LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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2008年10月の記事一覧

インタヴューアーという役割

2008.10.30
これまでに何度か、HIVに感染している人たちへの精神的サポートを中心に活動しているチャリティ、Terrence Higgins Trusthttp://www.tht.org.uk/)にヴォランティアとして参加していることは書いてきました。大きな理由は、カウンセリングの勉強や研修の役に立つだろうということからですが、実際にヴォランティアとして活動してきて、想像もしていなかった経験(一例:http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-50.html)が出来て、参加してよかったと思っています。

 ただ、この秋から研修課程に完全復帰したことで、これまでの活動、コミュニティ・サポート・ワーカーといういわゆる「Befriending」という活動の継続が難しくなりました。THTをやめたくないけど、継続的な活動が出来ないということは、THTだけでなくTHTを頼ってくる人たちのためにもならないしどうしようか迷いました。そのことを、ヴォランティアを統括する部署の担当者に相談したところ、ヴォランティアとして参加希望の人たちをインタヴューするグループに所属してみてはと。イギリスで最も名の知れた、大規模なHIV感染者支援のチャリティということで、THTでヴォランティア活動を志望する人は多いです。一方で、いざヴォランティアとして活動を始めると、理想と現実のギャップに悩む人、仕事や家族のことで続けられずに離脱する人も多く、インタヴューはほぼ毎週あるそうです。なので、インタヴューアーを確保しておくのも必要不可欠。
 原則、月1回、土曜日に多くて8人くらいのヴォランティア希望者のインタヴューをすることになっていますが、2ヶ月に一度でも良いよとの事で、先週の土曜日に行われたインタヴューにオブザーヴァーとして参加してきました。

 これまで、書く仕事では、パフォーマンス・アーツ関連ばかりですがインタヴューは何度かしてきました。自分の好きな分野ですから、そこで活躍する人の話を聞くことは、貴重、且つ有益な経験です。
 しかしながら、これまでしてきたインタヴューの仕事と、THTのインタヴューアーがやることの大きな違いは、ヴォランティア志望者の「良し悪し」を、インタヴューする「僕」がしなければならないこと。しかも、インタヴューの直後に。
 Non-Judgmentalの意味合いを常に考えなければならないcounsellor-to-beとしては、これは全く新しい取り組み。「たかがヴォランティアでしょ」と思われる方もいることでしょう。でも、ヴォランティアを希望している人たちからすれば、インタヴューに落ちることは「拒絶」されることと同じ。そのインパクトを僕自身がきちんとコントロールできるかどうか、それが不安でした。ちなみに、「カウンセラーは常にNon-Judgmentalでなければならない」というのは幻想に過ぎない、というのが僕の持論です。

 インタヴュー当日。インタヴューアーは、男女一人づつ。双方とも、英国白人。Intervieweeは全部で4人。男女二人づつで、面白いことに男性は非英系の白人、女性二人は、アフリカ中部の国々からの有色移民でした。ここからして既に、様々な「違い」と「格差」が垣間見えます。

 最後の女性を除いて、ほかの3人の受け答えは、「このインタヴューを突破する為に、何日も予想問題集で模範解答を考えていたのか」と思わざるを得ないほど、ほぼ完璧。THTのヴォランティアになることって、そんなにすごいことか?、と僕は自問自答。ちなみにこの3人は、インタヴューに受かりました。
 僕自身はどうなのかと考えさせられたのは、最後の黒人女性。イギリスに来てからまだ日が浅く、英語の理解度が低い。また、敬虔なキリスト教徒らしく、サーヴィス・ユーザーからお金をかしてと頼まれたらすぐに貸すし、返してもらわなくてもかまわないという姿勢がTHTの方針から外れることが引っかかり、通りませんでした。
 仮に僕がインタヴューアーだったら、どうだろうと。同じ「移民」として、このインタヴューに通らなかったことは、彼女にとってはイギリス社会からの「拒絶」と同じなのではないか。
 もう一つ興味深かったのは、HIVをどう認識しているかの差。4年間のヴォランティア活動を通して僕がサポートしてきた方々は、全て「ホモセクシャル」。翻って、アフリカ出身の彼女にとって、HIVは「ヘテロセクシャル」だけが罹る病。だから、HIVに感染している「ホモセクシャル」の人々のサポートを彼女自身が受け入れられるかどうかは判らない、と。欧米とアフリカの状況の違いのみならず、僕自身、HIVの現実についての認識が欠落していることをおもい知りました。

 僕自身の弱さを知ることができる貴重な経験になるかなと。



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ウィグモア・ホールを悩ますある噂

2008.10.29
Wigmore Dome center
(ウィグモア・ホールの象徴かな)

 ロンドンで買い物といえば、オックスフォード・ストリート。その通りの北側、Maryleboneエリアの南限を東西に走るのがウィグモア・ストリート。その通りの象徴のような存在が、Wigmore Hall
http://www.wigmore-hall.org.uk/


(ウィグモア・ホールの内部)

 歌ものに限るけど、これまでウィグモア・ホールでは素晴らしいリサイタルを楽しんできた。ヴァルトラウト・マイヤーhttp://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-230.html)、
グレイス・バンブリーhttp://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-211.html)、
フェリシティ・ロットアンゲリカ・キルヒシュラーガーhttp://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-291.html)、
トーマス・クヴァストホフhttp://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-475.html)、
エディタ・グルベローヴァhttp://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-743.html)、
そしてブリン・ターフェルhttp://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-801.html)。
 こじんまりとしているけど、さりげない洗練された雰囲気があり、さらに大物歌手の歌を間近に聞くことができるのがたまらない。人気歌手がでるとなると、チケットの争奪戦が激しくなるのが困るけど、ロンドンのヴェニューの中では好きなホール。

 そんなウィグモア・ホールを悩ませている噂がある、ということを今日のThe Guardian紙で知った。

Wigmore vs Kings Place: the truth
http://www.guardian.co.uk/culture/2008/oct/29/classicalmusicandopera

Charlotte Higgins
The Guardian,
Wednesday October 29 2008

Rumours have been flying around the classical music industry that London's Wigmore Hall has been refusing to book artists who accept engagements at Kings Place - the brand-new Wigmore-size recital venue, and potential competitor, in King's Cross. John Gilhooly, Wigmore's boss, is not amused. The rumours are absolutely untrue, he says. "The one thing we do is try to make sure that artists don't appear too close together [at the venues]. But if you look at the programmes, there are lots of crossovers." He added: "To appear at Wigmore Hall you need to be of a certain quality. Some people have always been disenfranchised from Wigmore because of quality. I suspect the rumours may be coming from some of these artists."


