LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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瀬戸内海・四国、美術館巡り1:犬島

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(2014年9月1日)

2013年4月の帰国のあとに、その存在を知った瀬戸内トリエンナーレ。トリエンナーレは観損ねたが、直島を拠点に3島にそれぞれ常設の美術館、戸外や街中でのアート・インスタレイションがあることを知り、行けるときに行く、ということで決めた。結果として、かなり楽しめる美術館巡りとなった。

 直島への移動日に、岡山県の奈義町現代美術館へ行くことを急遽決めた(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-2314.html)ので、到着した日曜日は直島では美術館に行くことができなかった。瀬戸内海での美術館巡りの最初は、犬島の犬島製錬所美術館から。

http://www.benesse-artsite.jp/seirensho/index.html

犬島製錬所美術館の写真
https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157647123250927/

 まず、興味を持たれ方は、日程をしっかりと。犬島と豊島の美術館は火曜日が休館で、火曜日はこの二つの島へ行く交通方法はかなり限定される。直島を拠点に美術館を巡る際、月曜日と火曜日だけの宿泊だと時間の調整が難しくなると思う。理由の一つは、直島と豊島、犬島を結ぶ高速船は通常、一日に3往復のみ。さらに二つの島を効率よく回るには結構不便な時間設定。

 犬島についてまずしたことは、シーサイド犬島ギャラリィのカフェで、たこご飯の予約。

https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/15218193331/

 予約しておいて正解。第1便の高速船で到着した他の皆さんが美術館見学を終えてカフェに来て注文しても30分待ちと言われていた。たこご飯は、世界でここだけでしか味わえない唯一無二のたこご飯、という印象にはいたらなかった。が、たこが今でも珍しいロンドンに住む僕には、大変美味しかったです。

 犬島製錬所美術館。建物の来歴は他で読んで頂くとして、僕が最も楽しんだのは最初の長く、暗い通路。4回ほど右、左に90度の角度曲がる通路それぞれの角には鏡が掲げられています。正面の鏡には出口のひかりが、後ろには入り口にあった太陽の映像(逆だったかな?!)。どの角を曲がっても正面と後ろの映像が変わらない、書いてしまえが単純なもだが、怖さとわくわくする気分が同時に体を満たすようでとても楽しかった。
 最初の角にたどり着く前、真っ暗な通路の足下が気になり鏡ことをつい失念。角を曲がったとたん、正面から来た誰かとぶつかりそうになり、謝ろうとしたら鏡に写った自分だった。

 他の作品群は最初ほどの衝撃はなかった。この程度かと思いつつ美術館を回り込むと、そこはまるで「ラピュタ」の世界。

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 和歌山県の島ほどではないにしても、朽ち果てた工場というのは直接の経験がないにもかかわらず、懐かしいような、江戸川乱歩の小説で読んだ、怪人二十面相を明智探偵が追いかける運河沿いの無人の工場街がある異世界に入り込んでしまった、そんな心地の良い不安を感じる。

 そのあとは、戸外、コミュニティ密着インスタレイションである「家プロジェクト」を見学。僕の勉強不足でしかないが、このプロジェクトの意味を見いだせず、作品群に入り込める気分は持てなかった。村の中に突然現れる現代美術作品に驚くべきなのか、共感するべきなのか。

家プロジェクト
https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157647130105680/

 犬島への訪問が美術館とプロジェクトだけなら、滞在は2時間超で充分。課題は、移動の手段が限られることによる、移動できなくなることもあり得るということ。これは、このあとに訪れた豊島(てしま)で、幾人かの観光客の皆さんに実際起こった。

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