LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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2012年06月の記事一覧

私、晴れたらすごいんです:シリィの空と海の本気

2012.06.29
シリィ諸島には、人が住んでいる島が五つあります。Bryher(ブライアー)島にやっと行くことができ、全部は回りきれなかったのですが、有人島はすべて行くことができました。さらに、待ちに待った青空が広がり、晴れるとシリィの海と空はこんな色です。

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(Gweal Hill から見るBlack Carn)

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(Gweal Hill から島の中心を)

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(対岸のトレスコ島にあるクロムウェル・キャッスル)

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(ブライアーからトレスコを望む)

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 来週の火曜日、7月3日にブライアーをチャールズ皇太子夫妻が公式訪問することになっているそうです。と言うことで、島のご婦人たちが新しいドレスを購入したようでインターネット・ショッピングの大手の袋がたくさん島に届いていました。

 島の感想は後ほどアップしますが、ブライアーにあるヘル・ベイ・ホテルのテラス・レストランからの風景は絶品。

http://www.hellbay.co.uk/

ブライアーには子供向けのアクティヴィティが少ないような印象を持ちましたが、ウォーキング愛好者にはお勧めです。

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エリザベス女王の肖像画、肖像写真展

2012.06.28
*著作権は共同通信社、徳島新聞社に帰属します。

The Queen
(6月28日、徳島新聞の12面に掲載)


A view from St Martins

2012.06.27
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16年前は、シリィ諸島に到達できることが目的でした。ホテルのあるSt Martins島に着くまで情報は全くありませんでした。そのような状況で、丘の上から見た大西洋の青さ。大西洋を初めて見たときの感慨を再び感じたいとずっと思っていました。

 今回、天気は最悪ではないもののずっと曇り。でも、島の魅力は全く色褪せることなく。

 僕自身、島巡りをたくさん経験している訳ではないですが、離島未経験の方には勧めないです。いろいろな意味でリスクが大きすぎるから。でも、島巡りの魅力とそのリスクを理解している人には楽しいかもしれないです。

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St AgnesとGugh (ギュウ)

2012.06.27
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16年前、アクシデントにより行けなかったSt Agnes島へ。3時間みっちり歩いた後、島にあるTroytown Farmのアイスクリームとクロテッド・クリーム。

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 滑らかなのにとてもスティッキィ、にもかかわらず後味がさわやか。こんなクロテッドは初めて。島の外では購入できないらしい。

http://troytown.co.uk

St Martins of the isles of Scilly

2012.06.26
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現在、シリィ諸島のSt Martins島に滞在中。ホテルのWiFi アクセスが非常に不安定で新しいエントリィやいただいたコメントへの返信がしづらい状況です。

 サブトロピカルな天気を期待してきたのですが、ここもやっぱりイギリスの一部なんだと実感する天気。それでも島の自然は素晴らしくワイルドで、暴風が吹き荒れる中、クリフ・エッジ・ウォーキングにいそしんでいます。


ロンドン上空いらっしゃいませ:ドームの上を歩く

2012.06.21
ノース・グリニッヂにある、O2ドームで新しいアトラクションが始まった。

http://www.theo2.co.uk/upattheo2

Dome with a view... O2 roof walk opens
http://www.standard.co.uk/news/uk/dome-with-a-view-o2-roof-walk-opens-7872711.html

 自分、本当にこなせるかと一瞬躊躇したものの、クリック。いつ行くかは、明かさない。

 チケットを購入してからタームズ・アンド・コンディションが送られてきて、悪天候でも実施するとのこと。事細かに書かれている情報から察するに、人命に関わることだからきちんと運営されるだろうと期待する。カメラを持参していいのかが書かれていないのが、気にかかる。

 ロンドンにのせられてしまっている気もする。しかし、こんな機会、世界のどこでもある訳でもないだろうからロンドンに居る特典と思って楽しみたい。

ロンドン半日観光徒歩ルート2

2012.06.20
素晴らしい天気に恵まれた一日、ロンドンを友人、彼女の旦那さんと歩いた記録です。

 ハンブルク在住の岩本順子さんと知り合ったのは、20年以上前の沖縄でした。以来、直接会ったのは数回ですが、ずっとメイルや電話で連絡を取っています。海外でサヴァイヴする日本人として、心強い友人です。

http://www.junkoiwamoto.com/

 今回、岩本さんがロンドンの某所で催されたドイツワインの品評会、および試飲会の取材で来られたので久しぶりの再会。ワイン好きの在ロンドンの友人によるとワイン・ショップでもドイツワインを見たことがほとんど無いとのこと。しかしながら、岩本さんによると、ロンドンはドイツワインの取引では(確か)欧州最大のマーケットだそうです。

 取材の翌日、午前から午後半ばまで再会をかねてロンドンを一緒に歩くことにしました。まずは、二人の宿泊先から近いリージェンツ・パークへ。前日の午後に立ち寄ったローズ・ガーデンではいくつかの薔薇は既に見頃をすぎていましたが、6月のロンドンでここは外せないということで。
 午前9時半頃ではそれほど混雑もしていず、馥郁とした香りをのんびり歩きながら堪能。ローズ・ガーデンを出たところで、ずんずん歩く観光でも平気かどうかを確認して、目指すはプリムローズ・ヒル。途中、リージェンツ・パークの中でもかなり草が生い茂った場所に、二人ともロンドンにこんな場所があるなんて考えたことも無かったとのこと。
 広大なサッカー、およびクリケット・ピッチを抜け、リージェンツ運河をわたってプリムローズ・ヒルの入り口へ。
 ちょっと雲がかかっていたものの、眺望は最高。頂上から南に広がるロンドン中心部への眺めはロンドンの中でも最も好きな風景の一つです。

 いつも忙しくてロンドンを観て回る時間がないという二人に、今度はテムズの眺めをと思い、チョーク・ファームからノーザン・ラインでバンク駅へ。そこでセントラル・ラインに乗り換えてひと駅のセント・ポールで下車。ミレニアム・ブリッジから眺める寺院、ロンドン、テムズの眺めを楽しんでもらおうと思ったのですが、ここで誤算。旦那さんが高いところ、特に橋が駄目と。僕は真ん中を歩いて一目散にわたるから、二人はのんびりわたってきてというやいなや向こう側に歩いていく彼。
 旦那さんには申し訳ないと思いつつ、これで思い出したことがあります。アガサ・クリスティの「白昼の悪魔」、そしてイギリス本格ミステリの黄金期の一人、クリスティアナ・ブランドの「はなれわざ」では、高所恐怖症が犯人割り出しの大きなきっかけになっています。

 テムズを渡り、川沿いにロイヤル・フェスティヴァル・ホール方面へ歩きます。途中、結局3年近い改装工事がほぼ終わり再オープンに成ったブラック・フライアー駅を横目に。あいにく、テムズは引き潮時間だったようで川面は低かったのですが、2週間前のダイアモンド・ジュビリィ・パジェントのときがこの天気だったらと思わずには居られませんでした。
 