 今年の初秋(だったかな)に新しくオープンしたKings Placeというコンサート・ホールに出演する歌手との契約を、ウィグモア・ホールが拒否している、という噂が立っていたそう。
 噂を打ち消す一方で、ウィグモア・ホールのディレクター、John Gilhooly氏曰く、「類似のプログラムが、近隣のコンサート・ホールで重ならないようにしている。それに、ウィグモア・ホールに出演する音楽家には、相応の質が求められるし、ある音楽家は(その質が基準に達しないから)ウィグモア・ホールへの出演が叶わないこともある。噂は、そんな人たちから広まったのではないかと危惧している」、とのこと。
 華やかな舞台の裏で、こんなことは日常茶飯事なのかもしれないけど、妬みのパワーって恐ろしい。
 記憶違いでなければ、日本でも今年の夏に同様なことがあったはず。洋楽雑誌、ロッキン・オンを発行するロッキン・オン社が主催する夏のロック・フェスティヴァルに出る歌手が、北海道で開催される別のフェスティヴァルには出られなかったとか。
 音楽は誰の為に奏でられ、歌は誰の為に歌われるか、ということを当事者の皆さんには、是非、考えて欲しいところ。
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-823.html

 ちなみに、Kings Placeとは。
http://www.kingsplace.co.uk/


 紀尾井町の王子ホールを思い出す。場所は、こんなところ。



 個人的には、すすんで行きたいと思うエリアではないので、身の危険を冒してでも観たい、聞きたい歌手、例えばバルトリフローレスがでない限りは行かないだろうな。

 ついでに、同様なコンサート・ホールがもう一つ。ここでは、現在、ロイヤル・オペラロッシーニの「Matilde di Shabran」で絶好調のフローレスのリサイタルを。
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-553.html







 何度見ても、火事が起きたら逃げられない気がする。

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バトシェヴァ・ダンス・カンパニー

2008.10.25
冬時間になるので睡眠時間を1時間だけ得する週末ですが、今は、1日36時間欲しいくらいです。

 今週、シルヴィ・ギエムがでないにもかかわらず、珍しくコンテンポラリー・ダンスを2回観てきました。演目は「Three」と「Mamootot」というもので、両作品ともイスラエルのダンス・カンパニー、BatshevaDanceCompanyによるもの。振り付けは、カンパニーの芸術監督である、Ohad Naharin氏が手掛けています。

 普通はコンテンポラリー・ダンスなんて自分から行くなんてことはありません。それがどうして自ら選んで行ったかというと、2年前、当時寄稿していたウェブ・マガジンの為にサドラーズ・ウェルズ・シアターの芸術監督、アラステア・スポルディング氏にインタヴューしたとき、彼が一番気になっているのがバトシェヴァとのことでした。イギリスのみならず、世界の注目を集めるロンドンのダンス・ヴェニューの監督が気にいっているカンパニーってどんなものだろう、その興味だけでバトシェヴァのことは一切知らないまま、まずは月曜日、サドラーズで「Three」を観てきました。



 「Three」の初演は2005年。ダンスは三つのパートからなり、順に「Bellus」、「Humus」、そして「Secus」というタイトルがつけられています。真中の「Humus」だけは女性ダンサーのみで演じられ、残り二つはカンパニーのダンサーのほぼ全員で踊られます。
 観終わって、コンテンポラリー・ダンスを表現する為の語彙が自分の中にないことをつくづく思いしりました。退屈に感じる場面は何度か有りましたが、プログラムの冒頭でスポルディング監督が明快に書いている通り、今まで観たこともないような振り付けが自分の目の前で(舞台から2列目のど真ん中)どんどん繰り広げられるのは圧巻でした。ただ、その圧倒的な振り付けから意味を見出したい焦りと、それを表現できない不満がせめぎあって、なんと言えず不完全燃焼。ま、これは僕自身の問題ですが。

 パフォーマンスで印象に残ったことを幾つか。振付で最も斬新だったのは、肩の関節と背中上部のムーヴメント。機械的という印象は全くありませんでしたが、動き自体が尋常でなく目から鱗が落ちるようでした。特に、ダンサーの中に身体機能が突出していた男性が一人いまして、彼の肩から上腕にかけてのこの世のものとは思えない動きからは眼を離せませんでした。
 ダンサーの皆さんの動きは、古典バレエ・ダンサーのそれとは勿論違っていて、単純な比較や優劣をつけることは出来ません。素晴らしいと思ったのは、ボディ・コントロールが完璧。世界ってまだまだ広いと思いました。
 「Secus」の後半部分になって、ダンサー達は舞台上手、下手、そして真中に分かれてそれぞれ一列に並び、前の人が踊ると、その人は列の後ろに回るということを繰り返しました。延々と続くような印象を持ち始めたとき、前に来た女性ダンサーがもぞもぞしているなと思っていたら、いきなりスパッツを下げて、下半身を聴衆に曝け出しました。続く二人の男性ダンサーも同じことをしました。そんなことでどぎまぎするほどコンテンポラリー・ダンス初心者ではないですが、唖然とするより、「これは振り付けとしては卑怯ではないか」、と。



 最後、ビーチ・ボーイズの明るい曲に乗り、照明が暗くなることに構わず、ダンサーたちが舞台上で跳躍しつづける最後の美しさは格別でした。The Guardian紙のバレエ・ダンス・クリティクの方曰く;
The closing moments of Three where Naharin sets his company flying around the stage like atoms of untrammelled energy are breathtaking.
 こういう言葉を紡げるようになりたいです。


 で、今日は、毎年ロンドンで開催されるDance Umbrellahttp://www.danceumbrella.co.uk/)の一環として、ロンドン西部のハマースミスにあるRiverside Studioshttp://www.riversidestudios.co.uk/cgi-bin/page.pl?p=home01)で上演された「Mamootot」を、僕のロンドン生活を精神面から支えてくれている大切な友人二人、Y氏(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-156.html)とW夫人(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-67.html)を招待してみてきました。

 「Mamootot」の紹介文によると、四方を観客に囲まれたスタジオの中央で、9人のダンサーが踊る、というもの。「Three」への印象がもやもやしたままだったので、実はあまり期待していなかったんですが、使われた音楽によって、忘れられないパフォーマンスになりました。


(これはRiverside Studiosではありません)

 劇場について、手にした無料のプログラム。使われる音楽のクレジットの最初にあった文字は「YAPOOS」。我が目を疑いました。「これは戸川純率いるヤプーズであるわけがない」と自分に言い聞かせつつ、ボックス・オフィスに戻り女性担当者に尋ねたところ、あっさり、「これ、日本のバンドよ」。

 宇宙一大好きなヤプーズの音楽が、ダンス音楽に使われるなんて、考えたことありませんでした。

 カンパニーには日本人ダンサーがいるようですが、考えられるもっともらしい理由は、Ohad Naharin氏のなくなられた奥様が、日本人ダンサーのMari Kajiwaraさんであったからかと。ヤプーズの他に、(恐らく)ソウル・フラワー・ユニオン中川敬フラワーカンパニーズの名前もありました。イスラエルのダンス・カンパニーの舞台で日本のロック音楽を聞けるなんて。

