LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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2015年08月の記事一覧

2015.08.30 久しぶりにテレヴィを観て思ったこと
2015.08.30 鱈を鱈腹食べたので
2015.08.26 パリ雑感、少し食情報
2015.08.26 アニシュ・カプール@ヴェルサイユ宮殿
2015.08.24 ロンドン地下鉄ストライキ、延期
2015.08.22 バンクシィのディズマランド
2015.08.20 ロンドン地下鉄ストライキ、来週の予定
2015.08.16 日本語の「お詫び」は幾つ?
2015.08.12 敗戦70年:日本という国がどう見られているか、日本は知らない
2015.08.11 ロシアに行かない言い訳:Dill
2015.08.11 味な地球儀:2015年8月11日、サイダー
2015.08.09 Iran is Great:ある家族に起きたことから考える、ロンドンは異常なのか?
2015.08.09 プライヴァシィの保護なんてあり得ない時代に
2015.08.09 ドナルド・トランプ、失速か?!
2015.08.09 敗戦70年:長崎
2015.08.07 タマラ・ロホへのインタヴュー
2015.08.06 戦後70年:広島
2015.08.05 The Great British Bake Off 2015、開幕
2015.08.05 真冬のアムステルダムは人が優しかった
2015.08.05 ロンドン地下鉄24時間(以上)ストライキ、8月6日
2015.08.05 ハムレットを求めて何万キロ:カンバーバッチ@バービカン
2015.08.04 イギリスの公務員は、流暢な英語を話せなければ
2015.08.02 日本人ができること:敗戦後70年
2015.08.02 バスーン、及びバスーン演奏者は絶滅危惧種

久しぶりにテレヴィを観て思ったこと

2015.08.30
先週末のパリで、ほぼ1年ぶりくらいでテレヴィ番組をテレヴィの画面で観た。今月から始まったThe Great British Bake Off http://www.bbc.co.uk/programmes/b013pqnmはMacBookで観ているけど、テレヴィという機械で番組を観るのは昨年の9月、東京の実家に宿泊していたとき以来。それほど、テレヴィとは無縁の生活。

 で、ホテルではBBCワールドだけを観ていて、その中の経済ニュースのアンカーマンのまるでサッカーの生放送のような絶叫を交えての進行に唖然としてしまった。経済ニュースを報道するのに、どうしてあれほどアドレナリンを全方向に放出しまくり、観る側のアドレナリンすら無駄に消費させるような態度なのか全くその意図が理解できなかった。中国の金融市場の混乱が世界の金融市場に大きな影響を与えていた時だったから興奮するのは仕方ないとしても、たかだか一つの国の金融市場が荒れただけにもかかわらず、しかも誰もその結果を予測できなくて当然の時に、どうしてそこまで不安を煽るかな、と。中国という国が経済政策を失敗しただけのことをそこまでドラマに仕立てることを誰が必要としているのだろう。

 イギリスに来て以来、テレヴィを持たない生活をしていて本当に良かったと改めて思った。画面から四六時中絶叫を聞かされていたら、気が休まることは無いだろう。

 今日のインディペンデント・オン・サンディに以下の記事が掲載されていた。

Watching too much TV can kill you, researchers warn
http://www.independent.co.uk/life-style/health-and-families/health-news/watching-too-much-tv-can-kill-you-researchers-warn-10478297.html

 記事の元になった研究は、ロンドンで開かれている欧州心臓学会で大阪大学の研究者が発表したものとのこと。毎日5時間以上をテレヴィを観ていると、足の血管にできた血栓が心臓に悪い影響を与える云々。毎日5時間もテレヴィを観る時間の余裕がある人ってどのような暮らしをしているのだろうか?

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鱈を鱈腹食べたので

2015.08.30
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パリ雑感、少し食情報

2015.08.26
今更パリのことを僕なんぞが書いてもだが、感じたこと。

 ユーロスターの運賃と同じくらい幸運だったのは、宿泊場所。ほぼ同じタイミングで中期・長期滞在向けのアパートメント・ホテルのCitadines Saint-Germain-des-Prés Parisが繁忙期にしては格安の料金をだしていた。最初に通された部屋の窓から見えるのは隣の建物の壁。受付に戻り、セーヌ川を観ることができる部屋は空いているか?、空いているとして差額は幾らか?と尋ねると、差額は一泊€30−。即断。そして目の前に広がるのは、普段では見られない、写真で撮ることは難しいパリの町並み。

スクリーンショット 2015-08-26 13.32.33

今回のパリの写真
https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/collections/72157657754795612/

 あとで確認した所、セーヌ川を観られるのは15部屋だけ。幸運だった。

スクリーンショット 2015-08-26 13.32.56

 今回撮った写真の中では、一番気に入っている写真。どことなく、ジャケ買いレコードではダントツの人気であろう下の写真を思い出す。

beautifulday.jpg

 サンジェルマン界隈がどれほど高級なのか、世俗的なのかは全く判らないが、ヴェルサイユに行ったとき以外、ほとんどこの周辺から出ないで過ごして全く飽きなかった。

 ホテルからでて角を曲がって数メートルの場所にあるティー・サロン。

MARIAGE FRÈRES
https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/albums/72157657784087025

 ケイキがとても美味しかった。バター・クリームをこれでもかと塗りたくるイギリスのケイキと比べては失礼だろうほどの繊細なクリームの軽やかさは口福。

 このサロンの先の角を曲がった所で見つけたレストラン。

La Rôtisserie d'en Face
http://www.larotisseriedenface.com/

 正面のメニュー掲示板の下の方に、「日本語メニュー、あります」との表示。日本語メニューあります、というレストランには入らないのだが、ディナーの準備中のマネイジャーと話して(流暢な英語)、きびきびした態度、そして明るい店内に好感が持てたのでまずは夕食。そして別の機会に昼食。当たりだった。
 料理は、決して技術を誇ったり、奇を衒ったものではなく、家庭でもかなり頑張ればできるであろうシンプルな調理。でも、食材は新鮮、どのように食べたら良いのか判らないような複雑な見かけでもなく、ゆったりと料理を楽しむことができた。ビストロではないけど、小さな子供連れの家族、半袖シャツからごついタトゥーが見える男性とその奥さん(だろう)、おそらく学習障害があるような印象の10代の男の子を連れたお母さん達を特別扱いすること無く自分たちが誇れる仕事として給仕する皆さんの態度は清々しかった。
 料理に満足した所で、日本語のメニューを見せてもらった。間違いではないが、三カ所くどい表現があったがそれは言わずに、選んだ「クルノンスキィ・オムレツ」がとても美味しかったと伝えると、会計が済んだ所でマネイジャーから日本語メニューのコピィを貰った。

