LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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Paddington the movie: 全ての移民の為に

2015.01.01
スクリーンショット 2015-01-01 13.06.45
The Journey of Marmalade

あけましておめでとうございます。最近、分量が薄くなって来ているかなと感じつつ、のんびり読んで頂ければいいなと。

 先週末、「Paddington」を観てきた。原作は子供向けだが、今回の映画の物語は、原作者には相談しなかった部分もあると言うことだったので、大人の鑑賞にも堪えるものだと思っていた。結果、何度も涙が込み上げてきてしまった。

 ひとりぼっちでペルーを離れてイギリスに向かう時、パディントンはロンドンに着いたら人々は親切で、直ぐに彼の家が見つかることを疑っていなかった。

 パディントン駅になんとか到達したひとりぼっちのクマ(このパディントンの意味が分かる場面、https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/16072610441/)は、行き交う通勤者に何度も、何度も、何度も挨拶を繰り返すが、彼に答える人は居ない、というかそこにクマが居ることに驚くことすらない。夜になり疲れているけど声をかけてやっと彼に応えたのがブラウン夫人。

 もうこの時点で、昨今の移民へのイギリス国内での風当たりの強さ、そして僕自身の来し方がこみ上げて来て、目が潤んでしまった。期待に弾んだ気分は、新しい土地での全く逆の対応に、悩み、苦しみ、怒り、そして移民達は自分の場所を見つけて行く。

 ニコール・キッドマンをのぞけば(彼女は本当にオスカー俳優なのか)、とても満足した。そして、映画を通じて上っ面だけとは判っていても、ロンドンにはまだ少しだけ、夢が残っているのかもしれないと感じる終わり方を含めて、feel good factorsに溢れた映画だと思う。

 ロンドン市内に設置されていた50体のパディントンは、12月30日で展示が終了し、オークションにかけられる(た)。おそらく50体を制覇した人はいるのだろうと思うが、30体だってよくやった方だと思うし、何より、鞄や後ろ姿まできちんと撮影したのは、記録として意味があるかなと自画自賛。

https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/sets/72157649256681486/

 写真を撮っている話を何人かの友人・知人に話した。知人の一人は、パディントン駅から歩いて行けるリトル・ヴェニスのナロー・ボートで暮らしている。知人に、1番目のパディントンが設置されていた「レンブラント・ガーデンズ」の名前を初めて知ったと話したとき、面白い話を聞いた。

https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/15801509111/

 「レンブラント」の名前の縁で、毎年春になると、オランダからこの小さな庭に沢山のチューリップが贈られるとのこと。

 キャメロン君、イギリスが欧州連合を離脱すると、このチューリップの贈り物が届かなくなるかもしれないのだから、選挙を理由に離脱するなんて決して口にしないように。

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