 ロイヤル・フェスティヴァル・ホールから再びテムズを渡りトラファルガー広場へ。そしてランチは、ナショナル・ポートレイト・ギャラリィのレストラン。

http://www.npg.org.uk/about/gallery-spaces/portrait-restaurant.php

 ここ、たまに料理がはずれのときがあるのですが、なんと言ってもロケイションが素晴らしい。ロンドンに短時間しか居られない人の選択には入らないであろうということもあり、選んでみました。
 眺望がいいことはかなり知られているので人気が高いことは承知していました。なので、3日前に予約を入れたときは、既に12時半から2時まのスロットには全く空きがありませんでした。1時くらいからのんびりランチを楽しみたい方は、早めの予約が必須です。

 今回は料理ははずれがなく、2時間みっちり歩いた後だと旨いし話も弾みました。ただし、ひとつ引いた点があります。それは、テイブル担当の女性がアグレッシヴなまでにドリンクを勧める姿勢。もっと食前酒はどうか、ワインはボトルでなくていいのか、食後酒もありますよ、と。レストランは酒を売ることで利潤があがるという話を良く聞きますが、彼女の姿勢は給仕というよりセイルスという感じがしました。

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(セット・メニュウの食前酒。プロセッコ・ベイスで中のはレッド・カラント)

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(ハドックのフィッシュ・ケイク)

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(チーズを使ったメインの一つ)

 食後はさらに歩いて、フォトナムへ。ワインはしばらく見たくないと言っていた岩本さんですが、地階のワインセラーを見るなり、素晴らしいセレクションであると。数こそ少ないものの、そろえてあるドイツワインもかなりいい物だそうです。
 その後はジョン・ルイスのオリンピック・グッズ売り場をさっと見てマリルボーン・ハイ・ストリートを北上してドーント・ブックスへ。そしてホテルへ戻り、二人は空港に。ちょうど5時間。疲れもせず、いい具合だったかと自画自賛。が、その後ばったり会った友人に言わせると、「そんなに人を歩かせるのは観光じゃないと思うな」、と。

 終わってみれば、前回(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1205.html)とあまり変わらない面もありますが、今回も素晴らしい天気のもと歩くロンドンを僕自身が存分に楽しめました。

ロンドン、およびイギリスのストライキ情報

2012.06.20
明日、6月21日、1975年以来の医師の全国ストライキが、そして22日にはロンドンのバスのストライキが予定されている。どちらも回避に向けて話し合いがもたれているとのこと。

 まず、医師のストライキ。予定されているのは知っていたけど、全く追っていなかったので、British Medical Association (http://bma.org.uk/)のウェブ上の情報と、BBCから最新(6月20日、午後6時)のニュースを。

BMA reassures patients that all urgent care will be provided on day of action
(issued Tuesday 19 Jun 2012)

For immediate release: Tuesday 19 June 2012

Patient safety will be the absolute priority of doctors on Thursday’s day of industrial action – the first by doctors in four decades – the BMA has reiterated today (Tuesday 19 June 2012). While the BMA has worked to ensure that all emergency and urgent care will be provided, planning with managers indicates that at least four in every five NHS employers in secondary care across the UK have postponed some non-urgent cases.

Figures for the proportion of GP practices taking part in the action are still being estimated.

Dr Hamish Meldrum, Chairman of Council at the BMA, said: “Doctors helped negotiate a major reform of their pension scheme in 2008 that made it sustainable for the future. This included staff, not taxpayers, taking on responsibility for any increased costs due to improving life expectancy. The scheme currently brings in £2 billion more than it pays out. Doctors are now being asked to work even longer, up to 68 years of age, and contribute even more, meaning doctors have to pay up to twice as much as civil servants on the same pay for the same pension. Doctors accept the need to play their part in improving public finances. We don’t expect better pensions or preferential treatment, just fair treatment.

“We are not expecting members of the public to support the action, but we hope they can understand why doctors have been driven to this point – for the first time in 40 years.

“Patient safety is our absolute priority. We have been clear throughout that any emergency care – or other care urgently needed by patients – will be provided. We are undertaking this action with extreme reluctance.”

The BMA has worked closely with NHS managers to ensure they were able to give patients as much notice as possible of any impact for them. Advertisements explaining the action to the public will also be published in over 80 regional newspapers across the UK tomorrow.

Because the action is not a strike as the term is normally understood – with doctors attending their usual places of work to provide urgent and emergency care – it will never be possible to provide exact figures on the numbers of doctors taking part in the action. However, as part of its commitment to reviewing the impact of the action, the BMA will provide figures that are as detailed as possible on and after the day.


Last-ditch plea over NHS action
http://www.bbc.co.uk/news/health-18523892

 22日のロンドン・バスのストライキについては一言、You must not be GREEDY!

London bus strike over Olympic pay could be averted in 11th-hour deal
http://www.standard.co.uk/news/transport/london-bus-strike-over-olympic-pay-could-be-averted-in-11thhour-deal-7869586.html
 
 仮にこのストライキが実施になってしまった場合、既にボーナスを獲得している地下鉄運転手が所属する組合のトップ、あのボブ・クロウのたわけが、「バス利用者が地下鉄に流れてきて大混雑になったら、安全性確保の点から、地下鉄を止める」と言っている。

 昨晩、ブログ仲間の皆さんと会ったとき、何方かが「シドニィも北京も始まったら上手く行ったから、ロンドンも成功するのでは」、と言っていた。

 恥知らずな労働組合トップを後悔させるためにも、オリンピックは大混乱になってもいい。

 イギリスは小さな国だけど、けが人や病人が一人も出ないなんてことは絶対にあり得ないし、救急医療は対応するとは言っても、混乱があるかもしれない。今晩遅く、もしくは明朝には両方とも回避になっていると願う。

ベイビーズ・イン・ブラック

2012.06.20
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 友人の翻訳による、ハンブルク時代のビートルズにかかわる物語。ハンブルクにあるビートルズ博物館は閉館になるらしいけど、物語は残る。

http://www.junkoiwamoto.com/


Books    ↑Top

ロンドン・ケイブル・カー、6月28日にオープン

2012.06.18
乗り物にこだわるつもりは無いのだけど、気になるロンドンのケイブル・カー、エミレイツ・エア・ライン。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1666.html

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157629996964777/

 今夕のイヴニング・スタンダードによると、驚異的にも、来週の木曜日、6月28日に運行を始められるとのこと。

Fares revealed for Thames cable car
http://www.standard.co.uk/news/london/fares-revealed-for-thames-cable-car-7857905.html

The Thames cable car will open next week after engineers won a race to get it ready in time for the Olympics.

Mayor Boris Johnson said today that the Emirates Air Line, between Greenwich and the Royal Docks, will open at midday on June 28. There had been fears the ambitious £45 million project would not be finished before the Games opening ceremony on July 27.

A single trip using pay-as-you-go Oyster will cost £3.20 and a cash fare will be £4.30.

