LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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2011年12月の記事一覧

IT音痴の独り言 from France

2011.12.28
12月24日から、マルセイユから車で1時間ほどのところにある、Ménerbes(メネアブ、http://www.provenceweb.fr/e/vaucluse/menerbes/menerbes.htm)という小さな村に、友人を訪ねて滞在中。

 友人以外に英語をまともに話せる人がいないという、数あるフランス訪問の中でも最もコミュニケイションがとれない。さてどうしたものかと思っていたところ、友人の家族がMacBookを貸してくれた。購入したのがイギリスだったそうで、キーボードの配列がフランス式でないのはいいとして(ご存知の方も多いと思うが、フランスのキー配列は日本や英語圏のとは違う、特に左手の薬指と小指周辺)、基本、英語入力。

 で、そういえば、以前日本から来た友人がMacBookなら日本語ソフトをインストールしなくても日本語を入力できる「ことえり」というシステムがあるといっていたことを思い出し、ミクシィ経由で友人にヘルプを送って情報を得て、あっさりこうして日本語で書いている。

 思うのは、アップルがこうしていとも容易くやってくれることを、どうしてウィンドウズはやってくれないのだろう。やれないことはないのだろうけど、販売戦略の元、やらないだけなのではないかと勘ぐってしまう。日本ほど安定したマーケットはないのだろうから、そろそろ非日本語圏でウィンドウズを購入しても、日本語入力はデフォルトにしてもいいのではないだろうか、と素人は思う。

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イギリス観光を楽しめるように

2011.12.24
今週、BBCスコットランド発の興味深いニュースを見た。

How to spot a dodgy cash machine
http://www.bbc.co.uk/news/uk-scotland-16273786
(ヴィデオがすぐに再生されます)

22 December 2011 Last updated at 06:18

Do you think you could spot a hidden camera or card-copying device at a cash machine?

Most of us think we probably could but the so-called skimming devices are so sophisticated now that police say they are getting harder and harder for members of the public to spot.

A number of devices have been found on machines in the Borders recently.

BBC Scotland's Cameron Buttle has been shown how the devices work and what to look out for when using a cash machine.


 スコティッシュ・イングリッシュの聞き取り訓練にはもってこいの上に、解説してくれている警察官の名前がジョン・レノンというのが笑える。

 という冗談はさておき、不況の影響で、路上でのひったくりやすり、強奪件数がイギリス全土で急増しているというニュースを目にする機会が増えている。
 わざわざ西の果ての国まで来て嫌な経験をしないためにも、観光で来られる皆さん、用心を怠りなく。例えば、路上で歩きながらスマートフォンを使うということは、ひったくってくださいといっているようなもの。
 一つ、僕が現金を引き出すときには、マークス・アンド・スペンサーの店内にあるATMを使うようにしている。もちろん、完璧であるとは言い切れないが、警備員が巡回していることもあって、路上のATMよりは安心できる。引き出したあとも、現金をすぐに財布に入れることは必須。大切なものをズポンの後ろのポケットに入れておいたり、入れたかばん等を背後に回しておいたりしたら、それはひったくられたほうの失態。

 2011年、このブログを読んでくださった皆さん、ありがとうございます。快い年末・年始をお過ごしください。

Painting Canada@ダリッチ・ピクチャ・ギャラリィ

2011.12.24
レオナルド展(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1514.html)の2回目をアート関連の先輩であるW夫人と一緒に観にいったとき、ダリッチ・ピクチャ・ギャラリィの「Painting Canada」展が素晴らしいと聞いた。この企画展示、イヴニング・スタンダードのレヴュウでかなり誉められていたので気になっていたのと、カナダの画家で唯一知っているアレックス・コルヴィルと同じ画風の絵が観られるのかとの期待もあった。夫人曰く、「西洋というくくりでも、ヨーロッパとは全く違う絵があるということがとても新鮮だったわ」と。まさにその通りだった。

http://www.dulwichpicturegallery.org.uk/

Painting Canada: Tom Thompson and The Group of Seven

In the early twentieth century in Toronto, Canada, the first stirrings of a new movement of painting were being felt. A group of artists started to engage with the awesome Canadian wilderness, a landscape previously considered too wild and untamed to inspire ‘true’ art. Tom Thomson paved the way for this artistic collective, the Group of Seven, and their works have become revered in Canada. This exhibition will reintroduce their stunning impressions of the Canadian landscape to the British public for the first time since the 1920s


 この展示の中心として取り上げられているトム・トンプソンの名前を知ったのは今回が初めて。会場内の説明によると、1917年の夏のある日、彼のカヌーが空で見つかり数日後遺体が湖で発見されたとのこと。殺人なのか、事故死なのか、それとも自殺なのかは永遠のなぞらしい。
 で、このトンプソンの絵が凄かった。特に今回のメインの一つである「The Jack Pine」の主題である木の描かれ方には目が釘付けになった。

jackpine-web.jpg

 夕闇(か、朝焼け)を背景に描かれている木は、キャンヴァスに描かれているというよりも、キャンヴァスの下から浮かび上がってきていると感じるほど力にあふれている。言い換えると、色を塗り重ねて描いているのではなく、キャンヴァスから余計な色を削ることによって木がそこに現れる、といった印象。

west-wind.jpg

 興味深いのは、大作の横にその大作の習作に当たる小さなスケッチも展示されていること。レオナルド展でのスケッチとは全く異なり、スケッチ自体がすでに作品としても成り立つもの。このスケッチを観ているだけでも、絵の描き方というのは一つではないことを改めて実感する。
 間をおかずにレオナルド展、そしてこのトンプソンの絵を見比べる機会があったのはとても面白い経験になった。どちらが優れているとかということではなく、製作者が何を見ているか、という点。レオナルドの絵から感じるのは、彼自身(もしくは彼のパトロン)が観たいと、そこにあるべきだと彼が望んだものを描いた。トンプソンが描いたのは、彼の目に映ったものだけ。
 トンプソンのフォロワ-であるグループ・オブ・セヴンは、活動範囲が拡大するにつれて、画風が拡散してしまい、吸引力が弱まってしまったように感じる。

