LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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2016年02月の記事一覧

The New Day: 新しい日刊新聞

2016.02.29
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http://thenewday.co.uk/

New Day editor Alison Phillips: 'We threw out all previous thinking'
http://www.theguardian.com/media/2016/feb/28/new-day-editor-alison-phillips-we-threw-out-all-previous-thinking

初日の第一面
https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/albums/72157664539819489

 いわゆるタブロイド紙のThe Mirrorによる日刊紙、The New Dayが今日から発行。初日の今日は無料、明日から2週間は25ペンスとのこと。インディペンデントの紙版廃止をみての動きかなと。


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スティーヴン・マックレィのインタヴュー@イヴニング・スタンダード

2016.02.27
日本時間の今日の午前から、ロイヤル・バレエによる日本公演(6月)のチケットの一般発売が始まったそう。友人によると、スティーヴン・マックレィの人気がことのほか高いらしい。ということで、数日前にイヴニング・スタンダード紙に掲載された彼のインタヴュー。ダーシー・バッセルの引退後はロイヤル・バレエのダンサーのインタヴューが一般新聞に掲載される頻度が少なくなったようだし、シルヴィ・ギエムの引退後は、バレエが記事になることも少なくなりつつあるように感じる最近。

Steven McRae: With ballet I’m like a superhero and each jump is a power move
http://www.standard.co.uk/goingout/theatre/with-ballet-i-m-like-a-superhero-and-each-jump-is-a-power-move-a3188916.html

2015年4月、「リーズの結婚」のカーテンコール写真
https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/albums/72157651739486578

ロイヤル・バレエ新作、「フランケンシュタイン
http://www.roh.org.uk/productions/frankenstein-by-liam-scarlett

イギリスのEU離脱論争と為替相場、そして日本への影響はありか?!

2016.02.23
ベルリン滞在中に、イギリス初の大きなニュースとして欧州、そして北米地域で注目を集めたのは、ロンドン市長のボリス・ジョンソン氏(任期は今年の5月5日まで)が、キャメロン首相には同調せずに、EU離脱に賛同することを表明したこと。

 昨年11月以降、¥・£の交換レイトは円高に流れている。EU離脱賛成派の勢いが増すと更にポンドが安くなるとは思っていて、ジョンソン氏の表明を受けて、£はアメリカ$に対して7年ぶりの安値になった報道には驚かなかった。

Why is the pound falling and what are the implications for Britain?
http://www.theguardian.com/politics/2016/feb/22/why-is-the-pound-falling-britain-sterling-dollar-uk-credit-vote-eu

 現実として、イギリス国内に居住するイギリス人による海外旅行者の数はかなり減るだろう。そしてEU離脱賛成派がどう思うかは判らないが、欧州圏からイギリスに来る観光客がもたらす強い「€」に、特に観光業界は頼ることになるのではないか。

 日本同様、多くの食材を輸入に頼るイギリスでは、食品の価格が高騰して、貧困層だけでなく中間層の家計への影響は大きいだろう。£安によって輸出産業は攻勢に出るのだろうけど、新興国の経済が停滞している現状で、どの産業が利益をもたらすのか。

 日本では、急激に円高が進んでいる。円高の要因がイギリスの現状によるだけのものではないが、£が$に対して弱まっている現状では、日本円に対しても£は弱くなる環境。

 イギリスとは逆に、日本では輸入品の価格が下がることを期待できるのだろうけど、利益を溜め込みたいであろう企業が円高の恩恵を消費者にいつ還元するのか。また、海外からの観光客を増やしたい観光業界にとって、この円高では観光客を増やすことへの高い壁になる。

 参考までに、いつも目安としてチェックしているOANDAの交換レイトのチャート。

http://www.oanda.com/lang/ja/?&stop-geo-ip=yes

ユーロ/日本円
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ブリティッシュ・ポンド/ユーロ
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ブリティッシュ・ポンド/アメリカ・$
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アメリカ・$/日本円
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ブリティッシュ・ポンド/日本円
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 $とユーロの流れを調べていないが、これらのチャートの表層を観る限り、イギリス・ポンドは一人負け状態。

 イギリス保守党の議員が離脱に流れるのは、全てのことが自分たちが望む方向に進むべきと思い込んでいるイギリス人にありがちな傲慢さの現れだからと他人事のように思っていた。しかし、仮に離脱ということになった時、たとえば僕の永住権への影響はない、とは誰にも判らない。