Passengers will also be able to make a non-stop round trip on the cable car, with views of the City, Canary Wharf and the Thames Barrier, for £6.40 using Oyster. And a “frequent flyer” pass will allow 10 single journeys for £16. London Assembly members said the high fares were “surprising”.


 ロンドンとは思えない素早さ。できれば一日も早く乗りにいきたいけど、エンタメの予定が詰まっているので無理かな。オリンピックが終わってからの方が並ばなくて済むかもしれない。

アルチンボルドの連作、「四季」が立体に

2012.06.18
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(写真はガーディアンから拝借)

 ロンドン南部、ダリッチにあるダリッチ・ピクチャー・ギャラリィでアルチンボルドの「四季」の立体像が20日から一般公開される。

http://www.dulwichpicturegallery.org.uk/exhibitions/coming_soon/philip_haas_the_four_seasons.aspx

Philip Haas: The Four Seasons

A set of four monumental fibreglass sculptures by American artist and film-maker Philip Haas. The installation in the Gallery’s gardens will be the first ever public display of all four works following their completion. In a spectacular transformation that is typical of his work, Philip Haas has created a group of large-scale sculptures, each 15-foot-high, inspired by Giuseppe Arcimboldo’s Renaissance paintings of the four seasons, comprising Spring, Summer, Autumn and Winter.

Free entry to Gallery grounds


 これのオリジナルを最近、何方かのブログで読んだような気が。こちらです。

http://miklos.asablo.jp/blog/2012/05/22/6455592

 アルチンボルドの原画は、言わずもがな二次元。それが立体になったときどのような衝撃があるのか興味がある。無料だし、天気が良い日にピクニックがてら行ってみるのもいいかもしれない。ちなみに、ギャラリィのカフェ・レストランは人気が高いので予約をしておいた方が賢明。

Sir パッパーノと立ち話

2012.06.18
ヨナス・カウフマンが出演をキャンセルしたことで、リターン・チケットがかなり出始めたロイヤル・オペラの「トロイア人」。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1668.html

 主要3役のうち、カウフマンが最も人気があるのだから仕方ないか。そんなところで、昨日の午後遅く、ベイカー・ストリートを歩いていたら、ロイヤル・オペラの音楽監督である、アントニオ・パッパーノ氏と遭遇した。前方から、とても目立つ青いジャケットを来たずんぐりした男性がずんずん歩いているなと思ったら彼だった。

 Excuse me, are you Mr Pappano?

Yes.


(お互いなんて派手なジャケット(パッパーノ)、なんて派手なシャツ(僕)との視線を一瞬かわした後)すみません、足止めして。昨年の9月にインタヴューした者ですが、覚えています?

 Oh, nice to see you again.

I am looking forward to the Trojans, but it is pity Mr Kaufmann is not going to be there. Can I ask a question? Is he really sick?

He MUST be. He cancelled not only ROH, but MET, Wigmore Hall and Royal Albert Hall. But, don't worry, we have had another good tenor, you won't be disappointed.

Sorry, my wife is waiting for me, Chiao!


 だそうです。チケットを購入されている皆さん、素晴らしい舞台になることをともに祈りましょう。

上から目線のロンドン移動術指南

2012.06.17
昨年、ロンドンから日本に帰国する親友から言われたこと。

 「ブログのトップにあげているあのフレイズ、上から目線のように感じる人が居るかもしれないよ。外した方が、誤解を受けないのではないかな」、ととても親身な助言。あのフレイズとは、これのこと。

最近、メイル経由で質問を戴くことが増えていて、お越しくださる人には感謝します。ただ、例えば、「ロンドンに行こうかと思っているんですが、どうでしょうか?」のようなまる投げの質問の返答は、「行きたいかどうか判らないなら、止めたほうがいいのでは」、です。

 僕としては上から目線なんて意識はまったくない。自分で調べて、調べきれないことを、なぜ調べきれなかったかを明記して質問してくるのが日本人として最低限の礼節だと思っている。

 この考えに変わりはないが、2012年の夏のロンドンに来られる方は、せめてロンドンを移動するときにこのようなことを知っておいたら、もしかしたら役に立つこともあるか、という情報を。情報の基本は、僕個人の経験とロンドンの夕刊紙、イヴニング・スタンダード紙を読んで得た知識から。それ以上のことではないことをあらかじめ断っておく。

 まず、荷物を不注意に忘れたらどうなるかということを、あるとても愚かな旅行者の経験から。

Welcome to London 2012: Tourist has illegally parked car BLOWN UP...and then (naturally) he's given a ticket
http://www.standard.co.uk/news/london/welcome-to-london-2012-tourist-has-illegally-parked-car-blown-upand-then-naturally-hes-given-a-ticket-7850993.html

14 June 2012

As any Londoner knows parking in the capital can be a tricky business even at the best of times.

So no doubt there will be a collective wave of sympathy for tourist Nima Hosseini Razi who is today counting the cost of being illegally parked on the city’s streets.

The business student discovered that you do not just run the danger of a fine if you leave your car in the wrong spot - after anti-terrorist officers blew up his Ford Mondeo.

His misfortune began yesterday morning while on a 24 hour jaunt around London when the vehicle began to have problems as he was driving around Parliament Square.
But his bad luck continued as the car broke down in Storey’s Gate, just yards from the House of Commons and Westminster Abbey.

He called for a repairman and wrote a polite note explaining: “Dear Sir or Madam, this car is broken. I am just waiting for the AA to arrive. Please do not fine! Thank you, yours sincerely.”

He then wandered off to do a spot of sightseeing - paying a visit to Buckingham Palace, a 15 minute walk away.

But in a valuable lesson to tourists heading to this summer’s Olympics he learned the hard way that alas when it comes to security no one is taking any chances.

When the abandoned vehicle was discovered, officers decided it was a potential risk and evacuated the area so they could carry out a controlled explosion.

When Mr Razi, who is studying for a MBA at the University of Wales, returned he found officers picking their way through the remains of his mangled car.

And of course with utter predictability a traffic warden arrived on the scene and issued him a ticket, before his car was towed away.

A Scotland Yard spokesman said: “We can confirm there was a suspect vehicle at Stories Gate at 10.20am on Wednesday and a controlled explosion took place and the incident was subsequently deemed as non-suspicious.”

