LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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カティ・サーク、復活

2012.05.06
2007年(そんな前だったか)に火事によって燃えてしまったカティ・サークが、5年の歳月をかけた(忘れるのも当然の長さ)修復が終わり、4月25日から再び一般公開されました。正直、海洋関係については何一つ知識を持ち合わせていないですし、また関心も大きくありません。しかし、エリザベス女王夫妻が修復されたカティ・サークを見学したし、グリニッヂは僕自身の中では気軽に行ける非日常のロンドンという印象があって好きな場所なので、凍えるような寒さの中、観てきました。
 
 今週末は、イギリスの数少ない祝日の一つ、バンク・ホリディ・マンディの週末。でも最高気温は連日10度以下の寒さ、天気は時折雨がぱらつくと空いているだろうと思っていました。ところが、友人と待ち合わせたカナリィ・ワーフで乗ったDLRは日曜日とは思えない乗車率。降車したカティ・サーク駅の外に出てみると、こんなに込んでいるグリニッヂは初めてなほどの人ごみ。長い週末、そしてカティ・サークの人気だろうなと。

 駅を出てショッピング・モールを抜けて左を見ると、すぐにカティ・サークの姿が、修復中の写真はこちらにあります。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1072.html

 川沿いだし、ロンドン・セントラルと比べると気温が低いとは判っていても、「今は本当に5月なのか?このまま夏がこないまま冬になってしまうのか」、というほどの寒さ。にもかかわらず、カティ・サークの周りには多勢いの人が歩き回り写真を撮っている。テムズ川の方に目を向けると視界に入ってきたのは、現役の軍艦。

London 2012 Olympics: HMS Ocean moors on the Thames for security operation
http://www.telegraph.co.uk/news/picturegalleries/uknews/9246216/London-2012-Olympics-HMS-Ocean-moors-on-the-Thames-for-security-operation.html

 ヘリコプターが頻繁に発着訓練をしていました。その先には、ロンドン中心部の新名所になるであろうシャードの姿がグリニッヂからもしっかり見て取れました。

 先に書いたようにグリニッヂは好きなので、もっと頻繁にくる為のモティヴェイションをあげるために国立海洋博物館のメンバーになりました。そうすると、カティ・サークの入館料も無料。なので、僕はすぐに入れたのですが、友人は12時入館のチケットで、時間厳守と言われたので時間がくるまで周辺を見物しながら時間つぶし。カティ・サーク修復にあわせたかのように、新しいレストランが開業していたり、テムズ・クリッパーのチケット売り場がすっきりとした姿になっていました。
 在ロンドンの方、またこれからロンドンに来て週末にカティ・サークを見学しようかと思っている方は、チケットを先に購入しておくことをお勧めします。チケットを持っていない皆さんの待ち時間は、今日の正午の段階で40分ほどでした。

 内部での写真撮影は可能。往時の姿を僕は写真でしか知りませんが、内部の展示はカティ・サークの紅茶貿易を中心にすっきりまとめられていて予想以上に観易く、感心しました。また、デッキに出ることも可能で、そこから眺めるロンドン中心部の姿は、まるで別の都市のよう。足が不自由な人、視力の弱い人(僕)には移動や展示物の見学にちょっときつい部分もあるかと思いますが、修復に5年かけた意義はあったと感じました。

The Cutty Sark rises from the flames - in pictures
http://www.guardian.co.uk/culture/gallery/2012/apr/24/cutty-sark-fire-conservation-in-pictures

The Cutty Sark: hoist the main sail!
http://www.guardian.co.uk/artanddesign/2012/apr/23/cutty-sark-hoist-main-sail

 展示は思いのほか楽しんだのですが、寒くてこれ以上は耐えられなくなって、海洋博物館の特別展示、「Royal River」は今月中になんとか。ルーマニア出身の船舶王からの巨額の寄付により、海洋博物館も大きく改装されていました。

 グリニッヂに関する情報を。まず、日本でも報道されているかと思いますが、グリニッヂ標準時間の廃止が世界のあちらこちらで浮上しています。

British scientists preparing to fight to keep mean time at Greenwich
http://www.telegraph.co.uk/science/science-news/9013028/British-scientists-preparing-to-fight-to-keep-mean-time-at-Greenwich.html

 これが現実になったら、グリニッヂにとっては痛恨の一撃となることでしょう。観光客があの頂上まで登って、さらに標準時間の線をわざわざまたぐ意味がなくなりますからね。
 グリニッヂ・パークはロンドン・オリンピックとパラリンピックの乗馬競技の会場。本番を前に既にトライアルもすんでいます。今日、その設営会場を見たのですが、景観が台無しでした。

 日本で撮影した写真の整理がまだ終わっていないので、今日撮った写真は、いつかはフリッカァに。桜の写真を半分アップしたので、そちらをご覧ください。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/

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Comment

- レイネ

新装成ったカティ・サーク観に行きたい!ガラス張りの天井というデザインは、博物館修復では最近よく見かけますが、好きなスタイルです。
丁度6年前の今頃、次男の小学校卒業記念にウィンザー、ロンドン、グリニッジを訪れました。カティ・サークの火災の前でした。その次男も高校卒業で、来週から全国統一の高校卒業(大学入学資格)試験。

グリニッジの海洋博物館は黴臭いイメージの展示方法でちょっとがっかりだったので、新しいスポンサーによる改装で現代的な展示スタイルと内容になってるといいのですが。
2012.05.07 Mon 06:36 URL [ Edit ]

- 守屋

レイネさん

 確か、一度だけ火災前のカティ・サークを観に行ったことがあります。うす暗くて全く良い印象ではありませんでした。が、修復後は展示物や建築に気が配られていて、思った以上に惹きつけられました。機会があれば、おすすめです。

 海洋博物館は、表側は以前のままです。が、グリニッヂ・パーク側にガラス張りの新しい部分が増設されています。ずいぶん、印象が変わっていました。
2012.05.07 Mon 15:20 URL [ Edit ]

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