 もう一軒は、ここ。

http://news.madamefigaro.jp/travel/post-1450.html

 こんな情報を知らずに行った。主菜の旨さもさることながら、デザートが驚愕の創造性、そして美味。

 パリに行ったのは、2010年代に入って3度目。行く度に感じるのは、英語の通用度がますます高くなっていること。以前、こんなことを書いた。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1731.html

 今回、パリがまるでロンドンの一部のように思えて来るほど英語が通じ、英語を耳にする。フランスが自ら変わり始めていることの一例。

Let them eat cake: Paris suffers baguette ‘shortage’
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/4b2ce740-47e1-11e5-b3b2-1672f710807b.html#axzz3jkFxdVB4

 フランス人と言えばのパン屋の営業形態が変わる、変わり始めている。今回、宿泊した近隣の個人営業のパン屋が全て休業していて、毎朝のパンはPAULで調達。PAULの並びにはカルフールの都市型店舗が朝8時半から午後11時半まで営業している。10年前のパリではあり得なかった生活の変化。

 サンジェルマンをでることはほとんどなかったので、パリの他の場所がどうなのかは判らない。でも、レストランに限ると、ウェイターへのチップを全て会社の収入にするイギリスよりは、フランスの方がまだ常識を持ち合わせているように思えた数日間だった。

Pay staff their tips, business secretary tells restaurant chains
http://www.theguardian.com/lifeandstyle/2015/aug/21/business-secretary-giraffe-restaurant-tips-directly-to-staff

アニシュ・カプール@ヴェルサイユ宮殿

2015.08.26
6月上旬、8月のユーロスターの往復運賃のプロモーションがあった。久しぶりにパリにも行きたかったし、何よりヴェルサイユ宮殿で展示されているアニシュ・カプールの作品群を観に行くにはちょうどいい機会。往復£86−も払って運行時間が信頼できないイギリスの鉄道でバンクシィを観に行くより、£110−で食事付きのユーロスターでカプールを観に行く方がコストパフォーマンスは充実していると思う。

Anish Kapoor’s Versailles 'vagina' causes controversy in France
http://www.theguardian.com/artanddesign/2015/jun/04/anish-kapoor-versailles-vagina-controversy-france

スクリーンショット 2015-08-26 12.00.10

 メディアに大きく取り上げられた、巨大な女性器とのふれこみのものは、芸術というよりは巨大な「置物」という印象が強かった。また、かなり楽しみにしていた「渦巻き」は、柵の周りが見学者で溢れていて庭との一体感、もしくは違和感を体感できる環境でなかったのが残念。

スクリーンショット 2015-08-26 11.59.33

 しかし、鏡を使った2作品は、戸外展示の面白さ、多様さを経験するにはとても興味深い作品。雲が厚くて鏡に写る空と背景の空との境に現れるであろう差異が小さく、視覚の幻惑を強く感じることはできなかった。が、角度によって現れる鏡に写る様々に歪んだ風景は、視覚に写る現実の虚構性を表しているように感じた。

 宿泊したサンジェルマン界隈にはギャラリィがたくさん有る。到着した土曜日に入ったあるギャラリィの女性とカプールの展示について少し話した。女性は今回のヴェルサイユでの展示を「アート」とは感じられなかったそう。
 実際の展示を観て回って、確かに「アート」という印象は強く持てなかった。他方、広大なヴェルサイユの庭へのアクセント、言い換えるとエンタメとしては、充分にその存在感を発揮していたと思う。

 ヴェルサイユは、立ち入りが禁止されている庭の部分が多かったのが興ざめだった。また、日曜日だったからだろう、広大と言われるヴェルサイユの庭を小さく感じるほどの見学者の波。庭のデザインを愛でながらのんびり歩くという雰囲気はみじんも無かった。日曜日ということで、スピーカーから流れるバロック音楽を聴きながら思い浮かべたのは、プレルジョカージュの「ル・パルク」。音質の悪い音楽を聴かされて噴水を観るだけで料金が高いというのはちょっと納得いかなかった。

 先週末、パリに向かう高速鉄道内でテロ未遂事件があり、パリの警戒レヴェルが一気に急上昇。パリ北駅に沢山の警察官がいたことには驚かなかったが、ヴェルサイユの庭園への出入り口でライフルをかまえた警備員がいたことに、現実を感じた。

France train attack: Americans overpower gunman on Paris express
http://www.theguardian.com/world/2015/aug/21/amsterdam-paris-train-gunman-france

アニシュ・カプール@ヴェルサイユ
https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/albums/72157657363372470

https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/albums/72157657367806638

これまで観てきたカプールの作品群
https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/collections/72157657780521731/

ロンドン地下鉄ストライキ、延期

2015.08.24
今週、2回に分けて予告されていたロンドン地下鉄のストライキは、延期。

Tube strike suspended by unions
http://www.bbc.com/news/uk-england-london-34045753

Two 24-hour Tube strikes planned for this week have been called off after talks between unions and London Underground (LU) managers.

Tube workers have been in dispute with LU over rotas and working conditions on the new Night Tube service.

The Unite union said it had suspended its action as a "gesture of goodwill" to allow further talks.

Unions have put forward new strike dates of 8 and 10 September if a deal is not reached.