 使われたスタジオは正方形で、まるで倉庫のよう。四方の壁に設置された客席数はおよそ200で、ほぼ満員でした。それと、今日の午前中に参加したヴォランティア活動のトレイニングで、久しぶりに「人種」について考えたことがあって過敏になっていたからでしょう、観客の中に黒人がいないことにも気付きました。アジア系は僕を含めて3人くらいでした。

 「Three」で感じたダンサーたちの完璧なボディ・コントロールは、今日は怖さを感じるくらいでした。9人のダンサーが、ありえない姿勢で床に微動だにしないで横たわっている光景は、「この人たち、生きている?」、と怖れてしまうほど。ほんとうに、全く動かないんです。
 で、待ちに待ったヤプーズの音楽は、「ダダダイズム」から、まずは「ヴィールス(作詞:戸川純、作曲:平沢進)」。日本人は僕一人、恐らくヤプーズが誰かを知っているのも、イントロがなった瞬間に飛び上がって喜んだのも、戸川純のヴォーカルにあわせて一緒に口ずさんだのも僕一人。



 ここに歌詞は載せませんが、Naharin氏は歌われる内容を知った上で曲を使ったことは明らか。四隅で4人のダンサーがスタジオの空気をぐわんぐわん揺さぶる轟音にあわせて激しく踊る中、一人の女性ダンサーが床を仰向けのままゆっくり対角線上を進んでいくというものでした。もう一曲、同じアルバムから「急告(作詞:戸川純、作曲:河野裕一)」。バレエとダンスを観続けてきて本当によかったと心の底から思った夜でした。
 ちなみにパフォーマンスでは、ある場面では一人の男性ダンサーが全裸で踊る(日本では無理でしょう)、目の前50センチの所でダンサー達が飛び跳ねる、観客の前をゆっくり歩くダンサーたちが観客に静かに握手を求める等々。時折息苦しくなるほど、濃密な舞台でした。僕とは比べられないほど、いろいろな舞台を観てきているW夫人とY氏ですが、彼らにとっても新鮮なパフォーマンスだったそうなので、クォリティは高いんだと思います。



 舞台が終ったあと、「この近所にいい日本料理のレストランがあるので予約しておいたからね」、とY氏。で、三人で食べて、飲んで、喋ったあとに、日本人ウェイトレスの方に、「ここのオーナーって、日本人?」、と尋ねたところ、「いいえ、クロアチア人です」。思わず三人で顔を見合わせたのは、この夏クロアチアで休暇を過ごしたW夫人が、現地でクロアチア語を流暢に話す日本人女性に出会ったという話をしたばかりだったから。

 あまりにもロンドンらしい夜でした。


[追記:10月28日]
Mamoototのレヴュー
http://www.guardian.co.uk/stage/2008/oct/27/dance

 その中でも、ヤプーズの「ヴィールス」が使われたシーンの描写。

Later, to wailing vocals, one supine woman wriggles woozily along the floor like an alien larva, while four others look as if they are powered by the erratic static given off from the electronic score.

秋のヨーロッパでの装い:エリザベス女王の場合

2008.10.24
せっかくだから、チャールズ皇太子夫妻の日本訪問(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-926.html)を盛り上げられれば。

 今週の火曜日から4日間、エリザベス女王夫妻は、スロヴェニアとスロヴァキアを公式に訪問(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-938.html)。今回は、イギリス経済が急激に悪化している折、昔のドレスや素材のリサイクルをしたそうだけど、女王のドレスは気合が入っていたと思う。 
 写真は、The Daily Telegraphのこちらのリンクから拝借。
The Queen and Prince Philip visit Slovenia and Slovakia
http://www.telegraph.co.uk/news/picturegalleries/royalty/3236252/The-Queen-and-Prince-Philip-visit-Slovenia-and-Slovakia.html



スロヴェニア到着時。


リンクに説明があるように、これが20年前に贈られた素材を使って、女王のデザイン・チームが作ったガウン。長年女王のドレスを仕立ててきたHardy Amiesが破産したらしいから、宮殿内のデザイン・チームには研鑚して欲しいところ。
Queen's dressmaker on the brink of collapse
http://www.guardian.co.uk/business/2008/sep/26/creditcrunch.fashion
The Queen's favourite dressmaker Hardy Amies on the verge of collapse
http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/theroyalfamily/3087503/The-Queens-favourite-dressmaker-Hardy-Amies-on-the-verge-of-collapse.html


スロヴァキアに到着。女王に比べるとフィリップさんが。


経済的に安定しているチェコでなく、停滞しているらしいスロヴァキアに行った理由は何なのかと思っていた。恐らく、「イギリスのシンドラー」さんに会う事が目的だったのではと推察。
 こういう、デザインはシンプルで、色がしっかりしているドレスは女王にあっているように思う。


寒かったのだとは思うけど、ブーツがお洒落。

Royal farewell to Eastern Europe
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/7689894.stm

ロンドン地下鉄のロゴは100歳

2008.10.24
毎日、出かける前に絶対に欠かせないのは、ロンドン地下鉄の運行放棄情報の確認。今日も確認のためにTransport for Londonhttp://www.tfl.gov.uk/)にアクセスしたら、こんな情報が出ていた。

Roundel Art Auction
http://www.tfl.gov.uk/tfl/corporate/projectsandschemes/artmusicdesign/pfa/events/roundel-auction.asp

A unique opportunity to buy an exclusive work of contemporary art and a slice of London Underground history.

To celebrate the 100th anniversary of the roundel – the symbol for London Underground and London’s transport system - Art on the Underground has commissioned 100 artists to make new works that celebrate this design classic.

A special pair of prints of all 100 works have been produced. One of each pair will be included in the London Underground permanent collection along with works by Man Ray and Edward McKnight Kauffer. The other - signed and numbered - is to be sold by online auction.

Online bidding is open for a 10 day period from 22:00 on 19 October to 21:00 on 29 October.




 ロンドン地下鉄のシンボルのロゴがうまれて100年ということも勿論知らなかったけど、「Roundel」という名前まであるなんて、かなり吃驚した。
 ま、シンボルが地下鉄を止めるわけではないし、記録の為にも、気になった幾つかのデザインを拝借。


by Lothar Götz


by Douglas Fishbone
 これは事情を知らないと「?」だと思う。フォトナム・アンド・メイソンの向かいにあるThe Royal Academy of Artsクラナッハ展を催したときの広告ポスターが妖艶すぎるということで、ロンドン地下鉄は構内での掲示に難色を示した。


by Eline McGeorge
 デザインのアイデアは「アングラ」のイメイジを上手く描いていると思う。でも、「Movements make the city change」は、優等生すぎる。


by Declan Clarke
 紙袋っぽい所がいい。


by Alison Gill
 メビウスの輪が、いつまでたっても目的地にたどり着けないロンドン地下鉄での悪夢を想起させてくれる。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-718.html