 どこの国籍だか知らないが、ウェイルズでMBAを学んでいるこの男性、ロンドン観光中に車が故障。止まったのが国会とは目と鼻の先にもかかわらず、メモを残して故障修理のサーヴィスが来るまでバッキンガム宮殿を見学に行き、戻ってみたらテロの疑いで車が破壊されていたというもの。
 翌日のインディペンデント紙によるとこの男性、「The police’s actions were extremely arrogant and unprofessional. They treated me like a terrorist. They were never interested in listening to my story」、と文句を垂れたとのこと。

 大馬鹿者とはこのこと。誰もいない車に「壊れているだけだから」と書いてあるメモがあるのだけなのを不審に思わない警察官が世界のどこに居るというのか。この大馬鹿者のために交通は止まり、テロ対策部隊がかり出され、金のかかる爆発物処理が施され、それが全部税金から。

 これは極端な例かもしれないが、ロンドン移動の際は、持ちなれない荷物ではなく、体になじんだ、体から一瞬でも離れたら違和感を感じるような最低限の荷物だけで移動することがいいのではないかと思う。五輪に向けて警戒が厳しくなる中、ふと置き忘れた紙袋で地下鉄が止まることは大いにあり得る。10年以上も前の経験から。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-31.html


 ミクシィのロンドン・コミュニティに断続的にあがる話題は、「一日パスとオイスターはどちらがお得ですか?」と「オイスター・カードのpay as you goにはどれくらい入れておけばいいですか?」というもの。

 ロンドンに2泊するなら、オイスターのゾーン1/2の7日間と£10トップ・アップ、計£40-で十分、これが僕の意見。たとえゾーン2の外に出たとしてもバスは乗り放題になるから心配は無いし、ゾーン2と3を一往復するくらいなら£10でおつりが来る。「使わなかったらもったいないじゃないですか」という反論が大方だろう。乗り物に乗るたびに残額を気にして限られた時間を無駄にするよりも、滞在のはじめに£40-を払って後は目的のことに集中することの方が僕には理にかなっている。「そういう心配も旅の思い出の一部では?」という思考は僕には無い。

 もう一つ、オイスターを勧める理由は、ごく最近遭遇したことから。ある平日の出勤時間帯に、南欧系の高校生風情の学生の集団(おそらく30人くらい)が切符を求めて地下鉄の駅の券売機と窓口を占領していた。「引率者、出てこい!」と通勤でその駅を利用する誰もが思っただろう。

 超円高という追い風が有っても、日本からロンドンに来るのは大変な旅行だから、いろいろ観たいという気持ちは理解できるし、訪れる人にはロンドンを楽しんでほしい。しかしながら、ロンドン市内の公共交通機関による移動は日本のスタンダードではないということはよく理解しておいた方がいいと思う。先週、水道管破裂でセントラル・ライン全線が丸一日止まるという事故が有ったし、その後始末だろう、今週末はロンドン中心部でのセントラル・ラインは運行停止。
 今は日没が遅いから夜遅くなることはそれほど心配することではないのかもしれないが、ロンドン観光の際は、一日中移動する計画よりも、今日は東部、明日は中心部というように観光目的を集中させた方がいいと思う。いつどこでどの地下鉄が止まるか、どの道路が水道管破裂でいきなり封鎖されて目的地までの迂回路が判らなくなるなんてこと、日常茶飯事にもかかわらず誰にも予測できない。

 リッチモンドやキュー周辺に滞在することになり、でもオリンピック会場を観たいと思っている人は、オヴァー・グラウンド(地上鉄)の利用を考えてもいいと思う。リッチモンドからだとオリンピックのメイン会場があるストラフォードまで乗り換えなし。ただし、最近ほかの路線で信号故障が増えていることがきになるのと、地上鉄のいくつかの駅はゾーン2の外になるのでオイスター・カードもゾーン1/3、もしくは2/3ということになる。

 もし道に迷ったときは、ほかの観光客よりもまず、警察官に尋ねるように。イヴニング・スタンダード紙によると、特にオリンピック中は、警察官はもっと笑顔で居るようにとのお達しがくだされたそうだ。というようなニュースも掲載されるので、ロンドンに来る前にスタンダード紙を読んでおくのもいいだろう。

http://www.standard.co.uk/

 大丈夫。ロンドンでは、僕よりもずっと優しい人の方が多数派だから。Good luck and get great experiences in London!

Ten Chi@バービカン・シアター

2012.06.17
6月6日から、サドラーズ・ウェルズ劇場とバービカン・シアターの二つの劇場で、ヴッパタール・ダンツテアターによる、「World Cities 2012」というプロジェクトが始まり、連日両劇場ともモダン・ダンスのファンで激混み状態です。この5週間に及ぶ一大企画について、サドラーズのウェブから。

http://www.sadlerswells.com/show/Pina-Bausch-World-Cities-2012

This month-long season of international co-productions is presented by Sadler’s Wells and the Barbican to celebrate the Olympic and Paralympic year’s global focus and one of the most influential choreographers in dance, Pina Bausch.

The season features ten works exploring ten global locations. Embarked upon by Bausch in 1986, the landmark series of co-productions were created at the invitation of specific global cities. Living in each city for a period of time, her company would then return to Wuppertal to create a piece inspired by their visit, a choreographic travelogue deeply informed by its host location.

Pina Bausch was born in Solingen, 1940 and died in Wuppertal, 2009. She received her dance training at the Folkwang School in Essen under Kurt Jooss, where she achieved technical excellence. Soon after, the director of Wuppertal’s theatres Arno Wüstenhöfer engaged her as a choreographer, and from autumn 1973 she renamed the ensemble Tanztheater Wuppertal. Under this name the company achieved international recognition for its unmatched ability to combine the poetic and the everyday. Led by one of the most significant choreographers of our time, Tanztheater Wuppertal has had an enormous impact on the development of modern dance and has been awarded some of the most prestigious prizes and honours worldwide.


 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、バウシュは2009年に亡くなりました。その後、世界中で公開されたヴィム・ヴェンダースによる映画によって人気急上昇とのこと。今回の企画はバウシュが存命中から進められていたそうですが、彼女が亡くなってからファンになった人も多いと思います。
 今回のチケットが発売されたのは2011年の5月。さらに各演目とも2回の上演のみということでチケットは今年の初め頃にはほぼ完売状態。先週まではちらほらリターンが出ていましたが、公演が始まり各メディアで盛大に取り上げられたことで、London 2012 Festival の中でも最も入手困難、さらに大成功の企画になっているようです。

 バウシュの大ファンという訳ではないのですが、これほど大規模な懐古的企画は今後無いかもしれないということ。カンパニーを支えてきたヴェテランのダンサーたちがリタイアする年齢に達してきているということで昨年の5月に購入しました。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1375.html

 前置きが長くなりましたが、2004年に埼玉で初演された「Ten Chi」をバービカンで観てきました。

Ten Chi
Attempted approaches - between people and between cultures. What works and what doesn’t. And time and again it can be sensed that love is what makes people great.*

On a stage decorated with cherry blossoms and whale fins, the dancers of Tanztheater Wuppertal explore with empathy and humour the sounds, sights, joys, and paradoxes of modern Japanese culture.

Ten Chi appears as though a series of postcards from Japan, incorporating images of food, birds and fish, Japanese hand gestures, kabuki, kimono, bonsai, samurai, Polynesian dance movement and even Japanese horror film.

A piece by Pina Bausch in co-production with Saitama Prefecture, Saitama Arts Foundation and Nippon Cultural Centre. Premiere 8 May 2004.


