LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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シリィ諸島の島々2:St Agnes, Bryherほか

2012.08.27
ハリィ君は、パラリンピックには登場するのか?

 紹介もかねて、みっちり書くつもりでいたシリィ諸島。すっかり時間が空いてしまったので、覚えていることを一つにまとめて。

[St Agnes, Gugh]
 滞在二日目に訪れたのは、St Agnesと、地続きになっているGugh(ギュウ)。1996年に初めてシリィ諸島を訪れたとき、セント・アグネスに滞在できたのは、たった10分。それも港に隣接するトイレのみでと言う悲しい思い出。その思い出は後述しますが、滞在したセント・マーティンズからセント・アグネスへは最も便が悪いことは覚えていたので、今回も半ば諦めていました。が、天気は優れませんでしたが、幸運にも二日目にしていけることになり、初めて島を充分に歩き回ることができてよかったです。

stagnes.jpg

 有り体に言えば、僕にとっては何度も訪れたいと思う島ではありませんでした。セント・アグネスには、息をのむような絶景は僕にはありませんでした。また、他の島と違いホテルが未だにないようなので、年嵩のリピーターの皆さんが快適に過ごせる環境ではないようにも感じました。
 他方、他の島同様キャンプサイトの施設はとても充実しています。そのキャプサイトが大西洋側ではないのですが、海に面しているため他の島のキャンプサイトより豪快感が楽しめるためか、若い人たちや家族連れには人気が高いように思います。
 島歩きで楽しめたのは、むしろギュウの方でした。同じ船で訪れた人からギュウの左側のフットパスが良いと教わり向かいました。小さな島ですが、アグネスから洲をわたって島の左側に回ると、フットパスは起伏に富むだけでなく、その眺望も素晴らしかったです。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/7468970104/in/photostream

[Bryher]
 今夏のシリィ滞在で、Bryherに行けたのは最大の喜びでした。次回、またいく機会があればその時はBryherをベイスにしたいです。
 
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1695.html

 マリアンと彼女のお嬢さんと一緒にヘル・ベイ・ホテルで食べたランチはとてもおいしかったのですが、終わる頃には気もそぞろ。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/7470774116/in/photostream

 帰りの船の時間まで既に2時間を切っていて、さらにマリアン曰く、「2時間でヘル・ベイを見て回って港に戻るのは無理かもしれないわ」、とのこと。

map_bryher.jpg

 天気は極上、この機会を逃してなるものかということで、ホテルをでたとたん、自分の中で最速の競歩モードでヘル・ベイに向かってまっしぐら。途中、小高い丘の頂上までのぼりホテルの写真もしっかり撮りました。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/7470814368/in/photostream

 勾配は僕にとってはそれほど急なものではなかったのですが、崖沿いの細いフットパスを強風にあおられて歩くのはかなり集中力を要求され、思ったほど早く歩けていないのではと感じていました。時間内にヘル・ベイを見て島の北端まで行って港に戻るのはやはり無理かと考えていたときに、反対側から他のウォーカーが来たのでヘル・ベイまであとどれくらいかを訊きました。「ここだよ」。時計を見たら、ホテルを出発してから30分でした。
 そのあとは少し速度を落としたものの、島の北端から反対側に回り込み、トレスコ島のクロムウェル城をBryherから眺める念願も叶い、実働時間は短かったですが充実の時間でした。島の南半分を回ることができなかったので、次回のモチヴェイションになります。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/7470859486/in/photostream

[岩礁巡り]
 シリィ諸島に滞在している間には、いくつかの観光の目玉があります。リピーターの間ではどの無人島に行ったことがあると言うのがステイタスのようですし、また、トレスコ島のトロピカル・ガーデンも有名です。中でも、人気が高いのは、アグネスのさらに先、大西洋上に突然出現するビショップ・ロック灯台へのクルーズ。

Bishps_rock.jpg
(灯台の上にはヘリ・ポート)

 簡単だと思われる皆さん、ぜひ、体験してみてほしいです。シリィを訪れる数年前に、台風が通過した直後の石垣島から波照間島へ、高速ボートで移動しました。海の荒れぶりはかなりのものでボートはまるでジェットコースターのよう。乗船していた多くの人が気分の悪さを訴える中、僕は波照間に行けることへ集中していたからか何ともありませんでした。なので、1996年にビショップ・ロック灯台へ行く小さな船に乗り込んだとき、その後に起きることなど予想していませんでした。

