LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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2013年12月の記事一覧

2014年は、世界に笑顔が広がることを

2013.12.31
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(手前味噌だけど、家族から)

2013年が終わるまで、あと2時間ほど。機能上では年が変わるに過ぎないけど、新しい一年の始まりには、何かを期待したくなる。2013年は、僕個人の想いでは、世界中で悲しみが多すぎた一年。2014年は、世界中にもっと笑顔と幸せが広がることを祈る。

 このブログに関しては、2013年は書きたいと思いつつ書けていないことがかなり有る。どうしても書きたいことは何としても。

 2014年、日本の憲法が数の暴力で改悪されないように。辺野古のジュゴンが絶滅しないように。

 いつもこのブログに訪れてくださる皆さん、ありがとうございます。皆さんの一年が素晴らしい、美しい一年になりますように。


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東芝がイギリスの原発会社の株式を取得

2013.12.26
安倍首相の行動がどのように報道されているかを検索していたら、それより先に目に入ったのが東芝がイングランド北部にあるセラフィールドで原子力発電所を建設している会社の株式を取得するのが最終合意になっているという報道。

Toshiba to buy majority stake in UK nuclear consortium
http://www.theguardian.com/business/2013/dec/26/toshiba-stake-uk-nuclear-consortium

Toshiba is keen to kickstart an ambitious reactor building programme that stalled after countries around the world – led by Germany – froze nuclear expansion plans and tightened regulations in the wake of Japan's 2011 disaster at Fukushima.

Its domestic rival, Hitachi, has bought the Horizon project which intends to build two nuclear power stations, in Anglesey and Gloucestershire.


 日本ではまだ報道されていないかと思ったら、ロイターが報道済み。

英原発事業会社買収、早ければ1月に最終合意=東芝社長
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE9BP02Q20131226

別の情報ソース
http://financegreenwatch.org/jp/?p=39509

 イギリスは好きだけど、セラフィールドなんて観光には関係ないと思われる皆さんへ。

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(Googleマップからカット・アンド・ペイスト)

 山を挟んでいるとはいえ、湖水地方はその山を越えてすぐ。日本企業がかかわる原発の事故で湖水地方が壊滅、なんてことを考えてはいけないのかもしれないが。

 セラフィールドへは、ランカスターから一日に4本運行されているローカル列車で行ける。ヴィジター・センターがあるらしいのでいつかいければと呑気に思っていたけど、是非行ってみなければ。

シナモンたっぷりのデニッシュ・ペイストリィ、存亡の危機

2013.12.26
個人的にはシナモンは好きではないのでとても嬉しいニュースだが、デンマークでは大きなニュースになっているらしい。

Cinnamon sparks spicy debate between Danish bakers and food authorities
http://www.theguardian.com/world/2013/dec/20/cinnamon-intake-food-argument-denmark

For years, cinnamon has enjoyed a reputation for being something of a super spice with claims that it could help to lower blood sugar, fight bacteria, reduce inflammation and help to treat polycystic ovary syndrome.

But scientists have now discovered that too much of the most commonly used type of cinnamon, cassia, can cause liver damage thanks to high levels of coumarin, a natural ingredient found in the spice. Experts now recommend a tolerable daily intake (TDI) of 0.1mg of coumarin per kg of body weight per day.

As a result, the EU has laid down guidelines for the maximum content of coumarin in foodstuffs – 50mg per kg of dough in traditional or seasonal foods that are only consumed occasionally, and 15mg per kg of dough in what it terms as everyday fine baked goods.

Last month, the Danish food authority ruled that the nation's famous cinnamon swirls were neither traditional nor seasonal, thus limiting the quantity of cinnamon that bakers are allowed to use, placing the pastry at risk – and sparking a national outcry that could be dubbed the great Danish bake strop.