 これまでヴッパタールを3回観ました。まともなことを書いたのは4年前に観た「春の祭典」のみ(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-722.html)。今回はどうかなと不安な気持ちは有ったのですが、終わってみれば思っていた以上に楽しめた舞台でした。

 舞台にあるのは、クジラの尾びれの大きなセットだけ。外連味など何もなし。捕鯨存続か反対を騒いでいるのは、結局アメリカとオーストラリアなどのほんの数カ国だけで他の国には全く無意味なことなのかもしれないなと考えながら眺めていました。

 解説にある通り、意味のありそうな、なさそうな場面の連続で舞台で繰り広げられる台詞、踊り、ムーヴメントから一つ一つ意味を見いだすのは不可能だと感じました。舞台が始まって数分後に、現在のカンパニーを牽引するドミニク・マーシィ(61歳)が舞台の端に発って観客一人一人を指差し、「君はいびきをかくかい?」と尋ねて目をつぶって歌うようにいびきをかいたり、なんだかとっても怖い壮年女性ダンサーがチュール地の衣装を男性に引破られながら笑い続けたり。
 グロテスクに歪曲された日本のイメイジを恐れていたのですが、さすがというか、バウシュはそんな矮小な心配を一顧だにしていませんでした。一幕の後半から舞台に降り始めた桜吹雪(休憩中も降り続き、舞台セットとしては秀逸)は2幕はずっと降り続き、大きな白い枕を顔に押し付けた女性ダンサーが、おそらく日本の怪獣映画へのオマージュなのかなと思わせる擬音を枕を投げ捨てたり、アクションを起こすたびに張り上げる場面では、会場中が大爆笑。でも、日本を想起させる場面は全体の半分も有ったかどうか。個人的に最もダンスに引き込まれたのは、森山良子さんによる「サトウキビ畑」に合わせて静かに踊られる女性ソロ。バウシュは歌われている内容を知っていたのだろうか、と。

 2幕が始まってだいぶ経ち、舞台がどの方向に進むのかが判らなくなってきて集中力を失い始めたときに、ダンサーが次々に舞台に現れては、駆け回り、激しく踊りというシーンが始まりました。「日本」というシンボルに縛られない、縛られなければならない理由を全く感じることのない普遍的な力にあふれていました。
 (おそらく韓国系の)女性ダンサーが一人で踊り続けるなか舞台は暗転。観客は総立ち状態。ダンサーの皆さんも、体力を使い切った感じでしたが、嬉しそうでした。

 今回10作品も公演されることで、新聞各紙のダンス・クリティクの皆さんは全開状態。といっても無闇に褒めちぎることはありません。ちょうど前半を折り返したところですが、これまで上演された、特に20世紀に作られた「ヴィクター」や「Nur Du」は長過ぎるとか、ダンスが少なすぎるとかの意見があがっています。納得だったのは、17日のサンディ・テレグラフのルイーズさんで、「バウシュが持っていなかったのは、作品を編集する技術」。最初の「ヴィクター」は休憩を入れて3時間半だったそうです。
 昨晩は、日本でインスパイアされた振り付けということで日本人の観客が居るかなと思っていたのですが、ほとんど居ませんでした。チケットの購入が1年以上も前では仕方ないのかなと。
 会場内で隣り合ったのは、ロンドン在住の台湾人のご夫妻。休憩時間中に感想を尋ねてみました。旦那は純粋に楽しいといっていましたが、面白かったのは、奥さんの意見。「女性ダンサーが腹切りとかサムライといったのは、日本の文化を真剣に理解していないと感じたわ」。この場面、もう一人の強面の女性ダンサーが「sushi, sushi, sushi, sushi,sa si su se so so so」という具合に言葉遊びの要素が強い場面でした。僕は大陸風の一風変わったユーモアととらえましたが、台湾の方が日本の文化をもっと真剣にと言及したことが面白かったです。台湾、訪れたことは無いですが、俄然、興味がわいてきました。この夫妻がすごいのは、9演目観るそうです。

 「World Cities 2012」が始まる前に、ヴッパタール・ダンツテアターについての記事がたくさん掲載されました。最も紙面が割かれたのは、今後、カンパニーはどうするのかということ。
 言わずもがなですが、創始者のバウシュが他界した後、彼女の名前を冠した作品が作り出されることはありません。また、カンパニー初期からバウシュとともに居たヴェテラン・ダンサーたちの年齢的な限界。ヴェテラン・ダンサーたちの引退前に、バウシュの振り付け、思想は次世代に受け継げるのか否か。
 2009年には、アメリカのモダン、コンテンポラリィ・ダンスを代表するマース・カニンガムも亡くなっています。ヴッパタールとは全く対照的に、彼のカンパニーは彼の意思により、死後2年間をもって解散になりました。確か、最後のロンドン公演は昨年の秋に行われたはず。
 唯一無二の芸術家によって始まった唯一無二のパフォーミング・アーツは、そのカリスマが表舞台から去ったあとどうなるのか?ヴッパタール・ダンツテアターへは現在でも世界中から公演のオファーが引きもきらないそうです。が、今後のことについては、ある新聞のインタヴューでドミニクさんはまだ明確な計画は無いと言っていたような。

 2004年の初演以降、「Ten Chi」が日本で上演されたかどうかは知りませんが、モダン・ダンス・パフォーマンスとしては、多くの人にとって取っ付き易い作品だと思います。踊りを観ることの楽しさ、踊りというフォーマットが持つ高いコミュニケイション力を感じられるのではないかと思います。

ルース・マッケンジィさんへのインタヴュー

2012.06.16
*著作権は、共同通信社、日本海新聞社に帰属します。

スクリーンショット 2012-09-13 6.35.46
スクリーンショット 2012-09-13 6.36.19
(日本海新聞が、6月16日に掲載)

世界の話題:6月12日

2012.06.12
*著作権は、日本経済新聞社に帰属します。

日経夕刊20120612


Noise Team by ウェストミンスター区

2012.06.12
こんなシステム、日本には無いと愚痴をきいてくれた友人に言われたのでご紹介。

 ダイアモンド・ジュビリィ・ウィークエンドのさなか、6月3日の午前1時に、現在住んでいるフラットの真上にあるフラットの住人(イスラム系)がパーティを始めました。

 彼らにとっては楽しい音楽であろうイスラム歌謡を大音量で流し、それに負けないように大声で怒鳴り合うようにしゃべっていたので、否応も無く目が覚めてしまいました。

 いくら愚かな彼らでもさすがにすぐにやめるだろうと思って30分ほどは我慢したのですが、いっこうにやめる気配がないので、ウェストミンスター区のノイズ・ティームに電話しました。

http://www.westminster.gov.uk/services/environment/pollution/noisepollution/

 昨年夏のラマダンによる騒音のときには、「宗教上のことには僕たちは何もできないから」と取り合ってくれなかった迷惑騒音対策ティームでしたが、今回は宗教とは全く関係のない深夜の騒音。

 一つ問題なのは、ティームのメンバーが到着したときに騒音が続いていないと正式なレファレンスと記録が残らない。なので、電話してから係員が到着するまでの45分間は逆に、「まだパーティーをやめるなよ」と念じていました。

 その願いが通じて、係員が到着した午前2時20分になっても音楽は続いていました。フラット内での騒音の現状を記録した後、上のフラットへ。音楽はすぐにやみました。

 連休が明けてから、オペレイターから聞いた照会番号を使って、上記のウェブから当日のことを報告。以下のメイルが届きました。


Dear Mr Moriya

Your reference number is: xxxxxxxxxxxxx

Thank you for your recent enquiry regarding noise. Please find our response as follows.

