LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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2011年06月の記事一覧

2011.06.29 ロンドン交通局のやり方:ディストリクト・ラインの場合
2011.06.28 Nikkei, 28/Jun/01
2011.06.28 マリルボーン・ロード、閉鎖(2011年6月27日)=>fixed
2011.06.26 ロンドン・オリンピック会場の進捗状況検分
2011.06.25 Cat never bores me
2011.06.23 オイスター・カードには気をつけろ!
2011.06.23 エリザベス女王夫妻の肖像写真
2011.06.21 ロンドンでの食の選択の一例
2011.06.21 夏至のグーグルUKは村上隆
2011.06.21 区別・差別されたくて生まれた人はいるのだろうか、という疑問
2011.06.19 ロイヤル・バレエに関する新聞記事
2011.06.19 広島市長の発言報道を読んで:日本、大丈夫なのか?
2011.06.18 長谷川 伸というひと
2011.06.14 イングリッシュ・ナショナル・オペラ:真夏の夜の夢
2011.06.14 ロイヤル・バレエの新監督、決定
2011.06.13 あるシンガー・ソングライタァの死から
2011.06.10 フィリップさん、90歳に
2011.06.08 機関車トーマスの記念切手発売
2011.06.07 Books for Cooks:レシピ本に囲まれたカフェ
2011.06.06 東日本大震災が政治的災厄に飲み込まれる前に
2011.06.06 イングリッシュ・ナショナル・オペラ:ファウストの劫罰
2011.06.05 ダイアモンド・ジュビリィの詳細発表
2011.06.04 Cat charms us
2011.06.03 「政治がつくり出した大震災」
2011.06.01 学習障害者のケア・ホームで入居者へ恒常的な暴行が

ロンドン交通局のやり方:ディストリクト・ラインの場合

2011.06.29
今日、ロンドン交通局(Transport for London, http://www.tfl.gov.uk/)から以下のe-mailが送られてきた。


Dear Mr Moriya,

I am writing to seek your views on proposed timetable changes to the District line.

The changes will improve reliability, add five additional trains during the morning peak on the Wimbledon branch, where trains are very crowded, and add one train during the evening peak to Ealing Broadway.

To achieve this we need to remove the weekday service to Kensington (Olympia), which carries less than one percent of District line passengers. The service will still operate at weekends and run during major events. Customers can also use London Overground and National Rail services, nearby Tube stations or local buses.

Please tell us what you think by visiting

http://www.tfl.gov.uk/districtlineconsultation

This consultation will run until Friday 15 July 2011.


Yours sincerely,

Mike Challis
General Manager, District line


 ロンドン交通局のウェブにはさらに詳しく。

http://www.tfl.gov.uk/corporate/projectsandschemes/20357.aspx


We'd like your views on possible changes to the District line service from December 2011.

The changes will make the line more reliable. Wimbledon passengers will get more trains during the morning peak and Ealing Broadway passengers get an extra train during the evening peak.

To achieve this we need to remove weekday District line services to Kensington (Olympia). This service is used by less than 2,500 people per weekday, but causes delay to all other District line services through Earl's Court station.

Passengers can continue to use Overground and Southern services to and from Kensington (Olympia), other Tube stations nearby or local bus services.

The changes will mean:

More than 700,000 District line passengers will have a more reliable service

Capacity for more than 4000 extra people from Wimbledon in the morning peak

Capacity for more than 800 extra people to Ealing Broadway in the evening


 要は、2011年12月からディストリクト・ラインのウィンブルドン・ブランチの本数を増やす替わりに、平日のオリンピア・ブランチを廃止したいけど、どうですか?、というもの。
 個人的に、オリンピア・ブランチを使ったことはない。ハイストリート・ケンジントン駅とオリンピア駅の間だけのこのライン、ちょっと性質は違うかもしれないけど、埼京線が開通する前の赤羽線みたいなものだろう。別に僕にとっては、なくなってもあまり影響はない。さらに、このようなメイルが来る段階では、すでに廃止は規定事実だと思う。どれだけ多くの人が文句を言っても、廃止になるだろう。

 それよりも、このポストを書くに当たってTfLのサイトをいろいろ見て回っていたら、凄い情報を見つけてしまった。それは、


7月23日から8月23日までの丸々ひと月もの間、エッジウェア・ロード駅とハイ・ストリート・ケンジントン駅の間の運航を停止する

というもの。

http://www.tfl.gov.uk/livetravelnews/planned-works/calendar/default.aspx

Tfl.jpg

 ロンドンを訪れたことのない人にはぴんと来ないかもしれないけど、これはかなりの影響が沢山のひとに出ると思う。ヒースローからヒースロー・エクスプレスでパディントンに到着しキングス・クロス駅やリヴァプール・ストリート駅方面へ移動する皆さんへの影響も計り知れないだろう。観光客の皆さんは、この計画を知らないままだったら呆然とするしかないと思う。

 あらゆる意味で、ロンドンって凄い国際都市(皮肉ですよ)だと改めて感じる。


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Nikkei, 28/Jun/01

2011.06.28
*著作権は、日本経済新聞社に帰属します。

日経夕刊20110628

マリルボーン・ロード、閉鎖(2011年6月27日)=>fixed

2011.06.28
Surprisingly and amazingly, it seems that Thames Water has already fixed the problem. It is essential to check TfL(http://www.tfl.gov.uk/) before you go out.


何かがおきているのはわかっていたけど、水道管破裂のために、マリルボーン・ロードが閉鎖されます。

http://www.tfl.gov.uk/corporate/media/newscentre/20378.aspx

Transport for London advice to road users: Emergency closure of A501 Marylebone Road eastbound

27 June 2011


Owing to emergency Thames Water works to repair a burst water main on the A501 Marylebone Road at its junction with Baker Street, Marylebone Road will be closed eastbound from 10:30 this morning.

A local diversion will be put in place around Regent's Park.

However, to disperse traffic across a wider area, TfL will also be closing the A40 eastbound from the northern roundabout and diverting all traffic south onto the West Cross route.

Local bus diversions will also be in place.

Transport for London (TfL) is therefore urging all road users to avoid the area if at all possible.

The water main has split across the entire width of the eastbound carriageway, making a full closure the only practical option to repair it.

Thames Water's engineers are currently on site and will be working around the clock to fix the main as quickly as possible.

However, the closure is likely to be in place for at least 24 hours.

Garrett Emmerson, TfL's Chief Operating Officer for London Streets, said: 'We are advising motorists to avoid the A501 Marylebone Road eastbound, and the A40 as it approaches the Baker Street area.

'This is clearly a key section of London's road network and we are closely monitoring Thames Water's work to ensure they complete their repairs with the utmost urgency and are doing everything possible to minimise the amount of traffic disruption that this will inevitably cause.'


 東京で言えば、昭和通りが閉鎖されているようなものかな、と。すぐ思いつくだけでも18番、27番、30番、205番等のバスの運行にかなり影響が出ることは確実。ボンド・ストリート駅周辺のオックスフォード・ストリートもぼろぼろの状態の上にこれでは、ロンドン中心地の西側の公共交通網はほぼ機能停止といっても過言ではないはず。

 観光や仕事でロンドン滞在中の皆さん、情報収集は必須です。

ロンドン・オリンピック会場の進捗状況検分

2011.06.26
Anish_Kapoor-ArcelorMittal_Orbit_Tower-London-2012-Olympic-Sculpture.jpg
Orbit Towerの完成予想図)

週末のロンドン、最高気温は一気に30度まで上昇、しかも雲ひとつない青空がどこまでも。天気への愚痴を言わなくて済む日がたった二日だけというのが不満です。

 26日、目覚めてカーテンを開けたら曇り。でも、BBCの天気予報では午前10時くらいから晴天の予報。そしたら本当に晴れてしまったので、こんな素晴らしい天気の日に屋内にいてなるものか、ということで最近ちょっと気になりだしていたロンドン・オリンピックのメイン会場の建設現場に近いところにいってきました。
 何度も何度も書いているように、オリンピックという金まみれの商業スポーツイヴェントには全く興味はありません。国際オリンピック委員会とFIFAが無くなればどれほどの人が幸せになることかと願ってやみません。
 などと言いつつ、開催は来年に迫ってきたし、何か形になっているものを見ないまま嫌いだといい続けるのも大人気ないかと思い始めていたところ、最近、新聞にオリンピック・サイトの記事が掲載されるようになりました。それらの記事を読んでいると、足を踏み入れたことなどほぼ皆無のロンドン東部がどのように変わっていっているのか。それを観察してから批判なり、宗旨替えをしてもいいかなと。