 交渉を進める為に延期になったようで、交渉がまとまらなければ、9月8日と10日に。9月12日から開始予定の週末だけの24時間運行が予定通りなのかは、不明のまま。

バンクシィのディズマランド

2015.08.22
5760.jpg
(ガーディアンから無断拝借)

日本語メディアでも速攻で報道された、バンクシィ主導の「Dismaland」。

http://www.dismaland.co.uk/

Banksy's Dismaland: 'amusements and anarchism' in artist’s biggest project yet
http://www.theguardian.com/artanddesign/2015/aug/20/banksy-dismaland-amusements-anarchism-weston-super-mare

Banksy's Dismaland: 'a theme park unsuitable for children' – in pictures
http://www.theguardian.com/artanddesign/gallery/2015/aug/20/banksy-dismaland-a-theme-park-unsuitable-for-children-in-pictures

悪夢のテーマパーク「ディズマランド」が期間限定オープン その全容が明らかに
http://www.huffingtonpost.jp/2015/08/21/inside-dismaland-banksy-at-weston-super-mare_n_8020132.html

 朝は記事をしっかり読む時間がなくて、午後になって読んだらチケットは一日4千枚限定。で、アクセスしたら、下記の結果に。

スクリーンショット 2015-08-21 23.13.25

Banksy's Dismaland: fans express frustration over crashing website
http://www.theguardian.com/artanddesign/2015/aug/21/banksy-dismaland-graffiti-art-market-capitalism-creativity

 行きたいかなと思いつつも、チケットを購入できないまま現地に赴き、並んで、待って、入れなかったら辛いし。ウェストン・スーパー・メアはロンドンからだとパディントン駅から約2時間超。昨日、運賃を調べたらえらく高くて驚いた。

 とりあえず、チケット販売が再開される来週を待つ。

[追記:8月29日]
プロモーション・ヴィデオがあった。

Dismaland

https://www.youtube.com/watch?v=V2NG-MgHqEk

ロンドン地下鉄ストライキ、来週の予定

2015.08.20
観光でロンドンを訪れる予定に皆さんには、もしこのストライキが実行されれば迷惑でしかないが、2015年8月20日現在、あくまで予定であって、延期・中止になる可能性は残されている。

 9月12日から実施されることが発表になっているロンドン地下鉄が週末だけ24時間運行になることへの、主にワーク・ライフ・バランスが論点になっているストライキは既に2回行われた。で、来週の予定。

Tube Strike August 2015: Commuters in limbo as 'painfully slow' talks continue
http://www.standard.co.uk/news/transport/commuters-in-limbo-as-tube-strike-talks-continue-a2916941.html

Workers from three of the four Tube unions are due to walk out from about 6.30pm onTuesday for 24 hours and then again on Thursday evening for another 24 hours. It means the whole working week could potentially be disrupted by industrial action, with the knock-on effect extending into Friday.

 来週予定されているストライキは、前の2回より巧妙、且つ影響はもっと深刻。25日の火曜日の午後6時半から24時間、そして27日木曜日の午後遅くから再び24時間。つまり、水曜日は地下鉄は全く動かず、運行を始めた木曜日の朝は混乱し、それがおさまる前に再び24時間のストライキ。ということで、最悪火曜日の夕方から、土曜日の午前中まで地下鉄の運行は混乱するかもしれない。

 記事の中で触れられているように、主要4労働組合のうち、多くの運転手が加盟する労働組合は、今回のストライキへの参加を表明していない。が、交渉の行方次第では、参加することもあり得るとしている。

 前回のストライキの際、労働組合を敵視しているメディアからは、「ロンドン地下鉄運転手の年収は5万ポンド以上、休暇は年間52日、しかも過去数年、運転手の新規採用はとても少ない」との批判が繰り返された。

 彼らのワーク・ライフ・バランスの内実はよく判らないが、地下鉄の24時間運行が労働者の為でなく、夜遅くまでパーティ等に興じたい金を落としてくれる酔っぱらいの為という印象を、僕は拭いきれない。

 ブログ仲間のかんとくさんの体験。

http://blog.goo.ne.jp/bigupset39/e/97e93c78b9f3637ef2f5fdb580973c08


[追記:8月21日]
 昨日、ロンドン交通局から送られて来たメイル。

Certain Tube trade unions have announced strike action for next week. If the strikes go ahead, Tube services will be severely affected between Tuesday 25 and Friday 28 August.

The best way to find out what Tube services are running during the strikes will be our real-time travel tools at tfl.gov.uk and by following @TfLTravelAlerts, @TfLTrafficNews and @TfLBusAlerts on Twitter. You can also visit https://tfl.gov.uk/modes/tube/tube-strike?cid=tube-strike

Staff on the bus network, DLR, London Overground, TfL Rail, tram, Emirates Air Line, Santander Cycles and River services will not be on strike. These services will operate as normal, but they will be much busier than usual and customers are strongly advised, if possible, to travel outside the morning and evening peaks.

Tuesday 25 August
Tube services will run as normal for most of the day but will stop running at around 18:30, so please complete your Tube journey by this time and travel earlier if possible. Tube services are expected to be exceptionally busy between 16:30 and 18:30.

Wednesday 26 August
We will run as many Tube services as possible according to how many staff sign onto their shifts. However, most Tube services are unlikely to run at all and those that do run may only serve some stations, and may only run for part of the day. Please check our website and Twitter accounts for updates on what is running. Extra bus and river services will run, but all other public transport services and roads will be much busier than usual. Please travel outside the morning and evening peaks if you can.

Thursday 27 August
Tube services will run as normal for most of the day but will stop running at around 18:30, so please complete your Tube journey by this time and travel earlier if possible. Tube services are expected to be exceptionally busy between 16:30 and 18:30.

Friday 28 August
We will run as many Tube services as possible according to how many staff sign onto their shifts. However, most Tube services are unlikely to run at all and those that do run may only serve some stations, and may only run for part of the day. Please check our website and Twitter accounts for updates on what is running. Extra bus and river services will run, but all other public transport services and roads will be much busier than usual. Please travel outside the morning and evening peaks if you can.

Saturday 29 August
Tube services will run as normal and planned engineering works are expected to go ahead.

Buses do not accept cash. Please use contactless payment or Oyster. Contactless is the same fare as Oyster. You can top up your Oyster pay as you go credit or buy Travelcards and bus & tram passes at around 4,000 shops across London.


