LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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2006年02月の記事一覧

セミリンガルの苦悩

2006.02.20
親愛なる皆さん

 おはようございます。雨がそぼ降るロンドンです。

 本日、「エディプス・コンプレックス」についての小論文(エッセイ)を漸く99%くらい仕上げる所までこぎつけました。締め切りは明後日の火曜日、21日ですが、こんなにギリギリまで仕上がらないエッセイは初めてです。
 一番の難関は、「エディプス・コンプレックス」そのものです。読めば読むほど、「これは、本当に自分が勉強したいことなんだろうか」、と疑念が深まるばかり。フロイトについては、今回かなり理解が深まり、「なんだ、こんなおっさんだったんだ」、と思うことも有りました。彼は、ショービニストですね。問題は、いつものことですが、メラニー・クライン。男性器、女性器を表す単語はこれでもかと出てくるし、嫌でもそれをエッセイに使わなければだし。

 今回のエッセイの進行をさらに難しいものにしたのが英語。いつもプルーフ・リーディングを依頼する友人達は、それなりにカウンセリングについては知っているんですが、言葉の違いが大きいことを、今回ほど痛感したことはありません。参考文献からの直接引用にもかかわらず、「こんな英語、使ったこと無いけど」とか、「この英語は、サイコセラピーでは普通に使うの?」とか。英語を使うセンスが、かなり違うんだな、と。日本語でだって、例えば、バレエやオペラについて用いる言語感覚と語彙は、極端な例ですけど、宇宙物理学を語るときに使う日本語とは違うはずだし。

 で、今回は三人に読んでもらったんですが、全員が、「ここの論理の展開の仕方が不十分」と指摘した箇所がありました。そこを書き直し、書き足すのに、可能な限り知っている英語の動詞を考えたんですが、辞書で調べると、どうもしっくり来ない。なので、「仕方ない、まずは日本語で考えよう」、と。最近は、日本語から英語に翻訳する、と言う作業は極力避けているんですが、母国語だし、微妙な言い回しを表すには矢張り母国語しかないだろう、と。
 ショックだったのは、その日本語すら、でてこない。幾つかの動詞を日本語で口にしてみても、「おかしい、確かこんな動詞があったはずだったけど」。英語も日本語も中途半端な感じで。勘違いされないでください、英語のほうがうまくなったなんていう気は毛頭ありませんから。

 でも読んでくれた皆さんが、understandable じゃないけどreadableだといってくれたのが救いです。自分で読んでみても、「エディプス・コンプレックスの入門編として通用するかも」、なんて。でも内容が内容だし、受かるかどうかも判らないので、今回は皆さんに送りませんので、ご安心のほど。読みたい、という方には喜んで送りますので。頑張ったご褒美に合格させてくれるようなコースでないのは承知していますが、やっぱり受かりたいです。

 閑話休題。春休み、ゴールデン・ウィーク、さらに初夏、ロンドンにロイヤル・オペラとバレエを観に来られる方に。会員先行で、ピリオド4の演目を申し込みましたが、半分以上外れました。6月8日の「ロイヤル・バレエ75周年ガラ」とゲオルジューが出る「トスカ」は特に難しいと思います。コネがある方は、コネを使われたほうが。

 寒の戻りが有ると思います、どうか皆さん体調を崩されませんように。
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イギリスに関して悲しかったニュース

2006.02.05
親愛なる皆さん

 こんちは、三寒四温を使うにはまだやはいかもしれませんが、ちょっと暖かなロンドンです。日本も立春が過ぎて、春もすぐだといいですね。

 昨夜(日本時間の今朝)に送った、雅子さんが救われるには「離婚」しかないかも、というのはイギリスでもインディペンデント紙でしか見つけていません。でも、頂いた返事からすると、未だ日本では現実問題として扱われていないようですね(返事を頂いた皆さん、あとで返信します。すいません)。
 僕が思うのは、雅子さん、そして愛子ちゃん、それと皇室のメンバーの基本的人権が全く鑑みられていない点。ヨーロッパ王室にだって沢山、僕が知らないどろどろの問題があることでしょう。でも、彼らには少なくとも「スピーチ」し、「感情を表現する」権利はありますからね。

 こんなことばかりかいていると、日本を捨てたと思われてしまうかもしれませんので、こちら。
http://www.guardian.co.uk/uk_news/story/0,,1699071,00.html#article_continue
 今年、結婚65年、双方が89歳になる夫婦が、福祉期間から、まるでベルトコンベヤーに乗っている「物」のように扱われているニュース。夫が病気になって施設に入所したけど、視力を失った奥さんは、その施設に入るための条件を満たさない為に入所を許されず、別の施設に。結婚後65年、彼らを初めて別れさせたのは「死」でなく、社会福祉。かつてイギリス社会を表現した「ゆりかごから墓場まで」は、この国には有りません。
 子供達はどうしたとか、全ての人に均等に福祉を分配することなど、最初から不可能とか、これも議論が分かれるとおもいます。でも、この記事を読み終わったとき、呆然としました。ただ、悲しかったです。

 今週、さらにイギリスの国内ニュースで注目を集めたのは、巨額離婚訴訟2件が最高裁に持ち込まれたこと。一つは、結婚3年にもならず慰謝料が10億円のケース。もう一つは、結婚18年で破局、死ぬまで生活費毎年5000万円。双方のケース、奥さんは結婚を機に、高額の収入を約束された専門職をあきらめた、と。最近では、夫より収入が多い奥さんの財産を離婚訴訟から守る為のサーヴィスを、「シティのスーパー・ウーマン」と評されるニコラ・ホーリック女史(本人も離婚済み)が始めました。

 何でこんなに怒りん坊になっているかというと、ここ数週間、カウンセリングの勉強で、予想していなかった壁にぶち当たっています。締め切りが迫ってきたコース・ワークに脳髄を絞りつつ、どうやったらこの壁を克服できるか考えていると、息が詰まりそうで。でも、学生の本分は、悩むことですから。

 日本は寒さがまだ続いているそうですね。どうか、暖かくしてお過ごしください。図書館にこもってきます。
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雅子さんの決断は近い?!

2006.02.05
他に書きたいことは沢山有るんですが、このニュースは、今週一番悲しかったので。

http://news.independent.co.uk/world/asia/article343104.ece

 最近の、皇室典範に関する報道は、自民党という化石集団のさらに炭化する直前と思しき「男」達による、雅子さん、そして一つの「家族」へのとても陰湿ないじめとしか思えません。
 愛子ちゃんが外国人と結婚して、何かが変わるわけでもなし。だいたい、愛子ちゃんが天皇になる頃には、貴方達はこの世に存在していないんだから、余計なお節介をするんじゃない。

 今朝の、The Independent本紙に掲載されていた雅子さんの写真、全く無表情でした。本当に可哀相。僕は、日本の皇室には全く興味ないですが、こんな、国を挙げてたった一人の母親、女性を苛め抜いて楽しいんでしょうか?
 僕は、雅子さんが最後の勇気と理性を振り絞って、日本を捨てるのも有りだと思っています。

 すいません、かなり感情的になってしまいました。感情を害された方には、お詫びいたします。が、「女性天皇」反対に関する無神経な発言を読んでいると、腹が立ちます。
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