 ロンドン・オリンピックのメイン会場は、ロンドン東部にあるストラトフォード(Stratford)が最寄り駅になります。ストラトフォードには、セントラル、ジュビリィ、DLR、地上鉄(Overground)、そして多くのバス路線が乗り入れています。
 出かける前に、ロンドン・オリンピックのサイト(http://www.london2012.com/olympic-park)を斜め読みしたのですが、オリンピック・パークへ行く最適の案内が見つかりませんでした。でも、ストラトフォードまで行けばなんとかなるだろうと。不案内のロンドン東部だけど、ロンドンで迷子になることもないだろうという驕りはありました。
 セントラル・ラインでストラトフォードについてまず飛び込んできたのは、同じくセントラル・ラインのシェパーズ・ブッシュ駅の前にあるのとほぼ同じ光景。ショッピング・センターとマークス・アンド・スペンサーの巨大ロゴが貼り付けられた建物でした。駅の変わりようにも驚きました。
 ただ、駅構内ではオリンピック会場に関する案内が見当たりません。プラットフォームからも会場らしき巨大建築物が見えませんでした。改札にいた駅員に尋ねたところ、DLRで一つ目の「Pudding Mill Lane」駅から行くのが近いとのこと。
 DLRに乗り換えストラトフォード駅を発車して1分くらいで進行方向右側に、突然メイン会場とそのスタジアムの隣に建設されるOrbitという塔が現れました。結構、シュールでした。プディング・ミル・レインは無人駅です。オイスター・カードを利用される人は、タッチ・アウトをお忘れなく。
 駅舎を出てすぐ左手に階段があります。その階段をおりきると、「View Tube」という案内があるのでそれに従ってトンネルを潜り抜けてスロープを上がりきると、目の前にメイン会場が現れます。ウン十年前、東京都北区の西が丘競技場に入ったのが、競技場と名のつく建築物に入ったのが最後であろう僕には、思わず笑ってしまうほどの衝撃でした。
 建設途中ですから、もちろん、スタジアムを見上げる場所にはいけませんが、でかかったです。なんて無駄なものと思う一方で、これほどの巨大建築物を作り上げる熱意。箱物が権威や力の象徴になるのは世界共通なんですね。
 見学ポイントの端にプレハブの建物があり、オリンピック関連のグッズ売り場と、カフェがあります。建物内にトイレがありますので、見学を終えてから近隣地区を歩き回る方はここで用を足しておいたほうがいいです。オリンピック・パークの一部になるらしいLee Valleyを歩き回りましたが、公衆トイレは皆無です。オリンピック・グッズの売り場では、信じられないことに「あのマスコット(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1203.html)」のぬいぐるみを買い求める家族連れがかなりいました。
 意外だったのは、すでにかなりの人気スポットになっているらしいこと。天気がよかったのも一因だと思いますが、サイクリストや家族連れでカフェはごった返していました。今日のように素晴らしい天気だと、ピクニックをするのもいいかも。
 一つ残念なのは、スタジアムだけでなくパークの整備も途中ということで、近隣エリアの多くが立ち入り禁止になっていること。新聞報道で気になっていたLee Valley地区もほんの一部にしか入れませんでした。
 来年、オリンピックが始まってからスタジアム周辺やパークへの入場に制限がされるのかどうかは知りません。でも、そうなるようなこともなきにしもあらずのような気もするので、今年中にロンドンを訪れてちょっと時間があれば観ておいても楽しいのではないかと思います。
 ストラトフォード駅からスタジアムへ抜けるルートがいつオープンするのかわかりません。今日の経験から、見学サイトへのアクセスはいくつかのルートが考えられます。
 まず、ゾーン3になるストラトフォード経由でもかまわないというのであれば、セントラルかジュビリィで行くのが簡単でしょう。また、帰宅途中の地下鉄の中で気づいたのですが、ウェスト・ハムスッテド等から地上鉄でストラトフォードまで行くのは、混雑を避けられるのではないかと想像します。
 オイスター・カードをゾーン1と2で利用していて、ゾーン3への追加を払いたくないというのであれば、時間はかかると思われますが、ロンドン中心部からDLRを利用し、ポプラー経由でプディング・ミル・レイン(ゾーン2)というルート。また、オックスフォード・サーカス始発の25番と8番でBow Churchで下車してもそれほど遠くないです。
 僕も一度しか行ったことがないヴィクトリア・パークも近く、天気のよい日曜日、のんびり歩き回ってロンドン東部を見聞というのもいいかなと思います。オリンピック・スタジアムを見るだけならそれほど時間もかからないので、日本から訪れた人を連れていく選択肢が増えました。

[追記:見学バスツアーについて]
 ミル・レイン駅に着いたとき、見学ツアーと思しきバスを見たので、今日になって検索してみたところ。

http://golondon.about.com/od/london2012olympics/a/Olympic-Park-Tour.htm

http://www.walthamforest.gov.uk/index/2012games/can-i/olympics-olympicparktours.htm

 早速電話してみたところ、残念ながらすでに9月まで予約でいっぱい。が、「え、これってイギリス?」と驚いてしまうほど親切な男性係員によると、9月のオープン・ハウス・ウィークエンドhttp://www.londonopenhouse.org/index.html)の目玉になる予定。7月早々に予約のための特別電話番号が決まるからまた電話してみてくださいとのこと。
 さらに、とても人気なので、8月には特別に平日にも見学ツアーを組むことになったけどどうする、とのことですぐに予約。興味ある方への情報としては、名前はもちろんのこと、性別、年齢、国籍まで訊かれました。一度の電話で6人まで参加できるそうです。

Cat never bores me

2011.06.25
MysteriousKat.jpeg

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157627042447336/

 タネを明かせば、バルコニーに出ていた猫をガラス越しに撮影したもの。猫が上を向いているのは、おそらく鳥が頭上を飛びぬけて行ったのではないかと。いまだにフィルうを使っているから、出来上がってみないとどうなっているか判らないというわくわく・どきどき感を、久しぶりに満足させてくれた一枚。

オイスター・カードには気をつけろ!

2011.06.23
今週月曜日、6月20日付のイヴニング・スタンダード紙でオイスター・カードに関する面白い記事を読んだ。

We must stop this Oyster card rip-off in its tracks
http://www.thisislondon.co.uk/standard/article-23962222-we-must-stop-this-oyster-card-rip-off-in-its-tracks.do

 僕も、そう頻繁ではないけど、自分のオイスターに入れてあるクレディットの減り方をなんとなく疑問に感じることがある。例えば、使いたくないから極力避けているエッジウェア・ロード駅(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1125.html)だけど、たまに仕方なしに使うことがある。そういうときに限って、改札を通ってホームで待つも、目当ての路線がなかなか来なくて、信じた自分が愚かだったと自分をののしりながら再び改札を出ることは何度も経験している。記事によると、

On the first occasion I had turned up at the station, scanned the service information sign (a perfect set of "goods"), and scurried towards the platform. There, a train was waiting. "Happy days," I thought, with the smile of someone whose journey was actually going to plan for a change.

More fool me. The train sat there for 15 minutes before we were turfed off and back upstairs, to see the cost of an M&S sandwich wiped from our cards. I was lucky: if I had been in there less than two minutes, that loss would have more than tripled.


 なんだかなと思っていたときに、ニューダイジェスト誌のウェブに、編集の方がオイスター・カードの不備によって巻き込まれた不快な経験がまとめられていた。

http://www.news-digest.co.uk/news/content/view/7928/142/

http://www.news-digest.co.uk/news/content/view/7929/142/

http://www.news-digest.co.uk/news/content/view/7930/142/

 オーヴァー・グラウンドでのオイスター・カード利用ではトラブルが減らないという記事をどこかで読んだ記憶があるけど、これはまさに現実の体験。編集の方の毅然とした態度は見習わなければ。

 イヴニング・スタンダードに戻ると火曜日、21日には以下の記事が掲載された。

Eight million passengers a month overcharged on Oyster
http://www.thisislondon.co.uk/standard/article-23962797-eight-million-passengers-overcharged-on-oyster.do

 記事の後半で、ロンドン交通局がシステムの不備を認めている。

A spokesman for Transport for London admitted "more could be done" to help passengers. He said: "Two per cent of the 7.5 million weekly PAYG journeys on the TfL network are incomplete and the numbers continue to fall. Of the £60 million TfL receives from incomplete journeys, the majority is actually the fare that should have been paid.

 過去数週間、ヨーロッパを旅行してきた友人・知人から聞いた話を総合すると、ロンドンがヨーロッパで最も高い都市、といことではないらしい。でも、今回のオイスター・カードにまつわる不愉快な事実を知るにつけ、ロンドンは払った料金の分のサーヴィスを受け取ることは難しい都市であることに間違いないと感じる。

[蛇足]
 現在、ロンドン中心部の道路網は大げさに響くのは承知のうえで、ずたずた。特に、ボンド・ストリート駅周辺は最悪。これはオリンピックの準備もあるのだろうだけど、クロス・レイル関連の工事。ウェストボーン・テラスに住む友人によると、7月からはパディントン駅からエッジウェア・ロードへ向う道路も何らかの理由で大規模改修に入るらしい。すでに工事が始まっているパディントン駅の区画ではバスに乗るのも大変な状況。
 ごくごく私的な憤りだけど、現在、キングス・クロス駅での乗り換えは利用者をいじめているのかというくらい。ノーさん・ラインでロンドン北部へ行く時は、ユーストン駅を使ったほうがずっとらくだと思う。

エリザベス女王夫妻の肖像写真

2011.06.23
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The monarch's new portrait
http://news.bbc.co.uk/today/hi/today/newsid_9520000/9520539.stm

A new portrait photograph of the Queen and the Duke of Edinburgh, the first to be commissioned of the two together, has been released by the National Portrait Gallery, as part of an exhibition to mark next year's Diamond Jubilee called The Queen: Art and Image.

The large-scale portrait, measuring 1.5m by 2m, shows the Queen and Prince Philip seated together in the Green Drawing Room at Windsor Castle.

The photograph was taken on 7 April 2011 and commissioned to mark the Queen's forthcoming Diamond Jubilee, in the year of the Duke's 90th birthday.

"I wanted to leave them both in their royal environment, and of course not try to disguise who they are, but also show them as an elderly couple who are together," artist Thomas Struth told arts editor Will Gompertz.

"I selected what in America you call a love seat, which is a small two-seater sofa which would make them sit together, and yet both in their own aura."


 
 二人の写真を見ていると、とってもパンクな印象を持ってしまう。トラディショナルであると同時に、とてもラディカル。パンクが生み出されたのは必然のように思う。僕にとって「今」のイギリスは、この二人。

ロンドンでの食の選択の一例

2011.06.21
食べ物のことを書くのは難しいので、簡単に。

 先週、自分で企画したことが悉く断られてちょっとへこみ気分のときに、すがる思い(なんて大げさ)で連絡した友人の都合がついたので、その友人から奨められたヴィエト・ナム料理の店に行った。

http://www.vietnamesekitchen.co.uk/caytre/

 ロンドン東部には、自分から進んでいくことはないし、ヴィエト・ナム料理もいくつかの理由でずっと敬遠していたので、こんな機会でもなければ経験できないだろうと行ったのだが、思いのほか楽しめた。

 すでにこのレストランを試していた友人曰く、ランチはご飯ものやフォーが一品につき£6-になるからお徳とのこと。知識がないからこそ冒険すべきだったのだろうけど、無難にジャスミン・ライスに海鮮と野菜のあんがかけられたものにした。ヴィエト・ナム料理固有の料理ではないのかもしれないけど、たっぷり入った新鮮な野菜はことのほか美味しかった。
 友人によるとソーホーにも支店があるとのこと。ただ、ソーホーは店は綺麗だけど、味がどうもオールド・ストリートより落ちるように感じたそう。£6-でさして待つこともなく料理が出され、食べ終わればさくっと出られる気安さは、東京で働いていたころのことを思い出す。
 惜しいのは、場所。価格や料理の質を考えれば、近所にあれば絶対に通うだろう。が、住んでいるエリアからバス一本でいけるとはいえ、片道一時間弱バスに揺られ、食べてまた一時間バスにのって帰ることをいとわないほど特別な魅力があるかと訊かれると、即答できないかな。

