LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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配達できなかった郵便物は、売りさばきます:ロイヤル・メイル

2012.09.05
今日、イギリス人の友人から、ロイヤル・メイルについての記事を教えてもらった。掲載先はサンディ・エクスプレス。自ら買うことはない新聞。

ROYAL MAIL CASHES IN
http://www.express.co.uk/posts/view/343518/Royal-Mail-cashes-in

 誤配とか、不在だった受取人が集配所にとりにこなかったりして、且つ送り人の住所がなくて戻せなかった郵便物をオークションで売り、売り上げはロイヤル・メイルのものになるというもの。

A mountain of letters and parcels which cannot be delivered, costing millions in postage, is amassed at the company’s National Returns Centre at a rate of almost 60,000 items a day.

These are opened by staff and items of value are held for four months before being sold at Surrey-based Wellers Auction House, with all the profits going to the Royal Mail. In the past financial year it shredded more than 21 million letters and auctioned off birthday and Christmas presents, laptop computers, mobile phones, artwork and even bagpipes.

The profit was a 25 per cent increase on the previous year, when £900,000 was raised from the auctions.

Shadow Postal Affairs Minister Ian Murray said the public would be disappointed with the drop in standards, given the stamp price rises and a major bonus awarded to Royal Mail’s chief executive Moya Greene just weeks after the increase. Ms Greene received a £371,000 cash bonus to take her annual salary to £1.1million, despite a year of criticism over customer service.

 
 この部分は、最高経営責任者の職にある女性は、今年4月の大幅な郵便料金値上げのおかげで伸びた収益がターゲットに達したとしてボーナスを支給されたというニュースを裏付けるもの。

The Sunday Express can reveal that the controversial practice of auctioning “lost” valuables has netted £5.1million for the firm’s coffers since 2005. In response to a Freedom of Information request, Royal Mail said it does not keep a record of the items being auctioned, so could not provide details of even the most valuable items sold.

A spokesman for Wellers Auction House said it could not disclose details of the items sold due to confidentiality agreements with Royal Mail, but most of the items were valued at under £20.


 オークションで売りさばいた物品の記録はないから、何を打ったかはロイヤル・メイルは知らないとのこと。また、オークション会社は、ロイヤル・メイルとの取り決めで何を売ったかを公にすることはできないと。

 ロイヤル・メイル、これまで何度もいやな経験をしてきたけど、今回ほど驚いたことはない。「倫理」という言葉とその理念は、ロイヤル・メイルには存在しないのかもしれない。

 公平に書けば、郵便物の大半はきちんと配達されている。このオークションも法的に間違ったことをしているとは断言できないと思う。つきつめれば、この記事で書かれていることは、ロイヤル・メイルという企業の活動の中では小さなことなのだと思う。しかし、ロイヤル・メイルを信頼できるかと問われたら、肯定の即答はできない。

ロイヤル・メイルのご近所配達計画
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1749.html

郵便局廃止の流れ
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1231.html

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Comment

- Yoshi

こんにちは。

日本ではどうかなと思って、ネットで検索してみたのですが、還付不能郵便は一定期間保存後開封され、ほとんどは処分、売却可能な小荷物などは売却され、その後も届け出がなければ1年後に日本郵便の収入になるらしいです(日本郵便のホームページの情報ではないので、確実ではないのですが)。まあ、迷子の郵便物を永久保存するわけにもいかないし、売れる物を売却せずに廃棄するのもおかしいですしね。最終的にロイヤルメールとか日本郵便のものになるか、または、国庫に納められるか、くらいの選択肢かと思います。しかし、保管や廃棄にもかなり費用がかかるでしょうから、残った少数の価値があるものの売却利益が会社に入るのは仕方ない気もします。

ただし、ロイヤルメールの場合、サービスが悪いとか誤配が多い、という批判が強いので、還付不能郵便を売ったというと反発する人も多いでしょうねえ。特にそもそも誤配しておいて、それを迷子の郵便として処理すれば、結果的には、郵便屋さんが託された荷物を盗んだようなものですから。

私は3年イギリスにいて、ロイヤルメールで大きな迷惑をこうむった覚えはありません。ただし、留守の時に、小包(大抵は書籍)をドアの前にただポンと置いておかれることが多かったのは驚きました。ひどい雨が降ったらずぶ濡れになっただろうし、戸口は通りからは見えないところだったとは言え、誰かが盗む可能性もありましたから。日本の場合、企業や団体は割安な宅配業者のメール便を使う事が多くなりました。ただ、私のわずかな経験からの個人的な印象では(つまりあまりあてになりませんが)、信頼性という面、特に宛先人不明などの場合、日本郵便のほうが差出人にきちんと戻されるという印象を持ちました。 Yoshi
2012.09.06 Thu 03:29 URL [ Edit ]

- 守屋

Yoshi さん

 おはようございます。

 本文で書いたように、間違ったことではないと僕も思います。でも、釈然としません。郵便料金は毎年上がり、特に今年の値上がりは凄まじかったので、利用者はサーヴィスの向上を期待するでしょう。にもかかわらず、印象がいい方向に向かうニュースはほとんどない中でこの報道は稀です。

 日本に帰るとそのサーヴィスが過剰と文句を言うので全く説得力に欠けますが、ロイヤル・メイルから感じるのは、最低限のサーヴィスの均質性がない、ということです。
 昨年の経験ですが、家族が日本からEMSで小包を送ってくれました。EMSによる小包は、イギリスに届くとパーセル・フォースの扱いになります。一応、国際宅急便です。最初に、担当の配達人が勝手に不在扱いにしてくれたおかげで、受け取りまでに3ヶ月かかりました。取り戻すためにカスタマー・サポートと何度もやり取りしましたが、担当者がかわるたびに全く違うことを言われ続けました。最近では、日本から送ってもらうものは、無くなっても腹の立たないものを普通郵便で、と言ってあります。悔しいですけどね。
 一方で、パーセル・フォースによる素晴らしいサーヴィスもあります。このような、生活に即したいわゆる公共サーヴィスで、地域や担当者によって均質がバラバラと言うのは、イギリスでも許容できることではないと思います。
2012.09.06 Thu 05:19 URL [ Edit ]

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