Thank you for contacting us. The information you have provided will be sent to the Noise Team as an enquiry and you should receive a response within 10 working days. The reason for this is the Noise Team are a proactive service and will only respond to noise which is currently taking place.

If the noise problem you are reporting is happening now, please phone the Environmental Action Line on 020 7641 2000 and a Noise Team Officer will aim to contact you within 45 minutes.

Please call 020 7641 2000, or reply to environmentalactionline@westminster.gov.uk with your reference number if you have any further queries.


 言及されている郵便による返信はまだ届いていませんが、公式な記録ができたことは僕にとっては大きな前進です。この機会を使って今年の夏のラマダンの騒音を避ける方策があるかどうかをノイズ・ティームに相談するつもりです。

 日本に居る友人にこの流れを電話で話したとき、日本では地方自治体がこのようなことをしているのを聞いたことが無いとのこと。

 以前住んでいたハマースミス・アンド・フラム区にある住宅では、隣の部屋ではそれこそ3ヶ月ごとに住民がかわり、その度にハウス・ウォーミング・パーティーが夜中をすぎても終わらないことが何度もありました。フラム区にもノイズ・ティームはあるのですが、電話してから1時間以内に係員が到着したことが無かったです。週末ごとに、「またパーティーがあるのかな」、と気を揉むのが本当に嫌でした。

 日本人留学生だけに限りませんが、引っ越しのたびにハウス・ウォーミング・パーティーをやることの無意味さに気づいてほしいです。

イギリスの庭:キュウ、シシッングハースト

2012.06.12
この2週間のうちに、庭目当てでイギリスを訪れる人たちの中ではよく知られているであろうキュー王立植物園(http://www.kew.org/japanese/index.htm)と、ナショナル・トラストが所有する Sissinghurst Castlehttp://www.nationaltrust.org.uk/sissinghurst-castle/)に行ってきました。時系列で。

 キューを訪れた5月27日は、前日の土曜日と同じく素晴らしい天気。今思うと、今年最後の晴天だったかもと思うほど、現在の天気は大荒れです(後述)。

 文句のつけようの無い天気で、微風に揺れる花は輝き、はちが蜜を集めて飛び回る羽音も耳に心地よく。ロンドン暮らしで経験する嫌なことをすっかり忘れることができました。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157630047934407/

 写真の最後にあるのは、キュー・ガーデンのそばにあるニュウナムズと言うティー・ルーム。ここのメイズ・オブ・オナーというエッグ・タルトのようなお菓子が有名ですが、僕にとってはここのステイキ・パイ。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/7177731633/in/photostream

 グレイヴィは日本人の舌にはちょっと濃いかもしれないですが、ぜひ、お試しください。

 6月5日は、大家のゲストのアメリカ人と一緒に3人で。たった数日前の晴天が幻だったかのように厚い雲が低くたれ込める日でした。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157630047941033/

 樹上ウォークのエレヴェイターが稼働していたので、車いすの人も樹上の眺めを楽しめるようになっていました。乳母車での利用はできませんが、小さなお子さん連れの家族もこのエレヴェイターを利用すれば一緒に上に行けると思います。幼児にはあの階段を上るのはかなり難しいでしょう。

 シシッングハーストに前回行ったのは、2010年の6月。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1218.html

 6月11日、イングランドとウェイルズでは記録的(いつものこと、という意味です)な大雨に見舞われました。行く途上、凄まじいゲリラ豪雨に遭遇し諦めかけたのですが、幸運なことに庭を歩き回っていた1時間だけ雨がやんでくれました。
 前回同様、ホワイト・ガーデンは寂しく、20人くらいのドイツ人観光客が居たのも全く同じ。ドイツでこの庭がそれほど人気な理由を知りたいものです。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157630110231994/

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157630110237524/

 以下のは、2年前にフィルム・カメラで撮影したもの。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157624242798779/

 フィルム・カメラを現像し、写真をCDに焼いてからアップしたものとではやはり画質が違うことを今回改めて理解しました。最近、デジカメでも露出の調整は自分でやらなければならないことを偶然にも知ることができたので、努力しなければ。


 エリザベス女王ですらなす術が無かったイギリスの天気。ここ数日、冬かなと思うくらいの寒さと嵐。

Summer storm: Further rain due amid flooding fears
http://www.bbc.co.uk/news/uk-18405823

 ロンドン市内では、この天気の影響かもしれないですが、破裂する水道管が後を絶たず、ロンドンのどこで道路が封鎖されているかは、誰にも判らない状態。昨日の大雨では、イングランド南部の鉄道網が麻痺し、通勤の足が大混乱だったそうです。昨日のゲリラ豪雨で洪水が起きたイースト・サセックスは、オリンピックの自転車ロードレイスのコースとは目と鼻の先。

 何が何でもロンドンに来る必要があるという人をのぞけば、この夏は、ロンドンは最も訪問を避けるべき都市になるのではないかと感じ始めています。

ハロー・マガジンに真似された?!

2012.06.10
そんなことはあり得ないと思いつつ、王室ネタと言えばのハロー・マガジンのあるペイジを開いて自分の着眼点が間違っていないのだな、と感じた。

Hello.jpg

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1672.html

 ちなみに、ハロー・マガジンの力の入れようは凄まじく、水曜日にテムズ・パジェンとの写真をたくさん盛り込んだゴールド・フレイムの号を出し、金曜日には上記のペイジを含むダイアモンド・ジュビリィ総力という感じのを発売している。後者には、いい写真ではないけどコンサートに参加したルネ・フレミングの写真が掲載されている。

 
 エリザベス女王は翌日から公務に戻り、チャールズさんは6日にスコットランドで開かれた羊関連の行事に参加するために祝いの余韻が残るロンドンからスコットランドに5日の午後に移動したそう。ウィリアム、ヘンリーの二人の王子も6日に自身の職場に戻ったそうだ。国民と気持ちを共有するには常に働くこと、という意識をイギリス王室は持ち続けていることの現れだろう。
 6日のBBCのラジオのニュースでどこかの大学教授が説明していたように、今回のダイアモンド・ジュビリィでエリザベス女王、というか王室が示したことの一つは、王室のコア・メンバーが誰であるかを強調したこと。パジェンとのときには気にとまらなかったけど、5日、バッキンガム宮殿のバルコニーに出てきたのは、パジェントでロイヤル・バージに乗船していた5人(本来はフィリップさんもいるはずだったけど)だけ。女王、王位継承1位のチャールズさん、彼に続くウィリアム、ヘンリー王子。女王に続くイギリス王室はこのメンバーが継承する、という表示であると。
 今回のダイアモンド・ジュビリィを前に、イギリスの新聞は「ブランド」としてのイギリス王室の実力と可能性を何度も取り上げた。マーケティングの視点からは、イギリスという国を世界に売り込める「ブランド」は、王室と比肩するものは多くないと感じる。教授によると、ケイトさんにも既に専任秘書がつき、彼女単独の公務も確実に増えていくとのこと。