 食後は、ホクストン・スクウェアにあるカフェへ移動。ケイキがとても美味しいらしい。で、確かに美味しかった。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/5835126425/in/photostream/

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/5835684292/in/photostream/

 ホクストン・スクウェアは、若い世代に人気の地域で、周辺では2012年オリンピックに向けての開発が進んでいるので、ロンドン東部地域へ持っていたネガティブな印象が覆るほど開かれた雰囲気だった。ホワイト・キューブ・ギャラリィの場所もわかったし、ロンドン東部への久しぶりの遠征は楽しいものだった。

 友人に、「シーフードが美味しいレストラン」を知っているかどうか尋ねたところ、「シーフードが美味しいかどうかは判らないけど、ミシュランの星があるレストランでランチ・セットが£19.5-という店はどうか?」、ということで行ったのがここ。

http://www.lecercle.co.uk/lc_intro.php
(音が出ます)

 昼間のスローン・ストリートを歩くなんて何年ぶりだろう。今の自分の価値観には接点が全くない高級ブランドはどうでもいいとして、広々とした歩道を自分のペイスで歩けるというのがとても新鮮な気分だった。

 友人は、ラヴィオリ(スターター)とビーフ(メイン)を、僕はガーデン・ピーのスープとハドックを。予想はしていたけど、一皿の量が少ない。しかも味が良いから、もっと食べたくて仕方なかった。僕たちはデザートを入れて3品、£15-にしたが4品で£19.5のほうが、しかっり食べた気分を味わえるかと思う。デザートで選んだCHOCOLATE FONDANT、美味かった。
 料金に含まれる紅茶はティー・バッグ、というのは仕方ないか。足が不自由な人にはかなり厳しい階段を下りなければならないのは大きなマイナスだけど、天井が高くて店内の開放感は地下であることを感じさせなかった。また、サーヴも飛び切り素晴らしいとは言わないが、フレンドリィでよかった。

 この日のもう一つのご馳走は、友人との会話。食事のときにこんな話しても良いかな?、と互いに確認しあうような、知り合ったばかりの人とはできないかもしれない社会問題を含んだ内容だったけど、食べ終わる頃には胃袋も心も充実していた。

夏至のグーグルUKは村上隆

2011.06.21
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http://www.google.co.uk/

 グーグル日本は明日なのか?

 グーグルUKは「first day of summer」なんてしているけど、夏は4月で終わった。今年はこのまま秋に突入かな。それとも、村上隆のキャラに願いをかけているのだろうか。



http://fumiemve.exblog.jp/10800736/

http://ameblo.jp/neuilly-seine/entry-10721469271.html

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1258.html

[追記:6月22日]
 日本は、やはり今日村上ヴァージョン。そして友人のところで知ったことは、南半球は冬至ヴァージョンということ。

murakami_winter-hp.png
(グーグルAUから)

区別・差別されたくて生まれた人はいるのだろうか、という疑問

2011.06.21
頭の中では何一つまとまっていませんが、過去半年、いろいろなニュースや記事を読んできて、ずっと反芻しながら、いつか書きたいと思いつつかけていないこと。このままではかけないまま終わってしまいそうなので、結論に至るとは思いませんが読んでいただければ幸いです。

[ガン・癌]
今年の初め、ガーディアンに以下のタイトルの記事が掲載されました。

Cancer: The new normal?
http://www.guardian.co.uk/world/2011/jan/15/cancer-the-new-normal

As our population ages, the question is not if we will encounter this illness in our lives, but when. Is it time we stopped fighting and learned to live with it?

 Siddhartha Mukherjeeというひとの著作、「The Emperor of All Maladies」を基にした記事だったので、すでに本文は著作権の関係で削除されていますが、読者から寄せられたコメントは読めます。ちなみにこの書籍、アマゾンUKではかなり評価が高いです。本題からは外れますが、紹介文を転載します。

In The Emperor of All Maladies, Siddhartha Mukherjee, doctor, researcher and award-winning science writer, examines cancer with a cellular biologist’s precision, a historian’s perspective, and a biographer’s passion. The result is an astonishingly lucid and eloquent chronicle of a disease humans have lived with - and perished from - for more than five thousand years.
The story of cancer is a story of human ingenuity, resilience and perseverance, but also of hubris, arrogance and misperception, all leveraged against a disease that, just three decades ago, was thought to be easily vanquished in an all-out ‘war against cancer’. Mukherjee recounts centuries of discoveries, setbacks, victories and deaths, told through the eyes of predecessors and peers, training their wits against an infinitely resourceful adversary.
From the Persian Queen Atossa, whose Greek slave cut off her malignant breast, to the nineteeth-century recipient of primitive radiation and chemotherapy and Mukherjee’s own leukemia patient, Carla, The Emperor of All Maladies is about the people who have soldiered through toxic, bruising, and draining regimes to survive and to increase the store of human knowledge.
Riveting and magesterial, The Emperor of All Maladies provides a fascinating glimpse into the future of cancer treatments and a brilliant new perspective on the way doctors, scientists, philosophers and lay people have observed and understood the human body for millennia.


 それほど前からのことではないと思いますが、日本では「一病息災」という表現が使われています。ストレスから逃れることが難しい現代、一つや二つくらい病気を持って生きることは普通だよ、というメッセイジをこめてのことと僕は解釈しています。
 日本を離れてから、元同僚の何人かが癌のために鬼籍に入ったということを除いて、僕は自分の生活圏内では癌に直接かかわったことはありません。ただ、ガーディアンの惹句にあるように癌がこれほど多くの人の生活に影響を及ぼしているにもかかわらず、癌に侵された人たちの生活水準は変化しているのだろうか、という疑問を持つきっかけになりました。
 東日本大震災後、朝日新聞のウェブの健康セクション(http://www.asahi.com/health/)を頻繁に見るようになりました。その中の「患者を生きる」というカテゴリィで最近、「がんと就労」というタイトルの特集が組まれています。
 癌に侵された人たちの、仕事への復帰についてたくさんの経験が語られています。ある一人ががん治療を続けながら働くとき、同じ職場で働く人たちへの負担は、昨今の経済状況では増すであろうし、その負担を受け入れがたく思う人を批判するつもりは全くありません。
 しかしながら、理想論を言っているに過ぎないとわかっていても浮かんでくる考えは、「癌に冒されたい人なんているのだろうか?」。

Living with death
http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/2011/jun/19/living-death-terminal-illness-cancer
(この特集の中で、二人のがん患者のインタヴューが掲載されています。就労とは関係ないですが、QOLについては考えさせられます)

[身体障害者]
 5月11日、ロンドン中心で全国から集まった身体障害者や彼らの家族、支援者による抗議マーチングがあったそうです。

Disabled marchers turn out in thousands for benefits protest
http://www.guardian.co.uk/society/2011/may/11/disabled-marchers-thousands-benefits-protest

Hardest Hit march brings disabled people out on to the streets
http://www.guardian.co.uk/society/2011/may/11/hardest-hit-march-disabled-people?intcmp=239

Disabled people must fight for a different society
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2011/may/11/disabled-people-marches-london?intcmp=239

http://www.guardian.co.uk/uk/joepublic/gallery/2011/may/11/public-sector-cuts-disability?intcmp=239

http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2011/may/12/hardest-hit-march-disability-allowance?intcmp=239

 予算削減をなんとしても成功させたい連立政権は、削減できるものならば何でもということで、身体障害者への福祉予算を大幅に切り詰めると。ただし、公に「切り詰める」ことを掲げると余計な注目を浴びるかもしれないから(ここは僕の推測です)、身体障害者の「認定基準」を変更して、「新しい基準では君は働けるはずだから、来週から援助は減らす」ということへの抗議行動です。
 ちなみに、情報ソースがどうしてガーディアンだけかというと、ガーディアン以外まともに取り上げていなかったからです。僕が見落としているのかもしれませんが、紙面で追ってみた限り偏向は酷いものでした。このような社会の動きを報道するのに、左か右かを気にすることは愚かとしか思いません。
 全部を読むのはかなり時間がかかると思います。ここに書こうとしていることに呼応する発言をいくつか引用します。

"When I apply for jobs, I'm seen as a health and safety risk,"

"Research by the RNIB shows that nine out of 10 employers say they would not employ someone with visual impairment. We are being punished for not being able to find work,"

"I didn't chose to be disabled"


[女性]
 カナダの警察官による発言が引き金となって世界にあっという間に広まった抗議行動、「Slut Walking」については日本でも報道されたのでご存知の方は多いと思います。

Marching with the SlutWalkers
http://www.guardian.co.uk/world/2011/jun/07/marching-with-the-slutwalkers

 イギリスでは、5月にクラーク司法相が「レイプ」についてのとんでもない私見を発言したことで、刑務所改革が紆余曲折しています。また、失業者数において女性が職を失うことが男性よりも多いとの発表もありました。
 どこかで読んだニュースだと、インドでは出産前の性別判定によって女の子の数が激減して、このままでは男女比率を正常に戻せない水準まで行ってしまいそうだとか。日本からはこんなニュース、http://ro69.jp/blog/shibuya/53404。産むのは、そして産めるのは女性だけなのにどうして日本ではこんなに遅かったのか。春先だったでしょうか、確か九州大学が数学科に女性枠を設けると発表したところ、差別との批判がきてすぐに撤回したと。男性として産まれたという理由だけで差別されることがどういうことなのかを多くの男性が経験できたかもしれない貴重な機会が失われてしまったように思います。

[高齢者]
 現在、イギリスでは高齢者ケア・ホーム運営の最大手の企業が深刻な資金難に陥り、すでに雇用者の大量解雇、それによる人手不足でホーム入居者への看護ができない状況になりつつあります。

http://www.bbc.co.uk/news/business-13767245

 多くの入居者は、もしかしたらこう思っているかもしれません:老人になったというだけで、どうしてこんな目に遭わなければならないんだ?


 職を失いたくて癌になる人なんているのだろうか?社会福祉の切り詰めによって生活が脅かされることに甘んじるために、身体に障害を持ちたいと願う人がいるのか?女性だからと差別し、女性を減らそうとするのは誰が望んでいることなのか?歳をとらない人っているのか?一つ付け加えるなら、うつ病になりたい人が居ると信じている人はいるのか?

