LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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軍隊を持つこと、そして戦争が起きるということ:琉球新報、グッド・ジョブ!

2013.05.27
政治家としては受け入れることはないだろうが、今回の一連の報道の中で初めて橋下氏に賛同したことがある。日本だけが叩かれる状況にどうして日本の政治家は立ち上がらないのか、ということ。
 安倍政権が躍起になって押し進めるナショナリズムの高揚への危機感と混同させるつもりはない。認めることは認め、過ちを詫び、過ちをただすことに日本は真剣に取り組む時ではないかと思う。

 たとえファンタジィと笑われても、いつか世界から戦争、戦争による悲しみ、そして軍隊が無くなることを。


 毎度無許可だが、今日読んだ興味深い流れを示すニュース。

軍エリートの門出に警鐘 性犯罪深刻化で米政権
http://www.47news.jp/CN/201305/CN2013052601001125.html

【ワシントン共同】米軍内で性犯罪が深刻化する中、オバマ大統領とヘーゲル国防長官が24、25の両日、士官学校の卒業式で警鐘を鳴らす演説を行った。米軍の将来を担うエリートの門出に贈る言葉だけに、米政府の危機感をあらためて浮き彫りにした形だ。

 オバマ氏は24日、メリーランド州アナポリスの海軍士官学校卒業式で「性的暴行を行う者は単に罪を犯すだけでなく、軍の強さを支える信頼と規律を危険にさらしている」と強調した。
2013/05/26 08:27 【共同通信】



米軍性暴力、適切な処罰不可欠 ディック氏(映画監督)に聞く
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-207191-storytopic-1.html

日本維新の会の橋下徹共同代表の従軍慰安婦問題などに関する発言は米国内でも反発を招いた。一方で橋下氏に風俗業の「活用」を提案された米軍も性暴力事件が相次いで発覚し、国内世論の批判を浴びている。米軍内の性暴力問題を追ったドキュメンタリー映画のカービー・ディック監督(米ロサンゼルス在住)が、26日までに本紙の書面インタビューに応じ、橋下氏の発言を批判した上で、米軍の性的暴行根絶に向けては閉鎖的な体質を改善すべきだと指摘した。発言内容は次の通り。

 ―橋下氏が在沖米軍に「性的なエネルギーを合法的に解消できる」と風俗業者の利用を勧めた。

 「橋下氏は沖縄の市民の安全を心配して提案したつもりだとは思うが、彼は性的暴行の本質を理解していない。性的暴行は『性』ではなく、『暴力』の犯罪だからだ。性的暴行をする米軍人の多くは、駐留先の『禁欲的生活』に駆り立てられて犯行に及ぶのではない。以前に何度も性犯罪を続けてきた傾向がある」

 ―橋下氏は「海兵隊の猛者の性的エネルギーをコントロールできない」とも述べた。

 「『彼らには余りあるほど大量のエネルギーがあったため、自らを制御できなかった』と、米兵の性犯罪を弁明するようなものだ。われわれは自国の軍隊に高い水準を保つことを求めているし、当然そうでなくてはならない。性暴行に及ぶ兵士は弁解を与えられるのではなく、起訴され、刑を受けなくてはならない」

 ―一方で、その米軍内の性的暴行が社会問題となっている。原因は何か。

 「この問題はとても深刻だ。国防総省の推計によると、2012年に発生した米軍内の性犯罪は2万6千件に上る。しかし加害者が軍法会議で処罰された事例は全体の1%未満だ。最も重要な理由は、これらの犯罪を裁くかどうかを判断するのは被害者の上官だが、彼らは往々にして調査や訴追に消極的である点だ」
 「米軍内の性犯罪の多くは常習犯が起こしている。(先に挙げた理由で)加害者が適切に起訴されず、犯行が繰り返される構図につながっている。米軍はこの問題点を何十年も前から認識しているが、常習犯を処罰できないままでいる」

 ―解決策は。

 「性的暴行をなくすために米軍がすべき最も重要なことは、加害者を適切に調査、起訴、処罰することだ。それには軍法会議(軍隊固有の司法制度)を改革することが不可欠だ。犯行を調査、起訴する権限を軍の指揮官から取り上げ、専門の訓練を受けた裁判官や検察官の手に委ねるべきだ」
 (島袋良太本紙ワシントン特派員)
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 カービー・ディック氏 1952年生まれ。米アリゾナ州出身。米軍内の性的暴行問題を追った「インビジブル・ウォー」(2012年)でサンダンス映画祭長編ドキュメンタリー部門観客賞を受賞。同作品を見たパネッタ前国防長官が米軍性犯罪防止プログラムの改革を表明するなど、反響を呼んだ。監督作品にその他「アウトレイジ」(10年)、「ツイスト・オブ・フェイス」(04年)など。