 ストライキが実施されたとしても週末の改修工事はするとのこと。さすがに観光シーズンということもあるのだろう、大きな工事は無い。強いて言えば、ヴィクトリア・ラインの北端の3駅の閉鎖。でも、鉄道は動くだろうし。

日本語の「お詫び」は幾つ?

2015.08.16
スクリーンショット 2015-08-16 18.58.12
(BBCのウェブから無断拝借)

8月14日にBBCの日本人記者、Mariko Oiさんが書いた日本語の「お詫び」の違いについての記事がとても判り易い。

The many ways to say sorry in Japanese
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-33901966

 日本時間、8月14日に発表された「談話(何故、「談話」という表現になるのか理由を知りたい)」や、東芝の不祥事のこともまだ新鮮なうちに、海外からだとどの「お詫び」が真意なのか理解できない日本語の闇を判り易く書いていると思う。以下の引用部分は、秀逸だと思う。

"Sumimasen" すみません, which can be translated as "excuse me", also works as an apology depending on how it is used. "Yurushite" 許して is to ask for forgiveness and "kanben" 勘弁 can be used to plead for mercy and both terms are used much more casually than in English.

 日本の戦争責任をこれからの世代が未来永劫にわたって謝罪をしなければならない、とは僕も思わない。しかし、ならば日本が何をしたのかを、戦争を知らない世代にしっかりと伝えてからだろう。知らないから謝罪しないという態度では、何も変わらない。

敗戦70年:日本という国がどう見られているか、日本は知らない

2015.08.12
大仰なタイトルをつけながら、たった一つの意見から考えたことにしか過ぎないが。

 ガーディアン、頑張っているなと。

The last kamikaze: two Japanese pilots tell how they cheated death
http://www.theguardian.com/world/2015/aug/11/the-last-kamikaze-two-japanese-pilots-tell-how-they-cheated-death

 これにコメントを書き、一つ、返信が書き込まれた。

There certainly are some aspects of Japanese culture that are noble and respectable, but overall, they've done more harm than good...at least until the A-bomb was dropped. They were forced into becoming a peaceful nation, let's not forget that.

 これを書き込んだ人の名前が本名なのか、性別、年齢、国籍は全く判らない。履歴を見たら、この記事への不快感を書く為に登録したように思える。それでもなお。

 「日本は平和な国になることを強いられた。そのことを忘れるな」。

 頭にカッと血がのぼることは無かった。むしろ、日本は元から平和に国とは見ていない人が世界には居るんだということに驚かない自分に、驚いたというべきか。

 「安全保障法案」が仮に成立してしまったら、日本はやはり戦争を好む国、と見る人が増えることもあるだろう。

ロシアに行かない言い訳:Dill

2015.08.11
Dill.jpg
 
今朝のガーディアンに、おそらくモスクワ駐在の記者だろう男性による、食に関するコラムが掲載された。

Dill with it: Russia’s obsession with the spindly herb menace
http://www.theguardian.com/world/2015/aug/10/dill-russia-herb-pizza-sushi-soup-hummus-food-ruin

Dill is everywhere in Russia. It’s the national herb, smuggled on to every plate as if it were merely seasoning, rather than a ruthlessly aggressive flavour capable of sabotaging any dish with just a few of its spindly fronds. A Reuters investigation once found that the average Russian eats enough dill each year to fill a large suitcase.

It’s one thing when dill blankets traditional Russian dishes like the emptied contents of a lawnmower bag, but quite another when it shows up on pizza, sushi, quiches: occasions when you naively hadn’t even thought to request a dill-free meal from the waiter. It is a sabotage apparently borne of a grotesque, atavistic culinary longing, like some deranged Brit on the Costa del Sol lacing a paella with brown sauce.

 大人の味覚になってから、子供の頃に食べたいと思わなかった野菜や、和食にはない香草を楽しめるようになった。が、ディルだけは、どうして料理に使われなければならないのか全く意味を見いだせない味覚。不覚にも料理に使われていて口にしてしまったのがいつだか全く思い出せない。思い出す必要もない。

 今、行くのが面倒そうだけど行けるなら行ってみたい国として自分の中で盛り上がっているのがイラン。イランの料理がどのようなものだか判らないが、寿司にディルを使う国と比べたらまだましだろうかと思う。それほどディルは嫌いだし、誘われても説得力のある断る理由を知ることができて良かった。

 個人的に、もう一つこの記事で興味を惹かれたのは、ロシアの実情とは、という点。

People often ask if Moscow is a difficult place to live, and I tell them it’s great: exciting, vibrant, and with rapidly improving quality of life in recent years.

 どのメディアで目にしたのか思い出せないが、数週間前に、ロシア国内での新生児の死亡率が急速に改善されているとの記事を読んだはず。以前、登場してもらったエストニアとロシアの国籍を持つ「ロシア人」の知人。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-2174.html

 彼は昨年暮れにイギリスを離れ、どこか南方に行ったらしい。ロシアが悪いとしか報道しないイギリスが嫌になったと言いつつ、彼が南方に行けたのはエストニアのパスポートのおかげだろう。

 それはおいておくとして、人権問題も含めて、ロシア国内では、ロシア人は生活の質に満足しているということなのだろうか?プチンは国外からは叩かれ放題だが、国民の生活向上に腐心しているのだろうか?、と。

 ロシアに行くより前に行くのであれば、イランだなと思った話題。

[追記:8月12日]
 コメントを書いたら、以下のコメントを貰った。

Last I checked the poverty rate in Russia was about 16%. In the so called most developed country in the world, the U.S. it is about 14.5%. Doesn't seem like a huge difference to me

味な地球儀:2015年8月11日、サイダー

2015.08.11
*著作権は、日本経済新聞社に帰属します。

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https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/albums/72157657343219031

Iran is Great:ある家族に起きたことから考える、ロンドンは異常なのか?