 EUも納得できる科学的な根拠があってのことだとは思うが、デンマークの皆さんには余計なお世話としか思えないだろう。でも、デンマークだってこんなことをしている。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1418.html

 これがどのようになったのかは追っていないのだが、マーマイトが無くなっても、僕は困らないし。実際、イギリス国内でも消費量が減少してきているそうだ。

Marmite loses bestselling spread title to Rowse Honey
http://www.theguardian.com/business/2013/dec/20/marmite-best-selling-spread-honey-love-hate

But Marmite was not the only brand to lose out. A number of other household names have also had a tough year. Heinz Beanz sales slid 11% in volume and 6.9% in value, with total sales of all beans in the UK down 8.3% to 24.1m kg this year, according to the survey.

 ついでに、ベイクド・ビーンズが無くなっても全く困らない。

 多くの人にとっては、自分の好きな食べ物がこのようなことに巻き込まれるまでは他人事に過ぎないだろう。でも、良く言えばお節介な、悪く言えばコントロール・フリークな政治家が増えている昨今、食べ物の規制が増えて行くように感じる。食べるものまで国にコントロールされる社会にならないと良いのだが。

イギリス人数学者、アラン・チューリングに死後恩赦

2013.12.26
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(ネットから拝借)

サイエンス・ライターのサイモン・シンの代表作、「暗号解読」をじっくり読んだ人には馴染みのある人物、アラン・チューリングに彼の死後59年をしてエリザベス女王より「恩赦」が発効された。

Enigma codebreaker Alan Turing receives royal pardon
http://www.theguardian.com/science/2013/dec/24/enigma-codebreaker-alan-turing-royal-pardon

同性愛の英数学者チューリングに死後恩赦、「現代計算機科学の父」
http://www.afpbb.com/articles/-/3005561

 僕自身、「暗号解読」を読んだのは10年以上も前で、まだ恩赦されていなかったのか、というのが正直な感想。イギリスの報道を読むと、第二次世界単線中、ドイツ軍の暗号であるエニグマを解読した彼の功績がなければ、かの戦争の終結にはもう少し時間がかかったかもしれないされている。

 仮定の話だから今となっては意味の無い点とも思えるが、数学者として、そしてコンピューター科学の礎を築いた功績は大きいはず。そんな彼ですら、死後60年にもなろうとする2013年になってやっと恩赦というのは意外。

 ただ、アラン・チューリングへの恩赦が彼の功績を再評価するためなのか、それとも彼は戦争終結の功労者の一人だから、彼が罪に問われた「同性愛者」という点が考慮されたのかによって、議論が割れているようだ。

Alan Turing's pardon is wrong
http://www.theguardian.com/commentisfree/2013/dec/24/alan-turing-pardon-wrong-gay-men

クリスマス・イヴにだってスキャム・メイルは届く

2013.12.26
起床したら、こんなニュースが。

百度ソフト、便利で人気だが「まるでウイルス」
http://www.yomiuri.co.jp/net/news0/national/20131226-OYT1T00267.htm

パソコンに入力した文字列を全て外部に送信してしまう中国社製の日本語入力ソフト「バイドゥIME」。国民の大切な情報を扱う役所や大学でも気づかないまま使われていたことに、関係者はショックを受ける。便利なソフトなだけに人気も高く、推定利用者は200万人以上。専門家は「便利なITサービスでも、利用者に仕組みを正しく伝えなければ、悪性のウイルスと同じになってしまう」と指摘する。

 起きるかもしれない外交上の軋轢はさておき、インターネットは一寸先は闇、と今更ながら感じる。クリスマス・イヴに、知人のメイル・アカウントから以下のメイルが届いた。

Hello,

This message may be coming to you as a surprise but I need your help.Few days back we made an unannounced vacation trip to Kiev Ukraine.Everything was going fine until last night when we were mugged on our way back to the hotel.They Stole all our cash,credit cards and cellphone but thank God we still have our lives and passport.Another shocking is that the hotel manager has been unhelpful to us for reasons i don't know. I'm writing you from a local library cybercafe..I've reported to the police and after writing down some statements that's the last i had from them.i contacted the consulate and all i keep hearing is they will get back to me. i need your help ..I need you to help me out with a loan to settle my bills here so we can get back home, our return flight leaves soon. I'll refund the money as soon as i get back. All i need is $1,950 ..Let me know if you can get me the money then I tell you how to get it to me.