 ダリッチは、同じロンドンとはいえ、テムズを越えなければならないし、ついたらついたでギャラリィまではけっこう歩く。よほどカナダに興味がある人にしか強く勧めないけど、観る価値は十分にある高品質の企画展示。ギャラリィからの情報によると、ロンドンのあとオスロ、そしてオランダに行くとのこと。


This exhibition will also tour to the following locations:

National Museum of Art, Architecture and Design, Oslo, Norway 29 January – 13 May 2012

The Groninger Museum, Groningen, the Netherlands 3 / 6 June – 28 October 2012


http://www.guardian.co.uk/artanddesign/2011/nov/20/painting-canada-dulwich-review

http://www.guardian.co.uk/artanddesign/gallery/2011/nov/20/painting-canada-artists-in-pictures


 ちなみに、コルヴィルはこんな絵を。おそらく20年以上も前の展覧会(東京のどこか)で観ただけなのだけど、ずっと記憶に残っている。

Colville_04.jpg

colville06.jpg

kəndʒʌ`ŋktəváitis:「i」ほど不確かなものはない

2011.12.23
kəndʒʌ`ŋktəváitis
この発音記号からこの単語の正しいつづりが判る人は小さなお子さんが居る人か、歩く英単語辞書のような方でしょう。

Conjunctivitis:結膜炎

 僕が文句を言いたいのは、つづりが長すぎる、ということではなくて一つの単語の中に「i」が三つもあって、さらにその発音記号が三つとも違うって、それは言葉としてよくないのではないか、ということ。
 英語学の専門家からすれば、何を戯けたことを言っているんだと思われるだろう。でも、毎日使わなければならない「外国語」の発音に統一性が感じられないことが、英語には多すぎるように感じる。

 本当は、「i」の発音をあげつらおうと思っていたのだけど、いつも英語のことで助けてもらう友人と話してからちょっと方向を変えた。ちなみに、友人は、過去にこんなメイルを転送してくれ、大いに溜飲を下げた。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-152.html

Why English is so hard to learn

• The bandage was wound around the wound.
• The farm was used to produce produce.
• The dump was so full that it had to refuse more refuse.
• We must polish the Polish furniture.
• He would lead if he could get the lead out.
• The soldier decided to desert his dessert in the desert.
• As there is no time like the present, he thought it time to present the present.
• A bass (fish) was painted on the head of the bass drum.
• I did not object to the object.
• The insurance was invalid for the invalid.
• They were too close to the door to close it.
• There was a row among the oarsmen about how to row.
• The buck does funny things when the does are present.
• A seamstress and a sewer fell down into a sewer line.
• To help with the planting, the farmer taught his sow to sow.
• The wind was too strong to wind the sail.
• After a number of injections my jaw grew number.
• Upon seeing the tear in the painting I shed a tear.
• I had to subject the subject to a series of tests.
• How can I intimate this to my most intimate friend?

Let's face it English is a crazy language. There is no egg in eggplant nor ham in hamburger, neither apple nor pine in pineapple. English muffins weren't invented in England nor French fries in France. Sweetmeats are sweet but not meat, while sweetbreads, which aren't sweet, are meat. If we explore its paradoxes, we find that quicksand can work slowly, boxing rings are square and a guinea pig is neither from Guinea nor a pig.

Why is it that writers write but fingers don't fing, grocers don't groce and hammers don't ham? If the plural of tooth is teeth, why isn't the plural of booth beeth? One goose, two geese so, one moose but not two meese? You can make amends but not one amend. If teachers taught, why haven't preachers praught?
It's odd that people recite at a play and play at a recital, have noses that run and feet that smell. How can a slim chance and a fat chance be the same, while a wise man and a wise guy are opposites? You fill in a form by filling it out and an alarm goes on by going off.
English was invented by people, not computers, and reflects the creativity of the human race which, of course, is not a race at all. That is why when the stars are out they are visible but when the lights are out they are invisible.

A foreigner, having just arrived in England to perfect his English, saw a poster which read: "Hamlet - pronounced success". He wept and returned home.


 最近多くの人が使うようになっていらつくのが「H」の発音。僕が数十年前に英語を習い始めたとき教わった発音は、「エイチ:éɪtʃ」。ところが最近、「ヘイチ」と発音する人が急増している。
 前述の友人にどう発音するかを尋ねたところ、彼は「エイチ」。では、どうして「ヘイチ」と発音する人が急増しているのかを訊いたところ、「コックニィ訛」ではヘイチだからそれをまねしたいか、真似している人の発音を意味も知らずに「クール」と感じて発音をしているのではないか、というのは友人の意見。
 迷惑極まりない。いったい、今のイギリスですら、どれだけの人数がコックニィ訛で生活しているというのだろう。友人によると、最近では、イギリスの初等教育の場では子供たちの発音の乱れを直すことがおろそかになっているとのこと。
 以前の八つ当たりポスト(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1277.html)でも書いたことだが、英語は、「たまたま」現在の国際政治、国際経済、国際文化の場で使われることが多い言語になっているので、非英語圏の人々は努力をして学んでいる、という事実をネイティヴの皆さんにはもっと知って欲しい。

 どうせだから、もっと八つ当たり。Divaディーヴァで、どうしてVivaヴァイヴァ?最近、アメリカ人だけでなくイギリス人も使い始めたようで本当に嫌なのは、Dataダータと発音すること。発音様式にのっとっていないじゃないか!
 東京で働いていたころ、ニュー・ヨークの担当者(米人)に電話して初めて「ダータ」という発音を耳にしたとき、「人がまじめに話しているときに、幼児言葉を使うとは、なんて失礼な人間」という腹立たしさは今も思い出せる。

 ここで八つ当たりして何かが変わるわけではないことは判っている。でも、英単語の発音と強勢(アクセント)の仕組みが統一感の取れているものだったらと思わずにはいられない。

