LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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エリザベス女王、アイルランドを公式訪問

2011.05.18
昨日、5月17日、エリザベス女王は隣国のアイルランド共和国に初めて降り立った。


緑は、アイルランドの色。

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フィリップさん、今年で90歳。

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二人の署名、始めて見た。達筆。

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アイルランドの大統領も衣装替えが大変。

A royal visit like 1,000 others. But this is Ireland, there's history here
http://www.guardian.co.uk/uk/2011/may/17/queen-elizabeth-ireland-visit-wreath

http://www.guardian.co.uk/world/gallery/2011/may/17/queen-visits-ireland-in-pictures?intcmp=239

A simple bow of the head, such a symbolic gesture: How the Queen opened a new era after a century of bloodshed, distrust and uneasy coexistence
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1387878/Queen-s-visit-Ireland-Elizabeth-II-lays-wreath-Garden-Remembrance.html

 アイルランドだけでなく、イギリス、そして世界の近・現代史を僕は知らない。それでも、今回の女王の公式訪問を前にしたアイルランド側のヒステリックな反対行動はばかげたこととしか捉えることができない。



 今回のエリザベス女王の訪問を「premature(時期尚早)」とする意見を何度も目にした。何が「早すぎる」のだろうか?写真に映っている若い世代が、過去にあったイングランドとアイルランドの「悲劇」をどれほど理解しているのだろうか。実体験していないという点において、僕とどんな違いがあるのだろうか。昨年、ロンドンで公演された「MUSASHI」のことを思い出す。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1196.html

 恨みの連鎖を断ち切ることの難しさについては、一人のテロリストが殺されれば、瞬きした刹那、無垢の人々がいとも簡単に殺される現実が日常になっている現代では説明の必要はない。でも90年、100年、そして仮に千年経っても過去の「恨み」に引きずられることのむなしさを人間は気づかないのかも。恨みを忘れろとは言わない。でも、他者への恨みを自ら受け入れることで休止符を打ち、新しい一歩を踏み出すことは、人間にとって不可能なことではないはず。

 もちろん、イギリスとアイルランドだけではない。日本と中国、日本と韓国、そして日本とイギリス。そろそろ、前に進むべきときではないかと。ブログ仲間の方が、北部イングランドでとても興味深い展示に巡り会われました。

http://blog.goo.ne.jp/bigupset39/e/ee06dfd06afeb92e1df6fcef065ee56f

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2011.05.19 Thu 15:46 [ Edit ]

- 守屋

コメントを下さった方へ

 戴いたコメント、本当にありがとうございます。90年代半ばにロンドンで仕事をしていた友人が、当時のことを思い出すと今回のエリザベス女王の訪問なんて当時は絶対に考えられなかったと。

 戴いたコメントからは、僕自身がまったくアイルランドとイギリスの歴史を知らなかったことを改めて実感できました。仰るように、大本の悲劇を知らない「若い世代」も、彼らなりの悲劇を体験していることは、現在のテロの応酬でわかることでしょうね。
 偶然なのか、編集部がエリザベス女王の今回の訪問に合わせたのかは判りませんが1998年に天皇がイギリスを訪れたときに、退役軍人がとった行動の写真を掲載しています。

 僕は恨みの連鎖を断ち切ることに、経済がかかわるとは思っていません。また、傷が癒えることもないかもしれません。その傷とともに、傷があることの意味を問いながら生きていくことはできると僕は信じたいです。
2011.05.19 Thu 21:25 URL [ Edit ]

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