LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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欧州難民危機での新たな悲劇

2015.09.03
既に日本でも写真が取り上げられている、トルコ海岸で発見されたシリアから逃れた子供の遺体。報道のリンクを張るが、写真はのせない。記事に掲載されている写真は、心が粉々に叩き潰されるほど。

Shocking images of drowned Syrian boy show tragic plight of refugees
http://www.theguardian.com/world/2015/sep/02/shocking-image-of-drowned-syrian-boy-shows-tragic-plight-of-refugees

Migrant crisis: Photo of drowned boy sparks outcry
http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-34133210

 主にシリアから逃れて来る難民の多さに、欧州連合はほぼ機能が麻痺している。国によってその対応は全く逆になっている。

Angela Merkel’s humane stance on immigration is a lesson to us all
http://www.theguardian.com/commentisfree/2015/aug/30/immigration-asylumseekers-refugees-migrants-angela-merkel

David Cameron: Britain 'should not take more Middle East refugees'
http://www.theguardian.com/world/2015/sep/02/david-cameron-migration-crisis-will-not-be-solved-by-uk-taking-in-more-refugees

Refugees welcome? How UK and Germany compare on migration
http://www.theguardian.com/world/2015/sep/02/refugees-welcome-uk-germany-compare-migration

 人口が急減しているドイツでは移民・難民は労働力としても重要だろうし、また市民レヴェルで難民を受け入れる準備をしているようにも見える。イギリスは、推測の理由として、とりわけ都市部で自国民ですらまともな住宅を確保することが難しい事実が連日報道されている現在、難民を受け入れ、且つ住居を提供すれば国民から反発がくることを恐れているのではないか。また、難民という「ネガティヴ」な象徴を受け入れれば、イギリス株式会社にとって最優先の投資機関がイギリス市場から資金を引き上げてしまう、とキャメロンは計算しているのではないかとすら思えてくる。
 
 シリアから難民が溢れる理由は内戦、そしてダイーシュ。希望の土地へ到着する直前に命を落としてしまった子供の姿には胸がつぶれるが、カルトでしかない宗教が引き起こした戦争の不始末を、何故イギリスがという不満を持つ人は多いと思う。一つの理由は、難民が押し寄せる一方で、イギリス国内からシリアに渡るムスリムが後を絶たないから。

London mother and four children heading for Syria, say police
http://www.theguardian.com/uk-news/2015/aug/29/mother-and-four-children-heading-from-britain-to-syria-say-police

 この家族はトルコで身柄を保護された。この母親がアサド政権の為なのか、反政府側なのか、それともダイーシュに参加する為にシリアに向かったのか、僕にはその理由は判らない。しかし、難民を生み出し続ける戦争地に、小さな子供を連れて戻ろうとするイスラム教徒に共感すること、理解することは、僕にはできない。

 戦争に巻き込まれることを、誰が望むだろう。

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