LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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党内のいじめで自殺者が出た保守党は揺れているのか?

2015.11.30
最初の記事がでた時には全く意識の淵にも止まらなかった、現在のイギリスの政権政党、保守党内で起きたいじめ、それによる自殺者、そして被害者の両親からの告発が、先週末に一気に勢いを加速した。

Elliott Johnson: the young Tory destroyed by the party he loved
http://www.theguardian.com/politics/2015/nov/27/elliott-johnson-young-tory-destroyed-by-party-he-loved-mark-clarke

Elliott Johnson and Tory bullying claims – timeline
http://www.theguardian.com/politics/2015/nov/29/elliott-johnson-tory-bullying-claims-mark-clarke-timeline

Tory bullying claims: father of Elliott Johnson fears party inquiry is 'another cover-up'
http://www.theguardian.com/politics/2015/nov/29/tory-bullying-claims-father-elliott-johnson-fears-party-inquiry-cover-up

 左派系の新聞だからこそだが、ガーディアンが先行し、タイムズとテレグラフはほんの少しだけ。多くの人と政党が絡んでいるので複雑だが、かいつまんで書くと。

 今年の総選挙で保守党が単独政党に復帰できた要因の一つとして、若い世代の保守党支持者を取りまとめてイギリス各地に送り込む政策に参加したエリオット・ジョンソン君は、将来は国政議員になる強い意志を持っていったらしい。その彼を、政策のトップに任命されたクラークという男性がいじめ、エリオット君は今年の9月に死を選んだ。残された遺書からいじめの詳細を知った両親が告発するも、保守党は当初、いじめの存在、またクラークの素行を告発する文書を受け取ったことは無いと主張。ところが、保守党の上院議員が、今年の1月にクラークの素行についての苦情を上げていた手紙が存在し、その手紙にクラークを任命した下院議員が返信をしなかったことが判る。クラークは保守党から永久に追放、クラークを任命したシャップス議員はポジションからの辞任におい込まれる。キャメロンは内部の独立調査を約束するも、エリオット君の両親は、保守党とは全く独立した機関による調査を要求している。

 保守党のいじめ体質には驚かない。キャメロンがオックスフォードの学生だった頃所属していたグループでは、イニシエイションとして暴飲や暴食などが行われていたというのは左派系のメディアが好きな話題。

 結局キャメロンやオズボーンのように良家からオックスブリッジをへて国政議員になっている皆さんは、人の痛みを感じるという感覚が最初からないのではないかと常に感じている。

 ガーディアンの大量報道を読んでいて、現在のイギリスと日本の政局は似ているなと思えてきた。権力を内閣のごく一部に集中してすべてをコントロールしようとするキャメロン(=安倍)と保守党、内紛で揺れる労働党(=民主党)、局地的に勢力を保つも中央とは上手く行かない(または除外される)スコットランド民族党(=日本共産党)、そして欧州議会選挙では移民排斥や欧州圏脱退をぶち上げて人気が高いものの国政選挙だと最近はじり貧気味のUKIP(=大阪維新)。

 シリア空爆参加の是非を問う投票は水曜日。労働党議員を懐柔しようとしていたきゃメロンはこのスキャンダルでどうするのか。

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