LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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他者の悲しみをジャッジすることの愚かさ;オランダ人記者の怒り

2014.07.23
ウクライナ東部で撃墜されたマレーシア機に搭乗していた人たちの遺体がオランダに到着した。

MH17 plane crash: First victims arrive in Netherlands
http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-28431943

 仕事の途中だったのだが、BBCの中継を観ていたら、涙が止まらなかった。同時に、オランダという国、そしてそこに暮らす人々が犠牲者への尊厳を最も大切なこととして扱っている態度には、心の底から感心した。

 でも、そのような態度をジャーナリズムは踏みにじったようだ。

MH17: don’t judge Dutch people’s grief after this unspeakable crime
http://www.theguardian.com/commentisfree/2014/jul/23/mh17-dont-judge-dutch-people-193-compatriots-killed

 アメリカを引き合いに出したのは、確かに勇み足、というか適切ではないだろう。しかし、メディアに向けられたローラさんの憤りはもっともだと思う。

 個人にしろ、国民感情にしろ、悲しみ、とりわけ今回のような大きな悲劇を受け止める為に、他国のメディアはオランダ中が怒りで爆発することを期待したのだろう。平面的に書けば、遺体の到着のセレモニィのすべてが統率のもとに執り行われたことを始めとして、メディアには物足りなかったに違いない。

 しかし、オランダの悲しみを自分たちの基準で判断することはとても、とても愚かなこと。

 犠牲になった人々の身元が一日も早く確認され、家族の元に戻れることを切望する。

 人類は戦争で人を殺す為、殺される為に生まれてきているのではないと日本を含む世界の政治家、政治的主導者が気づく日が来ることを。

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