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-52.html

イギリス王室は、世界を飛び回る

2008.10.22
友人が登録したことにつられて応募したら、UK-JAPAN2008http://www.ukjapan2008.jp/index.html)の公認ブログに登録されました。あと2ヶ月だけど、ま、いい機会かなと。

 先週、グーグルのUKオフィスを訪問(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-935.html)して話題を振りまいたエリザベス女王夫妻は、休む間もなく今週は中央ヨーロッパのスロヴェニアスロヴァキアを公式訪問。

The Queen and Prince Philip visit Slovenia
http://www.telegraph.co.uk/news/picturegalleries/royalty/3236252/The-Queen-and-Prince-Philip-visit-Slovenia.html


なんだか女王のドレスのデザインが斬新に見えるのは、気のせいか。




先週の疲れなど、一切見えない。

 今回、双方の国に初めての訪問ということのほかに話題になっているのが、現在の経済状況を鑑みて、ドレスなどは新調しなかったそう。例えば、スロヴェニアでの晩餐会で着用したガウンは、20年前に贈られた生地を仕立て直したとか。
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-890.html


 女王夫妻に代わって、長距離のフライトを必要とする諸国訪問をになっているチャールズ皇太子夫妻が日本を訪問している間(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-926.html)に、ウィリアムハリーの二人の王子は、南アフリカでチャリティへの募金を集める為のイヴェントに参加。そのイヴェントは、南アフリカの海岸線を1000マイルに渡ってバイクで縦断するというもの。

Princes embark on an epic bike ride
http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/theroyalfamily/3221336/Princes-embark-on-an-epic-bike-ride.html
http://www.telegraph.co.uk/news/3221739/Prince-William-and-Prince-Harry-ride-in-Enduro-Africa-08.html



 英国王室の王位継承第2位と3位の王子が参加するということは、安全面は保証されているのだろうけど、8日間もの間、毎日バイクに乗る体力があるのは立派というべきか。ちなみに、二人のガールフレンドは、参加しないそうで。

http://www.dailymail.co.uk/news/article-1078794/Watch-Chelsea-Kate--Princes-set-gruelling-bike-ride-South-Africa--bevy-blondes-company.html


 HIVを撲滅することは、今の状況ではとても困難なことだと思う(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-911.html)。しかしながら、この活動で、HIVへの理解が広まるのであれば、二人の活動はもっと注目されてもいいのではと思う。

 余談だけど、この資金集めのチャリティ・イヴェントの終わりは、Port Elizabeth。いったことはない。でも、とても感慨深い土地。

Biko

September '77
Port Elizabeth weather fine
It was business as usual
In police room 619
Oh Biko, Biko, because Biko
Oh Biko, Biko, because Biko
Yihla Moja, Yihla Moja
-The man is dead

When I try to sleep at night
I can only dream in red
The outside world is black and white
With only one colour dead
Oh Biko, Biko, because Biko
Oh Biko, Biko, because Biko
Yihla Moja, Yihla Moja
-The man is dead

You can blow out a candle
But you can't blow out a fire
Once the flames begin to catch
The wind will blow it higher
Oh Biko, Biko, because Biko
Yihla Moja, Yihla Moja
-The man is dead

And the eyes of the world are
watching now
watching now


 Peter Gabrielの3枚目のソロの最終曲。

ロンドンの美術館の賑わい

2008.10.19
気がついたら、ロンドンの美術館の特別展示がとても面白いことになっているので、自分の記録も兼ねて。

*どこでチケットが買えますか?等の質問には一切答えません。行きたいのであれば、自分で調べましょう。

 巨大なタービン・ホールでの展示がいつも注目を集めるテイト・モダン。今週から始まったのはこれ。


Tate Modern unveils the new Turbine Hall installation
http://www.guardian.co.uk/artanddesign/gallery/2008/oct/13/tate-modern-turbine-hall?picture=338538014
http://www.tate.org.uk/

 新聞各紙のアート・クリティクからは不評を買っている。でも、滅多に体験できるものではないし。テイトでは、モダンでは「マーク・ロスコ」の、ブリテンでは「フランシス・ベイコン」の特別展示が人気を集めているようだけど、どちらも好きではない。それよりも、これ(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-760.html)がプエルト・リコに戻ってしまう前に観に行かないと。

 トラファルガー・スクゥエアにあるナショナル・ギャラリーhttp://www.nationalgallery.org.uk/)では、「ファン・アイクからティティアン」という特別展示。



 最近、特別展示では外れが多いナショナル・ギャラリーだけど、これは面白そう。国外流出が懸念されるティティアンを買い取る為(http://www.nationalgallery.org.uk/what/news/2808_bridgewaterloan.htm)にも必死なのだと思う。

 対照的に、今年は大当りが続いているロイヤル・アカデミー・オブ・アーツでは「ビザンティン美術」の特別展。



BYZANTIUM 330 - 1453
http://www.telegraph.co.uk/core/Slideshow/slideshowContentFrameFragXL.jhtml;jsessionidOMPLAFFPHRWG1QFIQMFCFGGAVCBQYIV0?xml=/arts/slideshows/byzant/pixbyzant.xml&site=
Byzantium at the Royal Academy
http://www.guardian.co.uk/artanddesign/gallery/2008/oct/21/byzantium-royal-academy?picture=338831567
http://www.royalacademy.org.uk/

 ナショナル・ギャラリーのお隣、ナショナル・ポートレイト・ギャリーでは、エリザベス女王の肖像写真を撮影したことでも知られる、アニー・リーボヴィッツの過去の写真を一挙に展示。



http://www.npg.org.uk/live/index.asp
ニコール・キッドマンの、「ゴージャス」という形容詞しか使えない写真を見たい。

 現代美術は全くの門外漢だけど、これは行こうか行くまいか。



The Revolution Continues: New Art From China at the Saatchi gallery in London
http://www.guardian.co.uk/artanddesign/gallery/2008/oct/06/saatchi.gallery.art.china?picture=338325619
http://www.saatchi-gallery.co.uk/

 さいごに美術ではなく、ロンドンの秘密の庭が公開されることになった。



http://www.thisislondon.co.uk/standard/article-23574684-details/Queen+invites+everyone+to+garden+party/article.do
http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/theroyalfamily/3216312/Queen-to-open-gardens-of-Buckingham-Palace-to-the-public.html
http://www.royalcollection.org.uk/
http://www.royal.gov.uk/output/Page1.asp

 2009年の4月、5月、6月にバッキンガム宮殿の庭が、一般公開されることに。チケット争奪戦は、世界規模になるかもしれない。でも、なんとしても獲得したい。予約は11月1日(自分がロンドンにいない)から。

政治家は踊る

2008.10.17
ブッシュ政権前半の国務長官だったコリン・パウエルColin Powell)氏の姿が、久しぶりにイギリスのメディアに躍った。



 踊るなとは言わないけど、人差し指のダサさがとても痛い。親族の集まりで久しぶりにあった伯父がはめを外した姿に恥かしく感じる気分に似ているかもしれない。



 でも、彼のボスよりはましか。
 


Colin Powell unveils political movement
http://www.guardian.co.uk/politics/gallery/2008/oct/15/1?picture=338623336
Straight outta Colin
http://www.guardian.co.uk/music/musicblog/2008/oct/15/worldmusic-culturaltrips