世界の話題:2011年12月13日

2011.12.13
*著作権は、日本経済新聞社に帰属します。

日経記事20111213


 フラットの大家が溺愛している猫が、今日、1月31日に抜歯手術を受けている。予想費用は、£500-!保険で全部カヴァーできるとのことだけど、この不況時にこれだけの金額がかかるのは、動物と暮らしたいと願ってもそう簡単なことではないだろう。


Booze Bus:泥酔者を助ける救急車

2011.12.12
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Paramedic Antonia Gissing in the back of the booze bus

A night on the London booze bus – in pictures
http://www.guardian.co.uk/society/gallery/2011/dec/11/london-booze-bus-pictures
The ambulance service's alternative response vehicle, aka the booze bus, patrols London's West End – and Christmas is its busiest time. Photographer Lynn Hilton braved the stench and travelled with the paramedics

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A young woman needs help after collapsing in a club

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Paramedic Brian Hayes helps a reveller

イヴニング・スタンダードとガーディアンが、過去数年、毎年12月になるとロンドンにあふれる泥酔者たちと、そんな愚かな、そしてNHS予算を浪費するだけの酔っ払いを助ける救急グループの話題を掲載している。今回、オブザーヴァが写真つきで記事を掲載したので、クリスマス前、どれほどのイギリス人が前後不覚になるまで飲んだくれ、挙句病院に担ぎ込まれるかを。

Violence, abuse, vomit: a night with the 'booze bus' medics at Christmas
http://www.guardian.co.uk/society/2011/dec/10/violence-booze-bus-christmas

At nearly 2am last Friday the young woman lying on a bench outside the bar in London's West End is so drunk she has passed out. She is in no state to notice, much less care, that her short skirt has ridden up – and she does not appear to be wearing knickers – or indeed that her Gucci handbag and credit cards are there for the taking.

Not a pretty or dignified sight, but more dangerous and disturbing is that the girl is easy prey for a passing attacker. Paramedic Brian Hayes shakes his head: "Look at the state of her. These young women just don't realise what risks they're taking when they go out and get smashed. They're so vulnerable."

Christmas is the busiest time of the year for the crew of what the medics like to call the London Ambulance Service's "booze bus". Tonight is no exception. The 30-year-old woman helped by Hayes turns out to work for an international bank. He checks her pulse, asks her to open her eyes and tries to get her into the ambulance. But she is unable even to stand.

Back in the ambulance, his colleague John Morgan has taken four more calls in as many minutes to scoop up Christmas revellers who have overdone the seasonal spirit. Antonia Gissing, the third member of the crew, is dealing with a trainee lawyer wearing silver cuff links who has vomited over himself and the booze bus. As she wipes his face and nose, he mutters insults. Almost paralysed with drink and slumped in the chair, he slowly, deliberately, curls his hand and waves his middle finger abusively in her face. "Fuck you, I pay your wages," he slurs before vomiting again.


 フーリガンを引き合いに出すまでもなく、羽目をはずしたイギリス人ほど厄介な人種はいないのではないかと感じる。紳士の国でしょ、なんて幻想は12月には木っ端微塵となるだろう。

 ほかの都市は知らないけど、クリスマス前にロンドンに来られる皆さん、酔っ払いを見かけたら近づかないほうが賢明でしょう。

愚かな孤立か、輝かしい孤立か?:イギリスとEU

2011.12.11
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12月9日のガーディアンから。

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12月11日オブザーヴァから。

先週末からイギリス国内を大きく揺るがしているニュースは天気ではなくて、EUとイギリスの関係。正直なところ、何が起きているのか、何が起きるのか全く判らない。

After David Cameron's EU treaty veto: seven key questions Britain must face
http://www.guardian.co.uk/world/2011/dec/11/cameron-veto-key-questions-britain

 連立政権は分裂するかもしれない雲行き。新聞各紙は、左派も右派もそれぞれの論を展開するのみで、どの意見がこれから起こりうるであろう影響を正確には読みきれていない。

 一つ気になったのは、マードック率いるThe Sunday Timesが11日付の本紙で、この混乱を「Splendid Isolation」と表現していたこと。もちろん時代も、要因も全く違うが、太平洋戦争を始めてしまった当時の日本が国際社会から離脱した姿を自画自賛した姿にだぶる。

 イギリス、2012年をまっとうできるのだろうか。

グーグルで遊べるそうです;数式の視覚化

2011.12.10
ブログ仲間のVoyage to Artさんが、最新のポストでグーグルの新しい機能を紹介している。

http://voyage2art.exblog.jp/14150206/

 0.2*((8-x)^(5/2))*(x)^(1/2))*sin(2x), 12(0.1 - (x-8)^2)^(1/2)*sin(1000x), 10x*(-x-1)/(((-x)^(1/2))^2)/(((x+1)^(1/2))^2)*sin(1000x), (-x+8)^(3/2)*(x^(1/100))*(1+0.2cos(-0.8+3x^(6/4)))*sin(200x)

 以上の式をコピペしてグーグル検索に入れると。

 どうしてこんな式を作ることができるのか?ロゼッタ・ストーンを解読するよりも難しいのではないだろうか?しばらく前に読んだサイモン・シンの「フェルマーの最終定理」の文章から感じたことだけど、数式って芸術なのかなと改めて思った。それとますむらひろしの「アタゴオル」の中で、奏でられる音楽が物体化(三次元化)される話がある。数式や音楽がそんな風に表現される日はそれほど遠くないのかもしれない。

天気も政治も大荒れのイギリス

2011.12.09
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A wind turbine malfunctions in Ardrossan

Strong winds batter UK – in pictures
http://www.guardian.co.uk/uk/gallery/2011/dec/08/strong-winds-uk-pictures


A passenger aircraft gets blown off course while trying to land at Leeds-Bradford airport

Severe-weather-hits-Scotl-002.jpg
Largs promenade in North Ayrshire

 イギリスの「西風」の凄まじさが良く判る写真。天気も大荒れ、キャメロンはブリュッセルで孤立と、イギリスにとっては大荒れの週末になりそう。

Eurozone countries go it alone with new treaty that excludes Britain
http://www.guardian.co.uk/business/2011/dec/09/eurozone-countries-treaty-exclude-britain

A job interview in the North

2011.12.06
日本語で書く余力がないので、イギリス国内のメンタル・ヘルス・サーヴィスの現状の一端にご興味あれば、読んでみてください。

After the disastrous interview at the joint recruitment scheme in November, I received an invitation to a job interview from Lancashire NHS Foundation Trust. The position was the Psychological Wellbeing Practitioner, Band 5.

