LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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FBのプロフィール変更への異論に感じる違和感:他者との距離を測れない社会

2015.11.17
11月12日にペイルートで起きたテロのことを、僕は14日まで知らなかった。FBがプロフィール写真にフランス国旗の映像をかぶせる機能を持たせたことを知った時、追悼という意味では異論は無かったし、自分が加わらない理由は自分の中で十分に考えたので、他の人がそれに加わることはその人達の判断なのだから、と。

 「どうしてフランスだけなのか?」という議論がでて来るのは当然の流れだと思うし、このような議論を引き出したことから考えれば、FBの意図はどうあれ、現在の社会を取り巻く状況を考える契機になったと思う。

 だから、FBばかりを責める論調には言葉にし辛い気分が強かった。今朝読んだもの。

Facebookプロフィールに仏国旗をつけることに問題はあるか
http://bylines.news.yahoo.co.jp/onomasahiro/20151116-00051506/

 大きな脅威への取り組みを考えるより先に、脅威には全く力をなさない些末なことを取り上げて他者を責めるような風潮。FBが取った行動により多くの人が世界で起きている様々な戦争を知る、そして考える機会になったことは、今回の一連の無差別殺戮の中で、方向性を見いだす小さなきっかけになるのではないかと期待する。

 フランスは今回のテロを受けて、戦争状態であるとした。でも、既に2001年9月11日から、この終わりのない戦争は始まってしまったのではないか、と思う。

 パリのテロの二日後の日曜日、所用でロンドン中心部のピカデリィに行った。リージェント・ストリートはクリスマス・イルミネイションの点灯準備で多くの人で賑わっていた。こころなしか、イスラム系とすぐ判るスカーフ姿の女性の姿が少ないように感じた。

 リージェント・ストリートを歩いていて、ふと、初めて「怖い」と感じた。多くの分析記事が既に書いていることは、先週のパリの無差別テロで標的になったのは、人々の普段の生活と結びついている場所で起きた。そのことはテロリズムがこれまでとは違った行動をとるのではないかとの危惧。

 日曜日のオブザーヴァ紙に掲載されたある記事。

‘By day, war was far away. By evening, bodies were lying in the streets of Paris’
http://www.theguardian.com/world/2015/nov/15/paris-attacks-aftermath

Many believe there was a rational explanation behind the Charlie Hebdo attack in January – the caricatures of Mohammed – as well as behind the Kosher supermarket attack two days later. The victims at Charlie Hebdo and the shop were intentionally targeted as members of specific groups, because of their opinions or religion. This time, it is blind violence against random targets. Paris has discovered something it did not taste 10 months ago, a feeling that belongs to war zones: that violent death could come to anyone, anywhere, at any time.

 テロリズムを前にして、その暴力晒される僕たちの中での小競り合いは止めませんか?

 同じ記事の最後。

However, opposing terrorism by responding with arbitary terror will never make us safer.

 憎しみは更に大きな憎しみを生み出す。

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