LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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太るほど、政治家は頭(こうべ)をそらす

2011.02.12
2月12日付のガーディアン紙上で、「Public enemy number one?」と書かれたこの人を知っている方は、イギリス政治に精通していることは確実。

eric-pickles_1731451c.jpg
(写真はすべてネットから集めました)

 じっくり見ていると、どこか猥雑で得体の知れない、でも懐かしいイメイジがふつふつと。

1196487.jpg

 で、考えることは、みな同じ。

pickles the hutt

 この御仁、保守党のEric Pickles氏。どうしてバプリック・エネミィかというと、連立政府が推し進める予算カット、別名弱者切捨て政策の一環で、地方行政の予算に大鉈を振るっているのがこの人だからのようです。

Eric Pickles: councils must put spending online or face legal action
http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/politics/conservative/8279453/Eric-Pickles-councils-must-put-spending-online-or-face-legal-action.html

Eric Pickles: Public enemy number one?
http://www.guardian.co.uk/theguardian/2011/feb/12/eric-pickles-local-government-cuts

 長年、イギリス国内政治の混乱を新聞で追ってきてはいるものの、今回ほど、記事を読むたびに、読めば読むほど何が進んでいるのか、何が起きていないのかが全くわからない混乱はない。ひとつ確実なのは、連立政権が各方面に突きつける「恐怖感」に掻き立てられて、すでに末端ではなりふりかまわない切捨てが始まっていること。

Birmingham council to cut 7,000 jobs
http://www.guardian.co.uk/society/2011/feb/12/birmingham-council-job-cuts

 地方都市でしかないバーミンガムで、7000人の公務員が職を失うって、尋常ではないように感じる。

 僕が毎日読んでいるのは、ガーディアン(左)とテレグラフ(右)。自分の政治的立ち居地が左よりだからガーディアンを贔屓目で見てしまうことを差し引いても、最近、テレグラフがおかしいと感じる。2月10日に掲載された以下のコメント記事。

We judge Gordon Brown a failure – but his success haunts the Coalition
http://blogs.telegraph.co.uk/news/benedictbrogan/100075454/we-judge-gordon-brown-a-failure-%E2%80%93-but-his-success-haunts-the-coalition/

 レトリックもこのレヴェルまで来ると芸術品だなとただただ感心。でも、こんな生産性がひとかけらもないレトリックを駆使してまで連立政権に寄り添うテレグラフに、道化者の哀れさを感じてしまう。

 このポストのタイトルはもちろん、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」から。検索してみたところ、英語表現もあるとのこと。

The boughs that bear most hang lowest
(実のついた枝ほど低い)。

 さしづめ、現在のイギリスの政治家の多くは、実が全く生っていないのと同等だろう。ちなみに、誰が言ったのかは思い出せないけど、「実るほど胸をそらせる稲穂かな」のほうが気に入っている。お米は美味しいし、威張って当然だと思う。美味しいお米を丹精こめて作ってくれる農家の皆さんには、感謝してもしきれない。

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