Before the interview in the North, I am writing about the joint scheme. The scheme was organised by three NHS Trust (Camden, Barnet and London North West) in London and Middlesex University. The position was the P/T trainee Mental Health Worker. Although some of you know about the definitions and differences between Mental Health Worker and Mental Health Practitioner, I was not, and am still not sure about what is a role of MHW in mental health service.

Because I passed Literacy and Numeracy test, I attended both the group interview and individual interview. Before the interviews, I thoroughly read the person specification as well as the job description, but I had not been clear at what position I was trying to obtatin.

During the individual interview, as I was concerned, I was not comfortable about the questions being asked. Although there was the particular question I was not able to answer, I managed to answer the rest of the six questions. The interview last only for 20 minutes, but I was utterly exhausted. Not surprisingly, I was not offered the position. I now feel that the position was mismatching.

Between the two interviews, I talked to a woman of Camden and Islington NHS, who is a nurse and operation administrator. I told her about my background and interest (psychodynamic counselling and psychological therapies), and what I expected to improve my career in an NHS if I were offered this position.
Her answer was very interesting. Through the joint scheme, the candidates will have to attend the course of PG Dip in Mental Health Practice at Middlesex University and upon graduation, they will be awarded the title of a Graduate Mental Health Worker. Because Psychological Wellbeing Practitioner is a specialist position, you will have to take another course to be a PWP. By the time when you are qualified as the PWP, you would be overqualified, she told me. I just felt as if I were stuck in the biggest ever Catch-22.

The interview by the Lancs was taken place at their newest community centre which is very clean and modern. There were two interviewers, man and woman and both of them looked early 30s, in other words, much younger than I am.

Although the interview again last only for 20 minutes, the number of the questions were more than ten. All of the questions were much more comfortable to think and answer than the previous ones. I cannot remember all of them, nor what they were actually asked, but here are some of them.


Why did you think that PWP position would be suitable for you?

What do you understand about the role of PWP?

Could you please tell us how our service users contact you and when you can do an initial assessment?

When you find a referral inappropriate for PWP, what would you do? And what are the inappropriate referrals?

When a service user mention their suicidal thought during an initial assessment either over the phone, or in a counseling room, how will you manage the situation?

Working at a GP surgery as PWP, what is benefit or risk for GP, patients and PWP?

What might a PWP be rocognised at GP surgery?

When a patient has already uses anti-depressant, how would you work with the patient and what you might have to do in order to continue the psychological treatment day-to-day basis?

Please tell us your thought/ understanding about what current issues in IAPT programme are.

What is your strengthens working as a PWP?



Luckily enough, since I had read an interesting paper written both by the Royal College of Psychiatry and the Royal College of General Practitioners, I could answer the questions relating to GP surgeries. According to the paper, GPs are urged to improve their knowledge about common mental ill-health at GP surgeries.

The question which surprised me was about the medication. Neither did I know about the medicine, nor I was aware that the PWP courses would teach their candidates what drug would be used at GP surgeries and the PWP were expected to understand the drugs used in Primary Mental Health Service.

I received a phone call from the one of the interviewers following day and I was not successful. However, she provided me feedback which I think is really useful. The Dorset NHS has never given me their feedback.

According to her, I did well at the interview, but the person (man) offered the position has already worked as a PWP (seems to be band 4) and he knows how to work as the PWP at GP surgeries.

I asked her whether the fact that I am not qualified as PWP yet does matter or not and she said No. However, she told me that it seemed better for me to apply for a trainee PWP position through which I would be able to get clearer understandings of what PWPs do at GP surgeries. During the interview, what I felt about IAPT was that the scheme will be shifting from the current situation of focusing only on CBT, to a possible situation that other psychological therapies will be provided at GP surgeries since CBT does not work well for some patients.

I really need to talk to a person who can tell me which direction I should go.

Looking at NHS Jobs site frequently, I have found that there are more jobs relating to psychology/ CBT and hardly jobs of traditional psychological counselling.

Another thing is that some NHS trusts are unfair. For instance, Oxford NHS and Berkshire NHS seem that they always and already have the certain person for a position, but because they have to put an ad on the site, they do. Then, the position is expired just an hour after they put the ad.

There was an interesting article about psychotherapy and psychoanalysis in the Observer on 4th of December.


Therapy stole my boyfriend
http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/2011/dec/04/relationships-health-and-wellbeing

Initially, I was laughing, but after reading the comments by the readers, there is still a big misunderstanding of psychological therapies even in the UK.

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1464.html

英国エキスパート チャレンジ2011

2011.12.05
以下のお知らせが届いていたことに、今朝、気がついた。

ブリティッシュ・カウンシル
日本一の英国通を決定するプレスイベント
「英国エキスパート チャレンジ2011」
および 新作アプリ説明会
ブロガーさんご招待!


iPhoneアプリ「BritQuiz(ブリットクイズ)」の月間優勝者5名が日本一の英国通を決める
オフラインの早押しクイズ大会「英国エキスパート チャンレジ2011」に挑戦!