Regards


 知人はかなりアクティヴなので、ウクライナに居ても不思議ではないのだが、ロシアとEUの狭間でもめている時期にウクライナにわざわざ休暇で行くとは思えない。また、ITに長けている知人が、このような状況で日本語で書いてこない不自然さ。知人の別のメイル・アカウントでコンタクトをとったところ、自分のメイル・アカウントがハッキングされたことに驚いていた。
 
 海外での事故に限らず、友人や知人が苦境に陥ったら助けたいというのは素晴らしい徳だと思う。いつもいつも、何ものもなにごとも信じなという態度で居たら、人生はつまらない。

 でも、いつまで経っても「オレオレ詐欺」の被害が減らない日本。年末・年始、上記のような詐欺メイルが増えるかもしれない。人を信じるなとは言わないけど、発信先のメイル・アカウントに心当たりがないメイルは開かない。友人・知人のメイル・アドレスからのメイルでも、内容がおかしいと思ったら返信せずに、まずは本人に別の方法で連絡をとるようにした方が良いと思う。

冬の嵐が去ったロンドンをクリスマス・ディに歩く

2013.12.25
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(ボンド・ストリートで遭遇した馬車)

日本でも報道されるくらい、酷い天気に見舞われたイギリス。

英仏で激しい暴風雨、死者も 39万戸停電、交通混乱
http://www.47news.jp/CN/201312/CN2013122501001026.html

 次の嵐は金曜日、27日に襲来との予報。

 で、嵐が去り、比較的穏やかな天候に戻った(と言っても曇り、時々雨と晴れ間)ので、公共交通機関が止まるので静かになるであろうロンドンの中心まで歩いた。

 金を払ってまで入る価値があるのか大いに疑問のウィンター・ワンダーランドを過ぎて、ハイド・パーク・コーナーの信号で、乗馬をしている人向けの信号があることの初めて気づく。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/11546579665/

 バッキンガム宮殿の前には、クリスマス・ディの午前中にもかかわらず、かなりの数の人々が集まっていた。トラファルガー広場に向かい、ノルウェイから送られる樅の木を初めてまじまじと見る。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/11546745146/

 ピカデリィに向かう途中、サンドウィッチを販売する「Pret a Manger」やコーヒー・チェインの「Nero」の幾つかの店舗が営業している。ピカデリィ・サーカスを左折してボンド・ストリートへ。サザビィズのあたりまで来た時に、前方から蹄の音が聞こえてきた。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/11546682164/

 この1台だけだったら何か特別なイヴェントだと思ったかもしれない。しかし、続けざまに馬車が5代も通ると、観光用のアトラクションだろう。

 大手のデパートやほとんどのレストランは閉まっていた。バスも全く走っていない。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/11546608995/

 しかし、多くのタクシィがオックスフォード・ストリートやピカデリィを走り、メイン・ストリートのカフェは普通に営業している。少なくともこの10年で、クリスマスの風景が大きく変わったことを感じる。10年前、クリスマス・ディに開いているカフェなんてなかった。空車のサインが点灯するタクシィをみることなんてなかったと思う。

 イギリスのクリスマスの伝統にこだわるつもりは、個人的には全くない。でも、一年の中で最も静かな日であろうクリスマス・ディがここまで普段と変わらなくなってきていることに、イギリス社会の変遷を強く感じる。5年後、10年後、クリスマス・ディは全く違う日になるのかもしれない。

騎馬警官と馬車
http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157639009445133/

クリスマス・ディ
http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157639008177265/

大嵐のクリスマス・イヴ

2013.12.24
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多忙につき、ブログを全くアップできていません。

昨日から、イギリス全土は大雨、大嵐、それによる洪水、そして交通網の麻痺というなんだか絵に描いたようなイギリスの冬、そしてクリスマス。

Storm winds and torrential rain buffet Britain, leaving two dead
http://www.theguardian.com/uk-news/2013/dec/23/storm-winds-torrential-rain-britain-weather

