や学校はどんどん閉鎖に追い込まれているそうです。ダートムーアや、ウェールズでの乗馬を楽しみたいと思っている皆さん、早めに実行にうつさないと。

気が重いけど、正直に

2004.07.09
いつも愚痴を読まされている皆さん

 こんちは、今朝もロンドンは薄曇り、週末まではこんな天気みたいです。

 月曜にカレッジで個人面談があり、非公式ながら、「留年」と知らされました。「非公式」だけど、この結果が覆ることは期待しないように、と念を押されたので確定でしょう。一応、再度コースに参加するのは可能だそうですから、最悪な結果ではないようです。

 脱力、というか意識が麻痺してしまったようでして。まぁ、乗り切ったわけじゃないんですが、やらなければならないことがあって、元気ではいます。でも、月曜日は、なんとも表現しにくい一日でした。このことが知らされた後に、パート・タイムの仕事のインタヴューがあり、そのままロイヤル・オペラ・ハウスにダッシュしてリヒャルト・シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」を鑑賞。そしたら1幕のセットが故障して2幕はそのセットのまま上演。でも、オペラ自体は非常に満足の行くものでした。

 愚痴、というか弱音はロンドンの皆さんに受け止めて頂いています。冷静になれそうもないと感じる反面、次のステップを考えないと、という状況です。なので、今後の為の情報収集を始めた際は、また皆さんにお願いをすることがあるかもしれませんので、そのときはよろしくお願いします。

 いつものメールを止める気はありませんし、気分転換にもなるし。週末にマヨルカの感想と写真でも、と思っています。皆さん、夏ばてにならないように。
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