英国の公的な国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシルから、今年7月に英国政府観光庁との
連携で発表されたスマートフォン(iPhone)向けアプリケーションソフト「BritQuiz(ブリットクイズ)」。
英語学習と英国にまつわるクイズを組み合わせたこのアプリを使って、発表以来、日本全国から英国通を
競うオンライン選手権が毎月開催されてきました。
この度、各月の月間優勝者5名が集い、英国大使館にて、日本一の英国通を決めるオフラインイベント
「英国エキスパート チャレンジ2011」が開催されます。当日は、5名の挑戦者がクイズ形式で真の英国通に
挑み、優勝者には、ヴァージン アトランティック航空東京・ロンドン往復チケットが贈られます。
また、ブリティッシュ・カウンシルとして日本初の有料アプリケーションを含む、複数の最新英語学習
アプリケーションも紹介されます。
このイベントに、ブロガーの方をご招待します。
ご参加ご希望の方は下記の「参加方法」をご覧の上、お申込をお願いいたします。


<BritQuiz の主な仕様>
● 英国にまつわる、様々な分野に関する200 のクイズを収録
● 一回の挑戦につきランダムに10 問出題。一回につき3 問間違うとゲームオーバーで、何度でも挑戦可
● 131 の単語・イディオムの訳とネイティブによる音声を確認できる単語帳機能
● ネイティブによる音声出題、各クイズの、テキスト表示機能、および、音声の繰り返し機能
● ユーザ登録により、ランキングへの参加が可能


イベント詳細
日時:2011年12月8日(木)  19:00-20:00(18:45受付開始)
会場:駐日英国大使館ニューホール
住所:〒102-8381  東京都千代田区一番町1 
最寄り駅: 地下鉄半蔵門線 半蔵門駅
地図:
http://ukinjapan.fco.gov.uk/ja/about-us/our-embassy/location-and-access/

参加方法
件名に「英国エキスパート チャレンジ2011」と記載の上、①~⑤をご明記し、
public-enquiries.tokyo@fco.gov.uk にご返信ください。


①お名前
②ご連絡先メールアドレス
③当日連絡先となる携帯電話番号
④ブログタイトル
⑤ブログURL
個人情報は今回のイベント連絡にのみ使用致します。

参加登録締切り:12月6日(火)
必ず応募締切りまでにご予定をご連絡いただけますようお願い申し上げます。
応募者多数の場合は抽選となります。
ご当選者の方にはこちらから確認メールを差し上げますので、当日は、確認メール
ならびに写真付きの身分証明書(パスポート、運転免許証)をご持参下さい。
また、公共の交通機関をご利用くださいますようお願い申し上げます。


社会はHIVを忘れてしまったのだろうか

2011.12.04
気のせいかもしれないけど、先週12月1日に、ワールド・エイズ・ディに関連したポスト、http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1516.html、ノアとアクセス数が徐々に減っている気がする。話題がHIVだから?日英のメディアの取り上げ方も、まるで関心を失ってしまったかのような印象が強まる。

 でも、社会がHIVへの関心を失ってしまうのは、HIVによって奪われた多くの命と、医療関係者や政治家の努力を無に帰すことにもなりかねないので、印象に残った記事を、インディペンデント紙から紹介しておく。

Hillary Clinton: We must not waste this historic opportunity
http://www.independent.co.uk/opinion/commentators/hillary-clinton-we-must-not-waste-this-historic-opportunity-6270239.html

 現在アメリカで進んでいる共和党の大統領候補選びの報道を読んでいると、前回の大統領選でオバマ氏が選ばれたことは良かったと思うけど、クリントン女史の行動を追っていると、特にこの記事を読むと、「もし」であることは判っていても、「ヒラリィ・クリントンがアメリカの大統領だったら」と思わずにはいられない。

 イギリスのメディアの中では、インディペンデント紙が最も積極的にHIVの話題を取り上げていたように思う。残念なことだけど、実質購読者数が激減しているらしいインディペンデント紙のこの記事をどれだけの人が読んだのか。

 女史が書いていることは、アメリカの視点であることは事実。他方、30年前に初めてHIV/AIDSが世に知られてからこれまで世界が取り組んできた努力がどこまで来ているかを知ることができる。

AIDS: End in sight but funding cuts will cost lives
http://www.independent.co.uk/hei-fi/news/aids-end-in-sight-but-funding-cuts-will-cost-lives-6270301.html

 HIV感染者支援をしてきた団体や、研究者が恐れるのは現在の世界経済の危機で研究費や啓蒙活動のための予算が削られること。予算が削られて、かすかに見えてきたHIV感染がなくなるというゴールが再び遠ざかることになりかねない。次の記事は、統計。

World Aids Day: Thirty-four million reasons to act
http://www.independent.co.uk/life-style/health-and-families/features/world-aids-day-thirtyfour-million-reasons-to-act-6270105.html

 最近のアサヒ・コムは、何かというと「アサヒ・デジタルではこの記事をさらに読めます」とのメッセイジばかりでうんざりだが、「患者を生きる」という医療コラムは今で読めるのでとても有益。最新のシリーズは、「HIV感染」。

感染症 HIV:3 「逃げるな」妻に諭される
http://www.asahi.com/health/ikiru/TKY201112020259.html

20代のころ、HIV感染にともなう肺炎を発症した30代男性は、約1カ月の入院を終えて自宅に戻った。退院の数日後から、抗HIV薬による治療が始まり、数種類の薬を組みあわせて飲んだ。免疫力は徐々に回復し、仕事にも復帰した。通院の回数も減っていった。

 妻は、家事も育児も、これまで通りの生活を続けていた。

 男性は、家族にうつらないように、神経をとぎすまして過ごした。HIVは、日常生活ではうつらない。頭ではわかっていても、生活の動作一つ一つに気を使った。

 入浴の前は、体に小さな傷がないか、毎日全身をくまなく調べた。体を洗うタオルを家族と共有するか、湯船に入っても大丈夫か迷った。歯ブラシの置き場所にも困った。歯磨き粉のチューブの口が歯ブラシに付かないよう、神経を使った。

 幼い我が子と遊ぶときも、爪でひっかかれないように注意した。自分専用のばんそうこうを買い置きした。

 「一人なら、ちょっとケガをしても普通に暮らせるのに」。だんだん余裕がなくなり、精神的に追い込まれていった。

 薬を飲み始めて1年が過ぎたころ、ささいなことで夫婦けんかをした。つい「もう別れよう」と口からこぼれた。

 妻は「逃げるな」と怒った。男性が家族からも病気からも、逃げようとしているように見えた。「つらい思いをしてるのは、あなただけじゃないのよ」

 妻も試行錯誤の毎日だった。事情を知らない親や、ママ友からはよく、「次の子どもは?」と聞かれた。生命保険会社の勧誘を断る時、何と言えばいいのか言葉に詰まった。家事の合間に、考えていた。