 5月からダイアモンド・ジュビリィの週末までにテムズ川周辺の写真を撮りました。ロンドン市内のテムズ川を一日で歩き回るのは難しいかもしれないけど、いつもとは違うロンドンを観ることができて面白いと思います。

グリニッヂ・パーク
http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157630074005854/


テムズ川
http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157630074063912/

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157630011953381/

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157630027237713/

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157630089480346/

イギリスの菜の花畑が、日本人観光客に人気

2012.06.07
Oilseed.jpg

5月下旬に、BBCがどうしてイギリスで菜の花畑が増えているのか?、というニュースを報道した。

Who what why: Why is there more oilseed rape being grown?
http://www.bbc.co.uk/news/magazine-18249840

 5月に入ると、少なくともイングランド多くの田園地帯が菜の花で鮮やかな黄色に染まる。近くで観ても、遠くからみても本当に鮮やかで、緑の畑とのコントラストが美しい。晴天では、さらに輝きが増す。

 で、そんな菜の花畑が日本からイギリスを訪れる観光客に人気になっているということを、テレグラフが取り上げた。

Japanese tourists flocking to visit the UK’s rapeseed fields
http://www.telegraph.co.uk/earth/earthnews/9306348/Japanese-tourists-flocking-to-visit-the-UKs-rapeseed-fields.html

It could be any Japanese coach trip to Britain- except that this stop is to see the brilliant yellow of fields of rapeseed.

The unlikely attraction is proving such a hit with Japanese tourists that a holiday company has started offering tours of the UK’s rapeseed fields.

The firm started the tours after noticing how passengers on some of its coach trips would cram to the windows when passing the dazzling yellow fields to take photographs.

It now offers trips to East Lodge Farm on the Gloucestershire – Worcestershire border, where visitors are allowed to walk among the crop.

The tours are already proving popular. The target number of 20 farm visits this summer will be exceeded and 70 are planned for next year.

This year has seen record levels of the crop cultivated in Britain, as a result of growing global demand.

Around 735,000 hectares are being grown this year – up six per cent on last year – and it now covers around 17 per cent of the UK’s arable farmland.

Charlie Beldam, who runs the rapeseed operation at East Lodge, growing the crops on around a quarter of the farm’s 4,000 acres, said: “We’ve always had English pastures green and there is no denying that rapeseed is very vibrant and eye-catching.

“You still get people who say it scars the landscape but maybe that is changing a bit. It can be quite picturesque.

“People here in England have probably got used to seeing the crop but for Japanese people it’s something that’s very different and they consider the flowers to be very beautiful.”

Each coach load – which usually has 49 tourists on board – is charged £49 by the farm. After a walk in the fields, the visitors are given a tour of the farm’s press and bottling site, where the crop is made into oil for the table.

They then return to the bus to continue a tour of the region’s more traditional tourist destinations, such as Stratford-upon-Avon and Oxford.

It is part of a six day coach trip oraganised by, Miki Travel,that also takes them to Windermere, in the Lake District, Haworth, in West Yorkshire – known for its association with the Bronte Sisters – Chester, Liverpool, the Potteries and London.

Ikuo Shibuya, director of Miki Travel, said: “We tell people the UK is a very colourful country. We wanted to do away with the grey, rainy image.

That is the image that people have had of Britain, although that is now changing.

“People are showing great interest in this tour. They like to come to England for the natural beauty now.”

The tours have a limited time frame, though, as the yellow flowers drop off around this time of year. However, after a gap of around three weeks, the visits will resume – when the farm’s linseed crop sprouts its blue flowers.


 記事にある通り、観られる期間は限られているけど、それでも5月上旬の2週間はイギリスのどこかで観られると思う。

 火曜日にキュー・ガーデンズに行ったら薔薇がそろそろ咲き始めていた。友人によると、リージェンツ・パークでもバラ園の満開が近いとのこと。天気がよければ言うこと無いけど、6月はイギリスが花々で輝く季節。

王室写真に見るイギリスの新聞の立ち位置

2012.06.06
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(これは、タイムズ紙の特別写真)

 今日、6月6日にもコモンウェルス関連の行事が有ったようだが、エリザベス女王の即位60周年を祝うダイアモンド・ジュビリィの行事は5日に閉幕した。
 イギリスの新聞各紙はバッキンガム宮殿のバルコニーにたった女王と継承権第1位から3位までの彼女の家族の写真をトップに掲載した。タイムズ紙が言及していたように、ほかの王室メンバーがいなくてこの6人だけという点に、イギリス王室の将来を担うのはこの限られたメンバーだけという意思表示は明らか。

 バルコニー写真の扱いに、各紙の性格が読み取れる。

DSCN1437.jpg

 これは保守まっしぐらのテレグラフ。主役は女王ということを知らしめているよう。反対に、これは大人げないのじゃないかなと思ったのはリベラル左派を標榜するガーディアン。

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 全国民に好かれているとは言えないのかもしれないけど、チャールズさんへの態度が露骨すぎるのではないか。ガーディアンの購読者だけど、これは子供染みていて思慮に欠ける。それに主役がウィリアム夫妻になってしまっているのもなんだか。

 ルパート・マードックは王室を嫌っているとずっと聞いていたので、タイムズの扱いはちょっと意外。〆の写真としてはいい具合かな。

DSCN1435.jpg


イースト・ロンドンの写真

2012.06.05
5月26日に行ってきたロイヤル・ヴィクトリア・ドックノース・グリニッヂの写真をやっとフリッカーにアップしました。

イースト・ロンドン
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1666.html

ロイヤル・ヴィクトリア・ドック
http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157630059252226/

ロンドン・ケイブル・カー、またはエミレイツ・エア・ライン
http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157629996964777/

 デジカメを使うのにも技術が必要だということを痛感する写真ですが、ガイド・ブックでは紹介されないロンドンだとは思うので参考になれば。ケイブル・カーについては、在ロンドンのイギリス人の友人に送ったところ、「ロンドンにケイブル・カーが建設されているなんて知らなかった」との返事が来たくらいなので日本でもまだ写真が出回っていないかもしれません。

 時間がなくてまとめていませんが、ほかにも素晴らしい天気だった26日に撮影したテムズ川からの風景やカティ・サークの写真もありますので、時間のあるときに眺めてください。

エリザベス女王にはマントがよく似合う

2012.06.05
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セシル・ビートンによるもの。

annie-leibovitz.jpg
アニィ・レイボヴィッツ撮影。

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6月4日のジュビリィ・コンサートで(デイリィ・メイルから拝借)。