2015.08.09
昨日、8月8日のガーディアンに掲載された記事。

The family behind the Iran is Great van: 'what happened to us was serendipity'
http://www.theguardian.com/world/iran-blog/2015/aug/07/the-family-behind-the-iran-is-great-van-what-happened-to-us-was-serendipity

 ルーマニア出身の男性、フランス人女性の夫婦、そして彼らのドイツ生まれの二人の息子達は、「Iran is Great」と書かれた家族の車で旅をしている。様々な体験をして家族はイギリスへ。ロンドン中心部の科学博物館の前に車を止め見学を始めた。2時間後車に戻ると、ガラスは壊されていた。

 誰だどうしたとの情報がなかったが、結果として警察がテロリズムの対象として強制的に車内に突入したと。

Cristian particularly felt agitated that the police had not left any note behind, explaining what had happened. “I went to the police station and they accused me of provoking the whole thing, they wanted me to feel responsible for expressing my views about this country, Iran.” He has not received an apology.

Later that day at the station, a policewoman told Cristian in an episode that has since been posted online: “We had to block the road, we had to call out the bomb squad, we had to call up supervisors to come down, we had to close everywhere off because your vehicle was parked in a higher security hotspot in London with that written on the sides. That’s the justification, it doesn’t say ‘Spain is Great’, ‘Italy is Great’, whatever.”

A Metropolitan police spokeswoman told the Guardian on Thursday: “There was a security alert in the Kensington area on Monday as a result of a suspicious vehicle.” When pressed if the police has since apologised, the Met said it has not received an official request of such.


 ルーマニア出身の男性は、警察の行動は理解できるが、少なくとも車に情報を残しておくべきではなかったのか、と。コモン・センスがあれば、本当にその通りだと思う。

 最近のイギリスの公共機関は、きちんと対応すれば労力を浪費することはないだろうにということに全力を費やし、社会で暮らす人々が本当に必要な活動をしているように思えないことが多い。

 どうして世界はこんなに怒りに溢れてしまっているのだろう、と改めて考えるニュース。

プライヴァシィの保護なんてあり得ない時代に

2015.08.09
いつからか今では思い出せないが、グーグルでフライト情報を調べる時に面白いことに気づいた。友人や仕事でロンドンへ来る人が事前に飛行機の情報を連絡してくる。それは必要。で、彼らの到着当日、グーグルにフライト・ナンバーを入力すると、即座にその日の飛行情報、遅れるのか予定通りなのかが判る。飛行情報の他に画面に現れるのは、その飛行機に搭乗しているであろう友人らの名前。

 メイルでやり取りした情報が、当人達の承諾のないまま映し出される。

 数日前、2週間後に宿泊する場所の住所をグーグル・マップで確認した。予約はオンラインで。グーグル・マップの検索結果は、宿泊場所の住所だけでなく、僕がいつチェック・インしてアウトするかの情報まで。これが既にデフォルトなら、誰も不快に思わないのなら、インターネットにつながっている限り、プライヴァシィの保護なんてもはや言うだけ無駄なような気がする。

 今日のオブザーヴァ紙の付録雑誌のあるコラム。

Love in the time of technology: an app to record every digital moment
http://www.theguardian.com/lifeandstyle/2015/aug/09/love-in-the-time-of-technology-affairs-apps-deleting

 スマフォのデイト・アプリで始まったロマンス、アプリによって育まれ、結果として終わってしまった時に、それまでインスタグラムやFB、トゥイッターで交換したメッセイジ等を全て消去してくれるアプリがある、と。

Elsewhere there are apps aimed at the broken promise to delete your past. It’s no longer the forgotten toothbrush or T-shirt that threatens our recovery, it’s the Spotify playlist, the Facebook alert. Hence the browser plugin Block Your Ex, that wipes your ex from your internet (beware: ex limit is five), and Ex Lover Blocker, which alerts three friends the night when you try to contact an old flame. If you ignore their warnings, it shames you on Facebook. Drunkdial will deter you from calling an ex by forcing you to pass a series of maths tests to prove you’re sober. Killswitch simply murders them, digitally – they will disappear from your feeds for ever. And, nice touch, part of their proceeds goes to the American Heart Association.

 それって、自分のスマフォからは消去されるかもしれないが、それがどこかに残されている可能性を否定できないだろウ、というか、自分で確認する術を利用者は持てるのだろうか?

 僕自身が怖いと感じるのは、自分の宿泊予定や飛行情報が僕だけが読めるのか否かが判らないこと。グーグルの検索結果にでるということは、誰かがどこかで知る可能性はあるだろうから、家を不在にする情報が筒抜けになるのは不快だ。

ドナルド・トランプ、失速か?!

2015.08.09
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http://www.theguardian.com/commentisfree/picture/2015/aug/07/martin-rowson-political-leadership-races-cartoon

全く興味を持てないので、見出しすら読んでいなかったアメリカ共和党の大統領候補選。言いたい放題のドナルド・トランプが候補になるかもしれないのが今のアメリカだと思っていた。が、回復が難しい失言をとうとうしたらしい。

You're fired? Donald Trump and aide Stone at odds amidst Kelly controversy
http://www.theguardian.com/us-news/2015/aug/08/donald-trump-roger-stone-megyn-kelly

 女性がアメリカの大統領に就任できればそれはとても興味があるのだが、クリントン女史もカリスマが衰えて来ているようだし。

敗戦70年:長崎

2015.08.09
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(2015年8月9日、サンディ・テレグラフのトラヴェル・セクションの一面)

ガーディアンが広島と同じくらい長崎を取り上げるかと期待していたのだが、Associated Pressの記事だった。

Nagasaki atomic bombing remembered with calls for Japan to stay off path of war
http://www.theguardian.com/world/2015/aug/09/nagasaki-bombing-marked-with-calls-for-japan-to-stay-off-the-path-off-war

 メディアによって温度差が激しい。タイムズは広島については国際面の半ペイジだけだった。それから比べれば、これでも良い方なのかもしれない。BBCの記事。

Japan remembers Nagasaki atomic bomb, 70 years on
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-33839055

Speeches by a survivor and Nagasaki's mayor both criticised the attending Prime Minister Shinzo Abe for his plans to loosen the restrictions on what Japan's military can do.

A survivor of the Nagasaki attack, 86-year-old Sumiteru Taniguchi, described the injuries he had suffered and said he could not accept Mr Abe's new legislation.

Nagasaki often gets forgotten as the world focuses on Hiroshima. But the bomb dropped here was made from plutonium and even more powerful.

