LONDON Love&Hate 愛と憎しみのロンドン

1999年のクリスマス・イヴにロンドンに。以来、友人達に送りつけていたプライヴェイト・メイル・マガジンがもと。※掲載されている全ての文章の無断引用・転載を禁じます。
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イギリス総選挙2017:票の格差、もしくは不公平な分配

2017.06.09
日本でも総選挙のたびに報道される一票の格差。それは、イギリスでも同じのように思う。

General Election 2017 Vote share by Guardian
(ガーディアン。https://www.theguardian.com/politics/ng-interactive/2017/jun/08/live-uk-election-results-in-full-2017

General Election 2017 Vote share by BBC
(BBC。http://www.bbc.co.uk/news/election/2017/results

General Election 2017 Unfair vote share sourced by BBC
(BBC。http://www.bbc.co.uk/news/election/2017/results

 たとえば、「イギリスの」自由民主党とスコットランド独立党の得票分配率。後者は全体の3%にもかかわらず35議席。前者は2倍以上の得票率にもかかわらず、12議席。ま、全国展開している政党と、スコットランドに注力している政党では、いかに効率よく得票するかという点も考慮されるべきだろうとは思うが。
 
 保守党と労働党の差も不自然。得票率の差は2%にもかかわらず、獲得議席の差は40以上。このバランスの悪さは見過ごしてはいけないだろう。このバランスの悪さを決めたのは、キャメロン君、そしてメイ首相。政権党が自分に都合が良いように選挙区を変えようとするのは、世の常。激戦だった二つの選挙区の結果も。

General Election 2017 Fife North East

 当選と次選の差はわずか、2票。

General Election 2017 Richmond Park

 ロンドン市長選に立候補して落選したザック・ゴールドスミスが戻ってきて自由民主党に移った議席を奪取。ファイフの当選者、次選者の得票を足しても、リッチモンド・パークの次選者に及ばない。

 これから、今回の総選挙結果の分析が出るだろう。僕が考えていることを幾つか。まず、若い世代の投票が増えたこと。これは、欧州連合離脱を決めた国民投票が、中高年のグレイ世代によって引き起こされたことを繰り返したくないという思いを持つ若い有権者が投票したということかな。
 
 ガーディアンは、東欧圏からの労働者に依存する第一次産業界が欧州連合離脱への不安を高めているということを頻繁に報道していたが、結果を見る限り、ガーディアンが煽るほどではないように思う。離脱への不安が高まっているのは、ロンドン、マンチェスター等の大都市圏ではないかと想像する。特に、治安維持が重要な課題になっている都市圏で、警察官の削減を強引に推し進めため保守党への不信はあるかな。

 過半数に達しなかったとはいえ、大敗ではない保守党。すでに北アイルランドの政党の協力を取り付けている。下手な舵取り次第では、イギリスがG7のお荷物になるかもしれない。

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