 ここに書き連ねてきたことは、哲学者や人類学者の領域だと思いますし、また僕なんぞが何がしかの提案を導き出せるとは全く思いません。でも、人類の歴史の中で、人類はこれでもかというくらい差別・区別による重大事を経験してきているはずであろうに、学んだことはあるのか。
 がん患者の方々、女性、身体障害者の皆さん、そして高齢者の方々を同列で見ているものではありません。個々の環境・状況は全く別に対応していくべきことだと思います。しかし、今回例として取り上げた社会情勢に巻き込まれている皆さんが、社会やほかの人から差別・区別されるために自らの立場にいることを選んだのでは「ない」、ということを考える力を社会が失いつつあるのではという感覚は弱まりません。

ロイヤル・バレエに関する新聞記事

2011.06.19
2012年7月に引退するモニカ・メイソン監督の後任者がすでに発表されたので順序が逆になってしまったけど、メイソン監督へのインタヴューや、後任人事に関する記事があったの記録もかねて。


A life in ballet: Monica Mason
http://www.guardian.co.uk/stage/2011/may/30/monica-mason-ballet-life-interview

 とっても長いけど、興味深いインタヴューです。クスリと笑ってしまう部分を引用しておきます。


Mason grew frustrated. Yet when she steeled herself to ask Frederick Ashton – now director of the company – why he did not use her more, Ashton claimed, evasively and outrageously that he didn't like Mason's nose. He suggested she might have it fixed. Today Mason enjoys the effrontery of that remark – "imagine me having that conversation with my dancers" – although at the time she almost considered having the surgery.

 ダンサーとしてのメイソンをなかなか起用してくれないアシュトンに尋ねたら、アシュトンはメイソンの鼻が嫌いだったと。

She has deliberately made no plans for what she will do next, other than heading off to the Apple Shop to sign up for computer lessons. "I don't even know how to turn a computer on. I've always had someone else to do my emails for me."

 引退後の具体的なプランはまだないけど、一つだけ確かなのはアップル・ストアに行ってコンピュータの使い方を学ぶ、と。いつも誰かがやってくれているから、コンピュータのスイッチの入れ方すら知らない。というひとがいきなりマックというのは無謀な気がする。
 次のは、4月に掲載されたもので、誰が次期監督になるのかの予想と、ロイヤル・バレエ・スクールの現状に関する嘆かわしい報告。

The Royal Ballet: a new era awaits
http://www.guardian.co.uk/stage/2011/apr/18/royal-ballet-future-artistic-director-jennings

 次期監督が公になったので観測記事は読み流すとしても、ロイヤル・バレエ・スクールに関する部分はファンにとっては気になるものだろう。

She(ロホ) is also a popular teacher, in which role she could do much to align the Royal Ballet school and company, currently at damaging odds with each other.

Worldwide, the Royal Ballet is held in high regard. Inevitably, though, cracks have been papered over, the most serious of which relates to the Royal Ballet School. Most great ballet schools – the Vaganova Academy in St Petersburg, the School of American Ballet in New York, the Paris Opera Ballet School – stream home-grown students into their parent companies, in this way maintaining the traditions and national character of those companies. The Royal Ballet School, by contrast, fills itself with fee-paying foreign students and cherry-picked international competition-winners, to the degree that local talent barely gets a look in. This is a source of real anger among the parents of young British dancers, and of considerable frustration among those who would like to see the Royal Ballet rediscover its connection to the national community that, among other things, pays for it to exist.


 ワガノワやパリオペ・バレエ学校と違って、ロイヤル・バレエ学校で学ぶイギリス人生徒がロイヤル・バレエ団に入団することがまれになってきている状況で、イギリス人生徒の親に不満がたまっている、らしいです。

 で、ケヴィン・オヘア氏が次期監督になることが6月14日に発表され(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1396.html)、批評家の意見は「超安全策」の見方でおおむね一致しているよう。今日、6月19日のオブザーヴァ紙に掲載された、同じ批評家による記事。

Where is the Royal Ballet's leap of faith?
http://www.guardian.co.uk/stage/2011/jun/19/kevin-o-hare-director-jennings

 彼はタマラ・ロホになって欲しかったようだけど、現役ばりばりからバレエ団の監督になるというのはかなり無理な気がする。

 で、そのロホのロング・インタヴュー。

Tamara Rojo: 'Ballet dancers don't enjoy the pain. We're not masochists'
http://www.guardian.co.uk/stage/2011/jun/13/tamara-rojo-ballet-dancers-not-masochists

 今のロイヤル・バレエを代表するプリマ・バレリーナはタマラ・ロホであることを実感できるインタヴュー。ロイヤル・バレエ・ファンだけでなく、多くのバレエ・ファンが常に知りたいと思っているであろうライヴァル意識について。

Surely the competition and jealousies between principal dancers are real – the use of several different casts for the same productions almost guarantees that, allowing critics and balletomanes to compare and contrast. "Of course there is competition, but it is – at least in my case – a very healthy competition." Rojo is said to have a fiercely competitive relationship with Alina Cojocaru, the Romanian-born dancer who has been a principal alongside her at the Royal Ballet for the past 10 years. Is there any truth in that? "We love each other," she insists. "I really admire Alina, and I learn from her all the time." She says it's the fans who stoke the wars. "They are the bad people. They have issues. They want to be pro this person or against that person. It's not us." Dancers are like footballers, and their fans come to cheer them on – and barrack the other side.

 拡大解釈すると、熱狂的なファンほど恐ろしいものはない、ということかな。もう一つ、テレグラフから。ロホは、「ブラック・スワン」は嫌いなようだ。

Called to the barre: Tamara Rojo interview
http://www.telegraph.co.uk/culture/8507717/Called-to-the-barre-Tamara-Rojo-interview.html


 今週末、ロイヤル・バレエはO2アリーナで公演中。ロンドン滞在中の友人に、「いく気、ないでしょう?」といわれたけど、1)マクミランの振り付けの中で「ロメジュリ」は好きじゃない、2)そんな好きでもない振り付けを観にグリニッジまで行くなんて考えがまず湧かない、3)最近止まってばかりのジュビリィ・ラインを利用するのは避けたい等々。今日のサンディ・テレグラフ紙に掲載されたレヴューによると、成功だったようだ。

12,000 pack in to see Royal Ballet's Romeo and Juliet debut at the O2
http://www.telegraph.co.uk/culture/theatre/dance/8583885/12000-pack-in-to-see-Royal-Ballets-Romeo-and-Juliet-debut-at-the-O2.html

 6月末から7月上旬にかけて、ロイヤル・バレエは台湾公演。シーズン後半、けが人続出だったようだから、ダンサーの皆さんにはしっかり休養を取ってもらって、来シーズンもまた素晴らしい舞台を作り上げて欲しい。

広島市長の発言報道を読んで:日本、大丈夫なのか?

2011.06.19
「黒い雨で医療費まけて、言える話か」広島市長が発言
2011年6月18日0時11分

http://www.asahi.com/national/update/0617/OSK201106170156.html

広島市の松井一実市長(58)が16日、市役所で面会した被爆者に「黒い雨とか何とかで、わしは被爆じゃけえ医療費まけてくれとか、悪いことではないが、死んだ人のことを考えたら簡単に言える話かな」などと発言していたことが分かった。

 黒い雨を浴びた被害者の団体から抗議を受け、松井市長は17日夜、「私の発言が原因でお騒がせして、ご迷惑をおかけしました」と陳謝した。

 市などによると、発言は被爆体験記を出した被爆者との意見交換の際に出た。松井市長は被爆者への援護施策に触れ、「権利要求みたいに『くれ、くれ』じゃなく、『ありがとうございます』という気持ちを忘れないようにしてほしい」などとも発言したという。


 最初に、この朝日の短い記事を読んだときわが目を疑った。広島市長という立場にいる人物の発言と思うことはできなかった。
 そんな感想をミクシィに書いたら友人が、別のソースを知らせてくれた。


広島市長「感謝の気持ち忘れている人おる」 被爆者援護巡り発言
2011.6.17 21:13

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110617/lcl11061721160009-n1.htm

広島市の松井一実市長が被爆者と面会した際、被爆者援護策に関し「権利要求みたいに『くれ、くれ、くれ』じゃなくて、感謝の気持ちを忘れんようにしてほしいが、忘れている人がちょっとおる」などと発言したことが17日、わかった。原爆が投下された8月6日の平和記念式典を前に、被爆者団体などに反発が広がる一方、「勇気ある発言」と支持する声も上がった。

 市などによると、松井市長は16日に被爆体験記を執筆した被爆者の男性と市役所で面会。男性が「爆心地から4キロ離れたところで『被爆者』というのは後ろめたいものがあった」と語ったのに対し、「一番ひどいのは原爆で死んだ人。残った人は死んだ人に比べたら助かっとる、ということをまず言わんのですね」などと応えたという。

 発言について、広島県「黒い雨」原爆被害者団体連絡協議会の高野正明会長(73)は「国の専門家会議が援護区域見直しを進めている中で水を差す発言」と抗議した。これに対し、松井市長は17日夜、被爆者団体との懇談会で「(発言が)間違いだと言われるのは納得がいかない」と話しながらも、「被爆者援護が国民の『分かち合い』で成り立っていることへの感謝を忘れてはならない、との趣旨で話した。誤解を与えたことにはおわびしたい」と釈明。被爆者援護策の拡大を求める市の姿勢に変わりはない、と理解を求めた。

 松井市長は被爆2世。厚生労働官僚を経て4月の市長選で初当選した。

 「平和と安全を求める被爆者たちの会」会長で被爆2世の医師、秀道広さん(53)は「多くの人々の支えに感謝するのは当然。広島は『平和』の名の下で自由に発言できない雰囲気があり、勇気を持った発言と思う」と評価した。


 
 よくあるという表現は正しくないとは判っていても、この差はどういうことなんだろう。全く釈然としないので、共同通信社の47 News (http://www.47news.jp/)から広島の中国新聞の記事を検索してみた。