 保守メディアは離脱がどれほどイギリスにとって素晴らしいかを煽るだけ煽っているが、冷静な議論になって欲しい。

ペルガモン博物館@ベルリン

2016.02.23
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(イシュタルの門の一部)

機会がやっと訪れて、初ドイツ(1993年、ミュンヘン空港での3時間の待ち時間は含まない)。ドイツに行くならミュンヘンか、友人が暮らすハンブルクが最初だろうなと思っていたが、ベルリンへ。予定の合間と悪天候の合間を縫って一つだけどうしても行きたかったのは、ベルリンの「美術館島」にあるペルガモン博物館

http://www.smb.museum/en/museums-and-institutions/pergamonmuseum/home.html

写真
https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/collections/72157662658242274/

 オペラ・ハウス以外に、ベルリンに観光施設なんてあるのだろうかと検索して最初にヒットしたのがこの博物館。そして博物館を代表する展示品が「イシュタルの門」と知って、どうしても行きたかった。イシュタルの門を初めて知ったのは、「サイボーグ009」のある短い話。

 悪い習慣で、イシュタルの門があること以外を調べないで日曜日の午後に訪れたら、入場券を求める人の列の長さに吃驚。入場を諦めてホテルに戻り、やっとネットで情報を調べたら、ダントツの人気を誇る博物館で、入場に数時間かかることはいつものことらしい。

 宿泊していたホテルに相談したら、あっさり時間指定の入場券を購入してもらい、翌日の月曜日に訪問。ロンドンに戻ってからインターネットで情報を調べた所、博物館のウェブで時間指定の入館を予約できるそうだが、そのペイジはドイツ語のみらしい。

 入館前に、屋外の掲示板で、博物館の半分近くが改修工事の為に閉鎖中ということは判っていたし、イシュタルの門が観られれば後はどうでもいいやと思っていたので落胆はなし。

 館内のチケット売り場はなんだか工事現場の中にあるように殺風景。ホテルが印刷してくれた確認書をチケットに交換するものだと思っていたら、背後に一人でぽつんと立っている男性にバーコードをスキャンしてもらえれば良いと。工事のためとはいえ、入り口付近はなんだか博物館の入り口とは思えなかった。どうやら館内へは、大きさにかかわらず鞄の持ち込みは禁止のようで、多くの見学者が、ロッカーに預けていた。

 残念だったのは、イシュタルの門もすべてを観ることはできなかった。入って左側部分、そして門の内側の部分が改修中の足場が組まれて居て、観ることはできなかった。

 それを差し引いても、また2500年の歳月を経て元の色彩を観ることは叶わなくても、表現されているライオンや牛(なのか?)、想像上の生物が生み出す美しさには時間を忘れて見とれてしまうほどだった。

 このような美術品を生み出す人類。そしてそれを破壊し尽くすのも同じ人類。

 半分しか観られないなら入館料を半額にしてくれても、とは思わない。イシュタルの門や、現在5年がかりで進んでいる改修工事が終わるまで観られないらしい「ペルガモンの祭壇」が、どのような経緯でドイツももたらされたのかよく判らない。維持費用に巨額の資金が必要であることもよく判る。
 でも、イギリスに住む一人として思う。イギリスは多くの美術品を略奪してきたのだから、無料で展示するのは当然だという人たちは、無料で観られる裏で、どれほどの維持費がかかっているのかを知っているのだろうか?仮にそれらの「略奪品」がもとの国に戻されて、元の国がイギリスの博物館・美術館と同じことを社会に対してできるのか?

 展示物の半分しか観られなかったけれども、写真を撮りつつ、門や他の美術品の細部をじっくりみていたら、あっという間に1時間。ドイツの他の都市のことは判らないが、ベルリンでは日曜日は多くの小売りが休業。ということで観光客が美術館・博物館に訪れるので、日曜日は避けた方が良いかもしれない。

日本語の情報
http://www.arukikata.co.jp/city/BER/spot_3.html

アクラム・カーン振り付けの「ジゼル」、ロンドン公演のチケットは2月22日発売

2016.02.18
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今日、サドラーズからメイルが届き、アクラム・カーン振り付け、イングリッシュ・ナショナル・バレエによる「ジゼル」のサドラーズのでロンドン公演(11月15日から19日)のチケットは、来週の月曜日、2月22日から発売になるそうだ。

Giselle, 15 - 19 November
On Sale Monday 22 February 2016 at 10am

Co-commissioned by Sadler's Wells and choreographed by Sadler's Wells Associate Artist Akram Khan, the classic story of love, betrayal and redemption will feature stunning set design by Academy-Award winning designer Tim Yip and music adapted by composer Ben Frost.