Perhaps the most powerful moment in the ceremony came when survivor Sumiteru Taniguchi got up to speak. He described his own terrible injuries... of the skin hanging like rags from his arms and back.

But then he turned on Prime Minister Shinzo Abe sitting nearby. Do not meddle with Japan's pacifist constitution, he warned him. The audience erupted in loud clapping. Mr Abe looked straight ahead, showing no emotion.

 テレグラフは、当初、長崎の記事は全く無かったが、今日の午後になって式典の模様を報道したので、明日の紙面に掲載されるかも。

Nagasaki survivor warns Abe reforms 'will lead to war'
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/japan/11792659/Nagasaki-survivor-warns-Abe-reforms-will-lead-to-war.html

 今日のサンディ・テレグラフの旅行セクションのトップは、長崎市。

Nagasaki's new dawn
http://www.telegraph.co.uk/travel/destinations/asia/japan/11789992/Nagasakis-new-dawn.html

 記者の書き方から感じられる、何とも冷めたトーンが気になるが、それでもここまで長崎について長く書かれている記事を読むのは初めてのように思う。ただ、出だしで新幹線でと書かれているが、確か九州新幹線の長崎ルートってまだ開業していなかったと思うのだが。

 先週のオブザーヴァの記事に、以下の書き込みがあった。

Yeah, that's why Hiroshima and Nagasaki are totally uninhabited today, right?

 まず、悲しかった。しばらく時間が経って考え始めたことは、原爆が落とされてから70年。21世紀の今、世界中でどれくらいの人が原爆、広島、長崎のことを知っているのだろうか?もしかしたら、知らない人のが多いのではないだろうか?

 シリア国内の内戦が再び激化し、ダイーシュの攻撃はやまず、ウクライナ情勢は全く不透明のまま。世界中で、実際に多くの人が戦争に巻き込まれている「今」、70年前に落とされた原爆のことを知る機会を持っている人はどれくらい居るのだろうか?

タマラ・ロホへのインタヴュー

2015.08.07
*著作権は共同通信社、高知新聞社、京都新聞社に帰属します。

インタヴューをしたのは7月上旬。1時間があっという間だった。盛りだくさんの内容を全てを入れるのは無理なのは判っていても、ロホの情熱を伝えることができたなら。

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高知新聞、8月7日の夕刊。

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京都新聞、8月8日の夕刊。「攻める芸術監督」、言い得ている。

https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/albums/72157662478714371

戦後70年:広島

2015.08.06
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(2015年8月6日、午前6時過ぎのガーディアンのウェブのトップ)

Hiroshima remembers atomic bomb: 'Abolish the evil of nuclear weapons'
http://www.theguardian.com/world/2015/aug/06/hiroshima-remembers-atomic-bomb-abolish-the-evil-of-nuclear-weapons

Hiroshima atomic bomb: a simple toll of a bell signals the moment 80,000 died
http://www.theguardian.com/world/2015/aug/06/hiroshima-atomic-bomb-a-simple-toll-of-a-bell-signals-the-moment-80000-died

After the A-bomb: Hiroshima and Nagasaki then and now – in pictures
http://www.theguardian.com/artanddesign/gallery/2015/aug/06/after-the-atomic-bomb-hiroshima-and-nagasaki-then-and-now-in-pictures

 「夕凪の街、桜の国」の英語版は、現在入手困難。幾つか、小さな点で翻訳が意味をなしていない不満はあるのだが、多くの人が読めるようになって欲しい。

https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/20324980265/in/dateposted/

The Great British Bake Off 2015、開幕

2015.08.05
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(テレグラフから無断拝借)

今晩午後8時、グレイト・ブリティッシュ・ベイク・オフの2015年度のシリーズが始まる。

番組のホームペイジ
http://www.bbc.co.uk/programmes/b013pqnm

今年の参加者
The Great British Bake Off 2015: meet the contestants – in pictures
http://www.theguardian.com/tv-and-radio/tvandradioblog/gallery/2015/aug/04/the-great-british-bake-off-2015-meet-the-contestants-in-pictures

 涙と笑いはありだが、多くの人が指摘する成功の理由は、基本的に参加者を誹謗しないことだろう。審判が参加者をこき下ろす場面なんて、見たくないと感じている人が多いことでもある。

 何度か書いてきたように、番組のフォーマットは世界に輸出され、BBCがYTを厳しく監視していることもあり、イギリス本国で放映される番組そのものが多くの国で放映されているようだ。フォーマットが輸出された国のヴァージョン。

The Great British Bake Off: how its recipe translates worldwide - in pictures
http://www.theguardian.com/media/gallery/2015/aug/05/the-great-british-bake-off-international-versions-in-pictures

 テレヴィがないので番組は本編が終わってからBBCのiPlayerで観ることになるのだが、各メディアがライヴをブログ形式でアップしてくれるので、臨場感は楽しめるかな。

真冬のアムステルダムは人が優しかった

2015.08.05
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(マウリッツハウス)

2月の中旬に行ったアムステルダムのことを今更書くのもなんだが、知り合いがベネルクスに観光で行くと聞いたので、完全に記憶から無くなる前に。

 歩行が困難になりつつある知人が、自力で歩けるうちに、かつて住んだことのあるアムステルダムに行くのだけど、一人だと不安があるのでと誘われて、何も調べないで訪れたアムステルダムは、人が優しかった。

https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157648774233664

https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157651100219921

 覚えていることを箇条書きに。

 食事:滞在中の3晩、夕食はずっと魚介レストランのルシャス

http://lucius.nl/en/

 ホテルに勧められて、値段は手頃とは言いがたいが、食材の鮮度も良いし、味付けも薄めで僕には大当たり。さすがに3日続けて通ったら、最後の日はウェイターと長々と話して、働いている皆さんは短くて10年超、長い人は開店当時からという人がオフィスに居るとか。給仕の皆さんは、少なくとも英語、フランス語、ドイツ語は喋れるようだった。日本語のメニューもあり、観光客が主体ながら、とても居心地が良かった。共同経営者のスーザンさんによると、オランダ人は予約が嫌いなのでオランダ人の利用は少ないのよ、とのこと。