松井市長の被爆者発言に批判
'11/6/17

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201106170061.html

広島市の松井一実市長は16日、市役所で被爆者と面会した際、被爆者援護に関し「黒い雨とか何とかで、わしは被爆じゃけえ医療費まけてくれとか、悪いことではないんですよ。でも死んだ人のこと考えたら簡単に言える話かな」と述べた。被爆者団体からは批判の声が上がっている。

 この日、松井市長は被爆体験記を出した被爆者と面会。代表者が「爆心地から4キロも離れたところで被爆者というのは後ろめたいものがあった」と心境を語った。これを受けて市長は「一番ひどいのは原爆で死んだ人。残った人は死んだ人に比べたら助かっとる、と言うことをまず言わんのんですね。悲劇だ、悲劇だと(話す)」と述べた。

 さらに松井市長は被爆者への援護施策に言及。「何か権利要求みたいに『くれ、くれ、くれ』じゃなくて『ありがとうございます』との気持ちを忘れんようにしてほしいが、忘れる人がちょっとおる」と続けた。

 その後、市長発言を聞いた広島県被団協の坪井直理事長は「被爆地の市長の言葉の重みを自覚できていない。もっと被爆体験を直接聞き、大いに反省と勉強をするべきだ」。もう一つの県被団協の金子一士理事長は「被爆者は国家補償を求めているのであり援護は施しではない。感謝の気持ちについて、市長から言われる筋合いはない」と憤る。

 県「黒い雨」原爆被害者の会連絡協議会の牧野一見事務局長は「被爆者に感謝を強いるのは、原爆を落とした米国と戦争を起こした日本政府を免罪している。被爆地の市長として失格」と訴えた。

 中国新聞の取材に対し、松井市長は被爆者援護に関し「財源の話で言えば国民から税金をもらってやっている。国民の分かち合いの心でやっている。ありがたいと思うべきでしょ」と話した。一方、援護施策の拡大は従来通り国に求める考えを示した。



 ここまで読んで感じたことは、メディアの混乱振りの酷さ。朝日も産経も自分たちの報道が一番と思っていることだろう。でも、日本の平和政策の根幹の一つである原爆に関する報道に、自分たちの政治的姿勢を前面に出す必要があるとは到底思えない。

 3紙の記事を読み比べれば比べるほど、この報道はいったい誰のためなのか?誰が正しく、誰が間違っているのか?ますます混乱してくる。正しい、正しくないというより、原爆被害を考えるとき、最も考えられるべきなのは誰なのか、ということを政治家もメディアも見失っているように思えてならない。

 ひとつ深く考えさせられたのは、産経の記事の最後にあるこの発言。

>広島は『平和』の名の下で自由に発言できない雰囲気があり
 日本という国が取り組んでいかなければならない大切な課題に、いわゆる「聖域」を作り上げてはならないということだろう。とても難しい課題だと思うけど、大切なこと。

 こんな状況で、日本が直面している原発による国難を、日本は対処できるのかどうか心の底から不安になる。それに、原爆被害について海外へ向けて発言しても、国内がこのていたらくではどこの国が日本の発言にまともに耳を傾けてくれるのだろうか。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1311.html

長谷川 伸というひと

2011.06.18
長谷川 伸というひとを僕は全く知らなかった。今も、よく知らない。検索してみたところ、演劇ファンには有名のように思える。

 今でもずっと読んでいる唯一の日本の雑誌は新潮社の「波」。PR雑誌ではあるけれど、気楽に読めるし家族に負担もかからないし。
 毎度ではないけど、「波」に連載されるノン・フィクションにはたまにとても面白いものがある。全く注意を払っていなかったからいつから始まったのかぜんぜん思い出せないが、6月号で「長谷川伸と日本人(by 山折哲雄)」という連載が終わった。全く読みもしなかったけど、最終回のタイトル、「埋もれた日本人たちの肖像」に惹かれて読んでみた。その中で、長谷川伸の絶筆、「死のうか 生きようか」が全文紹介されている。その中の一言が、長谷川伸という人を知らなかったからこそ、すっと心に届いた。


文化、という言葉は、誰も口にします。文化は誰が作ったのか。

アメリカ大陸の発見、フランス革命、イギリスと香港、そうした大事業の実験は、本当は誰がやったのか。

日本史をみても、それが言えます。日本人のえらさを、日本人は知らなすぎます。

埋もれた人々を掘り出したい。

誤解された人物を正しく見たい。

(新潮社、「波」2011年6月号、PP55-56)


 文章はまだ少し続く。長谷川伸が死の床で残したかった想いが僕の考えと同じであったかもなんて不遜なことは思わない。また、筆者が最後に強調している「虚無」には賛同しない。でも、ここに書き写したものの最後の3行は、愚かな政治家に翻弄されないためにも、心にとどめておきたい。

イングリッシュ・ナショナル・オペラ:真夏の夜の夢

2011.06.14
雷雨や、豪雨、肌寒い朝とロンドンの天気はいつもの様に「程よさ」からは遠くかけ離れた状況ですが、日照時間が長いのは本当に嬉しいです。

 本題のベンジャミン・ブリテンの「Midsummer night’s dream」の前に。6月7日に、ウィグモア・ホールでドイツ人カウンター・テノールのアンドレアス・ショルのリサイタルを見てきました。実はこれ、先行予約では購入できなくてあきらめていたのですが、ロンドンのブログ仲間の一人(http://ameblo.jp/peraperaopera/)から融通してもらってみることができました。
 椿姫さんによると、2010年12月にバービカンであったコンサートでは風邪で絶不調だったらしいショルですが、このリサイタルでは一度咳き込んだほかは全く問題なく、気分が穏やかになる素晴らしい歌唱でした。
 僕は、個人的にはカウンター・テノールをおっているわけではありません。が、ショルの堂々とした歌を聴いていると、ふた昔くらい前までは色物として見られることが多かったであろうカウンター・テノールの幅が広がったなと感じました。もう一つ思ったのは、カウンター・テノールといってもその声域は女声のコントラルト、メゾの声域までは行かないんだなと。
で、思い出したのがロイヤル・オペラが数年前に上演した「オルランドhttp://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-225.html)」。このプロダクションの初演時のタイトル・ロールはイギリス人メゾ・ソプラノの方。もともとカストラートに作曲されたらしい旋律は彼女には低く、再演時に別のカウンター・テノール(ズービン・メータの甥っ子)が歌ったときは全く違和感がありませんでした。

 そんなことが頭の片隅に残ったまま、6月11日にイングリッシュ・ナショナル・オペラによる、ベンジャミン・ブリテン作曲の「真夏の夜の夢」を観てきました。先日の「ファウストの劫罰http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1388.html)」に続く大当たりの舞台でした。同じ日にご覧になられた方のレポです。キャスト情報は、こちらから拝借しました。

http://blog.goo.ne.jp/bigupset39/e/c82a6c75f7382367bef89994ce3ee17d

Conductor Leo Hussain
Director Christopher Alden
Set Designer Charles Edwards
Costume Designer Sue Willmington
Lighting Designer Adam Silverman

Cast includes:
Oberon Iestyn Davies
Bottom Willard White
Tytania Anna Christy


 舞台は、翌日に結婚式を控えた男性が、彼が通った男子校を訪れるところから始まります。そこから彼の夢が始まるわけですが、舞台はその「男子校」。この設定が、秀逸としか言いようがないほどのはまりぶり。
 シェイクスピアの原作は読んでおらず、僕にとって「真夏の夜の夢」への印象は常にフレデリック・アシュトンによるバレエ作品が醸し出す牧歌的な雰囲気に満ちたもの。なので、学校の裏庭で繰り広げられる隠微さを醸し出す身振り、冷たくてねちっこい視線、ヴェイルの後ろにひっそりと隠された暴力的な性衝動からは、これぞ「エキセントリック・ブリテン(国のほうです)」。
 いくつかのブログを読んで考えるに、「真夏の夜の夢」はさまざまな設定に変換されているようですが、まさかオベロンとタイタニアが学校の先生という設定は全く想像していませんでした。タイタニアは、髪をひっつめのおかっぱ風にまとめ、能面のような全く感情が読めない表情。が、ボトムに一目ぼれして彼への情欲をSM風に表現する場面では、上半身はブラジャー姿になるのですが、そのコントラストに一昔前の日本でのCMコピィ、「私、脱いだら凄いんです」が浮かんできました。ボトム役を演じたウィラード・ホワイトが60歳を過ぎているとは思えない筋骨隆々で、上半身裸になった彼をベルトで嬲る(まね)タイタニアとの絡みがいやらしくないんだけど妙にねっとりしていて、箍が外れたイギリス人の性衝動ってこんなのかもしれないな、と。

midsummer-nights-dream-eno.jpg

 今では禁止されている、ケインによる体罰(CP、コマーシャル・ペイパーではありません)の場面が出てきたり、第2幕の最後で校舎の内部で火が燃え盛るなど、シンプルな舞台セットながら、とても説得力のある演出でした。演出で印象に残った別の二つの点。アシュトンのバレエでは出てこないので原作には出てくることすら知らなかったテーセウス。彼の出現の仕方には意表を突かれたの一言。もうひとつは、小道具、だけどとても重要な要素であるタバコ。僕の貧しい知識の中でも、ヒッチコックの「裏窓」でのタバコの使い方に匹敵するものでした。
 ブリテンによる音楽は、リンクさせていただいた方が書いておられるように、「オペラ」という印象は強くないです。オペラの核となるようなアリアがあったようななかったような、そんな印象です。が、音楽がつまらなかったということではありません舞台セットから受けた印象のように、気づかないうちに水がひたひたと足元に流れ込んでくる。そして気づいたらいつの間にか胸元まで水が迫ってきて、音楽に身体の自由が奪われていく、そんな感じです。ある意味、これほどの「総合芸術」の舞台はないのではないか、つまり何か一つが突出しているわけではないのだけど、どれか一つでも欠けたらこの夢は成り立たない、そんな印象が観て数日が経過したにもかかわらず強くなってきています。
 今回の舞台で、絶対に欠けてはならない存在だったのが、オベロンを演じたイギリス人カウンター・テノールのイェスティン・デイヴィス。まさしくカルキュレイティングという形容詞しか思いつかないほど(ガーディアンではcreepyと評されていました)、オベロンとしての完璧な存在感。暴力的では決してない、でも背筋にびっちりと冷や汗をかいてしまうようなじわじわと強まる息苦しさ。レヴューによると、初日は体調が優れず、デイヴィスは舞台で演技だけして舞台袖から別のカウンター・テノールが歌ったそうです。レヴューを読んだのは舞台を観てからだったのですが、確かに第一幕では声に弾力が欠けていたような印象を持ちました。が、幕が進むうちに彼の声そのものが物語になったようで舞台の深みがいっそう増したようでした。技術的には難しくないオペラなのかもしれないですが、要求される表現力の難度は高いと感じました。
 公演前に掲載されたガーディアンのインタヴューでは、オペラだけをやっていくつもりはないと宣言していましたが、メトやシカゴでのデビュウが決まっているそうです。また、記憶違いでなければ、2012/13にはウィグモア・ホールのレジデンス・アーティストになる予定だったような。
 21日からは、ロイヤル・オペラがブリテンの「ピーター・グライムズ」を上演します。作品も演出もすきなのですが、一つ問題が。タイトル・ロールを歌うのはカナダ人テノールのベン・ヘップナァ

