LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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ペルガモン博物館@ベルリン

2016.02.23
スクリーンショット 2016-02-23 11.05.28
(イシュタルの門の一部)

機会がやっと訪れて、初ドイツ(1993年、ミュンヘン空港での3時間の待ち時間は含まない)。ドイツに行くならミュンヘンか、友人が暮らすハンブルクが最初だろうなと思っていたが、ベルリンへ。予定の合間と悪天候の合間を縫って一つだけどうしても行きたかったのは、ベルリンの「美術館島」にあるペルガモン博物館

http://www.smb.museum/en/museums-and-institutions/pergamonmuseum/home.html

写真
https://www.flickr.com/photos/89578620@N00/collections/72157662658242274/

 オペラ・ハウス以外に、ベルリンに観光施設なんてあるのだろうかと検索して最初にヒットしたのがこの博物館。そして博物館を代表する展示品が「イシュタルの門」と知って、どうしても行きたかった。イシュタルの門を初めて知ったのは、「サイボーグ009」のある短い話。

 悪い習慣で、イシュタルの門があること以外を調べないで日曜日の午後に訪れたら、入場券を求める人の列の長さに吃驚。入場を諦めてホテルに戻り、やっとネットで情報を調べたら、ダントツの人気を誇る博物館で、入場に数時間かかることはいつものことらしい。

 宿泊していたホテルに相談したら、あっさり時間指定の入場券を購入してもらい、翌日の月曜日に訪問。ロンドンに戻ってからインターネットで情報を調べた所、博物館のウェブで時間指定の入館を予約できるそうだが、そのペイジはドイツ語のみらしい。

 入館前に、屋外の掲示板で、博物館の半分近くが改修工事の為に閉鎖中ということは判っていたし、イシュタルの門が観られれば後はどうでもいいやと思っていたので落胆はなし。

 館内のチケット売り場はなんだか工事現場の中にあるように殺風景。ホテルが印刷してくれた確認書をチケットに交換するものだと思っていたら、背後に一人でぽつんと立っている男性にバーコードをスキャンしてもらえれば良いと。工事のためとはいえ、入り口付近はなんだか博物館の入り口とは思えなかった。どうやら館内へは、大きさにかかわらず鞄の持ち込みは禁止のようで、多くの見学者が、ロッカーに預けていた。

 残念だったのは、イシュタルの門もすべてを観ることはできなかった。入って左側部分、そして門の内側の部分が改修中の足場が組まれて居て、観ることはできなかった。

 それを差し引いても、また2500年の歳月を経て元の色彩を観ることは叶わなくても、表現されているライオンや牛(なのか?)、想像上の生物が生み出す美しさには時間を忘れて見とれてしまうほどだった。

 このような美術品を生み出す人類。そしてそれを破壊し尽くすのも同じ人類。

 半分しか観られないなら入館料を半額にしてくれても、とは思わない。イシュタルの門や、現在5年がかりで進んでいる改修工事が終わるまで観られないらしい「ペルガモンの祭壇」が、どのような経緯でドイツももたらされたのかよく判らない。維持費用に巨額の資金が必要であることもよく判る。
 でも、イギリスに住む一人として思う。イギリスは多くの美術品を略奪してきたのだから、無料で展示するのは当然だという人たちは、無料で観られる裏で、どれほどの維持費がかかっているのかを知っているのだろうか?仮にそれらの「略奪品」がもとの国に戻されて、元の国がイギリスの博物館・美術館と同じことを社会に対してできるのか?

 展示物の半分しか観られなかったけれども、写真を撮りつつ、門や他の美術品の細部をじっくりみていたら、あっという間に1時間。ドイツの他の都市のことは判らないが、ベルリンでは日曜日は多くの小売りが休業。ということで観光客が美術館・博物館に訪れるので、日曜日は避けた方が良いかもしれない。

日本語の情報
http://www.arukikata.co.jp/city/BER/spot_3.html

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