グーグルの時代に生きる、僕らもエリザベス女王も

2008.10.16
既にリセッションに突入していると思いますが、何故だか自分の置かれた立場を冷静に見ることが出来ない、そんな変な浮遊感を抱くのは大恐慌を前にした現実逃避かなと思います。

 今日、エリザベス女王夫妻は、グーグルUKのヘッド・オフィスを訪問しました。



先に、記事のリンクをあげておきます。
The Queen to visit Google
http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/theroyalfamily/2776505/The-Queen-to-visit-Google.html

Queen Elizabeth drops in on Google UK
http://www.guardian.co.uk/media/gallery/2008/oct/16/royalsandthemedia-googlethemedia?picture=338679714
Broadcast oneself? Google receives Royal visit
http://www.guardian.co.uk/uk/2008/oct/16/google-queen-visit-youtube

Queen visits Google
http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/theroyalfamily/3209904/Queen-visits-Google.html

Queen pops down the road to visit Google
http://www.independent.co.uk/news/uk/home-news/queen-pops-down-the-road-to-visit-google-963534.html

Queen makes a web of new contacts
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/7674776.stm


(女王に触れないように、両手を背後にまわすのは鉄則)


(そういえば、二人とも眼鏡をかけていない)


エリザベス女王はマウスを使えることを証明)



 普段は滅多に女王の話題を掲載しないThe Times紙、王室には無関心を装っている左派のガーディアンまで速報記事を載せたくらいですから、よほどインパクトがあったのだろうと思います。BBCのラジオ4のニュースなどは、朝から大騒ぎでした。BBCの別のリンクでは、フィリップさん、相変わらず飛ばしています。カジュアルな恰好のグーグルの社員に向って、「(そんな恰好をしているのは)ジョギングから戻ってきたばかりなのかい?」、と。
 ちなみにこの一両日、女王夫妻は超多忙。昨日、15日にはBBCの長寿番組の関係者をバッキンガム宮殿に招いてお茶会。今日の午後はグーグルへ。そして夜は、女王夫妻がグーグルを訪問している間にロンドン中心地で凱旋パレイドをしたオリンピック・メダリストをバッキンガム宮殿に招待。合計年齢が170歳になろうとする女王夫妻をそこまで働かせてどうすると思いますが、写真では女王夫妻の姿がグーグルのオフィスに馴染んでいるように見えるから不思議。

 女王がグーグルを訪問したのは、昨年末、イギリス王室がYouTubeに独自のチャネルを開いたことによります。

http://uk.youtube.com/theroyalchannel
変化と安定1:エリザベス女王
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-638.html

 グーグルにとっては名誉であり、またとない宣伝になるわけですから、The Royal Cannelの作成費用は無料。また、欧州の他の王室と比べると、イギリス王室のITへの取り組みは抜きん出ている印象があります。



 エリザベス女王が、新しいヴィデオ・クリップをYouTubeに恐る恐るアップデイトアップロードしている姿は微笑ましいです。一方で、今年で10歳を迎えたグーグルの突出振りは、大袈裟かもしれませんが時に空恐ろしく感じます。

 8月から9月にかけて、多くの特集がイギリス・メディアでも組まれました。一つは、以下のBBCのもの。

A decade on: Google's internet economy
http://news.bbc.co.uk/1/hi/business/7597599.stm

 中でも、個人的にとても興味深かったのが、日曜紙のThe Observerに掲載された次の特集記事。とても長いですが、グーグルの姿を多角的に取り上げていて非常に面白いです。

Google, 10 years in: big, friendly giant or a greedy Goliath?
http://www.guardian.co.uk/media/2008/aug/17/googlethemedia.google
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-934.html

 これだけ巨大な企業になれば、良い事もあれば悪いこともある、と。悪いことの方についつい目が行ってしまいますが、特に気になったのが次の引用部分です。

Google can save you time and money, find a restaurant to your taste or a chemist to cure your illness, but only if it knows you well enough. Help it to help you; that is the siren song. Schmidt raised eyebrows on a trip to London last year when he declared: 'We cannot even answer the most basic questions about you because we don't know enough about you. The goal is to enable Google users to be able to ask questions such as "What shall I do tomorrow?" and "What job should I take?" This is the most important aspect of Google's expansion.'

A month later, the human rights watchdog Privacy International ranked the company bottom in a major survey of how securely the leading internet companies handle their users' personal information. Liberty, the civil liberties organisation, and the National Consumer Council have also expressed concern.


 グーグルを使えば使うほど、グーグルは利用者の嗜好・思考や行動パターンを蓄積していく。グーグルが目指すゴールは、利用者からの、「明日、何すればいい?」とか、「僕はどの仕事につくべきかな?」という質問に答えられるようになること。

 この部分を読んで即座に頭に浮かんだのは、手塚治虫のライフ・ワーク、「火の鳥」のある物語の冒頭部分。
 遠い未来、地表は荒廃し、人類は地下に築かれた五つの都市に別れて暮らしている。その五つの都市を統べるのは、おのおのが人格を持つコンピューター。暮らす人々は皆、コンピューターの下す命令のままに生きている。そして、人類は絶滅。

 僕は、今でもまだ98を使っているPCユーザーですから、グーグルのことを語るなんてお門違いなのかもしれません。が、「人間から思考する能力・意思を奪ったら何が残る?」、とグーグルのトップにいる方々には考えて欲しいです。
 それに、そんなに先に進んでどうするんだろうとも思います。僕は、メイル、ワード、インターネット、それに写真や資料を大量に保存できる容量があればそれ以上のものは必要ないですし、また、最新のPCやソフトウェアを、それらを利用する意義を理解して使いこなせるとは全く思えません。今では、何が起きるのか怖くて新しいソフトをダウンロードするなんて出来ませんが、今のPCがあと10年使えたらと本気で願っています。使用しているPCが壊れて仕方なく新しいコンピューターを目の前にしても、使えないような気がします。

 本題に戻って。イギリス王室は、幾多の厳しい時代をくぐり抜けて来たわけですから、グーグルに足下をさらわれるとは考えられません。が、王室とグーグルという、一見相容れない組み合わせが、社会にどのような動きを生み出すのか、なんてことを考えるのは楽しいです。

シルヴィ・ギエム、サドラーズのガラ公演に参加

2008.10.14
昨晩に観てきたマリインスキー・バレエサドラーズ・ウェルズ劇場での「ウィリアム・フォーサイス」プログラムのことを書こうかどうかと迷っていた(つまり、あまり評価は高くない)今日、サドラーズから手紙が届く。

