LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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3月22日、23日

2012.04.08
朝、午前4時に起床。通りに出ると、すぐにタクシィが来たのでパディントン駅へは余裕でつけた。ヒースローのターミナル5は予想以上の混雑。
 荷物検査を抜け、ショップを物色していたら、ロンドン五輪関連のアイテムの直営店がある。品物を選んでマスター・カードで支払いしようとしたところ、カードはVISAしか受け付けないといわれる。広告主の威光・意向は絶大なのだろうけど、商法に違反しないのだろうか。
 ブリティッシュ・エアウェイズはほぼ満席。驚いたことに、日本人キャビン・アテンダントが一人もいなかった。羽田到着後、乗務していたCAに尋ねたところ、成田便には必ず日本人アテンダントが乗務するが、羽田便ではたまにこんなことがあるそう。僕は別段困らなかったけど、日本人アテンダントがいることを期待していると、けっこう驚くのではないだろうか。

 羽田到着後、携帯電話を借り、宅配で荷物を実家に送る。宅配の料金が思っていたより高い気がしたけど、日本のサーヴィスは相変わらず素晴らしい。友人から教えてもらったとおりに、京急で築地に向う。午前5時半の電車でてんぱっているというのもありえないだろうけど、座っている皆さん、朝からすでに疲労困憊気味に見える。
 築地到着後、目当ての大和寿司へ。右でも左でもいいやと思っていたが、左へ入れた。僕の後ろに並んだデンマーク人のグループに、ここは美味しいよと勧めた。食べ終わって値段に驚いただろうか。
 全て美味だったが、殊に車えびは鮮度、歯ごたえ、そして味の全てが申し分なし。お任せで一つ追加して¥4,000-。夜の銀座と比べればかなりお手ごろだろうけど、やや高く感じるのは円高だからだろう。
 大和寿司を出て、場外の写真を撮っているうちに大衆食堂といった佇まいのとんかつ屋がある。ロンドンを出たのが朝早くてしっかりした朝食を食べなかったし、BAの食事の量はイギリスにはあるまじき少なさ。そして、寿司は美味しかったけど、正直、物足りなさが残った。ということで、カツカレー。山盛りのキャベツにほかほかの白米。その上にロースカツと、なんてことのないカレー。美味しかった。5分で平らげる。

 交通量の多い築地市場をあてもなく見て回ったら、働く皆さんの邪魔になるだろうとは思った。思ったけどふらふらと、「水産仲卸業者売場」に入り込み、働く皆さんの邪魔にならないように、店の人には声をかけてから写真を撮り続けた。中の雰囲気から森田盛吾の「魚河岸物語」を思い出す。
 築地の「中」に入ったのは初めて。近づかなかった理由はごくごく私的なこと。これほど沢山の魚、水産加工品があることを知らなかった。さすがに満腹だったけど、包まれる魚のにおいに食欲が掻き立てられる。
 しばらく売場の中を歩き回ってたら、見回り中の係員に英語で呼び止められる。「ここは午前9時前は立ち入りできません。Do you understand?」と。しまったと思いつつ、日本人で「ない」振りをして彼の後について外に出る。

 時間はたっぷり。腹ごなしに、早朝の銀座を抜けて、東京駅まで歩く。目的はJRパスの引き換え。ロンドンでクーポンを受け取ったときに、僕のヴィザの形式が古いタイプのもので、念のためにホーム・オフィスの手紙のオリジナルを持って行ったほうが良いかもしれないといわれた。
 万が一にも紛失すると厄介な文書なので持ち歩きなかったが、パスがふいになるのも困るので持参した。必要なかった。それにしても、JR東日本の若い職員の皆さん、素晴らしい働きぶり。これでウェブもっと使いやすかったら言うことないのに。
 朝4時半に到着すると、これだけやってもまだたっぷりと時間がある。実家に戻る前にランチをとめぼしをつけた店が開くのは11時半。銀座が動き出すのは遅い。

 銀座まで戻ってスタバで一休み。ペパーミント・ティがないのは残念だが、居心地は良い。向かいのインド料理レストランには日本人スタッフが一人もいない。彼らはどこの出身だろうか?やはりバングラデシュの出身だろうか?マネイジャーと思しき男性に尋ねると、彼はネパールの出身。
 久しぶりの銀座をのんびり歩き回って時間をつぶし、やっと11時半。朝日デジタルのコラム、「親父の昼飯」で紹介されていた「佐藤養介」で稲庭うどんのランチ。うどんはとても美味しかったのだが、つゆが僕の好みではなかった。残念。
 
 地元の役所で、遠野でのヴォランティア活動参加に必要不可欠の天災型ヴォランティア保険(これについては、別項で詳しく)加入の手続きを済ませ、その足で銀行へ。要件は二つ。インターネット・バンキングの開始と、海外送金の手続き。どちらもインターネット上で全ての手続きが終わらない、ということが信じられなかった。そして更なる現実に唖然。
 まず、インターネット・バンキングは手続きを済ませてから実際に利用できるまでに2週間もかかる。さらに、海外送金に至っては、そのインターネット・バンキングの手続きが全て完了するまで何もできない。海外送金についていくつか質問していると、応対してくれた女性から、「送金額はいくらになりますか?いつ送金されるかすでに決めていらっしゃいますか?」、と訊かれる。「手続きが始まっていない段階で、銀行にそこまで報告しなくてはいけないんですか?」。

 女性に対して怒ったのではない。日本の銀行が見ている先にあるのは、銀行本体の保身だけに向けられていることを痛感する。
 イギリスのメイジャーな銀行は利益を上げるためには、リスクを受け入れている(ように思う)。翻って日本の銀行は、リスクを避けるためならば何もしない。

 やっと実家に戻る。家族の元気な姿を見てほっとする。一息ついてから、友人が勤務する歯科診療所へ。はるか昔に詰め物が取れて大きな穴が開いていた奥歯は、昨秋、とうとう歯茎から上の部分が折れた。痛みがなかったので自分では問題なしと思っていた。が、レントゲンを撮るなり、残った部分をすぐに抜かなければだめということで、即、抜歯。血が止まってから、近所のミスター・ドーナツに移動して、お互いの近況を確認。
 実家に戻り、地元の肉屋自慢の餃子を食べ、荷物が届いて一日が終わる。午前4時半に羽田到着はどうかと思ったが、一日をたっぷりと使うことができた。

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