LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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ロンドン2012フェスティヴァルももうすぐ

2012.05.07
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(オフィシャル・ガイド。イギリス各地の美術館やコンサート・ホールなどで無料で配布されているはずです)

すっかり遅くなりましたが、4月26日、ロンドン塔で催された「ロンドン2012フェスティヴァル」の正式発表会見に参加してきました。

http://festival.london2012.com/

 検索しても、日本ではほとんど話題になっていないようです。また、規模が大きすぎてすべてのイギリス人が意識している訳ではないというのも現実だと思います。しかし、どのようなイヴェントが予定されているかのリストを読み始めると、「文化」の名のもとでダンス、音楽、絵画、彫刻、歴史遺産と現代アートのコラボレイション、ファッション、コメディ、演劇、映画と盛りだくさん。無いのは文学と食ぐらいかもしれないです。

 26日は横殴りの雨が降りしきる朝でした。アテンドを頼まれても必ず断るロンドン塔には、こんな機会が無ければ行かないだろうとはいえ、これから数年はロンドン塔には行かなくて済むように祈りました。タワー・ヒルの駅から入り口までが遠くて好きじゃないんです。
 周辺情報から。会見には、文化相のジェレミィ・ハント氏も参加していました。ハント氏はルパート・マードックに便宜をはかったかどうかで話題になっていたこともあり、一部のメディアは彼を目当てに来ていたようです。ロンドン2012フェスティヴァルのディレクター、ルース・マッケンジー女史による注目イヴェントの紹介が終わるとハント氏は逃げるように控え室に。それを捕まえようと、会見室を大急ぎで退出する記者団の騒々しさに、政治家のスキャンダル報道って、どこも同じなんだな、と。
 イギリスの主要メディアはほとんどそろっていたようです。海外からの参加も多く、ドイツ語やフランス語が耳に入ってきたし、さらにブラジルのメディアがかなり参加していました。

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 リスティングの詳細はウェブを読んでいただくとして、一つこの「ロンドン2012フェスティヴァル」とは何か、ということを。
 このこともウェブには書いてあります。2008年から始まった「カルチャラル・オリンピアード」の集大成が12週間にわたる「ロンドン2012フェスティヴァル」だそうです。この記者会見に先立って、別の日(このときも大嵐)にマッケンジー女史と広報担当の男性にインタヴューしたときに尋ねたのは、イギリス全土で展開するこのフェスティヴァルの名前がどうして「ロンドン」なのか、ということです。
 答えは明瞭で、「ロンドンという都市のブランドよ」、と。もちろん、7月下旬に開催されるオリンピック、それに続くパラリンピックがロンドンでということが大切な要素であるとはいえ、「ロンドン」という一都市がブランドとして発する力の大きさは、例えば「UK2012フェスティヴァル」とは比べられない求心力を放出するということなのでしょう。また、では「Tokyo2012フェスティヴァル」や「ニュー・ヨーク2012フェスティヴァル」としたとしてもそれぞれの都市が持つブランド・パワーはロンドンが示すものとは違うだろうことを考えると、マーケティングの成果を感じます。

 すべてのイヴェントが新しい訳ではなく、毎夏恒例のBBCのプロムスがこのフェスティヴァルの一つなっていたり、ロイヤル・オペラやロイヤル・バレエが上演を予定している演目がプログラムの一部になっています。が、力の入れようは凄まじく、プロムスの目玉はダニエル・バレンボイム指揮、West-Eastern Divan Orchestraによるベートーベンの九つの交響曲の演奏。会場となるロイヤル・アルバート・ホールが好きではないのでプロムスはパスなんですが、第九にドイツ人メゾ・ソプラノのヴァルトラウト・マイヤーが出演予定なので考慮中です。プロムスのチケット発売は5月12日から。
 音楽に関しては、クラシカルだけではありません。7月21日と22日には、テムズ川沿いの五つの会場で無料コンサート(チケット入手は必須)が開かれます。また、本来は6月開催が通常らしいメルトダウン・フェスもこれにあわせて8月の開催になったようです。このメルトダウンに、ゴス信望者の女神的存在であるエリザベス・フレイザーが出ることになり(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1637.html)、明日、5月8日のチケット発売はどうなることか。

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 情報として面白かったのはコメディ。最近、確実な出生の証明ができないというニュースで話題になったチャップリン。彼がキャリアの最初の頃に出演していたのが、ロンドン北東部のハックニィにある、オリンピック・パークの近くでもあるハックニィ・エンパイアだったそうです。その縁で多くのコメディアンがハックニィ・エンパイアに集結するんだそうです。

 コミュニティ参加イヴェントとしてとても興味深いのは、ビッグ・ダンス。イギリス各地の都市で順次催される参加無料のダンス・イヴェント。これは、イギリスを飛び出し得、世界各国でもその地のブリティッシュ・カウンシルによるビッグ・ダンスがあるそうなので、日本国内でも参加可能かもしれません。

 もっとたくさんの情報がありますので、イギリス在住の方はどこかでオフィシャル・ガイドを入手、そしてイギリスにいない方は公式サイトでイヴェントを探ってください。たくさんの無料イヴェントがあるとのことなので、イギリス滞在がもっと面白くなるかもです。


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