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-983.html

 ロイヤル・オペラの「トリスタンとイゾルデ」に出演したとき、後半の舞台では声が出なくなり演技だけになってしまったそうです。彼の声が好きなので、音をはずしてもそれは許せるのですが、歌えなくなってしまっては困ります。勝手な推測ですが、おそらくこれがヘップナァがロイヤル・オペラで歌う最後かなという気がするのですが行くかどうか、いまだ逡巡中。

ロイヤル・バレエの新監督、決定

2011.06.14

(モニカ・メイソン監督、ケヴィンto be the director、2009年のキューバ公演のときの写真らしい)


e-mailが届いていたので、ウェブでも確認。でも、メイルの内容のほうがウェブ上のプレスリリースよりも長いので、そちらを転載。

Kevin O’Hare appointed new Director of The Royal Ballet


Simon Robey and I are thrilled to tell you that Kevin O’Hare is the new Director of The Royal Ballet. We have just told the Company the news this morning and we are now telling the press. Kevin will take over on the retirement of Dame Monica in July 2012.

Everybody on the selection panel was impressed by Kevin’s outstanding vision for building on Monica’s achievements over the last 10 years. Kevin has a fantastic track record as a dancer, and understands the importance of nurturing dancers at all levels of the Company. Since his appointment as Administrative Director he has been part of the team that has been instrumental in shaping The Royal Ballet’s future and securing its welfare, but also in breaking new boundaries and reaching out to new audiences. In 2009 he secured the Company’s historic tour to Cuba, which won rave reviews and featured in two TV documentaries both sides of the Atlantic. This year he led the Company’s latest venture, Romeo and Juliet at The O2 Arena bringing The Royal Ballet in touch with a whole new audience. Kevin possesses all the skills needed to become a visionary artistic director of the Company and we all look forward to working with him in the future.

Kevin was trained at the Royal Ballet School, joining Sadler’s Wells Royal Ballet in 1984, becoming a principal with the Birmingham Royal Ballet (BRB), as it then became, in 1990. His repertory included all the leading classical roles and works by Balanchine, Cranko, Van Manen, Tudor and Tharp. He also created many roles, working with Ashton, De Valois, MacMillan, David Bintley, and Peter Wright. He retired from dancing in 2000 to work with the Royal Shakespeare Company, training in Company management. He returned to BRB in 2001 as Company Manager. He joined The Royal Ballet as Company Manager in 2004, becoming Administrative Director in 2009.

On his appointment Kevin O’Hare said: ‘This is a great honour for me. Under Monica Mason’s inspired leadership The Royal Ballet has had ten great years. I am equally ambitious for the Company and dance in general. I plan to bring together the most talented artists of the 21st century to collaborate on the same stage – world class dancers, choreographers, designers, and musicians. I will aim to use all the traditional and new platforms now available to engage our audiences in our classic repertoire, and The Royal Ballet’s unique heritage. I want to continue to invigorate audiences with new work and emerging talents and I am thrilled that Wayne McGregor and Christopher Wheeldon - two of the world’s leading choreographers - have agreed to join me and Jeanetta Laurence, Associate Director to become part of the senior artistic team. Both Wayne and Christopher share my exciting ambitions for the Company.’

Simon Robey said, ‘I would like to thank my colleagues on the search committee, Michael Berkeley, David Clementi, Peter Wright, Tony Hall, Nicholas Hytner, and Robert Wallace for all their work on what was a rigorous and exhaustive world wide search. We have seen some outstanding candidates over the past few weeks and it is a pleasure to be able to announce that the right person for this important position has a life long knowledge and first hand experience of the Company and its repertoire, as well as having some great plans for the future.’

Michael Berkeley Chairman of the Governors of the Royal Ballet said: ‘Kevin, like Monica, has made a happy transition from dancer to senior management where he has shone brightly. His plans build not only on the great heritage of The Royal Ballet but look forward in partnership with two of the world’s outstanding choreographers.’

I hope you will join with me and all the staff and artists of the Royal Opera House in wishing Kevin O’Hare the very best as he steps into this new role with The Royal Ballet.

With best wishes, and as always, with many thanks for your generous support,


Tony Hall
Chief Executive



 下馬評のトップだったブルース・サンソムよりは、僕個人としては納得の人選。非公式の場で何度か言葉を交わしたことがあって、誠実な性格だとおもう。

あるシンガー・ソングライタァの死から

2011.06.13
gold_wrong.jpg

先週半ば、忙しくて読んでいなかった数日前のガーディアンの訃報記事セクションを開いてすぐに視界に飛び込んできた名前は、Andrew Gold。「えっ?、あの、『ロンリィ・ボーイ』のアンドリュウ・ゴールド?そんな歳じゃないよな」と思ったのだけど、残念なことに「その」アンドリュウ・ゴールドだった。

Andrew Gold obituary
http://www.guardian.co.uk/music/2011/jun/06/andrew-gold-obituary

 僕にとって、アンドリュウ・ゴールドはあとにも先にも『ロンリィ・ボーイ』だけ。リアル・タイムでこのヒット曲を聴いたわけではないけど、僕が好きだった、というか興味を惹かれていた頃のアメリカは、ゴールドのようなシンガー・ソングライターに代表される。それも、ロックを知らないやつが聞くんじゃないという雰囲気を本人や周りが無理して作り上げているような歌い手じゃない、肩の力が抜けた、自分が作り出す音楽を楽しんでいる印象のシンガー。
 アメリカからの音楽がまぶしく思えた頃に聞き始めたニール・ヤングや、ヴァン・ダイク・パークスランディ・ニューマンが今もCDを発表したりコンサートをしている一方で、声が好きだったダン・フォーゲルバーグが4年くらい前に亡くなったなとちょっと感傷に浸っていてふと思ったのは、「J.D.サウザーは生きているのか?」。

 生きている。しかも、作品を発表している。日本語ウィキによると、2009年には日本でコンサートをしたとのこと。

http://www.jdsoutherstore.net/store/

http://www.myspace.com/jdsouthermusic



 同世代の多くの人が同じだと思うけど、サウザーを知ったのは「ユア・オンリィ・ロンリィ」。当時のワーナー・パイオニアが『青春秘蔵版』と銘打ったシリーズの中でアサイラム・レコード所属の売れないシンガー・ソングライターのレコードを廉価版で売り出して、その中にサウザーのソロ・デビュー作があった。これと、ジェシ・ウィンチェスターのファースト、クレイグ・ダーギーのファースト・ソロは、僕の中では3大傑作ソロ・デビュー・アルバム。
 アマゾンのレヴューを読むと今の曲はジャズ寄りになっているらしい。でも、ファーストの曲を歌うならライヴを観てみたい。サウザーがイギリスに来るとはとても思えないのが残念至極。

[追記]
 アマゾン・ジャパンによると、最新作にあたる「Natural History」の日本版が6月8日に発売になったばかり。

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フィリップさん、90歳に

2011.06.10
DukeE.jpg
(記念コイン)

エリザベス女王のだんな、フィリップさんは今日、90歳の誕生日を迎えた。単純に、凄いことだと思う。いろいろ書きたいことはあるけど、時間がないのでBBCの記事をそのまま。

Prince Philip turns 90 and vows to 'slow down
http://www.bbc.co.uk/news/uk-13722857

The Duke of Edinburgh, who has turned 90, has told the BBC he is "winding down" and reducing his workload as a senior member of the royal family.

In an interview with the BBC's Fiona Bruce, the Queen's husband said he reckoned he had "done his bit".
His birthday on Friday will be spent hosting a Buckingham Palace event for the Royal National Institute for Deaf People, which is marking its centenary.

He will attend a private service of thanksgiving at Windsor on Sunday.

However, there will be a 62-gun salute by the Honourable Artillery Company on Friday afternoon.

The Royal Mint has marked the milestone by producing a commemorative £5 coin, available in cupro-nickel, gold and silver, as well as a rare platinum edition at £5,450.

The souvenir piece features a portrait of Prince Philip on one side and the Queen on the other - the first time a reigning monarch and consort have appeared on opposite sides of a UK coin.

Sculptor Mark Richards, who designed the coin, said: "The challenge for me, in creating this design, was to capture a man who gives great support to the monarch and the country, while remaining largely in the background.

"Therefore I have focused on a close-up of his face with all its accumulated dignity, wisdom and experience."

'Sell-by date'
The Queen turned 85 in April and she will reach her Diamond Jubilee next year, marking 60 years since she came to the throne.

She married Prince Philip in 1947, making him the longest-serving consort in British history.

In the interview with the BBC, he talked about his advancing years, saying it was better to get out "before you reach your sell-by date".

"I reckon I've done my bit so I want to enjoy myself a bit now, with less responsibility, less frantic rushing about, less preparation, less trying to think of something to say," he said.

"On top of that, your memory's going - I can't remember names and things."

Over many decades, the duke has embraced a range of causes including the Duke of Edinburgh's Award Scheme and conservation, though he insisted he was not a "green" campaigner.

"I think that there's a difference between being concerned for the conservation of nature and being a bunny hugger," he added.

BBC royal correspondent Peter Hunt said the prince's comments were typically frank admissions.

He said the Duke of Edinburgh was a no-nonsense royal whose crucial role had been to support the Queen, especially during years of turmoil.

On the eve of his birthday Prince Philip, dressed in his Grenadier Guards uniform, took the salute at the annual beating retreat ceremony on Horse Guards Parade.