Akram Khan's Giselle
http://www.ballet.org.uk/whats-on/akram-khan-giselle/

 初演はロンドンではなく、9月27日にマンチェスターで。マンチェスターは行ったことがないので興味はあるのだけど、ロンドンまで待とう。

 「ジゼル」はもちろん楽しみなのだが、「イングリッシュ・ナショナル・バレエ、本気か?」と思ったのは、2017年3月サドラーズで上演予定になっているトリプル・ビル。ピナ・バウシュの「春の祭典」、フォーサイスの「イン・ザ・ミドル」、そして観たことはないファン・マネンの「Adagio Hammerklavier」。

 マネンの作品の難易度がどれほどかは全く判らないが、バウシュの「春の祭典」とフォーサイスの「イン・ザ・ミドル」だけで充分、バレエ団は人的リソースを使い果たしてしまうのではないだろうか。プレス・リリースによると、ENBはバレエ・カンパニィとしてバウシュの「春の祭典」を踊る二つ目とのこと。一つ目は、パリ・オペかな。

春の祭典@ヴッパタール
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-722.html

イン・ザ・ミドル
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-2436.html

ロホのインタヴュー
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-2590.html

 久しく日本公演をしていないENBの日本公演が2017年に向けて調整されているという噂をどこかで聞いたのだが、その噂が本当だとしても、実現するのは2017年の夏以降かな。

カフェの飲み物は、砂糖がどっさり:スターバックス、コスタ等

2016.02.17
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(ガーディアンからスクリーンショット)

スターバックスやコスタ等のチェイン展開しているカフェの飲み物には驚くほど大量の砂糖が使われているとの報道。

The cafes serving drinks with 25 teaspoons of sugar per cup
http://www.theguardian.com/business/2016/feb/17/cafe-chains-selling-drinks-25-teaspoons-sugar-starbucks-costa-coffee

'Shocking' sugar levels in High Street hot drinks, warns charity
http://www.bbc.co.uk/news/health-35593007

Starbucks' venti Grape with Chai, Orange and Cinnamon Hot Mulled Fruit was found to have the highest sugar content, with a total of 25 teaspoons of sugar per serving, the campaign group said.

Costa's massimo eat-in Chai Latte was found to contain 20 teaspoons of sugar and Starbucks' venti White Chocolate Mocha with Whipped Cream was found to have 18.

KFC's mocha and Starbucks' Signature Hot Chocolate both had 15 teaspoons of sugar per serving while Caffe Nero's drink-in Caramelatte had 13.

Action on Sugar researcher Kawther Hashem called on coffee shop chains to reduce the amount of sugar in their drinks, improve their labelling and scrap extra-large serving sizes.

"These hot flavoured drinks should be an occasional treat, not an 'everyday' drink," she said.



 ティースプーンで25杯分の砂糖が入っているらしい、スターバックスの「venti Grape with Chai, Orange and Cinnamon Hot Mulled Fruit」。舌を噛む以前に、こんな長ったらしい注文をさせるんじゃない!企業側の責任はもちろん議論されるべきだが、消費する側の止まる所を知らない欲望もこの結果に加担していると思う。

 いつも思うことは、客に「コーヒー」だけしか注文させないカフェが復権するべき。

日経「味な地球儀」2月16日:中高年男性、料理教室へ

2016.02.16
*著作権は、日本経済新聞社に帰属します。

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https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/albums/72157664842449972


原子力廃棄物を未来に残すことは良いことなのか?

2016.02.16
イギリス国内ですらひっそりと報道されているだけだから、日本で全く報道されていないのは当然なのだろう。シェフィールド大学で、原子力廃棄物をこれまで以上の年月「安全」に蓄えておけるセメントが開発されたそうだ。BBCでは、その期間を「2,000年」、ガーディアンは「10万年」としているが、その差はどこから来ているのか。

Long-term cement study seeks nuclear waste solution
http://www.bbc.co.uk/news/science-environment-35571793

UK scientists say they have produced a new mix of cement that should be much more effective at containing nuclear waste in a deep repository.

The material develops mineral phases that readily trap radioactive isotopes trying to pass through it.

