LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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上から目線のロンドン移動術指南

2012.06.17
昨年、ロンドンから日本に帰国する親友から言われたこと。

 「ブログのトップにあげているあのフレイズ、上から目線のように感じる人が居るかもしれないよ。外した方が、誤解を受けないのではないかな」、ととても親身な助言。あのフレイズとは、これのこと。

最近、メイル経由で質問を戴くことが増えていて、お越しくださる人には感謝します。ただ、例えば、「ロンドンに行こうかと思っているんですが、どうでしょうか?」のようなまる投げの質問の返答は、「行きたいかどうか判らないなら、止めたほうがいいのでは」、です。

 僕としては上から目線なんて意識はまったくない。自分で調べて、調べきれないことを、なぜ調べきれなかったかを明記して質問してくるのが日本人として最低限の礼節だと思っている。

 この考えに変わりはないが、2012年の夏のロンドンに来られる方は、せめてロンドンを移動するときにこのようなことを知っておいたら、もしかしたら役に立つこともあるか、という情報を。情報の基本は、僕個人の経験とロンドンの夕刊紙、イヴニング・スタンダード紙を読んで得た知識から。それ以上のことではないことをあらかじめ断っておく。

 まず、荷物を不注意に忘れたらどうなるかということを、あるとても愚かな旅行者の経験から。

Welcome to London 2012: Tourist has illegally parked car BLOWN UP...and then (naturally) he's given a ticket
http://www.standard.co.uk/news/london/welcome-to-london-2012-tourist-has-illegally-parked-car-blown-upand-then-naturally-hes-given-a-ticket-7850993.html

14 June 2012

As any Londoner knows parking in the capital can be a tricky business even at the best of times.

So no doubt there will be a collective wave of sympathy for tourist Nima Hosseini Razi who is today counting the cost of being illegally parked on the city’s streets.

The business student discovered that you do not just run the danger of a fine if you leave your car in the wrong spot - after anti-terrorist officers blew up his Ford Mondeo.

His misfortune began yesterday morning while on a 24 hour jaunt around London when the vehicle began to have problems as he was driving around Parliament Square.
But his bad luck continued as the car broke down in Storey’s Gate, just yards from the House of Commons and Westminster Abbey.

He called for a repairman and wrote a polite note explaining: “Dear Sir or Madam, this car is broken. I am just waiting for the AA to arrive. Please do not fine! Thank you, yours sincerely.”

He then wandered off to do a spot of sightseeing - paying a visit to Buckingham Palace, a 15 minute walk away.

But in a valuable lesson to tourists heading to this summer’s Olympics he learned the hard way that alas when it comes to security no one is taking any chances.

When the abandoned vehicle was discovered, officers decided it was a potential risk and evacuated the area so they could carry out a controlled explosion.

When Mr Razi, who is studying for a MBA at the University of Wales, returned he found officers picking their way through the remains of his mangled car.

And of course with utter predictability a traffic warden arrived on the scene and issued him a ticket, before his car was towed away.

A Scotland Yard spokesman said: “We can confirm there was a suspect vehicle at Stories Gate at 10.20am on Wednesday and a controlled explosion took place and the incident was subsequently deemed as non-suspicious.”

 どこの国籍だか知らないが、ウェイルズでMBAを学んでいるこの男性、ロンドン観光中に車が故障。止まったのが国会とは目と鼻の先にもかかわらず、メモを残して故障修理のサーヴィスが来るまでバッキンガム宮殿を見学に行き、戻ってみたらテロの疑いで車が破壊されていたというもの。
 翌日のインディペンデント紙によるとこの男性、「The police’s actions were extremely arrogant and unprofessional. They treated me like a terrorist. They were never interested in listening to my story」、と文句を垂れたとのこと。

 大馬鹿者とはこのこと。誰もいない車に「壊れているだけだから」と書いてあるメモがあるのだけなのを不審に思わない警察官が世界のどこに居るというのか。この大馬鹿者のために交通は止まり、テロ対策部隊がかり出され、金のかかる爆発物処理が施され、それが全部税金から。

 これは極端な例かもしれないが、ロンドン移動の際は、持ちなれない荷物ではなく、体になじんだ、体から一瞬でも離れたら違和感を感じるような最低限の荷物だけで移動することがいいのではないかと思う。五輪に向けて警戒が厳しくなる中、ふと置き忘れた紙袋で地下鉄が止まることは大いにあり得る。10年以上も前の経験から。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-31.html


 ミクシィのロンドン・コミュニティに断続的にあがる話題は、「一日パスとオイスターはどちらがお得ですか?」と「オイスター・カードのpay as you goにはどれくらい入れておけばいいですか?」というもの。

