LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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白い弁当箱:ロンドン・オリンピック・サイトの写真

2011.08.13
Olympic.jpg

この白いのは、バスケットボール・アリーナ。解説のおじさんによると、オリンピックのあとは解体されて、確か一部は2013年のチェルシィ・フラワー・ショウの会場で使われることになっているとか言っていたような。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157627422860624/

 写真の説明にも加えたように、選手たちが泊まるアスリート・ヴィレッジがカタールの会社に売却されたそう。カタール、イギリスの土地や建物を買いまくっている。

Olympic Village snapped up by Qatari ruling family for £557m
http://www.guardian.co.uk/sport/2011/aug/12/olympic-village-qatari-ruling-family

 この売却に限ったことではないようで、ツアーで聞いた説明の内容の半分以上が「金」に終始していたように思う。あえて言えば、自分たちが冒したとり返しようのない失敗を正当化するためになりふりかまわずに収支を合わせなければ、そんな印象を拭いきれない。
 東京が2020年のオリンピック開催地として立候補をたくらんでいるとのこと。ロンドンを凌駕するくらいの「商売」に徹する覚悟があるなら、できるなら立候補しても良いのではないだろうか。しかし、カタールが東京を「買う」かどうかと尋ねられたら、2011年8月の状況から考えて答えは「No」かな。地震と津波の影響からではなく、「投資」の対象としては東京はロンドンの狂乱にはいたっていない。
 今日のタイムズ紙の文化紙面に東野圭吾さん(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1421.html)へのインタヴューが掲載されていた。自分は小説家だから、主張したいことは作品の中で述べるとしている東野さんだけど、今の日本をどう見ているかを端的に述べている。

Democracy is still not well established here. We had to choose whether to make a state that worked for the people or make people work for the State, and we chose the second. That was our big mistake.

民主主義は、ここ(日本)ではいまだに確立されていない。私たちは、国民のために働く国を作るのか、それとも国のために働く民を作るのかの選択しなければならなかった。私たちは後者を選んだ。私たちが冒した大きな失敗だ。

 蛇足ではありますが、引用した部分の中で、「a state」と「the State」が示す違いは大きいです。

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