Investigations at the atomic scale indicate the cement ought to retain this ability for at least 2,000 years.

The Sheffield University team believes the new mix is up to 50% better than previously proposed barrier solutions.

At some point the government will choose the location of an underground store for the hundreds of thousands of cubic metres of waste built up over more than 60 years of nuclear operations. A lot of this material will be immobilised and backfilled using cement (the binder in concrete).

This cement will need to block the passage of radioisotopes far into the future.

The Sheffield experiments have been performed at the Diamond Light Source in Oxfordshire.

This is the UK's big synchrotron, which shoots X-rays into samples to reveal their structure on the smallest scales.

Diamond now has a lab - or beamline, as it is called - that is specifically given over to long-duration studies.

It has allowed Dr Claire Corkhill and colleagues to probe the changing properties of different mixes of cement over the past 18 months.

"We've been able to gather some very high-resolution data, and this has allowed us to make some predictive models so that we can understand what phases are forming, and when, out to 2,000 years, which is exactly when we expect water to start interacting with a geological disposal facility," said the scientist from Sheffield's NucleUS research group.

Their optimum cement - known currently simply as No7 - contains blast-furnace slag.

The sulphides this introduces react with water to produce sulphate mineral phases that are exceptionally good at sorbing technetium-99.

"It's a high-yield fission product; it's only found in nuclear reactors; it's very mobile in the environment - but what we found is that our cement will actually lock tight this technetium-99 into its structure and prevent it being transported into the environment," explained Dr Corkhill.

The team's investigations show No7 to be a much better performer than the currently proposed cement barrier, called Nirex Reference Vault Backfill. But this is not the end of the story - further mixes are being investigated to find even more effective solutions.

The cement work has been discussed here at the annual meeting of the American Association for the Advancement of Science (AAAS) - as has the long-duration experiment facility at Diamond. It is the only one of its kind in the world, and was set up specifically to permit scientists to study the temporal behaviour of materials.

Researchers put their samples on a robotic bench and then leave the machine to it.

"It's a bit like a hotel for samples, or imagine a karaoke machine," said Prof Trevor Rayment, Diamond's director of physical sciences.

"Once a week, automatically and remotely, the sample is wheeled out across a table into the X-ray beam, and the data is collected.

"Then, that particular sample is withdrawn and somebody else's experiment is moved into the beam to gather their data. This could go on for two years.

"The scientists can stay in the comfort of their offices."

A lot of requests to use the facility have to do with battery technology - understanding how materials inside power cells change through countless charging cycles.


Britain leads race to make nuclear waste safe for 100,000 years
http://www.theguardian.com/environment/2016/feb/13/nuclear-waste-protection-thousands-years

British scientists are designing a revolutionary cement that could withstand the impact of intense radiation for thousands of years. The project could prove vital in dealing with the challenges of Britain’s proposed expansion of its nuclear industry.

The government has announced plans to build several nuclear power stations over the next decade to provide power previously generated by coal, oil and gas stations. These are now likely to be phased out as part of the UK’s climate change commitments. However, a move towards more nuclear power will lead to the generation of extra nuclear waste.

It is estimated that about 300,000 cubic metres of highly radioactive intermediate waste – including old fuel rods and irradiated reactor components – will have accumulated in the UK by 2030 as a result of this expansion. At present, these swelling stocks are stored above ground, near reactors. However, their growing risk to the environment has forced the government to pledge to dispose of the material underground in a major depository.

However, before its location is agreed, planners will have to ensure that the waste will remain safe for at least 100,000 years, the time needed to allow their radioactivity to decay to a safe level. A key part of that effort will include the design of cement that can withstand intense radiation levels so that it can be used to cover nuclear waste once it has been placed in pits deep underground.

“To work out how materials – in this case cement – are going to behave for tens of thousands of years is quite mind-boggling, but that is exactly what we are now doing,” said the project’s leader, Claire Corkhill of Sheffield University. She is due to present details of the project at the annual meeting of the American Association for the Advancement of Science in Washington on Sunday.

The key to her team’s project is the UK’s Diamond Light Source, near Oxford. The facility accelerates electrons almost to the speed of light, so that they give off a light 10 billion times brighter than the sun. These bright beams are then directed off into laboratories, where they are used to study the properties of many different types of material: ice, viruses, cancer drugs – and cement.