 エリザベス女王の物持ちの良さはこれまでも何度も目にしている。その中でも、このマントは彼女によく似合っていると思うので、昨晩のコンサートでこれを羽織っている写真を見つけたときはなんか感慨に耽ってしまった。

 フィリップさんが入院してしまってエリザベス女王はどんな想いだったかは誰にも判らないだろう。報道写真で見る限り残念そうな表情は全く見つけられない。今日が終われば、少しでも休める時間がありますように。


'Thanks for making us all so proud to be British': Prince Charles pays moving and personal tribute to 'Mummy' the Queen at spectacular Buckingham Palace Diamond Jubilee Concert
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2154539/Queens-Diamond-Jubilee-2012-concert-Cheryl-Cole-dazzles-elegant-strapless-gown-dramatic-fishtail-takes-stage-Gary-Barlow-Buckingham-Palace.html

Why were the Queen and Prince Philip left to shiver in the rain for FOUR hours?
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2154656/Diamond-Jubilee-2012-Why-Queen-Prince-Philip-left-shiver-rain-FOUR-hours.html
 3日のパジェントで、女王夫妻が4時間も風雨の中、立ったままだったかを。

The Queen entertained by pop royalty at diamond jubilee concert – in pictures
http://www.guardian.co.uk/uk/gallery/2012/jun/04/queen-diamond-jubilee-queen-s-diamond-jubilee-concert

 これは、ガーディアンが自分たちの存在意義を忘れていないことの証明か。パジェントの裏で、失業中の若者たちがただ働きさせられていた、という報道。ちなみに、パジェントにかかった費用は£1200万。
Unemployed bussed in to steward river pageant
http://www.guardian.co.uk/uk/2012/jun/04/jubilee-pageant-unemployed
 
 王室廃止を訴えるグループにとっては、女王が直接かかわっていないとはいえ、またとない報道。いつも思うことだけど、キャメロンの脇の甘さはひどすぎる。このような非人道的な企業を、若者層の失業対策のアウトソーシングとして採用する時の基準を公にすべきだろう。

テムズ川の輝き(雨だったけど)

2012.06.04
昨日、6月3日のペジェントで最も輝いたのは、もちろん、エリザベス女王。さらに言えるのは、テムズ川の歴史、存在がこれほど世界中に広まる面白い機会でもあったのではないかと思う。

thames.jpg
(カナレットの絵と現在のテムズ川の比較。写真はすべてデイリィ・メイルから拝借)

Ruling the waves: Three generations of Royals join the Queen as she sets sail down the Thames on glorious Jubilee river pageant
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2153969/Queens-Diamond-Jubilee-Three-generations-Royals-join-Queen-sets-sail-Thames-glorious-Jubilee-river-pageant.html


 現在、グリニッヂにある国立海洋博物館で、「Royal River」という名でテムズ川の歴史についての特別展示が開催されている。

http://www.rmg.co.uk/national-maritime-museum/


 会場内の照明が暗くて視力の弱い僕にはちょっときつい展示だったのと、展示の目玉のカナレットの絵のように、テムズの歴史を絵画で繙くものと思い込んでいたので最初の印象は肩すかし気味だった。

 ところが昔のロンドンの規模と現在のロンドンの比較や、市民の生活、貴族階級によるテムズの利用がどのようなかたちでロンドンの発展に貢献してきたかを多角的な展示で表現している。ロンドンとテムズが切っても切れない関係にあることがよくわかる展示だと思う。イギリス近現代史に興味がある人にはかっこうの展示ではないかと。

 昨日のBBCの生中継中に有った発言によると、現在のテムズはカナレットが描いた頃より川幅が狭くなっているとのこと。護岸工事等があるのだろうけど、今回のイヴェントでテムズに興味を惹かれた人は多いだろう。また、昨日のイヴェントの陰の功労者は、これ。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157601884478424/

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-539.html

 このテムズ・バリアが潮流をコントロールしたからこそ、パジェンとが成功したことをBBCは忘れずに言及していた。


belfry1.jpg

 報道によると、これは floating belfry というもの。

Belfry2.jpg

 5月26日にノース・グリニッヂに行ったときのこと。テムズ・クリッパーの上船場から景色を眺めていると、川上の方からベルの音が響いてきた。まるでいくつもの教会の鐘が鳴り響いているような、耳に心地よい響きだった。何事と思っていると、これが迫ってきた。乗船場の係員に尋ねても、初めて見るものとのこと。テムズ・ペジェンとの数日前になって、自分が観たのがこれと判った。練習していたのだろうけど、心地よい川風に吹かれながら聞く鐘の響きは、まさに音楽のようだった。ろくなものではないけど、写真も撮ったので、後ほど。

(デジカメを購入し、MacBookを購入したのはいいのですが、写真を記録しておくために購入したBuffalo Ministation USB 3.0 Hard Drive のフォーマットができません。ご存知の方、ご教示いただけると助かります)


3generations2.jpg

 全国紙のほとんどが、昨日のイヴェントを大きく取り上げている。一方で、王室の存続に反対の声を上げる団体の抗議活動も報道している。

3generations1.jpg
(チャールズとフィリップさんの間に映っている男性が、どうやら今回のパジェントを統括した人らしい)

 もしイギリスに王室が無かったら?明確な答えは誰にも出せない疑問。一つ確実なのは、昨日のイヴェントでテムズは女王を迎えられたことで歴史に新たな記録を残せたということ。


ダイアモンド・ジュビリィ、真っ盛り

2012.06.03
DSCN1404.jpg

 どうせテムズには近づけないと思って、フラットでテムズのパジェントを観ている。すごい盛り上がりだし、海洋国としてのイギリスの実力を見るおもい。

 正午にマリルボーン・ハイ・ストリートに行った。あれほど閑散としたMHSを見たのは初めて。もちろん、王室に関心の無い人もたくさんいるだろう。でも、多くの人がテムズを目指して嬉しそうに歩いていた。



 これは、現在国立海洋博物館で展示されている「Royal River」展の目玉。天気がこれほどよかったら最高だけど、悪天候をものともしない豪華さには、世界の経済危機を一瞬だけでも忘れることができる。

Hundreds of thousands of cheering crowds throng the banks of the Thames as Queen sets sail on her glorious Jubilee river pageant
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2153969/Queens-Diamond-Jubilee-Tens-thousands-jubilant-revellers-throng-banks-Thames-Queen-arrives-Jubilee-river-pageant.html

Diamond jubilee Thames river pageant sets sail – in pictures
http://www.guardian.co.uk/uk/gallery/2012/jun/03/jubilee-thames-river-pageant-pictures

 イヴェントとしてとても面白いものだったけど、最も感心したのは、女王夫妻が一度も席に座らなかったこと。どういう意図かは判らないけど、良い方にとるのならこの悪天候にもかかわらずテムズ河畔に集まった人が寒さと雨で震えているのに座っていられるか、と。

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