 クリスマス、そして年末年始をイギリスで過ごすために来られる皆さん、天気予報のチェックは怠りなく。

日経、世界の話題:2013年12月17日

2013.12.17
*著作権は、日本経済新聞社に帰属します。

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今年は静かなクリスマス

2013.12.15
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一昨年、昨年は国外にでたし、体調も考えて、今年のクリスマスはロンドンで静かに。写真は、マークスで売られていたもの。かさばるけどいい感じなので家族や友人に送ったらとても好評だった。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/11389644195/

ロンドン歯科治療、初体験

2013.12.14
先週の寒さがかなり和らぎ暖かなロンドンです。

 先月下旬、ロンドンで暮らし始めて以来初めて、こちらで歯医者にかかりました。日本人歯科医によるものではなく、普通の歯科治療です。歯医者に行くのは嫌いではありませんし、最近の技術の進歩で普通の治療であれば痛みを感じることも少なくなっているので、歯医者に行くのは全く苦になりません。なぜなら、痛みを取ってくれるのですから。

 しかし、歯医者・歯科治療への好感と、歯科治療の方針を英語でやらなければならない不安は別の話。さんざん、イギリスの歯科治療の悪い面を聞かされ(例えば、悪い歯を抜くために、健康な歯まで抜く等々。ま、これは前世紀の話でしょう)、NHSの範囲内とはいえ有料ということでどれくらいの出費になるかも判らなかったので、歯磨きは怠ったことはありません。また、一時帰国時には、短い時間の中でできるだけ歯科の治療を受けてきました。

 今年の帰国時、歯科医からもう一回治療ができれば完全に終わると言われた前歯が、不幸にも、歯茎に酷い炎症を引き起こしてしまいました。さすがにこれは放っておけないということで、暮らしている地域(ロンドン随一のイスラム地域)で知人・近所の皆さんの評価が高かった歯科診療所に行きました。

 予約をとるための受付で、名前、生年月日の次に訊かれたのが、治療方針、つまりNHSの治療方針なのか、保険で払うのか。この違いによって診療にあたる医者が違うようです。技術に差はないと思うのですが。

 僕の治療に当たってくれたのは、ムスリム系の女性。イスラム地域のど真ん中とはいえ、さすがに英語は聞き取りやすく、コミュニケイションの不安はすぐに無くなりました。それでも混乱したのが、治療に幾らかかかるのか?、という点。

 診療台に座ってすぐに、今日の初診は£18−で、今日の検査結果から判断して次回の診療費は£49−、もし冠を作り直すことになれば£215−と言われました。トータルで、最低でもおよそ£300−の急な出費は歯痛をとるためとはいえでかいなと。

 レントゲンや歯の状態の確認が終わり、ペニシリンの処方箋(有料)をもらったところで、次回以降は治療の度に、£49−、もしくは£215−を支払わなければならないのかを尋ねました。

 医師は僕が誤解していることがすぐに判ったようでした。彼女の説明からその時に理解したのは、全体の治療がパッケイジ料金のようになっている。初診の時には£18−を払うが、冠を必要としない治療は、その初診のコンサルタント料を引いた£31−。冠が必要となれば、それまでに払った£49−を差し引いた金額とのこと。それでも急な出費には変わりないな、という印象を消すことはできませんでした。

 前歯の治療が終わるのを見越したように、今度は奥歯が痛み始め、結果として5回の治療で£49−。初診の時に、女性医師の明るい態度と、テキパキとした診療に好印象を持ったので、ロンドンで歯医者にかかる不安は払拭されました。歯科治療質のあの清潔な空間は、とても好きです。

 歯科治療は、NHSの範囲内での治療もできるとはいえ、診療費は日本と比べる高いという印象を持ちました。近所にあるコミュニティ診療センター内にある歯科治療は、おそらく無料のはずですが、多分そちらは低所得、もしくは生活保護等の福祉を受けている人たちへの診療が中心だろうと想像します。

 健康だと思っていても、自分の体の維持を気にかけなければならない年齢になりつつあるようで。10月に、救急センターに行くことになった胆石(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-2065.html)は、医師に渡されたリストをもとに自分勝手に始めたロウ・ファット・ダイエット(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-2066.html)が功を奏して、体重は少し落ちた上に、気分も良くなるしで一石二鳥。どうせだから次回の診察まで続けよう、ここで本気で改善しておかないとこれから先もっと痛い経験をしなければならなくなるかもしれない、そんな痛い経験を少しでも避けるためならばと。

