LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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SeppukuはSuicideではない、murderだ

2017.01.03
昨年の秋、インドやオーストラリア、イタリアにおける自殺者数の推移や、理由、各国の取り組みについて調べた発表のワークショップに参加した。参加者は、メンタル・ヘルスの分野でリサーチャーやプラクティショナーとして経験がある人が多かったので、6年前のような自殺=日本という短絡な発言はでなかった。

日本人は自殺するために生まれたわけではない
http://loveandhatelondon.blog102.fc2.com/blog-entry-1275.html

 発表が終わり、コメンテイターから「日本人としてSeppuku=Suicideということについて」意見はあるかと訊かれた。ある程度予想はしていたし、このような機会があれば言いたいと思っていたことを言った。

 「日本だけでなく、ここに居る人達の中に、実際にHara-kiriで自殺できた人が何人居るかを言える人は居ますか?知らないでしょう、僕だって知らない。僕は個人的には、西欧人が空想する昔の日本での武士階級のSeppukuを自殺とは言わない。あれは、武士の忠誠心(loyalty)を弄ぶ、強制のmurderでしかない。ここに居る皆さんが、Seppukuに関して今まで知ることがなかったであろう歴史があります。それは、武士が切腹を強制されたとき、多くの場合もう一人がその武士のそばに立ち、首を切り落としていた。苦しみを和らげる為とか言う意見もあるが、これをmurderとしない方がおかしい」。

 僕が言ったことを受けて、発表者の教授は、「Seppukuという言葉の表面だけでそれを自殺と断定することの難しさは、メンタル・ヘルスの様々な状況で同様な誤解、誤判断が生じることがあることを知るのは大切なことです」、と綺麗にまとめていた。

 日本でも報道されることのあるHonor killingSeppuku、何が違うのだろうと思う。

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