「解放者」米兵、ノルマンディー住民にとっては「女性に飢えた荒くれ者」
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2946474/10810152

【5月27日 AFP】(一部更新)第2次世界大戦(World War II)中の仏ノルマンディー(Normandy)上陸作戦に参加した米軍兵士たちは、フランスをナチスドイツ(Nazi)から解放した勇敢な英雄として描かれてきた。そうした「若いハンサムな米兵さん」のイメージに隠された負の側面を明らかにした研究書が来月、米国で出版される。

 6月に刊行予定の「What Soldiers Do: Sex and the American GI in World War II France(兵士らは何をしたのか:第2次世界大戦中のフランスにおける性と米兵」は、米ウィスコンシン大学(University of Wisconsin)のメアリー・ルイーズ・ロバーツ(Mary Louise Roberts)教授(歴史学)が、米仏で膨大な量の第2次大戦中の資料を研究してまとめた著作だ。

 研究の趣旨についてロバーツ教授は、「GI(進駐軍兵士)はたくましい男で、常に正義に基づいて行動するとの典型的な『GI神話』の偽りを暴き出すことだった」と、AFPに語った。教授によると、米軍では当時「フランス人に対して優位に立つ」手段として性欲、買春、レイプが取り入れられていたという。

 米兵たちは、ノルマンディーの人々から「性のアバンチュール」を求めてやってきた、セックスに飢えた荒くれ者と見られていた。これは地元ノルマンディーではよく知られていることだが、一般的な米国人にとっては「大きな驚きだ」とロバーツ教授は述べている。

■「女性を隠せ」、街中いたるところで性行為

 米メディアがノルマンディーに上陸した米兵について、キスをする米兵と若いフランス女性の写真を掲載するなどロマンチックな視点で解放者として描いていた間、地元の人々は「問題」に直面していた。地元には、「ドイツ人を見て隠れるのは男たちだったが、米兵の場合は女たちを隠さねばならなかった」という話が伝わっているという。

 米兵たちの放蕩ぶり、不法行為、さらには組織的な人種差別などもあった。「GIはどこでも所かまわずセックスしていた」とロバーツ教授。

 特に、ルアーブル(Le Havre)やシェルブール(Cherbourg)では米兵たちのマナーの悪さが目立ったという。米兵たちは、女性を見れば既婚女性でさえ公然とセックスに誘い、公園、爆撃を受けて廃墟と化した建物、墓地、線路の上など、街中いたるところが性行為の場となった。しかし、全てが両者の合意のもとで行われたわけではなく、米兵によるレイプの報告も数百件残されている。

 ロバーツ教授が調べた資料によれば「セックスをしている男女を見かけずに街を歩くことは不可能」なほどで、当時のルアーブル市長が米駐留部隊の司令官に改善を求めたと記されていた。米軍の上官らは兵士たちの行為について公式な非難声明は出したが、改善の努力はしなかったという。

■フランスは「売春宿」、口説き文句も紹介――米誌プロパガンダ

 ロバーツ教授は、当時の米兵が勇気ある青年たちであり、その勇敢で英雄的な行為がフランスから感謝されている事実についても忘れずに触れている。一方で、米軍が未知の国で戦う若者たちを鼓舞する即効策として、意図的に米兵たちの性欲に訴えかけるプロパガンダを行ったとみられる点も指摘している。

 例えば、写真ジャーナリズムの草分けである米誌「ライフ(Life)」は、フランスを「快楽主義者4000万人が住む巨大な売春宿」と表現した。また、米軍機関紙「星条旗新聞(Stars and Stripes)」は、フランス女性を口説くためのフランス語フレーズを連載。「きみ、とても可愛いね」「たばこをあげようか」「ご両親は今、家にいるの?」といった会話の糸口を紹介していた。

 ロバーツ教授は「米兵の性欲は、いったん火が付くと手が付けられなかった」と記している。

 さらにロバーツ教授の著書は、当時レイプ事件で訴えられた米兵は、黒人兵士が圧倒的に多かった事実にも踏み込んでいる。1944年10月の資料によれば、米兵が絡んだ強姦事件152件のうち130件で黒人兵が訴えられている。これについてロバーツ教授は、米軍内の根深い差別を示していると指摘した。フランス人も、すぐに黒人米兵を指さして非難するようになったという。

■人類の経験として捉え直す

 ノルマンディー上陸作戦から約70年たった今、同書を出版する理由についてロバーツ教授は、歴史を書き換えたいわけではなく、「フランス側から見た実態」を明らかにすることによって、ただの「空虚な英雄譚(たん)」にとどまらない「人類の経験の1つ」としてノルマンディー上陸作戦を捉え直すのが目的だと説明している。(c)AFP/Fabienne Faur


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