“Many of the technological problems that affect society today are ones that take place at a very slow rate: melting ice in the Arctic or the decay of batteries,” said Professor Trevor Rayment, head of physical sciences at Diamond. “By using our machine to measure very accurately changes taking place in the materials we are studying, we can discover how those changes might affect them in hundreds or thousands of years.”

In the case of the cement being studied, Corkhill and her team have examined how it reacts with water over the long term. “That interaction between water and cement granules can go on for decades,” added Corkhill. “We are using Diamond to predict what cement will be like thousands of years in the future. No one has ever done that before.”

From this work, the group has designed a new form of cement which could then be used to cover nuclear waste inside underground stores. “That cement will be able to capture all of the radioactive elements that might be released from the waste over time,” added Corkhill. “Cements that are currently in use do not do this. Our cement will therefore make nuclear waste disposal even safer.”


 根拠はないが、ガーディアンの記事を読んで感じることの一つは、「イギリスは地震を知らない国」だなと。

 現在を生きる僕たちが持ちたくない原子力廃棄物を、何が起きるか全く判らない状態のまま2000年、もしくは10万年後に丸投げするのは倫理的に許されるべきでないと思う。

Sexを語ろう

2016.02.16
様々な意見はあるだろうが、セックスについての誤解を判り易く読み解くコラムが掲載されるのは、イギリスのメディアの良い所だと思う。

Everything you always wanted to know about sex (and weren’t afraid to ask)
http://www.theguardian.com/lifeandstyle/2016/feb/14/everything-you-always-wanted-to-know-about-sex-embarrassed-ask

 セックスについての誤解、思い違いは洋の東西を問わないのだなと感じた幾つかの点。

 長時間が良いのか、短時間は本当に良くないのか?

Men who find it difficult to orgasm with a partner – or take too long – are often misunderstood, too. Since “lasting a long time” is typically prized, they can be characterised as sexual athletes instead of being recognised as people who never become sufficiently excited to climax. In many cases, they require more vigorous stimulation than can be provided during most forms of bodily penetration. Men who ejaculate “too quickly” usually seek treatment because of shame – or complaints from their partner. Professional help can teach them to recognise their point of ejaculatory inevitability and to control it.

 歳を重ねてのセックス

Common mythology suggests that sexual failure of one kind or another is a natural consequence of ageing. This is untrue. Commonly, though, hormonal changes – and some illnesses or disabilities that can accompany ageing – affect or disrupt the sexual patterns enjoyed in one’s youth. Our society’s prejudice against sexuality among older people doesn’t help, and some people mistakenly accept one erectile failure, for example, as a sure sign of an age-related, downward spiral. As people begin to age, they tend to begin to prefer more direct genital stimulation, so this is a time to request more direct care and attention from a partner, or to provide it for one’s self. Men’s erections in older age may not be as upright as those of a 20-year-old, but this does not make them less proficient lovers; in fact, their experience, knowledge and better communication skills should make them far better. The arousal mechanism of vaginal lubrication may start to take a little longer, too, so women should ask for more oral sex time, longer caresses or whatever arouses them best. If penetration becomes painful due to insufficient lubrication, this is a sign that more arousal is necessary – and perhaps a tube of lubricant.

 極端なことは書かれていなくて、日常の中で、質問する機会がなくて誤解が積み重なっている点を判り易く説明しているので、思い当たる人は読んでみると肩の荷が下りるかもしれない。

日本国債10年物利回りがマイナスに(2016年2月9日)

2016.02.09
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(ガーディアンのサイトをスクリーンショット)

アジア・オセアニアの金融市場の混乱のニュースで大にぎわい。日本の金融に関する場所の端で細々と仕事をしていたのは20世紀の終わりなので国債の利回りについての説明を自分の言葉ではもはやできないが、凄いことになっているようには思う。

'Panic situation': Asian stocks tumble amid fears of new global recession
http://www.theguardian.com/business/2016/feb/09/panic-situation-as-asian-stocks-tumble-amid-fears-of-new-global-recession

日本国債の7割が水没、マイナス金利策で先行のドイツ国債に追い付く
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-O29TZE6K50YC01.html

 日本がG7を離脱することもあるかのかと感じるニュース。

笑う蘭の花@キュー・ガーデンズ

2016.02.07
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明日、2月8日はイギリス全土で大嵐の予報。今朝は、それを感じさせない晴天だったので、キュー・ガーデンズに、昨日から始まった蘭の花の特別展示を観に行った。