Watched by 4,000 members of the public, almost 300 members of bands of the Household Division performed under a blue evening sky.

The division was supported by the King's Troop Royal Horse Artillery and the United States Army Europe Band and Chorus.

The latter brought a touch of wartime nostalgia to the ceremony, singing the White Cliffs Of Dover and slow-dancing in pairs.

The origins of the beating retreat ceremony lie in the early days of chivalry when beating or sounding retreat called a halt to the day's fighting, a return to camp and the mounting of the guard for the night.


Prince Philip's 90th Birthday: Duke of Edinburgh's best gaffes
http://www.telegraph.co.uk/news/uknews/prince-philip/8567146/Prince-Philips-90th-Birthday-Duke-of-Edinburghs-best-gaffes.html

 いつか終わりが来るだろうけど、日本と同様、国民のことなど全く考えていない政治家が足元にも及ばないほど、イギリスのことを世界に紹介してきたフィリップさん。楽しい一日を。

機関車トーマスの記念切手発売

2011.06.08
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最近、記念切手のことを考える余地などなかった。ふと、何か面白い記念切手があるかなとロイヤル・メイルのサイトを覗いたら、来週の火曜日、6月14日に「機関車トーマス」の記念切手が発売される予定になっている。

http://www.royalmail.com/portal/stamps/home

This year marks the centenary of the birth of the Reverend Wilbert Awdry, the creator of Thomas the Tank Engine.

Thomas the Tank Engine is a ten-stamp issue, with six printed individually and one miniature sheet of four additional stamps. The sheet stamps celebrate the images familiar from the TV series while the mini sheet stamps reflect on the heritage of the book


http://www.norphil.co.uk/2011/06a-thomas_the_tank_engine_stamps.htm

This issue marks the centenary of the birth of the Reverend Wilbert Awdry creator of Thomas the Tank Engine. The six stamps show Thomas and some of his friends from the TV series.

Reverend Awdry’s passion for railways had been instilled in him by his clergyman father, Vere, and when Wilbert himself had a family, he shared his railway enthusiasm with his own son, Christopher. It was while two-year-old Christopher was suffering with measles that Wilbert tried to enliven his son’s bed-bound quarantine by telling stories and drawing pictures about a group of little engines.

He wrote down the stories and in May 1945 ‘The Three Railway Engines’ was published. Between 1945 and 1972, Reverend Awdry wrote 26 volumes in ‘The Railway Series’.


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 日本でも人気が高いシリーズだから、結構簡単に購入できるのではないかと思う。今からなら、機関車好きのお父さんへのプレゼントとして間に合うか、どうか。

Books for Cooks:レシピ本に囲まれたカフェ

2011.06.07
BooksForCooks.jpg
(写真はネット検索で見つけたもの)

ロンドンで暮らし始めてからずっと、6月はロンドンにいないか、いるときは大混乱の月になることが多い。が、今年は5月が超多忙で、逆に6月は穏やかな月になりそう。ということで、ロンドンの「最新」食事事情にとても詳しい友人と時間が合えばランチなりお茶しましょうということに。で、今日はその一回目。ノッティング・ヒルとラドブローク・グローヴの間くらいにある、「Books for Cooks」でランチ。

Books for Cooks

4 Blenheim Crescent
London W11 1NN
020 7221 1992

http://www.booksforcooks.com/index.html

 食事スペイスは、店内の奥。ウェブによると、「The test kitchenhttp://www.booksforcooks.com/testkitchen.html」と呼ばれているらしい。
 友人によると、大体11時40分くらいになると、店内にランチ目的の人が集まり始めるとのことだったので、その時分に到着してみると、すでに5.6人くらいがテイブル・エリアの手前に集まっていた。キッチンで準備していた女性がテイブルにどうぞと言って回ったので席に着くも、12時までは何もなし。
 さらに友人曰く、2コースか3コースを選ぶのだけど、チョイスはないとのこと。12時になると、給仕を担当する女性が、本日のスターターを配り始めた。今日は、ワイルドライスに赤たまねぎ、ケッパーとあと何かの香辛野菜を刻んだものが和えてあるものと、フォカッチャッ。メニューが書いてある黒板を読むと、どうやら今日は野菜がメイン。ちょうど野菜を食べたいと思っていたので、いいめぐりあわせだった。別の日に偵察した友人によると、そのときはラムだったそう。来るまでメニューが判らないというのはそれはそれで楽しいのではないかと思う。
 メインは、リーク(ねぎ)とチーズ(何のチーズだったか失念)のパイ(の様なもの)に赤キャベツとチコリのサラダが添えられていた。ねぎのほんのりした甘さがとても美味しかった。
 話しながら食べているので進みが遅い僕たちのテイブルをよそに、周りではデザートが配られ始めた。デザートは選択肢があって、今日は4種類のケイキ。チョコレイト、ラズベリィ、ココナッツ・レイヤード、そしてバナナとピーカンのローフ。迷わず、ココナッツとラズベリィを選ぶ。で、ココナッツ・レイヤード、激美味だった。思わず、「イギリスの料理、本当に美味しくなった」と漏らすと、すかさず友人とご主人は「ロンドンの食事が不味いと感じたことはない」ときっぱり。的確な情報を集める友人に感謝。
 驚いたのは会計。テイブルに置かれたビルには、「£18-」。給仕の女性に、二人でこの値段なのかそれともひとり分なのかを尋ねると、二人分とのこと。一人£18-だったら、「美味かったけど、ロンドンは高すぎ」と思ったことだろう。が、一人£9-なら、東京のランチの質に並ぶのではないかと思った。

 気張って出向くようなレストランではないと思う。でも、火急の用件がないときに、シンプル、且つvalue for money なランチを気張らない雰囲気で食べたいときにはいいかな。


東日本大震災が政治的災厄に飲み込まれる前に

2011.06.06
今朝、ある国際人道支援団体からメイルが届いていた。この団体には、震災直後にすぐ、「被災地で心理サポートを展開するのであれば、心理カウンセラーを派遣するのであれば、ぜひ、参加させてほしい」というメイル、履歴書、そして応募フォームを送った。

 届いたメイルにはこう書かれていた。

We are sorry to inform you that Xxxxxx Xxxxxx has decided to close the project by the end of June and stopped sending replacement volunteers for this project at Tohoku area in Japan.

 世界各地では紛争が続き、日本の被災地よりもずっと深刻な状況、緊急の支援が必要なのだろうと想像はできる。でも、人々がなす術がない疫病のように深くはびこり日本を蝕む政治家たちによって、今、被災地で何が必要とされているのかが世界にもはや届かなくなっているのではないかと、心配でたまらない。
 政治家が国民を見ていないのは、何も国政に限ったことではない。「大阪維新の会」というなんとも時代錯誤な政治家もどきグループがしたことは、「君が代が歌われるときに起立しない教師に罰則」。震災地から遠く離れているとはいえ、いや、離れているからこそ、地方行政で政治家が率先して実行すべきは、被災地の復興を日本がどのように進めていくかをほかの地域の政治家と協調して実現させていくことではないのか。

 なんて狭い視野。現実を見ているのだろうか。

 実行に移せない僕自身、彼らと同じなのかもしれない。だから、何かをしたい。

11Mar11    ↑Top

イングリッシュ・ナショナル・オペラ:ファウストの劫罰

2011.06.06
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コースワークの締め切りだった6月2日に、イングリッシュ・ナショナル・オペラの「ファウストの劫罰」を見てきました。ベルリオーズ作曲による、オペラというよりはオラトリオとみなされることもあるらしいこの作品を、オペラ演出は初めてとなるテリィ・ギリアムが手がけたということで話題になっていたオペラです。モンティ・パイソンは全く理解できないので行くつもりではなかったのですが(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1366.html)、批評によると演出だけでなく歌手陣も素晴らしいということで、偏見を脇において観にいって大正解でした。先にご覧になられた方のレポです。

http://blog.goo.ne.jp/bigupset39/e/9567ef8a5679aeea98ad193f27c79ac8

 僕もギリアムの「未来世紀ブラジル」には、観た当時は映画の主題を全く理解できなかったにもかかわらず、鮮烈な印象を植え付けられました。僕は映画をほとんど観ないので、ギリアムの映画監督としてのキャリアは全く知らないに等しいですが、ENOがギリアムにこの「ファウストの劫罰」の演出を依頼したのはオペラ界にとって新たな方向性を見出せたようにおもいます。たとえば、映像の使われ方。これまで、何度かオペラやバレエで映像が使われた舞台を観てきましたが、映像が気に障るか、もしくはまったく印象に残らないという極端な舞台が多かったです。ところが、ギリアムの意向によるであろう映像は、物語の進行を邪魔するどころか舞台で展開する物語に多次元的な幅、深みをもたらしていたように感じました。
 もうひとつ、ご覧になられた方が書かれているように、「ナチス」の存在を前面に出したことで、僕個人に限りますが、予想していなかった印象でいっそう舞台にのめりこむことができました。
 ある場面で、ナチスの秘密警察と思しき男たちが、ユダヤ系の人たちの胸に黄色に輝く星を貼り付けていきます。この場面に、頭をガツンと思いっきりたたかれました。昨秋から参加していた精神医療のワークショップの中で、何度も取り上げられてきた話題は「ラベリング」。簡単に言うと、「スキゾフレニア」とか「双極性障害」という症状名(ラベル)がラベルを張られた側だけでなく、張った側にももたらす影響、つまり偏見、ストレス、社会からの隔絶、孤立等々の議論が一気に頭の中に沸きあがってきました。



