LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
Home未分類 | Dance | Sylvie Guillem | Royal Ballet | Royal Opera | Counselling | Sightseeing | Overseas Travel | Life in London(Good) | Life in London(Bad) | Japan (Nihon) | Bartoli | Royal Families | British English | Gardens | Songs | Psychology | Babysitting | Politics | Multiculture | Society | Writing Jobs | About this blog | Opera Ballet | News | Arts | Food | 07/Jul/2005 | Job Hunting | Written In English | Life in London (so so) | Speak to myself | Photo(s) of the day | The Daily Telegraph | The Guardian | BBC | Other sources | BrokenBritain | Frog/ Kaeru | Theatre | Books | 11Mar11 | Stage | Stamps | Transport | Summer London 2012 | Weather | Okinawa | War is crime | Christoph Prégardien | Cats | Referendum 23rd June | Brexit | Mental Health 

Frederick Ashton Mixed Programme@ロイヤル・バレエ

2014.11.12
スクリーンショット 2014-11-12 12.06.09
(ロイヤル・オペラ・ハウスのフリッカァーから拝借)

Frederick Ashton Mixed Programme
https://www.flickr.com/photos/royaloperahouse/sets/72157648905559052/

タイムズの文化欄だったと思うが、ロイヤル・バレエの現在の監督、ケヴィン・オヘア氏はフレデリック・アシュトンの振り付けを演目に入れることにとても熱心であるとのこと。とても喜ばしいこと。先月末から始まり、好評なアシュトン・ミクスト・ビルを昨晩観てきた。

The works of Frederick Ashton (1904–88) define the English style, exemplified by The Royal Ballet. Ashton's choreography is unique for its elegance, wit and refinement, and the huge body of work he created for the Company is one of his greatest legacies. In its current mixed programme The Royal Ballet brings together four of Ashton's most celebrated masterpieces.

Scènes de ballet radiates sophisticated elegance in its setting of Stravinsky's witty and energetic neoclassical score. Five Brahms Waltzes in the Manner of Isadora Duncan is an impassioned and distinctive homage to the American dancer who was one of Ashton's guiding influences. Symphonic Variations is a cornerstone in the Ashton style, rejoicing in graceful purity of line and movement. And A Month in the Country, one of Ashton's last works, is his poignant dramatic masterpiece, perfectly capturing the elegiac mood of Turgenev's play in an all-Chopin score.


 「イサドラ・ダンカン」は、確かアシュトン生誕100年のシーズンのあるプログラムで、タマラ・ロホが踊って話題になった。その時も全く印象に残らなかったし、今回もまた印象が薄かった。

 「バレエの情景」は、これもまたアシュトン・イヤーの時に吉田都さんとアリーナ・コジョカルが踊ったのを観たはず。吉田さん曰く(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1191.html)踊るのがとても難しいとのことで、昨晩のメイン・キャスト、サラ・ラムは美しいながら、たまにふっ、と流れが止まってしまう瞬間があった。

 今回のプログラムで観たかったのは、「シンフォニック・ヴァリエイションズ」と「田園のひと月」。

Symphonic Variations

Marianela Nunez
Yasmine Naghdi
Yuhui Choe

Reece Clarke
James Hay
Tristan Dyer


 個人的に最後に観たのはこのとき(http://www.chacott-jp.com/magazine/world-report/from-london/london0707b.html)。このあと1度だけ上演されたような記憶があるが、印象に残っていないのでがっかりしたのだろうと思う。

 今回はヌニェスにとって初めてではないかと思うが、素晴らしかった。さすが、現在のロイヤルのトップ・プリンシパル。技術が素晴らしいヌニェスは、「リーズの結婚」以外ではあまりアシュトンの振り付けで目だつことはないように思う。今回は、プリンシパルのオーラとでも言おうか、とても静かで、自信に満ちたステイジ・プレゼンスが印象に残った。


A Month in the Country

Zenaida Yanowsky: Natalia Petrova
Rupert Pennefather: Beliaev


 今回、ナタリアはヤナウスキィとオーシポワのダブル。オーシポワがこの役をどう踊るのか興味があったのだが、ヤナウスキィの持ち味が存分に発揮されるこの役をどうしても彼女で観たかった。選択は間違っていなかった。

 目を見張るような技術で鳥肌が立つということは無い。しかし、恋に焦がれるナタリアの心の機微をあれほど華麗に、繊細に踊れるバレエ・ダンサーは、今のロイヤルでは彼女だけではないかと思う。以下は6年前の感想。

http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-765.html

 来年、多くのバレエ・ダンサーにとって節目となる40歳になる彼女。先月末には「マノン」を踊り、来年の「白鳥の湖」にキャストされている。技巧的な技術で抜きん出ていないヤナウスキィ(http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1330.html)が、どうしてオデット・オディールを踊るのか?引退を前に、自分の中で記念になる振り付けを踊りたいのかと勘ぐってしまう。

 前述のタイムズによると、2015年秋以降もオヘア監督はアシュトンを取り上げるつもりとのこと。実現しそうも無いが、僕が観てみたいのは、「ウェディング・ブーケhttp://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-341.html)」、「田園のひと月」、そして「エニグマ・ヴァリエイションズ」を順に上演するプログラム。この三つを通して観ると、バレエが人々の心のひだを震わせられる芸術だということが判ると確信している。

関連記事
スポンサーサイト

Comment


管理者にだけ表示を許可する

Template by まるぼろらいと

Copyright ©LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン All Rights Reserved.