 辛くはないですけど、料理が得意でないので、ヴァリエイションが乏しいのが難。更に、脂肪分は取らないにしても甘い物が食べたい。ロンドンで良かったと思うのは、源吉兆庵があること。源吉兆庵のカステラとバウムクーヘン(http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/11271905686/)はバターが使われていません。ダイエットを初めて3週間後に食べたカステラの美味いこと。願わくば、豆大福(http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/10775534684/)と栗大福を値段据え置きで、もう少し大きくして欲しいです。

 クリスマス、年末年始、皆さん暴飲暴食は避けましょう。

霧のロンドン

2013.12.11
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(2013年12月11日、午前7時35分頃)

これまで何度書いてきたように、今でも多くの人が信じている「霧のロンドン」は、今では滅多に起きない。今日、ロンドンに滞在している人は大喜びだと思うが、今朝はかなり濃い霧。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157638570350715/

 既に飛行機に遅れがでているようだし、おそらく道路や鉄道にも遅れや渋滞がでているだろうと思う。

Fog leads to flight cancellations
http://www.bbc.co.uk/news/uk-25329608

 願いが叶うなら、クリスマス・ディとボクシング・ディは大雪になって欲しい。

It's a Book: これは本 by Lane Smits (レイン・スミス)

2013.12.08
散歩の途中、ドーント・ブックスに寄る。激混み。絵本のコーナーで真っ先に目に入ったのを手に取ったのがこれだった。

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 最高!自分へのクリスマス・プレゼントで即購入。値段も手頃だし。興味を持たれた方、是非、地元の書店で購入してみて欲しい。ネット販売は楽だろうけど、梱包の無駄は目に余るので。

 日本語版は既に2011年に発売になっている。

http://www.ehonnavi.net/ehon/69910/%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%AF%E6%9C%AC/

 翻訳は青山南さんということで、良い翻訳だろうと思う。何より、著者の名前のカタカナ表記が「レーン」でなく「レイン」となっているところが信頼できる。日本での出版社、「BL出版」って思わず、ボーイズ・ラヴ専門出版社がなんで、と思ってしまった。

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ロンドンの年の瀬の風景:ティファニィの馬車

2013.12.08
一年の終わりをしみじみと慈しむ、なんて気分を街全体が物欲にとらわれているような昨今のロンドンで持つことはないが、12月なんだなと思うデコレイションを街角のあちらこちらで目にする。ロウ・ファット・ダイエットを始めて以来、日曜日はピカデリィまであるものを購入しに行く。今日、その途中で遭遇したティファニィの、客寄せとはいえ、良い宣伝。

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http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157638477302683/

 この2頭の馬が本当に良く訓練されていて、触られようが暴れることもなく。今日だけなのかは判らないが、来週末にロンドンにいる人は試しに行ってみたら再び居るかもしれない。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157638476697655/

ガーディアンの編集局長、国会に呼ばれる、そして乗り切る

2013.12.04
昨日、ガーディアン紙の編集局長、アラン・ラスブリッジャー氏が国会の国内問題を扱う小委員会に呼ばれて、エドワード・スノーデン氏による情報リークを報道したことについて質問に答えた。

Guardian will not be intimidated over NSA leaks, Alan Rusbridger tells MPs
http://www.theguardian.com/world/2013/dec/03/guardian-not-intimidated-nsa-leaks-alan-rusbridger-surveillance

In one curious exchange, the committee chair, Keith Vaz, asked Rusbridger if he loved his country.

"I'm slightly surprised to be asked the question," replied Rusbridger. "But, yes, we are patriots and one of the things we are patriotic about is the nature of democracy, the nature of a free press and the fact that one can in this country discuss and report these things.

"One of the things I love about this country is that we have that freedom to write, and report, and to think and we have some privacy, and those are the concerns which need to be balanced against national security, which no one is underestimating. I can speak for the entire Guardian staff who live in this country that they want to be secure too."