 内容は、11月3日に、(恐らく)サドラーズが改装して10周年を記念してスペシャル・ガラ公演を催す。面子は、ロイヤル・バレエの常任振付家のウェイン・マックグレガー率いるランダム・ダンス、サドラーズとは強い絆で結ばれているピナ・バウシュはこのガラ公演のためだけに、30人のダンサーを送り込む。ロイヤル・バレエからはカルロス・アコスタが参加、そしてマシュー・ボーンはこのガラの為の新作を用意している。

 この日、ある用事でロンドンに居ないことはほぼ確定しているし(そのためにバービカンでのキーンリサイドキルヒシュラーガーのリサイタルを既にキャンセル)、このメンバーだけだったら、「行けなくても仕方ないか」で済んだはず。

 シルヴィ・ギエム


 チケットは、10月16日、英国時間午前10時から発売。オンラインと電話で。

http://www.sadlerswells.com/

 発売されるのは、2階席のみとのことなので、平土間と1階席は既にコーポレイトや高額支援者に回されているよう。2階はもともと席数が少ないから、あっという間に売りきれることは必至。

 
 シルヴィ・ギエムの舞台を最後に観たのはいつだろう。「今」の彼女のオーロラを観たい。



ブラウン首相、復活か?!

2008.10.14
今回の金融危機回避の政府の対策が日に日に具体化するのに比例して、ブラウン首相の株が急上昇している。
 2週間ほど前までは、身内からあからさまに「退陣」を迫られていたブラウン首相。実際、彼が蔵相をしてた時にこの危機の「種」は蒔かれたわけだから、彼がしっかりと対処することは半ば義務だと思う。最近は、サラ夫人が表舞台にたって首相をサポートしている機会が急速に増えているようなので、ブラウン首相にとっては、難しい時期かもしれないけど、首相になれてよかったと思っているのかな、と。
 
 逆に影すら見えなくなってしまったのが、保守党の党首、デイヴィッド・キャメロン氏。本当に、どこに行ってしまったんだろう。全然、見かけない。


(10月13日のThe Guardian紙のカトゥーン)

さよならアイスランド、ようこそスペイン:世界金融危機

2008.10.12
この晴天が、8月にあったらと。ロンドンは晴れると本当に美しいです。空の下ではどろどろのことが続いていますが。

 日本でもかなり詳しく報道され始めているようですが、深まる金融危機の対応を巡り、イギリスとアイスランドの外交関係が急速に悪化しています。
 アイスランド資本がどのようにしてバブルの波に乗り、いつからイギリス経済に食い込んできたのかは、知りません。が、アイスランド出身のビリオネアーや、銀行が株式を獲得していたイギリス企業の数はかなり多く、また名の知れたところばかりです。ロンドンの繁華街、オックスフォード・ストリートにあるデパートの一つ、House of Fraserなどもその一つ。イギリス政府は国内に残るアイスランドの資金を凍結したようなので、企業に直接の影響が出始めるのは少し先かもしれません。そんな状況で、見た目はとても胡散臭いけど、結構やり手、且つ堅実な商売人だったんだと思ったのが、ケイト・モスとのコラボレイションで知られるフィリップ・グリーン氏。



Philip Green steps in to save Baugur
http://www.guardian.co.uk/business/2008/oct/12/philip-green-baugur
 どうやら、彼にとってこの金融の大混乱は商機になっているようです。

 しかしながら、彼のような「勝ち組」はほんの一握り。アイスランドという国の事実上の「破産」の影響をもろに被っているのが、預金を預けていた一般市民だと思います。アイスランドの銀行の国有化によってイギリス国内の市民、及び彼ら生活が被る影響は大雑把に言って、二種類あります。
 一つは、日本でも報道されているように、預金を引き出せない、もしくは引き出せるとしてもいつになるか判らないというもの。これは、政府間のやり取りでどうにかなるだろうと思うのですが、政府の保護政策が救わない預金者も居るようです。

Offshore Icelandic funds at risk
http://news.bbc.co.uk/1/hi/programmes/moneybox/7665119.stm
 イギリス国内で特殊な位置にあるマン島やチャネル諸島のグヮンジー島は、(よくわかりませんが)税金対策のための「オフショア」口座を開けるようになっているようです。これらの島々にオフィスを置き預金を集めているのは、イギリス資本の銀行だけでなく、外国資本の金融機関も多く集まっていると聞いたことがあります。
 で、その「オフショア」にあったアイスランドの銀行に預けた預金は、イギリス政府の預金保護政策の対象にはならない。ということは、最悪、何も残らない、と。この最悪のシナリオ、イギリスだけでなく、世界中で「預金」を失う人が居るのではないかと想像します。

 二つ目は、間接、でも長期間に渡って生活を苦しくするかもしれない状況。これもまた日本で報道されていますが、アイスランドの銀行で資金を運用していたのは個人だけではありません。ロンドン市内の幾つかの区、国内の他の地方自治体、警察、消防署、労働組合、更に慈善団体など、その数は日を追って増えている印象があります。
 問題なのは、地方自治体。なんの為に資金運用していたのかはもちろん知りませんが、最悪、預けていたすべての資産が吹っ飛んだ場合、そのしわ寄せは税金増額という形で市民が払うことになるであろうというのが大方の見方、かつほぼ確実な未来。結局、最も煮え湯を飲まされるのは、大多数の一般市民、という構図は今回も避けようがない感じです。


 イギリスの金融市場から劇的に去ったアイスランドとは対照的に、着実にその力を伸ばしているのが、スペイン

Santander: What you need to know about B&B's white knight
http://www.telegraph.co.uk/finance/personalfinance/savings/3110793/Santander-What-you-need-to-know-about-BandBs-white-knight.html
Taxpayers landed with initial bill for B&B rescue
http://www.guardian.co.uk/business/2008/sep/30/bradfordbingley.santander

 リンクで取り上げられているBanco Santanderが既にイギリスの銀行の一つ、Abbey銀行を傘下に収めているのは知っていました。が、破綻した不動産ローン専門の金融機関を救えるほど力のある銀行だとは思っていませんでした。
 普通は知らなくて当然だと思いますが、10年程前に国際金融界に爪先だけ浸していたので、ロンドンのFTSE100、パリのCAC、ドイツのDAXはその名前だけは知っています。でも、「恐らく、スペインの金融市場の中心はマドリッドだろう。でも、株価指数の名前を聞いたことないな」、と。
 金融の世界で働く方には常識だと思いますが、株式指数の名前を聞いたことがない国の銀行にこれほどの力がある、ということに驚きました。銀行だけではないです。ヒースローガトウィックを含む、イギリス国内の主要な空港の管理・運営する会社、BAAの親会社はスペイン資本です。
 さらに、スペインとイギリスの間にも、しこりがあります。フランスに次いで、イギリスからの移民が多いスペイン。コスタ・デル・ソル(だったかな)に、イギリス人あいてのリゾート・マンションがたくさん建設されたのがこの数年。イギリスで家を売り払い、後は悠悠自適に陽光降り注ぐスペインで暮らそうと思っていた多くのイギリス人を、あるスキャンダルが襲いました。それは、多くのマンションが違法建設との司法判断を今になってくだされ、終の棲家と思っていた家が取り壊されることが決まってしまった、と。このニュースは今年になって何度も何度も報道されています。このことが、今回の金融危機で再び浮上してくるのでは、と素人は思っています。