 外海とはこれほどなのかということを、大西洋からがつんと叩き込まれました。井の中の蛙、大海を知らず、とはまさにあのこと。

 船の後方からアグネスの島影が見えなくなるあたりから、足の裏から感じるうねりがそれまでとは違うことを感じ始めました。ビショップ・ロック灯台が視野に入って来たときには、胃のあたりが何かおかしいと。自分の体の中で何が起きているか判らないまま灯台の写真を撮り終わる頃には、嘔吐はなかったのですが、下が限界状態。船がアグネスに着くや否や、港のトイレに駆け込みました。このとき運が悪かったのは、どうやら地元のミネラル・ウォーターにあたってしまったようで、それが船酔いとかけ合わさってそれもうすごかったです。旅行中に体調が悪くなったのはこのときだけで、どれほど辛いかを身を以て知りました。今回の滞在中は、過剰反応と判っていても、生水はいっさいのみませんでした。

 そんな経験があったので、リヴェンジでもう一度挑戦したかったのですが、今回は天候がとても不順で、滞在中にビショップ・ロック灯台に行くクルーズはシリィ諸島全体でなかったようです。代わりにセント・マーティンズの東側に散らばる岩礁地帯のクルーズ。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157630351164416/

 僕のカメラだとアザラシがナメクジにしか見えないです。北米への渡りの直前の時季だったらしく、パフィンもかなりいたようです。バードウォッチャーの皆さんは忙しそうでした。

[St Mary, Tresco]
 シリィ諸島の中心、セント・メアリィは僕には大きすぎ。また、一日泊まって自分の足で歩き回る時間があったとしても、見たいと感じるものはないです。この島は、僕にとっては通過点にすぎないです。

 トレスコ島の現在の所有者は、ドリアン・スミスという人らしいです。それはどうでも良いのですが、マリアンや他の島であった年期の入ったリピーターたちに言わせると、現在のトレスコはシリィの他の島との差別化に余念がなく、かつての魅力が失われてしまっているとのこと。その真意は判りませんが、港の近くに、最近建設されたセルフ・ケイタリングのコテイジが林立する様は、訪れたい意欲をそいでくれるには充分すぎるほどの衝撃が僕にはありました。

[ミナック・シアター]
 行きと帰りにそれぞれ一泊しなければならなかったペンザンスは、魅力のない町と断言します。しかしながら、西部コーンウォール地域を回るのであれば、便利です。ぼったくりのランズ・エンドに行く気は全くありませんでしたが、帰国されたブログ仲間の方がミナック・シアターの素晴らしさを書かれていたので、これは見ておかねばと。

http://blog.goo.ne.jp/bigupset39/e/90ab005d6dd1f96bfc72f4b92fc01cd6
 
 素晴らしかったです。別の友人からもこの劇場を訪れたときの感動を聞いていたのですが、これは本当に素晴らしかったです。

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157630370819110/

 日本からわざわざヨーロッパの西の外れにある島国に来て、さらにその島の西の果てまでいくのは大変です。が、この劇場は一見の価値以上の魅力を持っています。ただし、カフェは最低です。
 余談。プリチャードとか言うイギリスの作家がコーンウォールを舞台にした小説がドイツでは大人気だそうで、僕が訪れた日も、ドイツから来た大型観光バスが2台も駐車場に止まっていました。著名な観光地で外国語が耳に入ってくるのはもはや普通のことですが、英語しか耳に入ってこなかったシリィ諸島のあとでは、ドイツ語の氾濫に久しぶりのカルチャー・ショックを受けました。

シリィ諸島、コーンウォール西部の写真
http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/collections/72157631208639110/

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/collections/72157631208707874/

http://www.flickr.com/photos/89578620@N00/collections/72157631209495608/

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Comment

- かんとく

守屋さん
ミナック・シアター行かれたんですね。気に行って頂けて良かったです。一度、芝居が見たかったなあ~、あそこで。
2012.09.06 Thu 14:48 URL [ Edit ]

- 守屋

かんとく さん

 かんとくさんのポストを読んで、バスで行けることが判っていたので、この機会を逃さずに観に行けてよかったです。幸い天気もよくて、劇場の魅力を存分に楽しみました。

 かんとくさんには既に遠い場所になってしまいましたが、シリィ諸島への旅も検討してみてください。
2012.09.06 Thu 16:52 URL [ Edit ]

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