LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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イギリスのEU離脱論争と為替相場、そして日本への影響はありか?!

2016.02.23
ベルリン滞在中に、イギリス初の大きなニュースとして欧州、そして北米地域で注目を集めたのは、ロンドン市長のボリス・ジョンソン氏(任期は今年の5月5日まで)が、キャメロン首相には同調せずに、EU離脱に賛同することを表明したこと。

 昨年11月以降、¥・£の交換レイトは円高に流れている。EU離脱賛成派の勢いが増すと更にポンドが安くなるとは思っていて、ジョンソン氏の表明を受けて、£はアメリカ$に対して7年ぶりの安値になった報道には驚かなかった。

Why is the pound falling and what are the implications for Britain?
http://www.theguardian.com/politics/2016/feb/22/why-is-the-pound-falling-britain-sterling-dollar-uk-credit-vote-eu

 現実として、イギリス国内に居住するイギリス人による海外旅行者の数はかなり減るだろう。そしてEU離脱賛成派がどう思うかは判らないが、欧州圏からイギリスに来る観光客がもたらす強い「€」に、特に観光業界は頼ることになるのではないか。

 日本同様、多くの食材を輸入に頼るイギリスでは、食品の価格が高騰して、貧困層だけでなく中間層の家計への影響は大きいだろう。£安によって輸出産業は攻勢に出るのだろうけど、新興国の経済が停滞している現状で、どの産業が利益をもたらすのか。

 日本では、急激に円高が進んでいる。円高の要因がイギリスの現状によるだけのものではないが、£が$に対して弱まっている現状では、日本円に対しても£は弱くなる環境。

 イギリスとは逆に、日本では輸入品の価格が下がることを期待できるのだろうけど、利益を溜め込みたいであろう企業が円高の恩恵を消費者にいつ還元するのか。また、海外からの観光客を増やしたい観光業界にとって、この円高では観光客を増やすことへの高い壁になる。

 参考までに、いつも目安としてチェックしているOANDAの交換レイトのチャート。

http://www.oanda.com/lang/ja/?&stop-geo-ip=yes

ユーロ/日本円
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ブリティッシュ・ポンド/ユーロ
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ブリティッシュ・ポンド/アメリカ・$
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アメリカ・$/日本円
スクリーンショット 2016-02-23 12.44.03

ブリティッシュ・ポンド/日本円
スクリーンショット 2016-02-23 12.51.15

 $とユーロの流れを調べていないが、これらのチャートの表層を観る限り、イギリス・ポンドは一人負け状態。

 イギリス保守党の議員が離脱に流れるのは、全てのことが自分たちが望む方向に進むべきと思い込んでいるイギリス人にありがちな傲慢さの現れだからと他人事のように思っていた。しかし、仮に離脱ということになった時、たとえば僕の永住権への影響はない、とは誰にも判らない。

 保守メディアは離脱がどれほどイギリスにとって素晴らしいかを煽るだけ煽っているが、冷静な議論になって欲しい。

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