LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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2月6日、7日:京都と名古屋も美味しい

2010.02.17
2月6日。新幹線で京都へ。途中、米原付近の大雪で徐行運転。運休にならないだけずっとましだと思うけど、文句を言っている人多数。車窓から見える雪景色は、美しかった。
 
 京都では、元会社の大先輩に会って、一緒にお昼。行ったのは、四条烏丸の美濃吉。ここは名前は知っていたけど、入ったのは初めて。ランチだから瞠目するようなメニューではないけど、使われている器や、料理の見せ方が素晴らしい。ゴマ豆腐の舌触りが最高。でもこのランチの目的は、大先輩に会うこと。ずっと会っていなかったけど、いろいろなことを話すことが出来てよかった。かなり気分が楽になった。

 夜に備えて、腹ごなしのために南禅寺へ。



昔、ほぼ毎年のように通っていた京都だけど、南禅寺には行ったことがなかった。そんな理由だけで何も調べずに行ったのは間違いだった。落胆。方丈を見るのに入場料、山門に登るのにも別に料金と、拝観料金を取りすぎだと思う。これなら清水寺に行っていたほうがよかった。
 裏通りから八坂を抜けて祇園へ。街中を歩いていると、次回の帰国時には東京ではなく京都に滞在するのも良いかなと思い始める。雪の降りが強くなってきたので、清水寺を諦めてホテルへ。

 夜は、寺町今出川にある、「御所雲月」。

http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260302/26007453/

 そうだろうなと思っていた通り、「できるだけ宣伝しない」という方針の下、ウェブはなし。本当は、北区鷹峰にあるここの本店に十数年ぶりに行きたかったけど、本店は料亭で一人客は取らない。ということで、カウンター席があるこちらへ。 ま、本店は夜に行ったら僕ごときが払える金額ではなかっただろうとも思う。
 席に着くと、調理主任と思われる男性が出てきて、まずは朱色の杯にお酒をいただく。予約した際、コースを選んでおいたので、その後は次々に料理が運ばれてくる。先付けから始まり、全部で8品くらいだろうか。器や料理の盛り方は華美ではないけど、理に叶った(料理の盛り付けにこんな表現はありだろうか?)もので好ましかった。魚は、男性がカウンターの向こう側に小さな七輪(のようなもの)を運んできて、目の前でとても肉厚なうなぎを炙ったもの。プレゼンテイションは決して派手なものではないけど、使われる食材の旨さを舌だけでなく、目でも存分に味わえる。ちなみに、足元は床暖房になっていて、心地よかった。
 とてもおいしかったのは、野菜の炊き出しの中に入っていた大根。使われただしの味付けもさることながら、大根そのものの味が、なんとも柔らかくてちょっと言葉を失う。青菜の上に載っていた山椒がこれまた良い塩梅。熱々の鴨鍋を食べ終わるころにはすでに充分。



にもかかわらず食事の〆の鯛ご飯もすっかり完食。果物、有名な蕨もちと続き、今晩の食事の選択は間違っていなかった。

 食事の合間に調理主任から女性一人客は結構いるけど、男性の一人客はとても珍しいとおそわった。来たかった理由を伝える。今ではどの媒体だったかは思い出せないけど、雲月のことを知ったのは、大女将のインタヴューを読んだからだった。女将は、かつて相国寺の典頭(字、これであっているか自信なし)だったとのこと。写真では、ミッソーニのセーターをすっと着こなし、背筋をきりっと伸ばして座っている。京都の老舗料亭の女将でありながら、洋装というそのイメイジのアンバランスに興味を惹かれ、ちょうど親族が京都に住んでいたころだったので、お昼を2度試したことがある。そのいずれも、京都の老舗料亭のお昼の充実振りとリーズナブルな値段(確かどちらも一人5,000だったような)に大満足だったので、今回久しぶりに京都に来ることになったのでどうしてもまた来たかったというと、嬉しそうだった。大女将は、昨年の秋に亡くなられたそうだ。
 インターネット上での評価では給仕の仕方がいまひとつという意見が少なからずあるけど、僕は、それほど目くじらを立てるほどのものかと。料理について質問があれば尋ねればいいだけだし。実際、尋ねたら丁寧に答えてくれた。いち観光客として残念だったのは、その夜に出された食事の品書きがなかったこと。当日に入手した食材によって変更があるにしても、調理主任が墨と筆ですっと書いたものが想い出ように欲しかったな。

2月7日。ホテルで朝食。じゃこがうまくてご飯が進む。京都駅に早めに着いたので、ホテル・グランヴィアのカフェ、「ル・タン」でショートケイキとモンブラン。可もなく、不可もなく。紅茶にミルクを頼んだら熱いのが出てきた。何故?

 順序が逆だろうと自分で突っ込みを入れながら、京都の観光ガイドブックを物色。写真満載だし、情報も充実しているけど、あることに気づいた。昔、通いつめたお寺のことを掲載しているガイドブックがほぼ皆無。辛うじて常照皇寺は一冊が掲載していたけど、雲ケ畑の志明院大悲山峰定寺について書いているガイドブックは見つけられなかった。特に後者は、冬場と雨の日は入山できない上に、現在はどうなっているかは判らないけど十数年前は寺へ行けるバスの運行が日に4本だけと条件が厳しいから万人向けとは言いがたい。でも、そのような寺を紹介してこそ、京都観光の楽しさをもっと伝えられると思う。

 名古屋へ移動。名古屋では、知らない人はいないほどよく知られているらしい、台湾料理の「味仙」へ。何もかもが美味かったけど、とりわけラーメンの辛さは絶品だった。駅弁は、総じて水準がかなり下がっているように感じた。

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Comment

- 懐畔泥鰌

お久し振りです。
名古屋へ来られたのですか!
お声掛け頂ければ、味仙の中の味仙にお連れしましたのに…。
実は、微妙に味が違います。
お会いしたかったな…。
2010.02.17 Wed 13:06 URL [ Edit ]

- 守屋

懐畔泥鰌さん

 こちらこそ、ご無沙汰です。

>実は、微妙に味が違います。
 フランチャイズの割には、いったお店が個性豊かだったので、そうかもと想像していました。

 懐畔泥鰌さんには、琵琶湖に行くときにご教示いただければと思っています。
2010.02.18 Thu 06:30 URL [ Edit ]

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