 アムステルダム:確かに、足腰が弱い人には、特に運河沿いの散策は難しいかな。ロンドンとにたようなもので、おそらく中心地で居住する生粋のオランダ人は少ないのではないかと感じた。というのも、特に日中、自転車を暴走させる若い人がとても多かったから。

 面白かったのは、ロンドンよりずっと頻繁に、とても聞き取り易い英語が耳に入ってくること。英語圏から観光で訪れる人がオランダ語を習得してから来るとは思えない。ならば、迎え入れる側が英語で判り易く会話をすることが、結果的に無駄な時間と労力を使わないで済むのだろう。

 偶然かもしれないが、幾つか入ったカフェの対応がとてもこ気味よかった。いずれも内部は広くなく、注文は奥のカウンターでというもの。そこに、特にアメリカ系、スペイン系の若い客が注文を決められないで店内を混乱させていたら、「注文は一人がまとめてしてください」としっかり、はっきり、フレンドリィに言い伝えていた。言われた方は吃驚していたようだが、注文しない人間が狭い店内を占拠していたら、営業に支障が出る。

 路面電車好きには、アムステルダム、またデン・ハーグは楽しい場所。デン・ハーグから路面電車でスケフェニンフェンまでいけるとは知らなかった。また、デルフトへも行けるらしい。

 美術館:ロンドンにスポイルされていることを痛感。入場券を購入する為にどうしてあんなに長い時間並ばなければならないのか。北フランドル系の絵には興味が薄いのでいかなければ良かったのかもしれない。しかし、現代美術館の方は空いているし、発見もあって楽しめた。

 知人がどうしても再訪したかったマウリッツハウスは事前に入場券を購入しておいた。にもかかわらず、美術館に到着したら入場に長蛇の列。晴天だが寒い日、知人は長時間立って待つことは困難だったので、入り口の係員に車いすを依頼した。そのあとの対応の素晴らしいこと。差し出がましくない、しかし的確なサポートに感動した。古い建物の中にどうやってリフトを設置したのを知るのは興味深かった。

 併設のレストランで、小エビのクロケットを食す。美味しかった。

 空港:スキポール空港は、本当に巨大だった。あの広さは、健常者でも移動が大変だろう。知人はモビリティ・サポートを予約しておいたので、僕も同乗。それですら、10分くらいかかったように思う。

 運転してくれた若い皆さんと話していて感じたのは、仕事にも満足、生活にも満足、幸せなんだろうな、ということ。「オランダをでて、他の国へ観光で行こうとか思わない?」と尋ねると、もちろん海外へ行くことは楽しいけど、オランダでの生活はとても快適であると。一般論として語れないが、ロンドンでオランダからの移住者に会ったことがない。もちろん、オランダとロンドンであれば、通勤は可能だから移住する必要性は高くないだろうが、少なくともアムステルダムとその周辺地域は、居住者にとって快適な生活空間なのかなと思いを巡らした。

ロンドン地下鉄24時間(以上)ストライキ、8月6日

2015.08.05
実質、今日8月5日の午後6時半から、明日8月6日は終日、ロンドンの地下鉄はストライキの為に止まる(ロンドン時間、8月5日正午の段階)。

London tube strike: Boris urges unions to put new offer to RMT members
http://www.theguardian.com/uk-news/2015/aug/05/london-tube-strike-boris-johnson-unions-offer-members

 先月のストライキ同様、今回のストライキの目的は、9月12日からロンドン地下鉄の幾つかの路線が、金曜日、土曜日に24時間運行になることでのろう同条件の折り合いがつかないため。

 なんだ、結局金が欲しいだけじゃないか、というのが多くの人が思うことだろう。でも、最近のロンドンのコントロール不可になりつつある、全ては金の為に、多くの人をより惹きつけて金を得る為に、ならば地下鉄も24時間運行する、という印象を拭えないこの動きには、ストライキを支持してしまう。このストライキの正当性を訴える為だろう、インディペンデントに興味深い記事が掲載された。

Three million Britons are working night shifts – and endangering their health
http://www.independent.co.uk/life-style/health-and-families/health-news/three-million-britons-working-night-shifts--and-endangering-their-health-10438592.html

 医療関係者、警察等24時間勤務が必要な職場ですら最近の人員削減、しかし労働過剰により働く人が疲弊し、それに伴いシステムも疲弊し始めているイギリスで、累計だろうけど、300万人もの人たちが夜に働いているって、どのようにしてここまで増えたのかの過程を知りたいものだ。

 地下鉄が24時間運行になれば、遊びで遅くなる人だけでなく、早朝勤務の人にも恩恵があるだろう、という意見はある。しかし、早朝・深夜勤務の人たちには、低賃金でオフィスの清掃をする人たちも多く居る。そのような人たちにとって、地下鉄の運賃は高いのだ。地下鉄の24時間運行によって深夜バス・24時間運行のバスの利便性が低くなるかどうかを議論している報道はまだ多くない。

24-hour tube service in London: will you miss the night bus?
http://www.theguardian.com/uk-news/2014/sep/25/24-hour-tube-service-in-london-will-you-miss-the-night-bus

 ロンドン、遠くない時期に燃え尽きてしまうこともあり得るのではないか。今日、明日とロンドンに観光や仕事で滞在される人は、地図をじっくり眺め、また無理な計画を実行しない方が良いだろう。

ハムレットを求めて何万キロ:カンバーバッチ@バービカン

2015.08.05
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(ガーディアンから無断拝借)

今日、8月5日に、バービカンでベネディクト・カンバーバッチ主演の「ハムレット」が初日を迎える。テレヴィ・ドラマも映画は滅多に見ないから彼がどれほどの人気・実力を誇るのか全く知らないが、盛り上がりが凄い。

バービカンの情報
http://hamlet.barbican.org.uk/

Cumberfans on Hamlet: 'I can’t imagine what it will be like to see him'
http://www.theguardian.com/culture/2015/aug/04/benedict-cumberbatch-hamlet-shakespeare-barbican