Orchids 2016
http://www.kew.org/visit-kew-gardens/whats-on/orchids

 華やかさにはちょっと欠けるかなとは感じたが、蘭の花の様々な形状を観ると、「自然って、本当に不思議だ。観客が居ないままで、このような美しい形態を作り出したのだから」といつも思う。帰宅して、撮った写真を整理していたら、幾つかの蘭の花が笑っているように見えた。

蘭の写真
https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/albums/72157664425174665

スクリーンショット 2016-02-07 19.35.17

 人間が視覚から入ってきた対象物の映像情報を理解する為に、そして意味付けする為に、それまで蓄積した情報をすりあわせて認識しようとする機能は面白い。僕の語彙の記憶の中にある「くしゃおじさん」(完全な死語)という言葉がこの蘭の花と重なった瞬間から、僕はこの蘭の花に見いだすのは単に蘭の花ではなく、「くしゃおじさんのように見える蘭の花」。映画の「バットマン」のあのロゴ、僕にはコウモリが飛んでいるようには見えず、大きな歯がある口にまず見える。

 視覚だけではない。判る人にしか判らない例。パッヘルベルが作曲した「カノン」というよく知られた曲がある。戸川純さんのファンにとっては「カノン」は「カノン」ではなく「蛹化(むし)の女」。

[追記:2月9日]
キュー・ガーデンズにこれらの写真を送ったら、喜ばれた。

L’Étoile@ロイヤル・オペラ

2016.02.07
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(指揮者のマーク・エルダー卿)

2月1日からロイヤル・オペラ・ハウスで上演が始まったシャブリエによる「レトワール」を観てきた。レヴューはほぼ三ツ星ばかり。

http://www.roh.org.uk/news/your-reaction-letoile

 あるレヴューでは演出がつまらない、別のレヴューでは歌手陣が今ひとつと、なんだか手放しで誉めないのはフランス・オペラだからなのか、それともオペレッタともくくれる音楽だからか。こういう、クリティクがぐだぐだとつまらないことをつつく時は面白いオペラだと思った。そして、面白かった。

L’Étoile
http://www.roh.org.uk/productions/letoile-by-mariame-clement

King Ouf I always celebrates his birthday with a public impalement and has gone in disguise among his people to find a suitable victim. The forthright young pedlar Lazuli has just fallen in love with Princess Laoula (also in disguise) and is appalled to learn she is already betrothed, to Ouf. Unknowingly Lazuli insults Ouf, who thinks he has found his candidate – until court astrologer Siroco reveals that the stars of Lazuli and Ouf are so closely bound that if Lazuli dies so will Ouf. Lazuli is instead brought to the palace to be pampered.

The ambassador Hérisson de Porc-Epic, jealous of Lazuli’s love for Laoula, makes an attempt on Lazuli’s life. Lazuli survives, but Ouf is terrified of what might have happened. Ouf gives his blessing to Laoula and Lazuli’s marriage and declares that the couple will succeed him.


 ブログ仲間によるリハーサルの模様。
http://ameblo.jp/peraperaopera/entry-12122990439.html

 物語は、始まる前から、読んでも判らないだろうからと全く読まず。でも、オーケストラが最初の音を奏でた途端、そこからフランス音楽の香が最後まで。

 幸運なことに、指揮者のマーク・エルダー卿の真後ろの席をリターンで取れた。彼もまたこの素晴らしい音楽を楽しんでいることが判ったので、相乗効果でますます舞台を楽しめることができた。
 
 よく練られた演出、ちょっと頻繁すぎるかとも感じたが効果的な舞台変換、原作にはない、イギリス・フランス双方の役者に舞台でどのような物語が進んでいるかを語らせる絶妙なタイミング、そして美しい音楽。オペラはワーグナー、プッチーニ、チャイコフスキィだけではないことを改めて感じた舞台。僕なりに感じたこのオペラの主題は、「We should enjoy our life!」。

 上演日程がやや変則で、後半の4公演は2月15日以降にある。大御所オペラと比べると、チケットの値段が低く抑えられているので、ロンドンに居る人、ロンドンに来られる方にはお勧め。3枚だけだが、写真。

https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/albums/72157664350959826

国会のチェック機能奪い赤字国債自動発行可能に:芸能ニュース報道に隠されて

2016.02.04
インターネット上で出回っている割に、いつの発言かの確証が得られないのだが、ま、最近の日本の報道をのあり方をみていると、核心を突いていると思う。