 でも、昨日のThe Guardianにイギリスとスペインの間の興味深いニュースが報道されていました。

Freedom fighters welcome honour, 70 years on
http://www.guardian.co.uk/world/2008/oct/11/spain-military
 社会党主導のスペイン政府が、1930年代のフランコ独裁に反対する市民戦争に加わったイギリス人への感謝の印として、生存している人たちに「スペイン国籍」を許すというものです。第一次世界大戦に従事して、今も生存している人がこの世を去るのも時間の問題ということを最近になって聞いたばかりなので、歴史を語れる人たちが脚光を浴びるのは、単純に素晴らしいことだと思います。



 僕は、現在の金融危機の影響を、食料品の値上げでしか実感していません。が、この先どうなるのか。食いっぱぐれることがなければ、これほど興味深い社会事象はないんですが。イギリスの若人の皆さんは、まだそれほど深く考えてはいないようです。

We're not worried just yet - we'll still drink and party
http://www.guardian.co.uk/business/2008/oct/12/recession-economics1
The generation facing its first recession. How will they cope?
http://www.guardian.co.uk/business/2008/oct/12/recession-economics

 「ジェネレイションY」なんて、初めて知りました。

弱い者同士が虐めあう社会:「勧善懲悪」は死語

2008.10.11
ロンドンは、ある意味とても平和です。世界大恐慌がたった今起きるかもしれないという日に、ロンドンの二つのバス会社の運転手たちは、24時間ストライキを完遂しました。街がとても静かでした。

 警視総監を私怨で退職に追いやったことが発覚し、旗色が悪い(ま、それだけではないですけど)ボリス・ジョンソン・ロンドン市長。そのボリス氏が目の敵にしているのが、前市長のケン・リヴィングストン氏が積極的にロンドンに導入したベンディ・バス
 ベンディ・バスに限りませんが、最近は、ロンドン市内でバスに乗るときの料金の支払いは、オイスター・カードでというのが主流になってきているように感じます。普通のバスなら、乗車口は一箇所なので、そのオイスターを読み取り気にかざすのを忘れることはまぁ無いでしょうし、また、料金不足なら運転手は頑として乗車を拒否します。仮に、乗客が料金の払わずに強行に乗り込めば、運転手はエンジンを切り、その人物がバスから降りるまで動きません。


(これは、全てのバスの乗車口にある読み取り機)


(これは、ベンディ・バスの車内にある読み取り機)

 ところが、ベンディ・バスは乗降口が3ヶ所あり、払わない輩が多いです。そのために、頻繁に抜き打ち検査員が乗り込むことでも有名です。きちんと払っていなければ、罰金を払わされます。

 今年の8月、次の記事を読みました。

A criminal record for forgetting to pay 90p Oyster fare
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-928.html

 ベビー・カーを押した母親が、子供の世話に忙しくてベンディ・バスのオイスター読み取り機にカードをかざすのを忘れた。運悪く、そこに検査員が乗り込んできて、支払いをしていなかったことに気付いたが、時遅く、また自分の過失を認め£20-の罰金を支払った。しかし検査員は彼女を解放せず、警察を呼び、過失から半年後、母親が裁判所に「犯罪者」として召還された。彼女にはこれから「犯罪者」という烙印が押された「クリミナル・レコード」がついて回り、イギリスでは教職等には就けないことになってしまったと。
 唖然、としません?忘れたことに目をつぶれとは言いません。でも、過失を認め罰金を払った子供連れの母親を、更に裁判所にまで引きずり出す神経が信じられません。同じ記事の後半には、バス会社の役員の、まるで勝ち誇ったようなコメント。

Transport boss: Why we have to prosecute over evasion
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-927.html

 こんな連中が、「パフォーマンスが上がった褒美に、自分にボーナスを支給して当然」なんてことがあるから、今の金融危機がある、と僕は思っています。それと、「クリミナル・レコード」の取り扱いが、現在のイギリスではとても杜撰になっていることが社会に余計な歪みを与えています。福祉や障害者補助に携わる人々が間違って「クリミナル・レコード」に登録されて職場から追い出されるということが頻発しているそうです。これについても、いつか書くことができれば願っています。

 で、そんな「弱いものいじめ」の記憶が甦る記事を、今日、再び読みました。

Good Samaritan threatened with arrest after organising train whip-round for pensioner's £115 penalty fare
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1076183/Good-Samaritan-threatened-arrest-organising-train-whip-round-pensioners-115-penalty-fare.html
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-929.html

 ロンドン南部のブロムリーに住む娘家族を訪ねるために、イングランド中北部のマンチェスターからヴァージン・トレイン(言わずもがな、リチャード・ブランソンの会社の一つ)に乗車した75歳の女性は、買っておいた切符とは違った列車に乗ってしまいました。ヴァージン・トレインのマネージャーは女性の間違いを激しく咎め、£115-(簡単なので、200円換算で23,000円)の切符を改めて購入することを強要した。
 恐らく手持ちの現金が少なかったのだと思いますが、ショックで途方にくれていた女性。一人きり、しかも高齢の彼女の苦境を見かねて立ち上がったのは、コメディアンの男性。食堂車から紙袋を取ってきて、その場にいた見知らぬ人たちに何が起きているかを説明し女性が切符を購入できるだけの金額を集め、手渡した。
 が、それすら気に食わなかったマネージャーは、男性がしたことは「物乞い(begging)」であり、禁じられている。集めた金を、元の人たちに返さなければ、逮捕されると脅した。
 ロンドンのユーストン駅に着くと、そのマネージャーが呼んだ交通警察官が待機していた。男性がしたことを証明する人たちが一緒に居てくれたこともあって、男性は逮捕されなかった。

 まず、僕の理解の範囲では「物乞い」というのは自分自身のためにすることであって、苦境にある人を助ける為にお金を集めることを「物乞い」とは言わないはず。
 二つ目。先の母親とも共通ですが、思い違いといえども、彼女たちの過ちが、些細かもしれなくても、社会の規範から外れるのであれば、説明し、改めて指導することは必要だと思います。でも、この二人は自分たちの落ち度を認めているのですから、そこで終らせることもまた「社会の規範」だと考えます。
 検査員とマネージャーがしたことは、僕からすれば「弱いものいじめ」。自己防衛の中でも、最も見苦しい自己防衛。立ち上がるなら、上に歯向かえよ、と。上に立つ者に楯突けよ、と。権力の側にあるものは、弱い立場の人の痛みを慮ることが出来なくてどうする、と。

 昨日から、昨年の夏にリヴァプールで起きた殺人事件(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-531.html)の公判が始まったそうです。
Rhys Jones was innocent victim of fierce gang feud, court told
http://www.telegraph.co.uk/news/uknews/3165368/Rhys-Jones-was-innocent-victim-of-fierce-gang-feud-court-told.html

 金融危機がおきたのは、半ば必然なのかなと感じます。こんな、弱い立場にいる人々が互いに虐め、虐められている社会は、根本から変えないと駄目なのでは、と僕が世界の片隅で少数言語の日本語でつぶやいても何も変わらないのかもしれません。でも、言いつづけないと。

カミラ夫人はファッション・アイコン?!

