LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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2006年11月の記事一覧

ロイヤル・メイルができること

2006.11.30
親愛なる皆さん

 おはようございます。ポジティヴなねたが一つ有るのに、それを書かせまいと、ロンドンは次々ととんでもないことをしでかしてくれます。これ以上、打たれ強くなりたくないんですが。

 先のメールでも書きましたが、27日は誕生日でした(メッセージを下さった皆さん、ありがとうございます)。先週の金曜日、23日に、家族が誕生日にと送ってくれたものがロイヤル・メイルによって配送されました。が、生憎外出中、それと大きすぎて入れることが出来なかったので、カードに記載されている時間から24時間後以降にデポにとりに来るように、とのカードが残されていました。ここまでは普通。

 土曜日は所要で、月曜日は朝起きたら天気が悪かったのと早くに外出しなければならなかったので、火曜日は忙しかったので取りにいけませんでした。そしたら今朝、家族からその荷物が既に日本に返送されたとのメールが届きました。なんの冗談、と思いましたが何食わぬ顔でデポに行きました。
 勿論、有りません。窓口の担当者曰く、金曜日に荷物を配送した郵便局員が、すべての配送を終えてデポに戻ってきたのが午後2時半を過ぎていて、既にデポが閉じられていて僕の荷物を局内に残せなかった。なので、デポの外にあるポストに残して月曜日に中に戻すつもりだった。が、ありがたいことに誰かがその荷物を日本に配送したのが月曜日らしい。そして、日本時間、水曜日29日の午後には東京の実家に戻された、と。
 担当者自身は、「僕は自分のやるべきことは、きちんとやっているからね。ほら、この記録を見てくれよ。僕は、何も間違ったことをしていないからね」。イギリス人が、「その責任は自分にはない」、ということを主張し始めたら、話はそこで終わりです。

 素晴らしい、ロイヤル・メイル、やればこんなに速く日本に荷物を配送できるんじゃないか。友人・知人曰く、イタリアやスペインの郵便事情は、イギリスよりももっと酷いそうですが、慰めにもなりません。

 溜息しかでません。家族が支払った郵便料金、例え何十年掛かっても払わせてやるつもりです。でも、生きている間には、無理かもしれない。

 イギリス、こんなことがしょっちゅうありますが、いい国だと思います、ほんのたまに。
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国際AIDSデイを前に:HIVホスピス

2006.11.27
 こんちは、太平洋側は大荒れだそうで。昨日の朝、ロンドンは雷雨を伴う大嵐でした。

 月曜日、しかも41回目の誕生日にこんな憂鬱な内容のメールを送るなんて、と我ながら思います。が、国際エイズデイも近いし。


 昨日の午後、テレンス・ヒギンス・トラストのヴォランティアとして今年の8月からサポートしている方を、入院している病院に訪ねました。病院は、こんな所です。
http://www.mildmay.org.uk/MildmayUK.html
 ロンドンの詳細な地図だと、ホスピスと表示されています。が、実際は、ターミナル・ケアと同時に短期の入院もありのところ。患者が病棟内で煙草を吸うのも自由のようでした。他と違うのは、HIV感染者のメンタル・ケア専門というところです。

 入り口が閉ざされているので、「げ、これまで訪れてきた病院とは違うじゃないか。まさか、かなり深刻な患者が収容されている精神病院なのか?!」、と少々怖気づきました。でも、受付では名前と訪問の目的を尋ねられただけで、身分証明書の提示は求められませんでした。
 各フロアの病棟の入り口も暗証番号が必要なタイプのもの。物々しいなと思いつつ、本当の精神科病棟だったら僕のような素人の入館なんて認められないだろうし、身分チェックだってもっと厳しいだろうし。病棟の担当者が、訪ねた方が他の患者とテレヴィを見ていたオープン・スペースに案内してくれました。

 他の患者もいて、彼らを観察して思ったことは、彼らは、スキゾフレニック(確か、日本語訳、変更されたんですよね。乖離性精神障害だったかな)ではないです。他の人に突然暴力をふるう危険性は感じられなかったし。逆に、そんな患者がいたら、僕なんか入れてもらえません。恐らく、HIV感染歴が長く、長年にわたる、というか生きている間ずっと続く投薬治療に精神的、身体的に疲れてしまって、長期に渡って抑鬱状態が続いている、ということでしょう。中にとてもフレンドリーな患者がいました。よく喋るんですけど、内容は支離滅裂。