 男性は、何日か考えて、はっとした。自分だけつらいと思っていた。家族を見失っていた。「何やってんだ、おれ」

 それから、少し変わった。

 病気のことを、考えすぎるのはやめた。「大けがをしたときなんかに、きちんと処置すればいいのかなと思う」

 治療は、妻と二人三脚で続けている。食品関係の会社から転職して、いっそう仕事に精を出している。

 「薬もった?」。夜勤の日の朝は、いつも妻の声が飛ぶ。



 コラムのタイトルから想像するに、また匿名とはいえ一般の人のことだからどのような感染の経路だったのかは記されていない。しかし、日本の実際の医療の場でどのようにHIV治療が行われているかの一環を知ることができるのは素晴らしい。

[追記:12月6日]
友人から、今週金曜日、9日に立教大学であるこんなイヴェントを教えてくれた。

公開講演会「HIV/AIDSから世界を知ろう-Stop AIDS! 12月はAIDS予防月間。-」
http://www.rikkyo.ac.jp/events/2011/12/9982/

AIDSの問題は現在の日本では話題に登ることが少なくなっているが、世界に目を転じてみるといまだ変わらずにその被害は増え続け、その問題は深刻化している。海外留学や海外ボランティアに参加する学生が増えている現状も踏まえ、AIDSの基本的予防の重要さを再び考える予防教育として、またAIDSの問題を考える際に欠くことのできない貧困の問題、そしてAIDSを発症し、死に至る子どもたちの命と人権の問題など、幅広く考えを深めたい。

13(舞台)@Olivier Theathre

2011.12.04
12月3日、午前中に参加したカウンセリングの講義が終わり携帯電話をオンにするとメッセイジが入っていた。ある友人からで、「今日、午後2時からナショナルであるコメディの舞台のチケットをもらったんだけど、僕もいけないから、君が行けるなら譲るよ」というものだった。
 夜はサドラーズにいくことになっていたのでちょっと逡巡した。でも、自分からは絶対に舞台を観に行こうなんて思わないから、ロンドンで初めての英語による舞台を経験してみるかということで、行くことにした。コメディだし。

 コメディではなかった。

13

a new play by Mike Bartlett

4 STARS ‘A powerful, disturbing play.’ The Guardian

‘Widescreen theatre... Bartlett's ambition is distinctive and immense.' Evening Standard

'Hip, incisive... 13 demands to be seen.' Time Out

Work out what you want and go for it with all your conviction and don’t care if you seem outrageous or stupid… All that’s needed, in the end, is belief.

Across London, people wake up from an identical, terrifying dream. At the same moment, a young man named John returns home after years away to find economic gloom, ineffective protest, and a Prime Minister about to declare war. But John has a vision for the future and a way to make it happen.

Coincidences, omens and visions collide with political reality in this epic new play from the writer of Earthquakes in London. Set in a dark and magical landscape, it depicts a London both familiar and strange, a London staring into the void. In a year which has seen governments fall as the people take to the streets, 13 explores the meaning of personal responsibility, the hold that the past has over the future and the nature of belief itself.

What I’m saying is, you’re right, there is silence… But you can read something into it.

World Premiere

Cast credits:

Trystan Gravelle
Geraldine James
Danny Webb

ほか、沢山

Production credits:
Director
Thea Sharrock

Designer
Tom Scutt

Lighting Designer
Mark Henderson


 始まってみたら、全く笑えるところがなくて「コメディではない」と切り替えてやっと舞台に集中できた。先に書いたように、英語による舞台は初めてなので、台詞を理解できるか不安だったが、とっても判りやすいディクションで台詞自体は良く聞き取れた。問題は、第1部の大半は、入れ替わり立ち代り現れる登場人物同士の会話が前後とどうかかわるのかがつかめなくて舞台が目指す方向が全く見えなかった。
 後半になってやっと舞台の流れがつかめたが、そのあたりになると、別の理由で舞台に引き込まれた。ストレスにあふれる現代社会を生き抜くために、人は、他者を批判することでしか自分の「正当性」を自らに納得させることができない。自分の存在が他者に比べて優れていることを実証するために攻撃する対象が必要にもかかわらず、攻撃対象となっていた他者から反撃されると、すぐにコミュニケイションを断絶し、次の対象が現れるまで自分の殻に閉じこもる。

 役者のよしあしを判断する基準を持ち合わせていないが、首相を演じたジェラルディン・ジェイムズは素晴らしかった。評派は今ひとつのようだけど、現代人が陥っているコミュニケイションの落とし穴を描いているという点では、興味深い舞台だった。ナショナル・シアター、内部の案内があまりにも不明瞭。

http://www.guardian.co.uk/stage/2011/oct/26/13-review

http://www.telegraph.co.uk/culture/theatre/theatre-reviews/8848998/13-National-Theatre-review.html

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ロンドンの美術館・博物館の入館が有料になったら

2011.12.02
しばらく前から話題なっていた、現在、無料の美術館・博物館への入場料を再び有料に戻すべきなのではという話題。記事から判断すると、10年前の12月1日に無料制度が始まった(らしい。全く記憶にない)問いことで、昨晩のイヴニング・スタンダード紙に記事が掲載されていた。


Free museums may have to start charging
http://www.thisislondon.co.uk/standard/article-24016536-free-museums-may-have-to-start-charging.do

Directors at London's top museums and galleries - where visitors have doubled to more than 50 million a year since free admission was introduced 10 years ago today - say they may be forced to cut services or start charging.

Major institutions are "not far from the tipping point" where any cut in government subsidy could have that effect, said Dr Michael Dixon, chairman of the National Museum Directors' Conference.

A generation of children have become avid gallery-goers. Ready access to such draws as the Victoria & Albert and Natural History Museums has also helped to generate tourism spending of £4.5 billion, with 85 per cent of overseas visitors citing heritage attractions as their reason for coming to the UK.

Even visits to national museums such as the British Museum, National Gallery and Tate, which were always free, rose 22 per cent over the 10 years. But the policy's huge success cannot be sustained without an adequate level of government subsidy according to the conference, which represents all the leaders of the big institutions.

