LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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ドパルデューなんて俳優が居たね、昔

2013.09.22
数日前、寄せて頂いたコメントへの返信で、こんなことを書いた。

ドパルデューが税金を嫌ってロシアに国籍変更。このことで誰か困ることになったんでしょうか?フランス国内の若い俳優は喜んだと思います。やっと上につかえていた邪魔な俳優が居なくなって機会が回って来るかもしれないですから。

 今日のオブザーヴァにこんな記事。

France hails Vincent Macaigne as the new Gérard Depardieu
http://www.theguardian.com/film/2013/sep/21/vincent-macaigne-new-depardieu-french-cinema

 僕は映画は年に1本見るかどうかなので、この記事に書かれていることを裏付けるような情報は何も持っていない。しかし、すっきり爽快。メディアもそろそろ、「ドパルデューの再来」とか、「21世紀のパヴァロッティ」なんて陳腐な表現、止めるべきだ。別人なのだから。

 この人が居なかったらフランス映画界は立ち行かなくなる、このグローバル企業が無くなったら生活が破綻する、なんてことはないだろう。もちろん、移行期に混乱や試行錯誤はあるかもしれない。

 でも栄枯盛衰は世の常。ノキアがマイクロソフトの傘下に下るなんてこと、10年前、誰が予想しただろう。意味のないヒステリアに陥ることは簡単だし、居心地よく感じるだろう。しかし、そのままでは新しいことへ進む機運を逃してしまうと思う。

 余談。今、最も観たいフランス(・カナダ)映画は、「Laurence Anyways」。

http://didoregina.exblog.jp/18501475/

 日本では上映されているようだが、イギリスでは観られないだろうな。

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Comment

- ハマちゃん

日本を出てからあまりフランス映画を観る機会がない
(英国はあまりにもハリウッドに偏ってる、不満です!)
ので、全くの個人的な印象ですが

ドパルデューは、かなり、過去の人的位置付けです、私の中では。
飛行機の中で、通路だか座席で放尿した事件で久々に名前を見た程度で…。

ここ数年、国際的に露出度が多いのはヴァンサン・カッセルとマチュー・アマルリック(Mathieu Amalric)あたりという感じで。
あとは大御所ではジャン・レノも一応フランスの俳優、か。(出生地が違うみたいだけど)

そもそも、フランスは女優陣の方が元気という感じがするし。
ボンド・ガールになったりね。
マチュー・アマルリックは「007慰めの報酬」で悪役が凄いハマってました。

記事を走り読みした感じではVincent Macaigne氏は、かなり職人肌みたいですね。
何であれ、ドパルデューの再来とか、失礼だな、という感じです。
個人の資質を尊重してないような書き方ですよねえ。
2013.09.23 Mon 08:50 URL [ Edit ]

- 守屋

ハマちゃん さん

 本当に、イギリスの商業映画はハリウッドの一営業所ってな印象を、映画を観に行かない僕ですら感じます。

 以前、もしかしたら書いたかもしれないですが、高校生の頃、小難しい映画を観るのが行けていると思い込んでいました。そんな年頃の時に観たのが、「勝手にしやがれ」、「抵抗」、「去年、マリエンバートで」等々。今考えても、理解できていたとは思えないですが、面白い経験だったはずです。

 注目を集め始めた俳優や音楽家を、「誰それの再来」というのは的外れだと感じます。その「誰それ」を実際に体験したことのある人の数なんて少数だと思うので、比較すること自体無理があるといつも感じます。
2013.09.24 Tue 20:09 URL [ Edit ]

- ハマちゃん

映画館だけじゃなく、TVでの映画放映も殆どハリウッドか英語圏発の映画ばかりです。
それがガッカリ。
守屋さんが背伸びして観たヨーロッパ映画、栄養になったでしょう?
私もそうでした。
ヨーロッパ映画は1から10まで説明するようなハリウッド手法の「馬鹿でも分かる」造りにはしないから、想像力が養われると思うんです。

私は田舎育ちなので映画はむしろTVで観る方が多かった、日本のTV局はフランス映画(それこそ「勝手にしやがれ」とか)、イタリア映画、ロシア(ソ連)映画、ドイツ映画、香港映画、韓国映画…色々放映していた。
私の田舎は当時民放が二局しかなく、プラスNHK、それだけで、これだけ多様な映画を観られたんです。
私はそういうものを吸収して育ったので、英国の英語圏一点張りな映画放映をするTV局の姿勢には疑問を感じます。

英国、米国は自分たちの文化が世界のスタンダードだと思い込んでる節があると思う。
だからアラン・ドロンもジャン・ギャバンもジャン・ポール・ベルモント知らなきゃマストロヤンニも知らない。
書物で言えば、例えば先日ちょっと話題に出したけども、ゲーテを読んだ事がない、とか。
(私も「若きウェルテルの悩み」くらいしか知らないけど、中学生くらいのときに読んでる。)
うちの主人なんか、ベルサイユ宮殿がベルギーにあると思ってた程です。
私は高等教育は受けてない、主人は非常に良い教育受けてるのに、何故そんなにトンチンカンにバランス悪いのかと言ったら、やっぱり英国のメディアにも責任あるんじゃないのか、と。

もちろん、英国の映画や文学、素晴らしいもの沢山ありますよ。
米国も然り。
だけどそれだけに偏っていると、視野が狭くなって独善的になるなーと、つくづく思います。
英国人は特にコンチネント/コンチネンタルを「ダサい」と切り捨てる傾向があるけど、それなんかは英国のメディアの在り方の悪い現れ方じゃないかな、と。

すみません、ドパルデューの話から逸れましたが…。
2013.10.08 Tue 09:21 URL [ Edit ]

- 守屋

ハマちゃん さん

 文学で言えば、賞を取らないと非英語圏の小説が出版される機会は本当に少ないと思います。

 数ヶ月前に、新潮社のPR雑誌の「波」で、イタリア人作家のディーノ・ブッツアーティ(Dino Buzzati)が紹介されていました。
 書評を読むだけでもとても興味を惹かれたので、英語に翻訳されているかと思ったら、日本語に翻訳されている作品の方が断然多いんです。日本から送ってもらうよりアマゾンで購入できればらくだと思ったのですが、次の一時帰国(時期は全く未定)の時まで待たなければです。
2013.10.09 Wed 15:31 URL [ Edit ]

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