 この記事によると、アメリカのど田舎、フィリピン、そして日本からもこの舞台を観に来る人が居るそうだ。ブログ仲間の方のチケット争奪戦観察の記録。

http://ameblo.jp/peraperaopera/entry-11905461560.html

 当初、当日券は100枚との情報もあったようだが、30枚のみ。

£10 seats announced for Benedict Cumberbatch's Hamlet
http://www.theguardian.com/culture/2014/jul/31/10-pound-seats-benedict-cumberbatch-hamlet

 さすがにこれだけの需要があるとライヴ・ヴューイングもあるのではなかろうか。

[追記:9月15日]
 もう一つホットな、ニコール・キッドマン主演の舞台レヴュー。

Photograph 51 review – Nicole Kidman captures the ecstasy of scientific discovery
http://www.theguardian.com/stage/2015/sep/14/nicole-kidman-photograph-51-noel-coward-theatre-rosalind-franklin-review

イギリスの公務員は、流暢な英語を話せなければ

2015.08.04
何を今更、イギリスの公的機関で働ける人は、国籍にかかわらず流暢な英語を話せて当然だろう?!、と思う人が多いだろう。が、現実は、そうではなく、特に、数年前に起きたドイツ人医師の低い英語力によって患者が死亡したことがあり、労働者の自由な移動が認められている欧州圏内からの移民も、今後は「流暢な」英語を話せなければ公務、警察、医療の職には簡単には就けなくなるかもしれない。

All public sector employees who work directly with the public to have fluent English
https://www.gov.uk/government/news/all-public-sector-employees-who-work-directly-with-the-public-to-have-fluent-english

スクリーンショット 2015-08-04 8.11.51

Public sector workers 'must have fluent English'
http://www.bbc.co.uk/news/uk-politics-33750709

 公用語は英語なのだから英語は話されて当然だと思うだろう。しかし、世界の様々な国から、国毎に違う英語教育を受けた人たちが、イギリス人が言う所の「流暢な」英語を話せているかどうかは、議論は尽きないと思う。ただ、公務員や医療関係者、警察官が英語がおぼつかない、というのは国としては困るだろうし、移民を抑制したい保守党政権にとっては、単独政権になったからこそ押し進めたい法案だろうと考える。

 日本でどのように報道されているかを調べていないが、現在、チャネル海峡のフランス側、カレーでは不法移民がユーロトンネルの混乱に乗じてイギリスへ入国しようとしている。イギリスへ来るならきても良い、でも、簡単なことではないし、不法滞在、もしくは英語を話せるようになろうという意志がないなら即、退去だからねということを表明したいのだろうと考える。

 もちろん、不明瞭な点は幾つもある。一つは、英語を話せない公的機関の支援を受けたい市民へのサポートはどうなるのか、そのようなサポートに予算はつくのかということが全く明記されていない。今後、議論されるのだろうけど、福祉予算が再びばっさり切り捨てられたあとでは、イギリスに来て英語を話せないなら、政府はサポートしないよ、という状況もあり得るのではないかと。

日本人ができること:敗戦後70年

2015.08.02
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70年という節目は日本だけではなく、第二次世界大戦を経験した全ての国でも同じ。それでも、日本人としては、やはり日本のことが気になる。今日のガーディアン・オブザーヴァから。

Hiroshima’s fate, 70 years ago this week, must not be forgotten
http://www.theguardian.com/world/2015/aug/02/hiroshima-bombing-70-years-on-eric-schlosser

Japan's atomic bomb survivors continue in fight against nuclear weapons
http://www.theguardian.com/world/2015/jul/31/japan-atomic-bomb-survivors-nuclear-weapons-hiroshima-70th-anniversary

 別のポストでも書いたように、第二次大戦中に日本軍がしたことを決して忘れないイギリス人は今でも多い。その事実を、多くの日本人は知らない。僕は、面と向かって非難されたことはないが、幾人かの友人から、彼らの親族、友人、知人が直接・間接に日本を憎んでいることを聞いている。

 戦争は憎しみを増幅し、その増幅された憎しみは何世代、ミレニアムというタイム・スパンで受け継がれて行くのは歴史が証明している。

 その憎しみを受け止めた上で日本ができること、しなければならないことは、被爆国として原子爆弾の非道さを世界に伝えること。世界のどこかの国が日本の戦争責任を非難しても、原子爆弾の恐ろしさを伝えることは日本ができること。

[追記]
テレグラフの記事。

Hiroshima: 70 years on, one survivor remembers the horror of the world's first atomic bombing
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/japan/11778250/Hiroshima-70-years-on-one-survivor-remembers-the-horror-of-the-worlds-first-atomic-bombing.html

バスーン、及びバスーン演奏者は絶滅危惧種

2015.08.02
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(ネットから)

今日のオブザーヴァ紙で、個人的に唯一、微笑んだ話題は、クラシカル音楽で使われる楽器の一つ、バスーンとその演奏者が絶滅に瀕していると。

Musicians launch campaign to save the bassoon as shortage threatens orchestra
http://www.theguardian.com/music/2015/aug/01/save-the-bassoon-campaign-endangered-instrument

 僕は滅多にシンフォニィを聴きに行くことはないし、ロイヤル・オペラで最前列の席に座ることができて、オーケストラ・ピットの中を見てもどこのバスーン奏者が座っているのか、いやバスーン奏者が聴きに行ったオペラで演奏する機会があるかどうかすら考えることはない。なので、正直、「ヘー、バスーン、無くなってしまうのか」というのが記事の見出しを読んでの第一印象。

 更に自分を追い込めば、記事で言及されているフレンチ・ホルンも、ヴィオラも、オーボエも直ぐにはその形体を思い出すことはできない。

 このような記事が大きく掲載されるということは、音楽を深く愛し、理解している人からすれば重要な課題なのだろう。絶滅危機を避ける運動が始まったのは、アムステルダムのアート・フェスティヴァルからだそう。この芸術監督は、ルース・マッケンジィ女史。

2012年のインタヴュー記事
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1762.html

 競技場やエンブレムで大揺れの東京。文化イヴェントの指揮はマッケンジィ女史に依頼してみては。日本が異様に固執する「おもてなし」は、日本人だけの視点では破綻するのではないか、と最近思う。

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