 僕はユダヤの皆さんの悲劇、ナチスの残虐行為をきちんと理解していませんのでもしかしたら理不尽なことなのかもしれません。また、歴史に「if」を持ち込むことの無意味さはわかっているつもりです。でも、黄色の星(ラベル)を張られた側(ユダヤ)と張った側(ナチス)の違いは何だったのだろうか?どうしてその星(ラベル)をはがすことができなかったのか?そんな堂々巡りの思いは最後には大昔に読んだ「緋文字」、そして「スタンフォード監獄実験http://en.wikipedia.org/wiki/Stanford_prison_experiment、これも看守と受刑者という人為的なラベルによってもたらされた狂気です)」が頭の中でぐるぐる回るという状況に。
 逆に、ギリアムの演出によって僕なりの解釈で観てしまったために、「ファウストの劫罰」のもとの意味合いは薄れてしまったように思います。英訳された歌詞の中で、マルグリーテが「逮捕された」というのが出てきたとき、一瞬、どうして彼女が逮捕されるんだろうと。終演後、帰宅途中にやっと、「そうか、未婚で身籠った彼女を教会が連れ去ったのか」と思い至りました。 大学の恩師から、マルガレーテが逮捕されたのは嬰児を殺したからと教えられました。ということで、今回の「ファウスト」ではギリアムの演出は吉と出ましたが、どんなオペラでもいいというわけにはいかないのではないかと思います。もちろんギリアム自身も選ぶでしょうけど、「セビリャの理髪師」とか「薔薇の騎士」や「ナクソス島のアリアドネ」なんかは無理ではないかと感じます。僕が観にいった日は、カメラが入っていたので、BBCで放送されるか、もしかしたらDVDの発売もあるかもしれません。

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 「ファウストの劫罰」を通しで聴くのは今回が初めてでしたが、旋律の美しいこと。飽きることなど全くありませんでした。来シーズンのプログラムに全く食指が動かないロイヤル・オペラですが、シーズン最後にベルリオーズの超大作を上演する予定なので、それへの期待がぐんと高まりました。歌手の皆さん、そしてコーラスも素晴らしく、視覚、聴覚、社会心理学的欲求等々、あらゆる感覚が挑戦され、刺激される素晴らしい舞台でした。このようなオペラが日本でも上演されて欲しいものです。

ダイアモンド・ジュビリィの詳細発表

2011.06.05
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ダイアモンド・ジュビリィの公式ロゴ)


6月2日に、2012年6月第一週末に催されるエリザベス女王即位60年を記念する、Diamond Jubileeの詳細が発表されました。個人的には、オリンピックよりもずっと楽しみなイヴェント。即位60周年なんて、そうそう経験できることではないです。まさしく、once in a lifetimeでしょう。要点をあちこち散らばっているウェブから集めてみました。

http://www.direct.gov.uk/en/Nl1/Newsroom/DG_197517

To mark 60 years of the Queen's reign the Diamond Jubilee will take place in 2012. The celebrations will centre around an extended weekend in 2012 on 2, 3, 4 and 5 June.

60 years of the Queen's reign
The Queen came to the throne on 6 February 1952 and her coronation took place on 2 June 1953. She celebrated her Silver Jubilee (25 years) in 1977 and her Golden Jubilee (50 years) in 2002. The only other British monarch to celebrate a Diamond Jubilee was Queen Victoria in 1897.

Buckingham Palace will be co-ordinating a programme of events centred around the extended weekend. This will include a Big Jubilee Lunch, a Diamond Jubilee Pageant on the Thames, a concert at Buckingham Palace and the lighting of 2012 beacons throughout the United Kingdom. The Queen and other members of the Royal Family will also attend a Service of Thanksgiving at St Paul’s Cathedral.

As part of the celebrations, towns in the UK will also compete for city status and existing cities will compete for Lord Mayoralty (or Lord Provostship in Scotland). These will be granted by The Queen in Her Jubilee year. Local authorities have been invited to apply and the results will be announced in the first half of 2012.

In London, Greenwich will be granted Royal Borough status in recognition of the historically close links between Greenwich and the monarchy. Like city status, Lord Mayoralty or Lord Provostship, this is a purely honorific award and confers no additional powers, functions or funding.

Bank holiday
There will be a special bank holiday for the Diamond Jubilee. The 2012 late May bank holiday will be moved to Monday 4 June 2012 and an additional Jubilee bank holiday will be on Tuesday 5 June 2012. The extra bank holiday and extended bank holiday weekend will also apply to Scotland.

Schools in England and Wales will be able to close on Tuesday 5 June 2012 for the Diamond Jubilee celebrations. If a school is already closed on 5 June for half term or another reason, it will be able to close on an alternative day. Scotland and Northern Ireland will be making their own arrangements.

Diamond Jubilee Emblem
The Jubilee emblem was chosen after a national competition for children aged between 6 and 14. The winning design is 10-year-old Katherine Dewar, from Chester.

It is free to download and will be available for use for all activities associated with the Diamond Jubilee celebrations including community and national events, publications, retail and merchandising. It is available from the British Monarchy website, together with guidelines for use.


The Thames Diamond Jubilee Pageant
At high water in the afternoon of Sunday 3 June 2012, up to a thousand boats muster on the River Thames in preparation for Her Majesty The Queen to lead the Thames Diamond Jubilee Pageant. It will be one of the largest flotillas ever assembled on the river. Rowed boats and working boats and pleasure vessels of all shapes and sizes will be beautifully dressed with streamers and Union Jacks, their crews and passengers turned out in their finest rigs. The armed forces, fire, police, rescue and other services are all afloat and there are an exuberance of historic boats, wooden launches, steam vessels and other boats of note.

The flotilla is bolstered with passenger boats carrying up to thirty thousand flag-waving members of the public placed centre stage (or rather mid-river) in this floating celebration of Her Majesty's sixty year reign. The spectacle is further enhanced with music barges, boats spouting geysers and pyrotechnic barges spitting smoke and daytime fireworks. And there will be specially constructed elements like a floating belfry, its chiming bells answered by those from riverbank churches.

The opening ceremony of London's Olympic Games is just six weeks away and the public that crowd the riverbanks and bridges gives a rousing reception to the many boats that have travelled from far and wide to represent UK port cities, the Commonwealth countries and other international interests. Downriver of London Bridge, there is a gun salute and the flotilla passes through a spectacular avenue of sail made by traditional Thames sailing boats, oyster smacks, square riggers, naval vessels and other impressive ships.

The Thames Diamond Jubilee Pageant celebrates Her Majesty's sixty years of service by magnificently bringing the Thames to life; making it joyously full with boats, resounding with clanging bells, tooting horns and sounding whistles; recalling both its royal heritage and its heyday as a working, bustling river.

http://www.thamesdiamondjubileepageant.org/index.htm

Big Jubilee Lunch Sunday 3rd June 2012
As you may already know, next year’s Big Lunch will fall on the same weekend as the Queen’s Diamond Jubilee. So anyone who would like to celebrate and commemorate the Queen’s 60 year reign can do so by holding a Big Lunch!

A special 4-day Jubilee bank holiday has been announced to mark the occasion so there will be plenty of time for you to enjoy lunching in your community over the long weekend – Saturday 2nd – Tuesday 5th June.
We are delighted that The Big Lunch has been asked to be part of a weekend that promises to be a momentous occasion.
Some 10 million people came out in sunny 1977 to celebrate the Silver Jubilee so we hope a large number of people will take part in The Big Lunch for the first time in 2012 - joining the well over a million of us that have been doing it for the last 3 years!

The beauty of The Big Lunch is that people themselves decide everything about their own event. The venue can be wherever you want or have space, the theme whatever you fancy - food and people are the key ingredients. For example, if you want to raise money for charity do it, if you want to play music feel free (just so long as other neighbours are happy!). You can close your road if you fancy a big street party or use a local park for a small community BBQ - it really is up to you.
The Big Lunch team will be here with help you along the way in planning your event. If you have any questions or queries please get in touch via info@thebiglunch.com or call 0845 850 8181 to speak to one of the team .

Quite simply we want to get as many people as possible to sit down and have lunch with their neighbours on the first Sunday in June.

After all The Big Lunch is all about community, friendship and fun!

http://www.thebiglunch.com/about/jubilee-2012.php

 オリンピックなんかより、こちらのほうがずっと楽しいと思います。参加できるかどうかは別にして、ホテルだけは超早めの予約が必須でしょう。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-79.html

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-80.html

Cat charms us

2011.06.04
Blue Carpet5

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157626757864019/

Now, she has been asking me to pay her modelling fee which is an astronomical amount.

「政治がつくり出した大震災」

2011.06.03
「政治がつくり出した大震災」 海外メディアが混乱酷評

http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011060301000738.html

 日本の内閣不信任決議案をめぐる政治混乱について、海外メディアからは3日までに、東日本大震災や福島第1原発事故という国難を前に「各政治勢力が協力してつくり出した政界の大震災」(中国紙環球時報)が、国民生活や経済に影響を与えているなどと厳しい指摘が出た。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は「菅直人首相の辞任時期が曖昧なため、大震災後の復興や財政再建の努力を妨げ、不信任決議案提出につながった政治闘争が続く」と批判した。

 ニューヨーク・タイムズ紙(同)も、菅政権が「本質的にレームダック(死に体)化する」との見方を示した。(共同)


学習障害者のケア・ホームで入居者へ恒常的な暴行が

2011.06.01
BBCが同局の「パノラマ」という番組ですっぱ抜いた、イングランド西部、ブリストルのあるプライヴェイト・ケア・ホーム(プライヴェイトといっても政府が全額援助しているらしい)で隠し撮りした、職員によるホーム入居者への暴行。各メディアの社会面のトップ。インディペンデント紙は「犯罪」とくくっている。犯罪以外のなにものでもない。それもきわめて陰湿で酷薄な。

Government condemns 'shocking' Winterbourne View abuse
http://www.bbc.co.uk/news/uk-13617196
*BBCのiPlayerで実際の番組を見られるようです。

Panorama care home abuse investigation prompts government review
http://www.guardian.co.uk/politics/2011/jun/01/panorama-care-home-abuse-investigation-government-review

BBC Panorama care home investigation: four arrested
http://www.telegraph.co.uk/health/8549228/BBC-Panorama-care-home-investigation-four-arrested.html

http://www.independent.co.uk/news/uk/crime/hospital-abuse-prompts-review-2291712.html

 お互い多忙を極めていてずっと会っていなかったW夫人と今朝、久しぶりにお茶したとき、この番組を見てしまった彼女曰く、「Horrible, horrible, horrible」。テレビを持っていなくて良かったとつくづく思った。

 とても複雑な気分。素人なりにプライマリィ・ケアにおけるメンタル・ヘルスの質がどう変わってきているか、なんてごくごく簡素なレポートを書いたばかりだったので、学習障害のために自力では生きていけない人たちが閉じ込められた空間で、際限なく暴行を受けていたという事実に暗澹たる気分。

 BBCのペイジに書かれているように、不快に感じる映像があるそうですから、ご覧になる方はそれなりに覚悟したほうがいいかと。

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