 サポートしている方には訪ねることを知らせて有ったので、いつもの通り、完璧にドレス・アップ、メイク・アップをして僕を待っていました。そして精神的には、今日はどん底の状態でした。
 凄い。精神的にとことんまで追い詰められている方の、無意識、意識的にこちらを彼らの懐に絡めとろうとするネガティヴな精神の強靭なこと。下手な対応をすると、蜘蛛の糸にからまったように、逃げ場がなくなるのは確実。最初の10分間、彼女はテレンス・ヒギンス・トラストへの怨念のような怒りを、僕にぶつけてきました。理不尽なんでしょうけど、怒りたい時に怒りをぶつけられる人がいないのは辛いだろうし、そのために訪問したようなもんですから。更に次の15分は、自分がどれだけ酷く扱われているか、誰も自分を理解してくれないとか。怒りは尽きませんでした。

 なんだかんだ言っても、一応、過去3年以上にわたって、カウンセラーになるべくトレーニングは受けている、勉強も続けているし実地経験も積んでいる、これまでにもメンタル・ヘルスのヴォランティア経験もある。ということで、その方がどのような精神状態にいるかはかなり理解できたつもりです。ねっとりとからみつくような怒りをもろにかぶっても、僕自身がどん底気分になることはなかったですし。

 約1時間半、話を聞いていましたが、最後の30分は、その方の隣に座っていたにもかかわらず、完璧に存在を無視されました。怒って体力を使い果たしたのか、眠り込んでしまったので、その間に主任看護婦に身体、精神双方の状態を確認したら、僕に言ったことは、よく言えばその方の勘違い、悪く言えばすべてが嘘だった。精神状態がそうさせたのか、それとも性格の問題なのか。

 イギリスも日本も、HIVの感染者が増えています。患者の存在を忘れられるほど楽観的な状況では、ないです。次のメールはもっとチアフルな内容を目指します。

暗黒の月曜日

2006.11.21
親愛なる皆さん

 おはようございます。これは、ロンドンの日常です。

 先週の水曜日から、新聞記者をしている友人がロンドンに来ていて、その取材に通訳、兼コーディネイターとして同行しています。友人には、「ロンドンの交通網の酷さは、予想をはるかに超えているから覚悟するように」、と何度も言ったのがまずかったのか、今日、こんなことが。

 今日は、イースト・アングリア地方の一部、サフォーク郡の主要都市、イプスウィッチに午前11時までに到着しなければならないアポがありました。

 イプスウィッチにはこれまで行ったことは有りませんでしたが、ロンドン中心部の東にあるリヴァプール・ストリート駅から「順調」に行けば、約1時間半の距離。「順調」に行けばですよ。

 昨晩、ロンドン北部に住む日本人の友人に電話したとき、ロンドンのあるバス会社の運転手のストライキが有ることを聞きました。これで、70路線が丸一日キャンセル。ということで、かなり余裕を持ってフラットを出たのが午前7時過ぎ。当然、バスは来ないので、地下鉄の駅まで急ぎました。

 そしたら、先週末の工事の終了予定が長引いて、サークル・ラインとディストリクト・ラインが開通のめどが立っていない、ときまして。更に、セントラル・ラインも全面ストップ。更に更に、何故と聞いても誰も判らないでしょうけど、この影響でノーザン・ラインまで。11路線中4路線が月曜日のラッシュ・アワーを前に運行されていない。一瞬、頭の中は空白。が、すぐに次のプランを考えて、慌てて近くのバス停まで急ぎ、サウス・ケンジントンの近くまで行くバスに乗れるバス停まで行く、バスに飛び乗りました。

 何とかサウス・ケンジントンまでたどり着いた時点で、友人に電話して、すぐに出られるようにして待っていろ、と。で、彼が宿泊しているホテルを出たのが8時15分。ピカデリー・ライン、メトロポリタン・ラインを乗り継いでリヴァプール・ストリートについたのは、9時10分。
 ちなみに、友人はタクシーを使いたい、と。僕だって使いたかったです。でも、彼にはこう答えました。「月曜日、更に雨、しかもまだ早朝の時間帯にすすんで働きたがるタクシーの運転手が、ロンドンにいるわけがない」。納得してもらえました。