「マスコミが、芸能ネタなりスキャンダル事件を連日連夜、執拗に報道している時は注意しなさい。国民に知られたくない事が必ず裏で起きている。そういう時こそ、新聞の隅から隅まで目を凝らし小さな小さな記事の中から真実を探り出しなさい。」
by竹村健一


 2016年2月1日、しんぶん赤旗が掲載した記事。

安倍政権の特例公債法案
国会のチェック機能奪い赤字国債自動発行可能に


http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-02-01/2016020102_03_1.html

 安倍政権は今国会に、新たな特例公債法案を提出しています。同法案は、“赤字国債発行自由化法案”とでもいうべきもので、国会のチェック機能を奪うとともに、財政規律を破壊する重大な中身となっています。

 現行の特例公債法は2012年、民主、自民、公明3党が成立させました。12年度から15年度までの4年間、政府に対し、国会議決なしの赤字国債発行を認めたものでした。

 新たな法案は16年度から20年度までの5年間、赤字国債を自由に発行できるようにし、現行法よりさらに長期間、国会のチェック機能を形骸化させるものです。

 しかも、赤字国債発行にまったく関係のない、東日本大震災からの復興促進に必要な復興債の発行期間延長のための法案と無理やり抱き合わせて一本化し、成立を狙っています。

 財政法第4条は国債発行を禁止しています。かろうじて、「公共事業等のための国債発行」が認められているだけです。過去の戦争で戦費調達のために大量の国債を発行し、国家財政と国民生活を破綻させた痛苦の経験があるからです。

 特例公債法が12年に改悪されるまでは、赤字国債を発行するには政府が毎年法案を提出し、成立させなければなりませんでした。単年度に限定してきたのは、財政規律を守るための最低限の措置だったのです。

 故大平正芳首相が蔵相時代の1975年には、「異例の措置であれば、その年度限り、その特定の目的のために、これだけのものをお願いする、というように限定しなければならない」と述べました。

 特例公債法は予算と一体のものです。

 16年度予算は軍事費が当初予算で初めて5兆円を突破し、三大都市圏環状道路や国際コンテナ戦略港湾など不急の大型公共事業費を増額し、法人実効税率を20%台へ引き下げる大企業・大金持ち優遇の内容です。このような予算を支えるために、毎年自動的に多額の赤字国債を発行すること自体、およそ認められるものではありません。

 (川田博子)


 大手と言われるメディア各社はほとんど報道していない。

 何が真実なのか、権力側が何を隠したがっているかについて常に気を配っていなければ、気がついた時、抜け出すこと、そして改革することもできなくなる。

BTのブロードバンド・ネットワークと電話網ダウン(2月2日)

2016.02.03
宝くじのシステムが落ちるのだって影響のある事故だが、ある国の通信網をほぼ牛耳るシステムが全国規模で半日以上も落ちるというのは、その企業の存在意義の根幹で何かが大きく間違っていると思う。

BT apologises for broadband outage across much of UK
http://www.theguardian.com/business/2016/feb/02/bt-broadband-phone-network-down-uk-areas-birmingham-london-sheffield

Tens of thousands of BT customers are left without broadband and phone lines after massive outage crippled the network nationwide (but the internet sees the funny side)
http://www.dailymail.co.uk/news/article-3428444/BT-suffers-outage-broadband-phone-network-country.html

 昨日はずっと、書かなければならないレポートを前に唸っていた。午後になってやっと流れができて没頭して居て、しばらくクラウドへのアップデイトが止まっていることに気づかなかった。

 幸運にも、記録は失われていなかった。しかし、全国では仕事に影響を受けた人や企業もあったようだ。メインのシステムに大きな障害が起きた時に、即座にリカヴァリィ・システムが稼働する体勢を構築するなんてこと、BTは考えたことすらないのではないかと思う。プロのハッカーが出るまでもなく、イギリスの通信網は内部崩壊することを世界に晒したようなのものかなと。

日本が戦争を始めてしまう不安:全日本海員組合の反対声明

2016.02.02
先週、1月29日に全日本海員組合が発表した「民間船員を予備自衛官補とすることに断固反対する声明」。

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PDF
http://www.jsu.or.jp/files/pdf/pdf_20160128.pdf

全日本会員組合のウェブ
http://www.jsu.or.jp/

戦争は犯罪!

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