 読者によるコメント欄も意見は百花繚乱。単純に羨むだけでは何も変わらないが、特定秘密保護法が確定してしまいそうな日本と比べると、なんと民主的なと思えてしまう。

 国会に呼ばれるのは彼だけではない。英国内の諜報活動期間であるMI5のトップも呼ばれることになったようだ。

MI5 chief agrees to appear before MPs to justify claim of security threat
http://www.theguardian.com/uk-news/2013/dec/04/mi5-chief-appear-home-affairs-committee

 全く見落としていたのだが、6月にスノーデン氏のリークに関してガーディアン以外のメディアには規制の圧力がかかったらしい。

MoD serves news outlets with D notice over surveillance leaks
http://www.theguardian.com/world/2013/jun/17/defence-d-bbc-media-censor-surveillance-security

 国連も動き出すようだし。

It's outrageous to accuse the Guardian of aiding terrorism by publishing Snowden's revelations
http://www.theguardian.com/commentisfree/2013/dec/02/guardian-terrorism-snowden-alan-rusbridger-free-press

The claims made that the Guardian has threatened national security need to be subjected to penetrating scrutiny. I will be seeking a far more detailed explanation than the security chiefs gave the intelligence committee. If they wish to pursue an agenda of unqualified secrecy, then they are swimming against the international tide. They must justify some of the claims they have made in public, because, as matters stand, I have seen nothing in the Guardian articles that could be a risk to national security. In this instance the balance of public interest is clear.

 これは日本で観られるかな?

The NSA and surveillance ... made simple - video animation
http://www.theguardian.com/world/video/2013/nov/26/nsa-gchq-surveillance-made-simple-video-animation

特定秘密保護法、絶対に、廃案!

Programme for International Student Assessment (PISA) :国際学習到達度調査

2013.12.04
OECDが2012年に実施したらしい、Programme for International Student Assessment (PISA) の結果が日英でも大きく報道されている。

国際学力調査、日本は過去最高点 「脱ゆとりが奏功」
http://www.asahi.com/articles/TKY201312030495.html

UK students stuck in educational doldrums, OECD study finds
http://www.theguardian.com/education/2013/dec/03/uk-students-education-oecd-pisa-report

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(ガーディアンから拝借)

 ガーディアンの朝日のグラフで日本の順位が違うと気づいた皆さん、答えはBBCに。

Pisa tests: UK stagnates as Shanghai tops league table
http://www.bbc.co.uk/news/education-25187997

 中国はこのテストには国としては参加していないが、上海と香港が代表して参加している。しかし、ガーディアンのグラフからはこの2都市の他にシンガポールも入っていなくて、その説明はガーディアンの本文からは見つけられなかった。

[追記]:グラフのしたの小さな文字を今更読んでみて、中国やシンガポールはOECDに加盟していないということなのか?!

 スウェーデンの凋落ぶりが話題になっている一方で、個人的に興味を惹かれたのはエストニア。最近、ロシア出身で、両親がエストニアに移住して両国の国籍を持っているらしい知人からきいたのは、少なくともEU圏内において、最も急激に人口が流出しているのがエストニアだとのこと。若い世代が、国内にとどまっていては将来はないと悲観してどんどん他の国に移住しているそうだ。次回の調査では、エストニアはどのあたりの順位になるのだろうか。

 BBCが報道している、学力の到達度と幸福感のギャップも興味深い。

The lowest ranked countries in this international league table are Peru and Indonesia. The OECD says the gap between top and bottom of this global classroom is the equivalent of six years of learning.

However Indonesia also appears as the country where the highest proportion of children say they are happiest at school. And the least happy pupils are in high-performing South Korea.


