LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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労働組合トップの突然の死:ボブ・クロウ

2014.03.12
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(ガーディアンから拝借)

昨夕の帰宅途中、いつものように取り上げたイヴニング・スタンダード紙の一面に、ボブ・クロウの顔写真が大きく掲載されていた。「えっ?、またストライキ?」と思った刹那、目が捉えたのは、「Union leader, Bob Crow dies」。えっ?

Bob Crow dies from massive heart attack at the age of 52
http://www.standard.co.uk/news/london/bob-crow-dies-from-massive-heart-attack-at-the-age-of-52-9183603.html

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(実は、彼なりにとてもファッションには気を使っていたと思う)

Bob Crow, RMT leader, dies of suspected heart attack at 52
http://www.theguardian.com/politics/2014/mar/11/bob-crow-dies-52-rmt-union-leader

Bob Crow, RMT union general secretary, dies
http://www.bbc.co.uk/news/uk-26527325

Miliband's 'No EU poll' pledge and Tim Berners-Lee's web 'Magna Carta' call
http://www.bbc.co.uk/news/blogs-the-papers-26539518

 これまでこのブログでも、何度かボブ・クロウへの不満を書いてきた。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1031.html

 でも、52歳での突然の死亡には、ただただ、吃驚した。

 先月のロンドン地下鉄ストライキについては、実は、ストライキを行う理由の一部には共感していた。もちろん、最大の理由は雇用の確保で、解雇に直面していた雇用は、地下鉄駅の切符販売の窓口閉鎖によるもの。ロンドン交通局の主張は、現金による切符の購入は全体の1割に満たないので窓口をすべて閉鎖して、そのぶんの人員を駅構内の保全にまわす。そのことへの反対表明のストライキだった。

 ロンドン交通局が一般企業で、収入の一割に観たないタスクを閉鎖するのであればそれは仕方ないだろう。しかしながら、公共交通機関を統括する「公的」な団体が、1割もの需要があることを切り捨てることは僕は納得できない。ロンドン地下鉄を利用するすべての利用者がオイスター・カードを持っているべきという驕り。

 どこで読んだのか思い出せないが、ロンドンのバスはもうすぐキャッシュレスに完全に移行するようだ。オイスター・カードが普及し、ロンドンに住む高齢者の多くはロンドン市内のほぼすべての交通機関を無料で利用できる「フリーダム・パス」を持っている。更に、現在の所バスだけのはずだが、オイスター・カードに充分なクレジットがなければ、最新のデビット・カーデをカードリーダーにかざせば料金を払うことができる。だから、バスでは現金を受け付けないよ、と。

 例えば、その最新のデビット・カードを取得するための銀行口座を開けない人がどれだけ居るかをロンドン交通局は理解しているのだろうか?海外からの旅行者がそのようなデビット・カードを持っていると思っているのだろうか?

 日々、バスを利用する自分の本心の一部は、オイスター・カードがなくて料金支払いがスムーズに行かない旅行者には、忙しい時にはイライラする。しかしながら、ロンドン交通局、また現在のイギリス政府の多くの政策に観られる、one and onlyの姿勢を危険に感じる。

 ボブ・クロウが組合を率いて行動したことすべてに賛同する気はない。しかし、本来、政府が考えるべきであろうセイフティ・ネットからこぼれる弱者の声を代弁していたと考える。そのような希少な声が失われたのは、けっこう大きい損失のように思う。

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Comment

突然死について - イレーヌ・ジョリオ

守屋様、ご無沙汰しています。


実は私、英語は全くわからないけれど、世界の動きが知りたくて、CATVで見れる英国のBBCWORLDNEWSをBGM代わりに日常的に付けています。

今年の1月、40歳くらいの黒人のキャスター(名前は失念)がある日突然死去されたので大変驚きました。
あんなに毎日、精力的に活動されていたので、突然の訃報にショックを受けました。死因は、上の方と同じで心臓疾患だったと思います。

付け足しですが、BBCの唯一の日本人・大井真理子さん、頑張っておられるようで応援しています。彼女のように世界的に活躍する女性が増えれば、と思っている所です。
2014.03.16 Sun 02:53 URL [ Edit ]

- 守屋

イレーヌ・ジョリオ さん

 テレヴィを観ないので、そのキャスターの方の訃報は知りませんでした。今日は日本から藤巻氏の訃報を読み、平均寿命って指針になるのだろうかと感じます。

 ガーディアンによると、ボブ・クロウ氏は、健康に不安があることを認めていたそうです。僕の経験からですが、イギリスはもう少し予防医療に目を向けた方がいいと感じます。
2014.03.16 Sun 07:58 URL [ Edit ]

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