 乗るつもりでいた列車は、9時30分発。急いで切符を購入。漸く一息ついたところで、友人に時刻表を見てもらったら、「なんだか、イプスウィッチ行きの列車、キャンセルになっているようだけど」、と。友人が言い終わる前にヘルプ・デスクに突進。窓口に戻って確認したら、早朝、どこかの駅で貨物列車が脱輪した、と。その影響で、9時30分の列車はキャンセルになったけど、9時発の予定だった列車がこれから出るから、11番プラットホームにいけと。

 そのプラットホームへの改札は自動なので、切符をとおさなければならない。そのとき9時25分。不安的中。切符がはねられました。状況を理解できない友人を有人の改札に誘導したら、そこで駅員曰く、「この切符では、まだ入場できないから、入れられない」。

 ぶちっ。

 「この列車だって、9時半に出るかどうかなんて判らないだろうが。そっちの失敗をどうして利用者に押し付けるんだ」。

 が、この失礼極まりない駅員、「そんな無礼な態度を駅員にとると、君は捕まるかもしれないから、気をつけたほうがいいぞ。僕は、君に忠告しているだけなんだけどね」。

 もし、友人がいなかったら、暴れていたかもしれないです。

 皆さん、ロンドンとはこんな「国際都市」です。

熟年離婚報道 by BBC

2006.11.17
親愛なる皆さん

 こんにちは。今日のロンドン、交通網、大混乱でした。どうにかして欲しいです。

 今週の火曜日、14日、BBCが報道した日本で増えつづける「熟年離婚」についての番組です。他人事のように書きますが、とっても面白かったです。真面目に、「日本人相手のカウンセラーもありかな」、と思いはじめています。

http://search.bbc.co.uk/cgi-bin/search/results.pl?scope=all&edition=d&q=japan&go=Search

 今日から、日本の新聞社で記者をしている、高校時代からの友人が、取材でロンドンに来ています。今回は、コーディネイター兼通訳として働いています。彼の取材目的は、イギリス、ドイツ、フランスがどのようにして働くお母さんを、働きながら子育てできるように援助しているか、というもの。ひいては、日本の働くお母さんを鼓舞する、というものらしいです。が、この番組を観る限り、日本では無理だろうな、とおもわざろうえません。ご覧になるには、最低でもブロードパンド環境が必要です。ちなみに、氷川きよしが日本のロビー・ウィリアムズ、というのは納得できないですね。
 本当は、古巣からの仕事がしたいんですが、やはりバレエやオペラだけでは来ませんね。

 閑話休題。明日、17日のユーロ・ロッタリーの賞金は何週間も持ち越されたものがたまりたまって、250億円。当りますように。

どうしてイギリス人って

2006.11.12
親愛なる皆さん

 おはようございます。異常なポンド高とは対照的に、イギリスの国内経済は迷走気味の印象を持つ最近です。

 たまに、書くのがちょっと辛くなりつつあるチャコットが更新されました。
http://www.chacott-jp.com/magazine/around/uk_47.html
 書くのは大好きですが、好きなバレエを批評家ぶって書くのがちょっと重荷に。というか、「書かなければならない」、という気分なしで舞台を楽しみたいです。もともとは、単なるバレエ・ファンですから。

 初心に戻って皆さんに長いメールを送る、と10月に決意したにもかかわらず実行に移せないのは、日本のある報道機関から依頼された仕事の準備に忙殺されているためです。本当は、古巣から仕事がくれば一番嬉しいんですけど。
 その報道機関の名前を使えるので、一からはじめる苦労は有りません。が、腹たつのが、窓口になっているイギリス人。ロンドンに約7年住んで、イギリス人の嫌な面を何度も見てきました。元会社での最後の9ヶ月の間も、何度もロンドンの担当者とやりあって、こんないいかげんな連中と二度と仕事するもんか、と。いつも、これ以上腹の立つことはもうないだろう、と思っていました。甘かったです。この愚痴だけで、長いメールをかけるくらいです。ご期待ください。

 久しぶりに書くのに、これといった面白みがないので、UKグーグルが特別なときに使う独自のロゴを。それと、この1年の間に引っ越された皆さん、住所教えてください。既にクリスマス・カードを購入しましたが、かなりいいデザインなので、絶対に送りたいんです。

 10月に、約10年ぶりにインフルエンザにかかりました。秋が深まり、冬の足音が聞こえてくる時節。皆さん、どうかご自愛のほど。
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