 日本はゆとり教育からの方向転換で順位を上げたそうだが、学生の幸福度にも変化はあるのだろうか。

 テストは、以下のリンクから。

http://www.oecd.org/pisa/test/

 問題のレヴェルが上がって行くにつれて、日本からの参加者の正解率が急降下している。この点は報道されないのかな。

[追記]
OECDのウェブをうろうろしていたら、今回の試験結果の各国別の分析があった。日本のは日本語でも読める。

http://www.oecd.org/pisa/keyfindings/PISA-2012-results-japan-JPN.pdf

 判りやすい上に、課題となることも明晰に書かれている。

芸術新潮12月号は、「春画展」の特集

2013.12.04
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(ネット上で見つけたもの)

東京から送ってもらった「」の広告で、芸術新潮の12月号の特集がブリティッシュ・ミュージアムで開催されている「春画展」。

http://www.shinchosha.co.jp/geishin/2013_12/01.html

http://www.britishmuseum.org/whats_on/exhibitions/shunga.aspx

 先週の金曜日、友人を連れて再び観てきた。楽しかった。友人はBBCの国際編集部門を早期退職して、今はフリーランスのジャーナリストとして活動している。友人の家系はウクライナから。観る前に情報を読んできたそうだが、間近で観る本物の春画の文化価値、歴史的意義に圧倒されたとのこと。日本の美術館・博物館がこの展示の巡回を受け入れていないというと、肩をすくめていた。

 芸術新潮さん、ありがとう。下記の春画は、僕自身、驚いたものの一つ。

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(新潮社、芸術新潮のペイジから無断拝借)

 着物のデザインが「鳳凰」だなんて。こんなデザインのアロハ・シャツが欲しい。

 展示は2014年1月5日まで。入場制限は最終日以外にはないと思うが、展示会場はいつも混雑しているので、見学には時間の余裕を持った方が良いだろう。

 ちなみに、芸術新潮の次号は「つげ義春」。彼の旅を題材にした漫画は今でも幾つかの場面がよみがえるほど読みこんだ。欲しいな。

U.N. human rights chief joins chorus urging secrecy law safeguards

2013.12.03
U.N. human rights chief joins chorus urging secrecy law safeguards
http://www.japantimes.co.jp/news/2013/12/03/national/u-n-human-rights-chief-joins-chorus-urging-secrecy-law-safeguards/#.Up14Mo3i1aV

GENEVA – The top U.N. human rights official urged Japan on Monday to heed public concerns raised at home and abroad over a bill to toughen penalties for leakers of state secrets.

“I would encourage the government and the legislature to hear national and international concerns,” U.N. High Commissioner for Human Rights Navy Pillay told journalists in Geneva. Pillay said that two U.N. experts on freedom of expression and the right to health recently voiced serious concerns about the law for failing to live up to human rights standards.

“Some of the concerns are that there is not sufficient clarity as to what constitutes a secret,” Pillay said, adding that it “allows the government to designate any inconvenient information as secret.”

Pillay urged lawmakers not to “rush through the law without first putting in proper safeguards for the rights to access to information and freedom of expression as guaranteed in Japan’s Constitution and international human rights law.”

The proposed law — which cleared the Lower House last week and was likely to be approved by the upper chamber sometime this week — would designate certain sensitive information within the government as “special secrets” and impose penalties of up to 10 years in prison for those who leak it.

Although Prime Minister Shinzo Abe tried to dispel public concern after the Lower House vote, domestic opposition to the controversial bill has surged.


ワールド・エイズ・デイの募金活動

2013.12.02
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今年は、初めて一般路上での募金活動ということで、いささかの不安はあったものの、参加者の誰一人としてからまれることはなかったそうだ。

 エンジェル駅は人の流れがかなり有る駅だが、セント・パンクラスやチャリング・クロスのように人の流れが止まる場所がないので、皆さんの注意を引くのはけっこう大変だった。

 まだ道のりは長いかもしれないけど、HIVへの理解がもっと深まることを願う。

[追記:12月8日]
今朝、こんなニュースを読んだ。

治癒期待されたHIV感染者2人、再び陽性に
http://www.afpbb.com/articles/-/3004692

 HIVの治療法が未だに発見されないのは残念だが、現在のカクテル・セラピーで感染していない人と同じほどの生活ができるようになっている。ということで、感染しているかどうかのテストを多くの人が受けるようになって欲しい。ただし、献血センターでは絶対にするな!

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