"You can never generate enough money to run these institutions from commercial and philanthropic sources alone," said Dr Dixon. "If government subsidy falls below a certain point then the choice you've got is to stop doing some of the things you do, or charge for some of the services. We're not far from that tipping point."

Some galleries have already cut staffing and opening hours, and temporary exhibition prices are rising. Tickets for the National Gallery's Leonardo show, for example, are £16. However, Sir Nicholas Serota, director of Tate, said free entry was not a luxury, even in a recession, but "one of the signs of a civilised culture. At a time of doom and gloom, we can demonstrate that we are a creative nation."

The policy also makes London a more welcoming place, both for foreign visitors and for young people, he said. "When there is a late night at the V&A or Tate Britain, the place can feel more like a celebration as young people come to hang out with their friends, but many are growing up into enthusiastic museum-goers."

Your say: Free is great, but...
Maria Verdejo, 22, student from Spain: "Making museums free attracts more tourists to the country. In Spain you have to pay for everything and the result is that no one goes. The British museum was filled with visitors today."

Michael Harper, 48, opera singer from Camden: "This museum belongs to the world. We must fight for it to stay free. Personally I think it is a great way for the Government to spend my tax money - I am more than happy to support free museums."

Joseph Woods, 21, trainee accountant, from Aldgate: "You must make sacrifices somewhere and it makes sense if free museums are the first to go. Services like the NHS and schools are more important so we must ensure they carry on running."

Susan Sutton, 40, HR director, from Shoreditch: "I would happily pay to go to a museum if it meant better public services and stop cutbacks to the NHS and other vital areas. It is not a perfect situation but sometimes these things have to be done."


 続いて、テイトのトップ、ニコラス・セロタさんのコメント。

Times may be hard but museums should stay free
http://www.thisislondon.co.uk/standard/article-24016524-times-may-be-hard-but-museums-should-stay-free.do

If you go to New York and you want to see Picasso's Demoiselles d'Avignon at the Museum of Modern Art, it will cost you $25 to get in. A visit to the Louvre in Paris to see the Mona Lisa costs €11.60. Seeing Rembrandt's The Night Watch in Amsterdam requires an outlay of €12.50. And the entrance charge for the Sistine Chapel in Rome is €15.

But in London you can visit the British Museum, the National Gallery, the National Portrait Gallery or the Tate and see Picassos, Vermeers, Rembrandts or Van Goghs absolutely free. You can pop in for five minutes to see your favourite work or you and your family can spend five hours.

This is because 10 years ago today entry to our national museums became free. As a result, we have some of the finest and certainly most popular museums in the world - more than 50 million people visited the UK's national museums in 2010/11 and attendance has more than doubled since free admission was introduced.

Access to our culture and national collections is now available to everyone, not just the privileged few. Our museums are uniquely egalitarian spaces. Whether you are rich or poor, the door is always open to the collections that are held in trust for everyone.

This is especially important for young people. When there is a late night at the V&A or Tate Britain, the place can feel more like it's hosting a celebration, as young people come to hang out with their friends - but many grow up to be enthusiastic museum-goers. The same is true for the thousands of schoolchildren who have been inspired by a work of art seen first on a school trip.

It makes London a more welcoming place. Foreign visitors love coming here - there are none of the queues to pay outside the Louvre or the Uffizi in Florence. What is not taken in entrance charges is spent two or threefold in museum bookshops, cafés and restaurants. And the economic benefit of our major museums and galleries to the nation is estimated to be £1.5 billion per year.

Broadly £1 in every £1,000 in the UK economy can be directly related to the museum and gallery sector. Far from being a subsidised cost, free admission represents very good value for money. The seven million additional overseas visitors now frequenting our museums spend on average £90 a day to the benefit of the wider UK economy. The £315 million thus generated far outstrips the cost of the policy.

The impact on tourism and the UK economy has been remarkable. Eight of the top 10 visitor attractions in Britain are national museums.
Some people are saying that in a recession, when cuts have to be made, free museum entry has become a luxury. But free admission is one of the signs of a civilised culture. At a time of doom and gloom we can demonstrate that we are a creative nation that can give everyone something to enjoy and learn from for free.

Our galleries and museums celebrate the past, but they also look forward. Museums play an important part in the future life of London.

Across the world, the success of free admission to national museums is regarded as a model in making available the treasures we all own to the widest possible audience. France and China are already following our example. The Government is to be congratulated on maintaining this principle at a time of constraint.


 僕自身が考えていることは、セロタさんの意見とほぼ同じ。美術館・博物館への入場が無料なのは、金融マーケット崇拝主義国家となっている現在のイギリスで、残り少なくなった「デモクラシィ」社会の最後の砦の一つ。
 最初に揚げた記事の中の意見で、二人が「NHSとかを守るためには、何かを犠牲にしなければならない」、「払わなければならないなら、払うわ」、と。このような意見が出てくる段階で、すでに社会は分断されてしまっていると感じる。
 絵画や、彫刻、歴史的遺産は病気を治癒させない。銀行口座にお金を振り込んでくれるわけでもない。でも、有料になってしまったら、その経済的余裕がない人々は我慢しなければならないのか?大げさと思う人もいるかもしれないけど、今、この大不況の中で再び美術館・博物館へのアクセスが経済的な理由で有料になれば、ますます社会の中の階級、文化、知的格差が拡大してしまうだろう。教育現場ではすでに、教育を受ける格差はすでに広がっている。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1270.html

 子供たちのことを考えるなら、与えられるべきものは、機会は公平であるべき。

街頭募金報告:ワールド・エイズ・ディ

2011.12.01


これ(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1507.html)で書いたように、11月26日、テレンス・ヒギンス・トラストのための街頭募金活動に参加してきました。この日は、僕が参加したセント・パンクラス・インターナショナル駅と、チャリング・クロス駅の2箇所で、午前9時から午後4時まで行われ、参加したヴォランティアは僕を含めて12人でした。