2008.10.08
世界中を蹂躙している金融危機は、現在の世界の勢力地図をがらりと変えてしまいそうとの印象が強まる最近です。

 で、今日のThe Daily Telegraph紙の報道によると、今月末からチャールズ皇太子夫妻は極東訪問の予定とのこと。行き先は、日本、ブルネイ、インドネシア。ただし、カミラ夫人は体調を考慮して最後のインドネシアはパス。予定を変更して帰国するカミラ夫人の飛行機代は、国庫から拠出されずに、皇太子が払うそうです。この経済状況では、そうでもしないと批判をかわせないでしょうね。

Prince Charles and Camilla press ahead with Far East tour despite credit crisis
http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/theroyalfamily/3152035/Prince-Charles-and-Camilla-press-ahead-with-Far-East-tour-despite-credit-crisis.html

 疑いもなく、カミラ夫人が英国王室のメンバーとして日本を訪問するのは初めてのはず。故ダイアナ妃が日本を訪問したのは、既に20年前くらいのはずですが、それでも覚えている人は居るでしょう。比較されることは避けられないかなと。特に、ファッション。ダイアナさんと比べたらカミラ夫人のセンスなんて、と思われる方が多いかもしれません。


(2007年の夫人の誕生日のとき)

 が、自称欧州王室ウォッチャーからすると、カミラ夫人の服装の変遷は上昇気流に乗っているように思います。特にこの2、3年は彼女が大きな公式行事に参加するたびに、メディアの捉え方も誉める方向に向いて居るようです。

CAMILLA - STYLE ICON
http://www.telegraph.co.uk/core/Slideshow/slideshowContentFrameFragXL.jhtml?xml=/arts/slideshows/camilla/pixcamilla.xml&site=

 メディアが好意的な理由は幾つかあるようですが、その一つは、エリザベス女王を見習ってか、カミラ夫人も同じドレスを何度も着たり、あつらえなおしたりしている点だと思います。また、「チーム・カミラ」を構成するデザイナーやスタイリストの手腕の高さも忘れてはならないでしょう。そのセンスのよさを、姑である女王も見習ったのではというのが次の記事。

Queen draws inspiration from classy Camilla
http://www.telegraph.co.uk/fashion/main.jhtml?xml=/fashion/2008/05/21/efcamilla121.xml
(このイヴェントの内容はこちらをご参照ください:http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-775.html

 つい最近の新聞記事で知ったのは、カミラ夫人のレヴェル・アップをになっているファッション・デザイナーの一人が、かつてロキシー・ミュージックブライアン・フェリーニュー・ロマンティック(死語)を代表するバンドのデュラン・デュラン等を盛り上げた、アントニー・プライス。彼のことはよく知りませんが、チャールズ皇太子とカミラ夫人のアメリカ公式訪問(2005年11月)の際、夫人の評判を一気に押し上げたカクテル・ドレスは彼のデザインだそうです。

Antony Price, the man who redesigned the Duchess of Cornwall
http://www.telegraph.co.uk/fashion/main.jhtml?xml=/fashion/2008/10/05/efprice105.xml


(トニー・プライスによるドレス)

 夫妻が日本でどのような行事に参加するのかは判りませんが、チャールズよりは夫人に、そして夫人のファッションに注目が集まるのは必至でしょう。そうそう、日本訪問の趣旨は、日英外交150周年です。

アイスランドが融けていく

2008.10.05
ある程度予想はしていたけど、クレディット・クランチの衝撃は、アメリカ、イギリスに留まらなかった。で、今、イギリスが一番気を揉んでその行方を計りかねている国は、アイスランド。数週間前から何度か「アイスランド」という国名を経済欄で目にしていたなと思っていたら、いつの間にか各紙の一面で取り上げられるほどの危機的状況らしい。地球温暖化が、クレディット・クランチの遠因なのかなんてことを考えてしまった。
 今更記事を追っても何が原因で、何がどう悪化したのかよく判らないので、幾つかの記事のリンクを。

Icelandic bank with British savers' money enters crisis talks

http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/europe/iceland/3135874/Icelandic-bank-with-British-savers-money-enters-crisis-talks.html
The party's over for Iceland, the island that tried to buy the world
http://www.guardian.co.uk/world/2008/oct/05/iceland.creditcrunch
Iceland remains in front line of turmoil
http://www.ft.com/cms/s/0/3f421a64-8f50-11dd-946c-0000779fd18c,dwp_uuid=a36d4c40-fb42-11dc-8c3e-000077b07658.html?nclick_check=1


 このような風景をみると、唯一見たことのあるアイスランド映画、「春にして君を想うChildren of Nature)」を思い出す。



 この美しく小さな国が破産したら、世界はどうなるのか?イギリスはどうなるのか?

 ここに来て、日本に学べという記事が散見されるようになってきた。

Bail-out: Can Japan offer the solution to the financial crisis?
http://www.telegraph.co.uk/finance/financetopics/financialcrisis/3130558/Bail-out-Can-Japan-offer-the-solution-to-the-financial-crisis.html

 日本は、世界が求めていることをあの時代から学んだのか?

Paris Fashion Week

2008.10.05
Paris Fashion 2009/10のSpring/Summer(かな?)コレクションが終ったようなので、写真を。全て、The Guardianのこちらから見ることができます。
http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/parisfashionweek


Chanel
http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/gallery/2008/oct/03/parisfashionweek.catwalk?picture=338249849


Dior by Galiano
http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/gallery/2008/sep/29/parisfashionweek.catwalk2


McQueen
http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/gallery/2008/oct/04/paris.fashion.week.alexander.mcqueen?picture=338277604


Stella McCartney
http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/gallery/2008/oct/02/parisfashionweek.catwalk?picture=338206761

 マックィーンマッカートニーは、パリに先立って行われたロンドン・ファッション・ウィークをぶっちしてパリに専念したそうで、非難轟轟でした。

 ところで、ステラ・マッカートニーは、マドンナもお気に入り。



同じドレスでも、着る人でこんなに印象が変わる好例。



He wears it well
http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/2008/oct/05/celebrity.fashion

 コメディ・スケッチ・ショウの「Little Britain」のDavid Walliams。本の宣伝も兼ねてのよう。イギリスは本当にCross Dressorが多いと思う。

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