LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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Rosy's Little Village、アギストリ島

2015.10.20
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(スカラにある教会)

5年ぶりに、ギリシャのサロニカ湾にある島、アギストリ島に行くことができた。滞在したのは5年前と同じ、Rosy's Little Village

2010年9月の滞在
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1261.html

今回の滞在中の写真
https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/collections/72157659727009916/

 港で出迎えてくれた(他の客もピックアップする為)ロージィの表情に5年の歳月を鮮烈に感じたが、温かさとエネルギッシュな言動は全く同じ。車の中で、「5年前から今日まで、他の日本人は訪れた?」と訊くと、「No, it is only you. Your blog does not seem to help us」と軽いジャブ。そうか、そうか、どうせ僕のブログなんてと思いつつ、休暇に来れたんだとの思いが一気に高まった。

 写真から感じられると思うが、アギストリ島には遺跡は無い、著名な教会は無い、広い無人の砂浜は無い、とギリシャの他の島に抱く期待を満たす島ではないかもしれない。しかし、太陽と一緒に起床して、ご飯食べて、泳いで、歩いて、泳いで、自転車を漕いで、ご飯を食べてから寝る、の数日。

 旅行に出かけてたくさんのことを体験することはもちろん有意義だが、ごくシンプルな活動だけで充分な休暇というのもありだと思うし、アギストリはそのような島。同じ期間ホテルでワークショップを開いていたヨガとチャンティングのグループにシュロップシャー(イングランド中部、ウェイルズの隣辺りかな)から参加していたある夫妻曰く、「何もしなくていいということに体と気分が順応するのに2日かかった」そうだ。

 深刻な金融危機の報道の衝撃を緩和する目的があったのだと深読みをしている、イギリスのメディアのこれまで以上のギリシャ観光に関する報道が今年の夏は多かった。その中で、サロニカ湾に浮かぶ島々のことが紹介され、ロージィのホテルも紹介された。

Greek island holiday guide: the Argo-Saronic islands and Kythira
http://www.theguardian.com/travel/2015/aug/21/greek-island-holiday-guide-argo-saronic-islands-kythira

Agistri

Where to stay
Rosy’s Little Village
The little island of Agistri is just beyond Aegina, only 45 minutes by hydrofoil from Piraeus, but if you know where to go it can be a magical place. Rosy’s is a good example of this, set around a rocky cove studded with swimming platforms. Accommodation is simple but comfortable and welcoming.
• £350, breakfast extra, +30 22970 91610,
http://www.rosyslittlevillage.com/

Where to eat
Parnassos
Rosy’s does pretty good food, but visitors should also head up to Metochi, the village in the hills just above it. Walk through the windy alleys and your nose should lead you to Parnassos, a family-run taverna. The food is good, but even if it weren’t, the views from the rooftop terrace make it worth the trip.
• +30 22970 91339

What to do
There’s not a lot to do on Agistri apart from chilling out. If you want to stir, Rosy’s can lend you bikes or kayaks, and offers trips in its motorised fishing boat. They also run various courses, such as yoga and shaitsu, as well as live music nights.


 ロージィによると、この記事を書いた記者の名前での宿泊客は無かったそうだが、おそらく他のスタッフ・ライターが書いたのではないかと思う。この記事の影響もあるだろうし、またアテネから来易いこともあり、今年の7月、8月の混雑は凄かったそう。理由の一つは、アテネ在住のギリシャ人が、アギストリ島での休暇中、車を置いていくと盗まれてしまうのではないかと心配してフェリィで自家用車を持ち込んで路上駐車をした為だとか。これもギリシャ社会が混乱していることを表すことなのかと思った。

 アギストリ島にくる数日前、9月に入り地中海が荒れ始めて船で強行に渡ることが更に危険になりシリアやイラクから押し寄せる難民が足止めされているとの報道を読んだ。ロージィと旦那(以下、キャプテン)によると、9月の第1週までは連日37度を超え雨もほとんど降らなかったとのこと。が、9月半ばのある日、突然の大嵐で、アテネでも雷雨と竜巻が発生したそう。

 僕の滞在中は、最高気温は27度くらいまでで湿度は低くて快適そのもの。雷雨が2晩続いたおかげで空気の透明度が上がって写真の出来も良く、本当にプレッシャー・フリィの休暇になった。

 滞在が更に楽しくなったのは、5年前と同じくロージィとキャプテンとの会話。今年、ロージィの元には常連客からたくさんメイルが届いたそうだ。例えば、「金融危機の影響でギリシャで薬が不足しているとの報道を読んだけど、必要だったら送るから」。ロージィは、

 「Koji, you see, maybe, there were a few parts of Greece where people could not get medicine immediately at some point, but it did not happen here. I do not trust the British media so much.

 「My another question is why so many refugees have started to move to EU this year? The wars there have continued for the last few years, but this refugee crisis has suddenly begun this year, which I have no clue why」。

  キャプテンから聞いた話の中でとても興味深かったのは、ここ数年、個人所有の10人乗りほどの大きさの小型ボートの盗難が急増していると。

 「ボートなんて、どうやって盗むの?」

 「簡単だよ。夜明け前に港にきてチェィンを切断し、ちょっと沖合にでてからエンジンだけを取り外して持ち帰り、残りの船体はチェインソーでバラバラにして海に沈めてしまうんだ」

 「エンジンだけって、それは難民が増えていること(難民に船を売りつけるギャングの横行)に関係していると思う?」

 「そうかもしれないな。僕のような個人所有者は、GPS対応のセンサーで防犯しているけど、船体をあっという間に沈められたら打つ手が無い。エンジンは諦めるとしても、船体をバラバラにされるのは本当に腹が立つ」。

 社会の流れから逃れることはできないが、アギストリ、のんびりするには良い島。ロージィのホテル、2016年は4月からの営業。

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(アギストリのある海岸)

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