 セント・パンクラスに到着してまず責任者の女性は、僕たちを駅事務所へ。そこで簡易版のIDスティッカーを提供され、おのおのバケツを持ってコンコースに散らばりました。駅の方針で、声を挙げて募金を募ってはいけない、お金が入ったバケツを揺らしてジャラジャラという音を出してはいけないという制約があり、正直、突っ立っているだけで募金をしてくれる人なんているのだろうかとの不安を抱えながら始まりました。

 僕は、国内ローカル線からの乗客とユーロスターから降りた客の流れがぶつかるところに立ちました。最初の5分、募金どころか近寄ってくる人すらいませんでした。もしかしたら、このまま全く募金をえることなく終わってしまうのだろうか。
 7分ほど過ぎた頃に、「そうだ、募金してくれた人に渡すレッド・リボンを用意しておかなければ」、と視線を落としたときに、ふと左目の端に、誰かが近づいてくるのが判りました。視線を上げると同時に、30代後半くらいの頭を綺麗にそり上げた男性が、一言も言わずむすっとした表情で僕の前を通り過ぎるときに、チャリンと。
 僕のために募金をしてくれたわけではないと判っていても、もう、大感動。目がうるうるしました。それは僕だけではありませんでした。最初の休憩のときに女性ヴォランティア二人に、「When the first person made a donation, I was so overwhelmed that I was nearly in tears!」というと、「Me, too! Actually, I could not stop my tears」。

 たった3時間半の経験でしたが、多くのことを考えました。確かに、テレンス・ヒギンス・トラストは、イギリス国内ではHIV感染者支援のチャリティとして多くの人に知られていると考えます。でも、THTのロゴが大書きされたエプロンを羽織って、バケツを下げている僕がどんな人間だか誰も判らないはず。にもかかわらず、「あなたが今日ここで募金活動をしてくれてよかったわ」と話しかけながら募金をしてくれる人たちがいるということに、「他者を信用する気持ち」の暖かさを肌で感じました。

 先のポストにいただいたコメントに、今では心の底から賛同します。年端も行かない子供にさせるのは反対ですが、中学校以上の生徒、また市民の社会参加のためにも街頭募金活動に参加することは必須にすべきだと思います。また、このような募金活動にセレブが必要なことを理解できました。

 昨日、責任者からメイルが届き、26日、£950-もの募金が集まったそうです。この大不況の折に、これだけ集められたのは本当に嬉しいです。

 感染が早い段階でわかり、HIVがアクティヴになる前に適切な投薬を始めることができると、現在では、カクテル・セラピィによる副作用も、以前と比べるとかなり改善されているようです。現在、HIVは、感染、即、死に至る病ではないです。医療の進歩により、以下のような状況になりつつあります。

http://blog.livedoor.jp/cheelend/archives/52100621.html

Decline in AIDS funding risks jeopardizing recent gains made by countries
http://www.unaids.org/en/resources/presscentre/pressreleaseandstatementarchive/2011/november/20111127aidsfunding/


Countries, donors, and other partners must mobilize around new UNAIDS strategic investment framework―to generate new resources and optimize AIDS-related investments

GENEVA, 27 November 2011―The unprecedented results and progress achieved by the global AIDS response in 2011 must be sustained and accelerated. Latest data from the Joint United Nations Programme on HIV/AIDS (UNAIDS) shows that new HIV infections and AIDS-related deaths have fallen to the lowest levels and more than 6.6 million people now have access to HIV treatment. Greater investments in tuberculosis and malaria programmes have also led to reductions in tuberculosis and malaria-related deaths among people living with HIV.

These gains are threatened by a decline in resources available for HIV prevention and treatment in low- and middle-income countries. And now could be further aggravated by the recently revised resource forecast―showing a shortfall in funding available through the Global Fund to Fight AIDS, Tuberculosis and Malaria (Global Fund).

The Global Fund has announced plans to replace its next call for country proposals (Round 11) with a new transitional funding mechanism. The new mechanism will focus on the continuation of essential prevention, treatment and care services currently financed by the Global Fund―making new funding available only in 2014. This announcement could jeopardize global efforts to achieve Millennium Development Goal 6―to halt and reverse the spread of AIDS, tuberculosis and malaria by 2015.

"This delay could keep countries from their efforts to save lives at a time when the AIDS response has seen game-changing results," said Michel Sidibé, Executive Director of UNAIDS. "The Global Fund's new five-year strategy as well as its consolidated transformation plan are steps in the right direction. These plans should restore confidence and position the Global Fund as an important and effective financing mechanism for AIDS, tuberculosis and malaria."

UNAIDS urges the international community to urgently explore innovative sources of funding to bridge the gap in global resources for AIDS, including a financial transaction tax to fund critical health and development programmes. It also calls on countries to revise and reprioritize AIDS investments as well as national AIDS strategies using the new UNAIDS strategic investment framework to deliver maximum results and value for money.

"We need new financial modalities and sources of funding such as the financial transaction tax to maintain the momentum of the AIDS response," said Mr Sidibé. "Using the advances in science, we can help countries to use the new investment framework to optimize results for people and save lives."

In response to the financial challenges and opportunities facing countries, UNAIDS is committed to working together with countries; regional bodies including the African Union, African Development Bank and NEPAD; donors such as PEPFAR, DFID and Government of France; civil society organizations and the Global Fund to achieve the bold new targets set by world leaders in the 2011 United Nations Political Declaration on HIV/AIDS.

UN member states have pledged to invest between US$ 22-24 billion by 2015 for the global AIDS response. Last year, US$ 15 billion was available, however international funding has fallen from US$ 8.7 billion in 2009 to US$ 7.6 billion in 2010.


 しかしながら、日本も同様のようですが、イギリス国内に目を移すと、毎日、18人がHIV感染と診断されている。また、2012年中に、イギリス国内におけるHIV感染者の数は、10万人を超すといわれています。

 HIVへの関心が薄れ、でもいざ感染すると、根拠のない不安に掻き立てられた人々、社会からつまはじきにされるという悪循環はいっそう強まりつつある、そんな状況にもっと人々の関心が集まるのが大切なことになっていると思います。

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