 ロンドンに2泊するなら、オイスターのゾーン1/2の7日間と£10トップ・アップ、計£40-で十分、これが僕の意見。たとえゾーン2の外に出たとしてもバスは乗り放題になるから心配は無いし、ゾーン2と3を一往復するくらいなら£10でおつりが来る。「使わなかったらもったいないじゃないですか」という反論が大方だろう。乗り物に乗るたびに残額を気にして限られた時間を無駄にするよりも、滞在のはじめに£40-を払って後は目的のことに集中することの方が僕には理にかなっている。「そういう心配も旅の思い出の一部では?」という思考は僕には無い。

 もう一つ、オイスターを勧める理由は、ごく最近遭遇したことから。ある平日の出勤時間帯に、南欧系の高校生風情の学生の集団(おそらく30人くらい)が切符を求めて地下鉄の駅の券売機と窓口を占領していた。「引率者、出てこい!」と通勤でその駅を利用する誰もが思っただろう。

 超円高という追い風が有っても、日本からロンドンに来るのは大変な旅行だから、いろいろ観たいという気持ちは理解できるし、訪れる人にはロンドンを楽しんでほしい。しかしながら、ロンドン市内の公共交通機関による移動は日本のスタンダードではないということはよく理解しておいた方がいいと思う。先週、水道管破裂でセントラル・ライン全線が丸一日止まるという事故が有ったし、その後始末だろう、今週末はロンドン中心部でのセントラル・ラインは運行停止。
 今は日没が遅いから夜遅くなることはそれほど心配することではないのかもしれないが、ロンドン観光の際は、一日中移動する計画よりも、今日は東部、明日は中心部というように観光目的を集中させた方がいいと思う。いつどこでどの地下鉄が止まるか、どの道路が水道管破裂でいきなり封鎖されて目的地までの迂回路が判らなくなるなんてこと、日常茶飯事にもかかわらず誰にも予測できない。

 リッチモンドやキュー周辺に滞在することになり、でもオリンピック会場を観たいと思っている人は、オヴァー・グラウンド(地上鉄)の利用を考えてもいいと思う。リッチモンドからだとオリンピックのメイン会場があるストラフォードまで乗り換えなし。ただし、最近ほかの路線で信号故障が増えていることがきになるのと、地上鉄のいくつかの駅はゾーン2の外になるのでオイスター・カードもゾーン1/3、もしくは2/3ということになる。

 もし道に迷ったときは、ほかの観光客よりもまず、警察官に尋ねるように。イヴニング・スタンダード紙によると、特にオリンピック中は、警察官はもっと笑顔で居るようにとのお達しがくだされたそうだ。というようなニュースも掲載されるので、ロンドンに来る前にスタンダード紙を読んでおくのもいいだろう。

http://www.standard.co.uk/

 大丈夫。ロンドンでは、僕よりもずっと優しい人の方が多数派だから。Good luck and get great experiences in London!

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Comment

- ハマちゃん

「あのフレイズ」に関しては、私は別に上から目線とは思いませんでした。
「過去によほどイヤな目に遭ったのねえ。」という感じ。
いろんなヒトから、ワケの分からん質問や依頼が来たのだろうな、と。

車を爆破されちゃったヒトじゃないけども、
自国以外のことをあまり知らない方には
どんなに口を酸っぱくして色々言っても、分からないものは分からないんですよね。

私も、極端な田舎に住んでて、「ほんとに、何か買うにも徒歩で行ける所なんてないからね。」と何度も釘を刺したにもかかわらず、
ウチにやってくる直前に「タバコの自販機くらいはあるんだろう?」なんて、喫煙者である父に言われて、ゲンナリしましたよ。(笑)

でも、結局何を旅の醍醐味と考えるかって、人それぞれですしね。
私は守屋さんと逆で、割とプロセスそのものを楽しむタイプですが、でもロンドンの面倒臭さを考えると、やっぱりオイスターで守屋さんが提案してる方法がストレス感じなくて良いかな。
2012.06.19 Tue 15:37 URL [ Edit ]

- 守屋

ハマちゃん さん

 嫌な目に有ったことは無いのですが、一度気を許すと際限なく質問されるのがうざくなりました。

 尋ねてくるなら、こちらの答えを信じろよ、と言いたいですよね。質問されたら、やはりきちんとした答えを探したいですからね。

 ロンドンの場合、一つ何か小さな間違いが起きて、その対処を間違えると後は雪だるま式になるということが往々にしてありますから。避けられる面倒は避けておく、というのが僕が学習したことです。
2012.06.20 Wed 17:17 URL [ Edit ]

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